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本や漫画の保管方法は?収納アイデアや本を傷めないための注意点をご紹介

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漫画や雑誌、文庫本など、いつの間にか増えてしまった本の保管・収納に悩んでいる方は多いのでは?

とくに、大量に本を持っていると置き場所に困ったり、本棚のどこにしまったか探しにくいなんてことも。ただ収納するのではなく自分が管理しやすいように収納することが重要です。

また、本はデリケートな素材であることが多く、保管方法によっては劣化を早めてしまうこともあります。お気に入りの本を傷めずに保管しておくために収納・保管方法についても確認しておきましょう。

こちらの記事では、本をしまう場所別に活用しやすい収納アイテムや、本棚から本を探しやすくする収納アイデアなど本の収納にまつわる役立つ情報をご紹介します。記事の前半では、本を保管する際の注意点も解説しています。

本棚にしまいきれない方に向けて自宅以外の保管場所として、トランクルームを活用するメリットについても掲載しています。

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本の収納・保管で注意したいポイント

本を保管する時の注意点

収納・保管環境や本の扱い方を誤ると、本が劣化してしまう恐れがあります。まずは、本の収納・保管時に覚えておきたいポイントを確認していきましょう。

POINT ~本の収納・保管~

  • 湿気が多い場所はNG
  • 段ボールでの保管はやめておく
  • 日光や蛍光灯が当たる場所は避ける
  • こまめにほこり対策を行う
  • 定期的に虫干しをする
  • 本をぎゅうぎゅうに詰め込まない
  • 汚れ防止にブックカバーを活用する
  • 本が傷む置き方をしない
  • しおりをはさんだまま保管しない
  • 背表紙に指をかけて取り出さない

湿気が多い場所はNG

本の保管場所として避けるべきなのが、湿気がこもりやすい場所です。本を保管するのに適しているのは、温度が22度、湿度が55%の環境といわれています。

長期間にわたり、湿度が高い環境で保管すると湿気により、本が変形したりカビが発生するなど、劣化を早める原因となってしまいます。やむを得ず湿気が多い部屋で収納する場合には、定期的な換気の実施や、乾燥材や除湿器を使用するなどの対策をとるようにしましょう。

出典:東京大学「〔書き込み式〕図書館資料保存の基本」

段ボールでの保管はやめておく

段ボールは、吸湿性や保温性が高いので高温多湿に弱い本の保管には適していません

また、使用済み段ボールは一見きれいに見えても虫や、虫の卵などがついている場合もあります。収納ケースとして再利用するのは避けましょう。プラスチックケースや不織布のケースの使用を推奨します。

日光や蛍光灯が当たる場所は避ける

窓際などの日光があたる場所も、本の劣化につながるため避けるべきだと言えます。長期間にわたって日光が当たる場所に本を置いておくと、紫外線の影響で本の変色、いわゆる日焼けが起きてしまいます。

窓の近くに本棚がある場合や窓から日光が差し込んでしまう場合には、遮光カーテンや窓用の紫外線防止フィルムを使用したり、本にブックカバーを付けることで日焼けを軽減することができるでしょう。

また、日光ほど強くはありませんが、蛍光灯からも紫外線が出ています。長期間、蛍光灯の光が当たると本が変色してしまう可能性があります。一般的に販売されているLEDライトは、ほぼ紫外線が出ないので、気になる方は蛍光灯をLEDライトに交換しましょう。

こまめにほこり対策を行う

本についたほこりを放置してしまうと、ほこりが湿気を帯びてシミやカビの原因となる場合や、本を傷める虫がついてしまう場合があります。そのため、収納前には本や収納場所にほこりがたまっていないかチェックし、収納後も定期的に掃除するように心がけましょう。

定期的に虫干しをする

閉め切った空間に、本をしまったままにしておくと湿気がこもりがちになります。湿気によるカビや虫の発生を防ぐために定期的に虫干しをするのがおすすめです。

虫干しに適している条件

  • 時期:9月~11月中旬
  • 天気:晴天
  • 時間:10時頃~15時頃まで

湿気を除去するのが目的なので虫干しをする場所は、風通しのいい日陰が適しています。ベランダなどの屋外でやる場合は、本が汚れないように敷物をしくといいでしょう。本を干す際は、下の画像のように本を立てて、ページが開くように置きます

本の虫干しのやり方

本をぎゅうぎゅうに詰め込まない

ぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうと通気性が悪くなり、湿気がこもる原因となってしまいます。本が湿気で劣化してしまわないように、本棚などの収納スペースの80%を目安に適度な間隔をあけて収納しましょう。

汚れ防止にブックカバーを活用する

本をいくら丁寧に扱っていても、手に取るだけで手あかがついてしまいます大切な本、貴重な本は、あらかじめブックカバーやブックコートフィルムで保護しておくことをおすすめします。

とくに、自分の中で「永久保存版」と決めているような本で、しばらく読む予定がない本ならば、ラップで巻いたり、ビニール袋に入れてしっかりと封をすると劣化防止により効果的です。

本が傷む置き方をしない

積まれている本

ついやってしまいがちなのが、画像のように本を寝かした状態で上に積んでいく方法。積んでしまうと下にある本が歪んでしまったり、シワがついたりしてしまいます。本は本棚に立てて保管するのがベストです。

立てて保管する場合でも、本棚に隙間があり、本が斜めになってしまうと変形の恐れがあるので、ブックエンドを利用してまっすぐ立つようにしましょう。

しおりをはさんだまま保管しない

しおりを挟んでいる本

革製のしおりをはさんだまま長期保管すると、革によって本が変色する場合があります。また、金属製のしおりも本に錆が移る可能性がありますので保管の際はしおりを抜いておきましょう。

背表紙に指をかけて取り出さない

本の背表紙の頭に指をかけて取り出す

画像のように本棚にしまっている本を取り出すときに、背表紙の頭に指をかけて本を取り出すと背表紙の頭に負担が集中し、傷みやすくなります。本を取り出すときは背表紙と裏表紙を指ではさむようにして取り出しましょう

【場所別】本の収納・保管におすすめのアイテム

持っている本の量や用途によって収納したい場所は変わってくるでしょう。こちらでは、本を部屋の一角に収納したい方、クローゼットに収納したい方、本棚に収納したい方に向けて便利な収納アイテムをご紹介します。

本を部屋の一角に収納したい方におすすめのアイテム

「数冊程度なので本棚を買うほどではない」「読みかけの本を手に取りやすいところに置いておきたい」という方は部屋の一角に収納を設けるのがいいでしょう。おしゃれに収納できるものや、ごちゃごちゃさせずにスッキリ収納できるアイテムなどをご紹介します。

  • 【本全般におすすめ】ミニ本棚
  • 【本全般におすすめ】ブックエンド
  • 【本全般におすすめ】ブックスタンド
  • 【絵本・文庫本・薄い本におすすめ】ディッシュスタンド
  • 【文庫本におすすめ】ウォールシェルフ
  • 【漫画・文庫本におすすめ】2段式コミックスタンド
  • 【雑誌・写真集・画集におすすめ】マガジンラック

ブックエンド、ブックスタンド、ディッシュスタンド、2段式コミックスタンドは100均でも購入可能です。

【本全般におすすめ】ミニ本棚

デスクやベッド横などちょっとしたスペースに本を置きたい方にはミニ本棚がおすすめです。商品によっては縦置き・横置きどちらも対応可能なものもあり、置き場所にあわせて柔軟に活用できます。

【本全般におすすめ】ブックエンド

ブックエンドに収納されている本

本を並行して複数読んでいる方はブックエンドがいいでしょう。ミニ本棚は収納量に限りがありますが、ブックエンドは置きたい本の数によって収納量を調節しやすく、使い勝手がいいアイテム。

また、ブックエンドはシンプルな物からお部屋のアクセントになるデザイン性の高い物などさまざまなものが販売されているので自身のお部屋のイメージにあったものが選べます。

ブックエンドによっては重い本を並べると倒れてしまうこともあるので、安定感を重視する方は、金属製で滑り止め付きのブックエンドを選びましょう

【本全般におすすめ】ブックスタンド

手に取りやすく、見た目もおしゃれに置いておけるのがブックスタンドです。表紙を見せて置いておけるので絵を飾るような感覚で本をディスプレイでき、インテリアにもなります。

ブックスタンドは、読書する方だけでなく参考書などを使って勉強する方にもおすすめ。本をひらいて机に置くと勝手にページがめくれてしまい、ストレスになりますよね。ブックスタンドなら本を開いた状態で固定できるので、腕で抑える必要がありません。実用性もかねた収納アイテムと言えます。

【絵本・文庫本・薄い本におすすめ】ディッシュスタンド

ディッシュスタンドはお皿だけでなく本の収納としても使えます。スタンドの仕切りごとに本を置くだけで簡単に本の整理収納が可能です。仕切りがついているので自立しにくい薄い本などの収納に活用できます。

【文庫本におすすめ】ウォールシェルフ

数冊程度なら壁面を活用した収納も可能です。部屋が狭い、収納アイテムを置く場所がない方でも収納場所を確保しやすくなります。

ホッチキスで固定するタイプのウォールシェルフなら壁面に残る穴も目立ちにくいため、賃貸でも使用しやすいでしょう。本を置く際はウォールシェルフの耐荷重の範囲内で利用しましょう。

【漫画・文庫本におすすめ】2段式コミックスタンド

単行本などのシリーズものはどうしても場所を取りがち。そういった方におすすめなのが通常のファイルボックスより収納力がアップした2段式コミックスタンドです。

ファイルボックスの中に段差がついていて、上下に収納できるようになっています。コミックという名前がついているものの、単行本とサイズが近い文庫本なども収納できます。

【雑誌・写真集・画集におすすめ】マガジンラック

雑誌や画集、写真集など大判の本を収納するならマガジンラックが向いています。マガジンラックには大きく分けてボックスタイプとディスプレイタイプがあります。

ボックスタイプはソファー横などちょっとしたスペースに置いておくことができます。また、ボックスごと移動できるので好きな場所で読みたいというときに本をまとめて移動できます。

ディスプレイタイプは隠す収納と見せる収納を兼ねているアイテム。お気に入りの本やおしゃれな本は表紙を見せながら飾り、それ以外の本は棚の中に隠すことができます。収納量は多いですが、移動しにくいので置き場所を考慮する必要があります。

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本をクローゼット・押入れに収納したい方におすすめのアイテム

「部屋が狭くて本棚が置けない」「本を隠したい」「生活感をなくしたい」「ほこりがついたり日焼けするのを防ぎたい」という方はクローゼットや押入れを本の収納場所にしたいと考えている方もいるのではないでしょうか。

クローゼットや押入れを活用するなら以下のようなケースやボックスへの収納がおすすめです。

  • 【単行本・文庫本におすすめ】ふた付きのプラスチックケース
  • 【単行本・文庫本におすすめ】持ち手つきストッカー
  • 【単行本におすすめ】キャスター付きラック
  • 【単行本におすすめ】不織布の収納ケース
  • 【雑誌・薄い本におすすめ】ファイルボックス
  • 【単行本・文庫本におすすめ】紙製のケース

以上6つのうち、キャスター付きラック以外は100均で購入可能です。

【単行本・文庫本におすすめ】ふた付きのプラスチックケース

ふた付きのプラスチックケースなら、積み重ねられるので、本を省スペースで保管できます。透明のケースを選ぶと、中に何を入れたか一見してわかりやすくなり、読みたいときにスムーズな取り出しが可能です。

注意点としては、ふたをするため通気性が確保できず湿気がこもりやすいこと。保管する際は、本といっしょに除湿シートを入れておきましょう。

【単行本・文庫本におすすめ】持ち手つきストッカー

持ち手つきストッカーはその名の通り持ち手がついているので、取り出しやすいというメリットがあります。クローゼットや押入れの収納する位置によっては、しまっている本が取り出しにくくなることもあるでしょう。

とくに、上段に保管する場合、取り出す際に落としてしまう可能性があり危険です。持ち手がついていれば本を安全かつスムーズに出し入れできます。

【単行本におすすめ】キャスター付きラック

クローゼットや押入れの下段を本の収納場所にするなら、キャスター付きラックを使うのはいかがでしょうか。

キャスター付きなので、大量の本を収納していても少しの力で楽に出し入れができます。読みたい本を取り出すときや、掃除をするときにストレスなく扱えます。

収納量も多いので、単行本などのシリーズ物を一箇所にまとめて置いておきたい方におすすめです。

【単行本におすすめ】不織布の収納ケース

不織布のケースは単行本がぴったり収まるサイズが販売されており、収納として有効活用できます。

不織布は通気性がいいので、高温多湿に弱い本の保管に向いているのが嬉しいポイント。また、商品によっては、ケースの一部が透明になっており、何の本を収納しているのかがわかりやすくなっているものもあります。

使う際に気を付けたい点としては、素材がやわらかいので不織布のケースに本を入れて積み重ねると、本が変形してしまう可能性があること。ケースを積み重ねて保管したい方は、プラスチックケースを選びましょう。

【雑誌・薄い本におすすめ】ファイルボックス

前述した持ち手つきストッカーでは持っている本によっては入らないこともあるでしょう。そういった方におすすめなのがファイルボックスです。雑誌や薄い本は自立しにくいのが難点ですが、ファイルボックスなら立てて保管できるのでクローゼットや押入れでもスッキリ収納できます。

プラスチックケースや不織布ケースでは商品によっては収納している本が見えやすいですが、ファイルボックスならクローゼットを開けても本が見えることはありません。本が見えるのが気になるという方はファイルボックスを使うといいでしょう。

ファイルボックスはサイズが多様にラインナップされているので自身の収納量にあわせて用意しやすいアイテムです。

【単行本・文庫本におすすめ】紙製のケース

紙製のケースは、使いたいときに組み立てて本の収納ができます。紙製のためケース自体が軽いうえ、使わないときはたたんでおけるので、取り扱いがしやすいのが魅力です。

気になる点としては、紙製なのでケース自体が湿気を吸いやすいということ。長期間しまっておく際は、湿気による本の劣化が心配なので紙製以外のケースがおすすめです。

大量の本を収納したい方におすすめの本棚

「持っている本の数が多い」「普段からたくさんの本を読む」という方は本棚(ブックシェルフ)での収納がおすすめです。本棚にもさまざまなタイプがあるので、収納したい本の種類や量、設置場所に応じて選ぶことをおすすめします。

ここでは、主な本棚の種類として以下の4タイプをご紹介します。

  • 大量の本を収納できるスライド式の本棚
  • 探しやすく取り出しやすいオープン型の本棚
  • 部屋の角を有効活用できる回転式の本棚
  • 本を見せずに収納できる扉付きの本棚

大量の本を収納できるスライド式の本棚

とにかく大量の本を収納したいという方におすすめなのが、スライド式の本棚(ブックシェルフ)。本の収納場所が手前と奥の二重になっているので、省スペースで大量の本を収納することができます

ただし、雑誌や大判本を収納すると前面棚のスライドに干渉してしまう場合もあるので、収納したい本のサイズを事前に確認しておきましょう。

探しやすく取り出しやすいオープン型の本棚

本を探しやすく取り出しやすいオープン型の本棚(ブックシェルフ)です。

さまざまなサイズが販売されていて、雑誌や大判本、文庫本など、収納したい本のサイズに合わせて棚板を調整できるものもあるので、使い勝手の良さが特徴です。

部屋の角を有効活用できる回転式の本棚

回転式ラックは、360度回転させて本を取り出すタイプです。

タワーのような形状なので省スペースで設置することができ、部屋の角(コーナー)などのデッドスペースを有効活用できます。本棚を設置したいけれど、あまり場所は取りたくないという方におすすめです。

本を見せずに収納できる扉付きの本棚

扉付きの本棚は、しまっている本を見られたくない方や生活感を出したくない方におすすめ。

扉をしめられるので、整理整頓しなくても本のごちゃごちゃした見た目を解消でき、スッキリしまえます。ほこりや日焼け対策も可能なため、本を劣化から守れます

本棚に並べる前にチェック!本の収納アイデア

ごちゃごちゃしている本棚

本棚にしまう際に、並べ方を工夫するだけで自分の理想の本棚を作ることができます。本棚をきれいに見せたい方、本を探しやすくしたい方、本による圧迫感を解消したい方に向けて、それぞれおすすめの収納アイデアをご紹介します。

【見た目重視】本棚をきれいに見せるには

いろんなジャンルの本を持っていると、本棚にしまったときの本のごちゃごちゃ感が気になるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本によってサイズや色がバラバラなので、考えずにしまうと雑多な印象になってしまいます。見た目にこだわって収納したい方は次の方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

  • 本の高さをそろえてしまう
  • 背表紙の色をそろえてしまう
  • 高さ・色でそろえるのが大変ならファイルボックスを活用
  • 背表紙を棚板の手前でそろえる

本の高さをそろえてしまう

本の高さをそろえてしまっている本棚

棚ごとにならべる本の高さをそろえると見た目が整い、きれいな本棚という印象にすることができます。持っている本の高さが揃わないときは左から順に高さのある本をならべるなど規則性を持たせて本をしまうといいでしょう。

背表紙の色をそろえてしまう

背表紙の色をそろえてしまっている

本によって背表紙の色が異なるので、そのまましまうとごちゃごちゃした印象を受けます。なるべく色をそろえて並べることで本棚に統一感が生まれ、きれいに見せることができます。

上級者の方はグラデーションを意識するのもおすすめ。たとえば、一段目に白系の本をしまったら、二段目はグレーなどなるべく近い色味をおくとよりまとまりのある印象に見えます。

高さ・色でそろえるのが大変ならファイルボックスを活用

「本の高さでそろえるのも色でそろえるのも面倒!」という方はファイルボックスを活用するといいでしょう。ファイルボックスに本を入れて本棚にしまえば、本の高さや色を気にしなくても統一感のある印象になります。

デメリットとしては本をファイルボックスにしまうため、本棚のどこに何の本をしまったか直感的に分かりにくいこと。そのため、あまり読まない本の収納に向いています。

背表紙を棚板の手前でそろえる

高さや色だけでなく本の背表紙の位置がそろっていないことも雑多な印象に感じる原因になります。棚板の手前に本の背表紙をそろえると、サイズが異なる本が並んでいてもスッキリした印象になり見た目もきれいに収納できます。

このしまい方は見た目に配慮するだけでなく、ほこり対策にも効果的。本棚の手間のスペースはほこりがたまりやすいので、手前に本をならべることでほこりがたまりにくくなります。

【使いやすさ重視】読みたい本を見つけやすくするには

本が増えてくると困るのが、どこに置いたかわかりにくくなること。ルールを設けずに本棚にしまうと毎回探す手間があり、面倒なことに。以下のように本棚にしまう際にルールを決めておくと、読みたい本をすぐに見つけやすくなります。

  • 使用頻度にあった位置に収納する
  • 本の並び順にルールを設ける

使用頻度にあった位置に収納する

持っている本によって、よく読む本や、あまり読まない本、保管しておきたい本などありますよね。とくに、よく読む本はすぐに手に取れる位置に置いておきたいもの。

そんなときは、本を分類してしまう位置を決めておくと、かがんだり、探したりせずパッと手に取ることができます。たとえば、よく読む本は立ったまま手に取りやすい中段、あまり読まない本は上段、保管しておきたい本は下段といった分け方など。

奥行がある本棚の場合は手間によく読む本を置いて、奥にはあまり読まない本を置くという分け方もいいでしょう。「奥に並べると何をしまったかわからなくなる」という方は100均などでも購入できるディスプレイスタンドを置き、その上に本を並べます。そうすると、高さが出て奥においている本のタイトルが見えやすくなります。

本の並び順にルールを設ける

さまざまなジャンルの本を持っている方は本を探しやすいように作者別に五十音順に並べるまたはジャンルごとに並べるなど、しまい方にルールを設けるといいでしょう。

文庫本の場合は、出版社ごとに大きさや背表紙のデザインが統一されているので出版社ごとに並べると見た目もスッキリ収納できます。

【居心地重視】本棚の圧迫感を解消するには

あえて余白を残したり雑貨を飾った本棚

本棚に隙間なく本を並べると部屋に圧迫感が出てしまいます。居心地を重視するなら本棚に適度な余白を作るのがおすすめです。

ポイントとしては、目線の高さに来る棚には本を並べないこと。本棚に適度な抜け感が生まれ、圧迫感が解消されます。棚の空いた部分には雑貨やグリーンを飾るとおしゃれさも感じられる空間になります。

本棚に収まりきらない本はトランクルームで保管

本の収納・保管に屋内型トランクルームがオススメ

「本が増えすぎて、自宅の収納スペースが足りない」という方には、収納スペースをレンタルできるトランクルームがおすすめです。トランクルームには宅配型、屋外型、屋内型の3種類ありますが、本の収納・保管におすすめなのは屋内型トランクルームです。

次は、屋内型トランクルームに本を保管しておくことのメリットについて見ていきましょう。

屋内型トランクルームが本の保管におすすめの理由

  • 自宅スペースを圧迫しない
  • 劣化に強い保管環境
  • いつでも取り出せる
  • 地震のときも安全

自宅スペースを圧迫しない

数冊なら場所を取らない本であっても、数十冊~数百冊、あるいはそれ以上になると、かなりの場所を取ってしまいます。トランクルームであれば、預けたい本の量に応じて必要なスペースを借りることができ、自宅の収納スペースを圧迫せずに本を保管しておくことができるでしょう。

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劣化に強い保管環境

本の収納先としてトランクルームを選ぶメリットに、劣化に強い保管環境も挙げることができます。

屋内型トランクルームは空調設備で温度・湿度を管理しているところが多く、カビの発生やページのふやけが発生しにくい環境だと言えます。また、直射日光も当たらないので、本の日焼けも防ぐことができるでしょう。

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いつでも取り出せるのもポイント

いつでも本を取り出せるという点も、屋内型トランクルームのメリットだと言えます。

宅配型トランクルームも空調管理が徹底されているので本の収納・保管に使えるものの、預けた品を取り出すには配達を依頼し、自宅に届くまでの期間を待つ必要があります。

その一方で、屋内型トランクルームであれば、いつでも好きな時に荷物を取り出すことができるので、ふと預けた本を読みたくなったときでも待つことなく取り出すことができるのです。

地震のときも安全

自宅で本棚に本を収納しておくと万が一、地震があった際に本棚や本が倒れてきてケガをする危険性があります。本棚の転倒防止や本の落下防止をしておくことが推奨されますが、対応が難しい場合はトランクルームに預けておくと安心です。

トランクルームの収納スペース内は無人なので、たとえ地震が発生して本が崩れてきてしまっても、誰かがケガをするといったことはありません。

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まとめ

こちらの記事では、漫画や雑誌、文庫本などの本を保管する際の注意点や収納アイテム、本棚にしまう際の収納アイデア、トランクルームを活用するメリットをお伝えしました。

自宅の収納スペースには限りがあります。いつかは本が収納しきれなくなり、処分を迫られることもあるでしょう。それでも本を処分するのは難しいという方は、読まなくなった本をトランクルームに預けることで収納場所に困ることなく本の収集を続けることができます。

すでに本の置き場所に悩まれている方は今回ご紹介した情報を参考に、本の保管先としてトランクルームの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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