2021/09/08
漫画をスッキリ収納するには?保管時の注意点やおすすめの保管場所をご紹介!
漫画を収集していると困ってしまうのが収納方法。
とくに近年では、漫画の長編化が進んでおり、シリーズで100巻越えるものも少なくありません。
また、保管方法によっては漫画が変形してしまったり、色褪せてしまったりといったリスクもあります。
そこで今回は、漫画を保管する際のポイントや保管方法、収納場所の選び方についてご紹介します。
漫画の収納方法にお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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漫画収納をするときのポイント
漫画の収納に挑戦する前に、まずは漫画収納のコツやポイントを押さえておきましょう。
ポイントを知っているということは、効率よく作業できるかどうかを分けますので、ぜひしっかりと注意したいところ。
漫画のサイズを確認する
まずは収納する漫画のすべてのサイズを確認しましょう。漫画によってサイズが微妙に違うため、自分がどのサイズの漫画をどれだけ持っているかを確認しておく必要があります。
漫画のサイズには、文庫版サイズ、新書版サイズ、B6版サイズ、A5版サイズと主に4種類のサイズがベースにあり、あとは出版社や作者によって一回り大きいものであったり、幅が広かったりと微妙に違うことも。
自分の持っている漫画のサイズがどの大きさなのかを調べ、サイズに合わせて収納のケースを選ぶことがきれいに収納するコツ。収納ケースのほうが大きいとなると見栄えも悪くなり、逆に小さいとなると収納ケースを生かすことができなくなります。
漫画は作品によってサイズが違う可能性があることを考えながら、収納ケースを検討しましょう。また高さは同じでも幅がワイドになっている本などもあるので、同じサイズの本が何冊あるのかを把握しておくことが、効率よく収納するコツとなるのです。
漫画の湿気対策をする
漫画は空気中の湿気を吸い取ってしまうので、カビが生えやすいです。特に日本は1年を通して比較的湿気が多い地域なので、それだけ漫画に負担をかけてしまいます。そのため、収納するときは必ず乾燥剤を入れることが大切です。
湿気を吸ってしまうと、表紙同士がくっついて劣化したり、漫画の紙が変色したりと、劣化が目に見えるようにわかるほど傷んでしまいます。必ず乾燥材を入れてあげましょう。
また、段ボールは湿気を吸うので長期保存に最適。しばらく読むことがないと判断した漫画は段ボールに入れて保管するのもおすすめです。
漫画の日焼け対策をする
日焼け対策も、漫画の収納には欠かせません。部屋に日光が常に差し込んでくる部屋に置いておく場合は注意する必要があります。
日光が当たると紙やインクが劣化し、表紙が色あせたり、紙が黄ばんだりしてしまいます。こうなってしまうともう元には戻らないので、日光については特に注意して対策をしておくことが大切です。
対策としては、なるべく窓の近くに置かないようにするのが最も有効な手段です。本棚や収納棚を窓の近くに置かず、部屋の中央付近に配置するようにしましょう。どうしても窓際に置かざるを得ないときは、UVカットフィルムを使うなどして日光や紫外線から漫画を守りましょう。
また、先ほど紙は湿気に弱いと記述しましたが、湿気をなるべく除去するためにも室内の湿度管理に注意することも意識したい点です。
保存場所にもよりますが、温度変化が激しい場所に置いておくと、気づかないうちに結露などによる湿気を吸い取ってしまうおそれもあります。結露が発生しないように、部屋の湿度や温度を一定に保つ工夫をしたいですね。
漫画の収納方法は?
次に、漫画の収納方法について見ていきましょう。
漫画を収納する際は、読み返す頻度で収納方法を決めることをおすすめします。
頻繁に読む漫画は棚に収納
所有している漫画のなかでも、頻繁に読み返すお気に入りの漫画は棚での収納がおすすめ。
タイトルごとにまとめて棚に収納していれば、読みたいときにすぐに取り出すことができます。
一般的な本棚のほか、漫画のサイズに特化した本棚も販売されているので、設置場所の寸法にあったものを探してみましょう。
金属ラックなどの本棚ではない収納棚を活用することも可能です。ただし、奥行や高さが漫画に合わない場合も少なくないため、スペースを有効活用する工夫が必要です。
また、漫画収納用の棚をDIYする方法もあります。購入するよりも労力や時間を要しますが、所有している漫画の量やサイズに合わせて自作することができるので、スペースを無駄にすることなく漫画を収納することができるでしょう。
あまり読まない漫画はボックスやケースに収納
数年に一度ふと読みたくなるような漫画は、ボックスやケースなどに入れて収納するのがおすすめです。
百円ショップなどでも漫画用の収納ボックスが販売されているので、所有する漫画のサイズに合ったものを購入しましょう。
ボックス・ケースに入れる際は、タイトルやシリーズごとに分類し、1巻から順に並べて収納しておけば、いざ読みたくなったときにすぐに見つけることができます。ボックス・ケースが複数になる場合は、付箋などにタイトルを書いておくとスムーズに見つけられます。
読まない漫画の断捨離もおすすめ
漫画を整理・収納するついでに、断捨離も検討してみましょう。
近年では、古本の出張買取サービスや、個人で出品できるフリマアプリなどもあります。
購入したものの好みではなかった漫画や、持っていたことすら忘れていた漫画は、思い切って処分することをおすすめします。
自宅で漫画収納に適した場所は?
たくさん漫画を持っている人だと、本棚に収納スペースが足りず、また本棚を買い足すにも部屋の広さに限界がある...という人もいると思います。
本棚に収納スペースがない場合はどこに収納すればよいのでしょうか。
ベッド下のスペースに収納
ベッドの下がちょっとした空間になっているという人は、ベッド下のスペースに注目しましょう。ベッドの下は意外と広く、高さも割と高いので、背の高い漫画でも収納することが可能です。しかも、一見漫画は見えないので、すっきりときれいに片付いているように見えます。
まずは、ベッド下のスペースに入る入れ物を用意しましょう。衣装ケースなど軽くて蓋つきのものがおすすめです。また、キャスターがついているものにすれば、出し入れも簡単になるので掃除や収納も苦ではありません。
ベッドの下は家の中でも比較的ほこりがたまりやすい場所なので、あまり読まない漫画を入れるのがおすすめ。ただし、ずっと放置しておかず、定期的にほこりを取り除いたり結露ができていないか見たりとケアも必要です。
ベッド下のスペースの収納は、部屋が狭い一人暮らしの人におすすめです。持っている漫画のサイズとベッド下のスペースを比べながら、収納にぴったりのケースを用意しましょう。
階段裏のスペースに収納
階段裏は空間がいびつな形なので何となく物を置きづらくてデッドスペースになっているという人もいるのではないでしょうか。そういう場所こそ漫画の収納に活用しましょう。
段ボールに入れての保存もいいですが、階段裏とは言っても人目に触れることもあるので、棚などにきれいに並べて収納するなど見せる収納に挑戦するのもおすすめです。
せっかくのスペースを有効に活用しましょう。
室外にスペースを確保して収納
家の中に収納する場所がないのなら、家の外にスペースを確保して収納してみましょう。少し大掛かりにはなりますが、物置を用意して漫画を収納するという手段もあります。物置は自分で作ってもいいですし、ホームセンターにさまざまな大きさのものが売ってあることもあるので、自分の家の庭のスペースと照らし合わせながら大きさを決めましょう。
物置を設置する際は、出来る限り日光を防げる物置を用意することが大切。日光や紫外線による漫画の劣化を防ぐためには必ず暗闇に保存するのがおすすめです。
また、屋外への収納は長期の保管には向きません。どうしてもほこりをかぶったり、湿気による劣化が防ぎきれなかったりとトラブルが想定されます。ただし、短期間であれば、おすすめはできるので、売るまでの保管であったり、人に譲るまでの保管であったりする場合は屋外への収納も◎
漫画収納にトランクルームが役立つ理由
ここまでは、自宅での収納場所についてご紹介してきましたが、自宅に保管スペースを確保できないという方も多いのではないでしょうか。
そのような場合は、トランクルームの活用がおすすめです。
トランクルームとは、「収納スペースをレンタルできるサービス」のことで、屋内型や屋外型(コンテナ・ガレージ型)、宅配型などがあります。
次は、トランクルームが漫画収納に役立つ理由について見ていきましょう。
漫画収納に適した保管環境
トランクルームが漫画収納に適している理由のひとつに、その保管環境を挙げることができます。
屋内型トランクルームや宅配型トランクルームは、日光が当たらない作りになっていて、空調設備が充実しているところも多くあります。
そのため、湿気によるページの歪みやカビの発生、紫外線による日焼けなどが起こりにくい環境で漫画を保管しておくことができます。
読みたいときに取り出せる
多くの屋内型トランクルームは、24時間365日いつでも預けた荷物を取り出すことが可能です。
そのため、近場の屋内型トランクルームに漫画を預けておけば、読みたくなったときにすぐに取り出すことができます。
自宅の収納スペースを圧迫することなく、いつか読み返すかもしれない漫画を保管しておくことができるでしょう。
預ける量に応じて部屋サイズを選択可能
トランクルームには、ロッカーサイズの小さいサイズから、10帖以上の大きなサイズまで幅広いサイズがあります。
そのため、預けたい漫画の量に応じて適切なサイズのトランクルームを選ぶことができるでしょう。
また、大きめの部屋サイズを契約して、漫画以外の荷物を収納しておくこともできます。
たとえば、衣替えした衣類や季節家電、たまにしか使わないレジャーアイテムなどを預けておけば、自宅を広々と使うことができるでしょう。
まとめ
今回は、漫画を収納する際のポイントやおすすめの保管場所についてご紹介しました。
トランクルームを活用すれば、自宅に収納スペースがなくても漫画を預けておくことが可能です。
捨てられない漫画やいつか読み返すかもしれない漫画がたくさんある方は、トランクルームの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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