2020/12/23
断捨離で捨ててはいけないもの11選!捨てるべきものや断捨離が上手くいくコツも紹介!
不要なものを捨てて、身の回りをすっきりと整理できる断捨離。
しかし、断捨離をはじめたら勢いあまって、あれもこれもと捨ててしまい、後悔したという話もよく耳にします。
せっかく快適な暮らしのために断捨離したのに、不便になったり後悔したりしては本末転倒。
そうならないためにも、断捨離をはじめる前に、捨ててはいけないものを知っておきましょう。
また、断捨離がスムーズになるトランクルームの活用方法についてもあわせてご紹介します。
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断捨離で捨ててはいけないもの11選
断捨離を行っているうちに、さまざまものを捨てたくなる気持ちの波がやってくることがあります。
効率よく断捨離を進めるために、その波に乗ることも必要です。しかし、勢いのままに本来捨ててはいけないものまで捨ててしまい、後悔してしまうことも少なくありません。
後悔してしまわないためにも、断捨離で捨ててはいけないものをあらかじめチェックしておきましょう。
POINT~断捨離で捨てるべきではないもの~
- 重要な書類・資料
- 二度と手に入らないもの
- 日常生活で必要なもの
- 緊急時に必要なもの
- 自分以外の所有物や借り物、共有物
- 遺品や形見、先祖代々受け継がれてきたもの
- 消耗品
- 季節のアイテム
- 希少性・価値があるもの
- 本人証明などで必要なもの
- 寄付することができるもの
重要な書類・資料
各種証明書や契約書、帳簿などの重要な書類は、捨ててしまうと再発行などの手続きに時間や手間がかかったり、トラブルに発展する恐れがあります。
不動産、銀行関係の契約書、保険証券、年金証書などは捨てずに保管しておきましょう。カードや公共料金の利用明細書、領収書や給料明細などは、一定期間保存したのちに処分するとよいですね。
反対に、チラシやダイレクトメールといった類の書類は、迷わず断捨離してかまいません。
重要な書類は、ジャンル別にファイルに保存し、決めた保管場所に収納しておきましょう。書類を取り出すことは普段の生活ではあまりないので、邪魔にならない押入れなどに収納して保管しておくのがおすすめです。
二度と手に入らないもの
写真や思い出の品、限定品のコレクションなどは、慎重に断捨離しましょう。もちろん不要であれば断捨離するべきですが、後からまた手に入れることはできない可能性も念頭に置いておくことが大切です。
心の中で大切に思っているものを無理に捨てる必要はありません。これらを断捨離の流れに任せて捨ててしまうと、大きな後悔になってしまうことも。
とはいえ、子供の工作などかさばってしまうものもありますよね?その場合には、大切ないくつかのものだけを残しておき、あとは写真に撮ってデータとして残すという手もあります。
日常生活で必要なもの
断捨離モードが加速すると、必要なものまで不要に見えてくることがあります。ゴミはほうきで掃けばいいと掃除機を捨ててしまったり、必要以上に衣類を処分してしまったり。
捨て始めると止まらなくなって、生活に必要なものまで捨ててしまうことも少なくありません。なくなることで必要だったと気づかされてしまうことも、断捨離をしている上でよくあることです。
せっかく断捨離したにもかかわらず、余計な出費がかかったり生活が不便になったりしては本末転倒。断捨離する前に、それがない生活について想像してみることも大切です。
緊急時に必要なもの
頻繁に使うものではないけれど、いざという場合に必要な防災用品や喪服などは、断捨離の際に捨ててはいけないものだと言えます。
自然災害や感染症などのパンデミックは、いつどこで発生するか分からないため、防災用品や備蓄に関しては捨ててしまわないようにしましょう。「きっと大丈夫」など、根拠のない自信から処分してしまうと、緊急時の命に関わる恐れがあります。
また、喪服は葬祭場などでレンタルできることもあります。しかし、もしもできない場合のことを考えると、やはり断捨離せずに持っておきたいものですね。
自分以外の所有物や借り物、共有物
自分以外の所有物や借り物、自分を含む複数人で所有している共有物を勝手に捨てることは、断捨離でのNG行為のひとつです。この場合、親子や夫婦などの家族も自分以外に含まれるので注意しましょう。
自分のものを断捨離していると、家族の持ち物まで気になりはじめるのはよくあることです。しかし、ものを捨てる基準は家族といえども人それぞれ。勝手に家族のものを捨ててしまうことは、大切な信頼関係を傷つけることにもなりかねません。
基本は、断捨離の対象は自分の持ち物だけです。共用スペースに置いてある荷物や共有物については、必ず事前に確認してから捨てる、きちんと話し合って捨てる基準を決めるなど、断捨離のルールを共有しておき、トラブルを避けましょう。
遺品や形見、先祖代々受け継がれてきたもの
日常で使わないものといっても、遺品や形見、先祖代々受け継がれてきたものを安易に処分するのはおすすめできません。二度と手に入らないだけでなく、自分のアイデンティティを形作ったものであったり、歴史的に価値があったりすることがあるからです。
捨てるきっかけがなかったなど、とくに意味なく保管し続けられてきたようなものであれば、手放しても良いでしょう。しかし、何代にも渡って受け継がれたものについては、たとえ使う予定がないものであっても、何か意味のあるものかもしれません。それに誰かがずっと大切にし続けてきたものかもしれないこともあります。
そのため、先祖代々の品物は、ルーツをたどってみるなどして良く考えてから断捨離するかどうかを考えましょう。少なくとも勝手に判断せず、家族に相談してみるのをおすすめします。
消耗品
日常生活のなかで消費する食品や日用品などの消耗品は、断捨離すべきではありません。たとえ一時的に収納スペースを取ってしまっていたとしても、使ってしまえば良いからです。この場合、捨てることはお金を捨てることと同じことになってしまいます。
ストックは有事の際の備蓄にもなるため、ある程度は必要なものです。ただし、使う予定で買ったものの気に入らず収納スペースを占有しているものや使用期限が切れてしまったものについては、躊躇なく断捨離しましょう。持っていても使う機会は訪れないでしょう。
ストックの量が気になるなら、「これは〇個まで」など種類別に個数を決めておき、それ以上は増やさないようにするなどの工夫をしてみてはいかがでしょうか。
季節のアイテム
1年のうちに使う機会が少ない、季節のアイテムも整理したいと思いがちですが、安易に断捨離してはいけません。
たとえば、使っていない扇風機を捨てようかと思っている場合も少し待ちましょう。夏になれば必要になりますし、たとえ今シーズンは使わなかったとしても、来シーズンではエアコンを使うまでもない気温が続いて扇風機を使いたいと思うことがあるかもしれません。
雪かき道具などもそうでしょう。夏は邪魔だと思っていても、冬になると必要になります。比較的温かい地域で何年か使っていない場合でも、突然大雪に見舞われる可能性は十分にあります。もし捨ててしまったら、必要になったときにまた買わなければならず捨てたことを後悔してしまいます。
季節のアイテムは、今使わないからといって必ずしも不要なものではないことを頭に入れておきましょう。
希少性・価値があるもの
自分にとっては不要でも、希少性・価値があるものも、安易に断捨離してしまうことはおすすめしません。ブランド品など確実に売れるものであれば、買い取りに出すのがおすすめです。入手不可能なレアものやコレクションなどに関しては、高価で買い取りしてもらえることもあります。また、手間はかかるものの、フリマアプリで売るのも良いかもしれません。
売れるものを「売るのが面倒だから」と捨ててしまうと、自分にとっては要らないものであっても後々「捨てなければ良かった」と後悔する可能性が多いにありますので、気をつけましょう。
本人証明などで必要なもの
普段は使う機会が少なくても、本人証明などで必要になるものは捨ててはいけません。たとえば、印鑑や朱肉などが良い例でしょう。
近年は印鑑ではなくサインが用いられる場面が増えていますが、やはり契約関係については印鑑が必要なことが多いです。印鑑が見当たらずに困ったこともあるのではないでしょうか。
銀行預金についても、普段はキャッシュカードを使うので印鑑は要らないと思いがちです。しかし、窓口で登録事項の変更などを行わなければならないときには、届出印が必要になります。
たまにしか使わないものを断捨離しようとするときには、それをなぜ持っていたかを考えてみてください。そうすれば、あとで必要になるものかどうかを判断できます。
寄付することができるもの
自分にとっては不要でも、必要としている人がいるかもしれません。
着なくなった衣類や、文房具や書籍、タオルや毛布、家具家電など、要らなくなったものを単純に処分するのではなく、然るべき団体や施設に寄付することで、必要としている人に活用してもらうことができます。
SDGsへの貢献という意味でも、自分にとっては不要でも、寄付することができる品がないか確認してみましょう。
断捨離で捨てるべきものを見極めよう

では、断捨離で捨てるべきものには何があるのでしょうか。後悔しないために、断捨離すべきものの見極めポイントもあわせて見ていきましょう。
POINT~断捨離で捨てるべきもの~
- 衣類
- タンスなどの収納家具
- 本・雑誌
- CD・カセット
- 人形・フィギュア
- 年賀状・手紙
- 食器
- コスメ
- 機能が重複している電化製品
- コード・ケーブル類
- 文房具
- 期限切れのもの
衣類
断捨離というと一番に洋服を思い浮かべる人はも多いのではないでしょうか。
断捨離すべき服やファッション小物、靴などを断捨離する際の見極めポイントは、「サイズが合わない服」や「1年間着ていない・シーズン内に使用していないもの」、「状態が悪いもの」、「トレンドでない服」などです。
「今年は着なかったけど来年は着るかも」
「ちょっとボロボロだけどまだ着れるかも」
このように思った服は、断捨離の対象です。1年間着なかったものは、来年着ることはないと考えるべきでしょう。シーズン内に着なかったものも同様です。
また、状態の悪いものも迷わず処分しましょう。とくに、洗濯で落ちなさそうな汚れや毛玉が発生しているものはすぐに捨てましょう。
服は、サイズが合わなくなっても、いつか合うようになるのではないかと思って取っておきがちです。
しかし、実際に再びサイズが合うようになるケースはそう多くはありません。そして、サイズが合うようになった場合にその服を着たいと思うかどうかは別問題で、新しい服が欲しくなるケースのほうが多いのではないでしょうか。したがって、思い切って断捨離してしまうことをおすすめします。
また、トレンドを外れてしまった服も、持っていてもわざわざ着る機会はないでしょう。無理して着ようとしても、時代遅れ感が出てしまい結局着なくなる可能性大ですので処分しましょう。
タンスなどの収納家具
有効活用できていないタンスなどの収納家具があれば、捨ててしまうのも一策です。
タンスなどの収納家具はサイズが大きめなので、生活スペースを圧迫する原因となってしまいます。
また、断捨離で家の中のものが減れば、必要性は今よりも下がるでしょう。
本・雑誌
読み返そうと思っていたけれど、見返さずに置きっぱなしの本や雑誌はありませんか?
「読み返さない本や雑誌」と「電子書籍に置き換えることができる本」は、断捨離してしまってよいでしょう。
近年では電子書籍で本を持つ人も増えてきています。紙媒体でなくても問題ない本や雑誌は、電子書籍に移行するのもおすすめ。
保管場所いらずで、持ち歩きも簡単、簡単に検索ができるなど、数々のメリットがあります。
CD・カセット
現在、スマートフォンやPCなどから音楽を聴くのが主流になりつつあります。
趣味で収集している場合を除き、CDやカセットを使う機会はどんどんなくなっていくでしょう。
昔の音楽プレイヤーを大切に使っている方はいると思いますが、いま使っていないという方は捨ててしまっても問題ないでしょう。
人形・フィギュア
子どものために購入、あるいは自身が子どものころに収集していた人形やフィギュアも、
「子供の興味が移って使われていない」
「所有していることすら忘れていた」
というものは断捨離の対象です。
捨てるきっかけがなくて手元に残っていた人形・フィギュアは、断捨離の機会に処分を検討しましょう。
手紙・年賀状
知人からいただいた手紙や年賀状も、断捨離を検討すべきもののひとつです。
手紙や年賀状を処分するのは「送り主に対して申し訳ない」と感じてしまいがちですが、捨てずにとっておくと溜まってしまう一方です。
いま一度読み返してみて本当に大切な手紙・年賀状を選別したり、撮影・スキャンしてデータ化して実物は処分するなどしてみてはいかがでしょう。
食器
かさばりがちな食器も断捨離したいもののひとつです。
食器を断捨離すべきかどうかの見極めポイントは、「使うかどうか」です。具体的に言うと、「使いにくいもの」と、「好みでないもの」は断捨離しても問題ありません。
毎日使う食器は、自然と使いやすいものを手に取ってしまいます。使いにくいものは、今後も使う機会が訪れない可能性が高いため処分しても問題ないでしょう。
また、貰い物の食器であっても好みでないものは断捨離しましょう。使わずに置いておくのはスペースの無駄になってしまいます。
普段から使っていて気に入っている食器を厳選しましょう。
コスメ
コスメで断捨離すべきものは、「古くなったもの」です。
コスメは開封すると、空気に触れることで劣化していきます。アイテムにもよりますが、開封後大体3か月〜半年程度が使用期限の目安です。これを超えると、成分が変化して肌に悪影響をおよぼすこともあるので、思い切って処分しましょう。
また、未開封のコスメの使用期限の目安は3年程度です。限定品などで買ったけれど使わずに置いているものも、長期間経っているなら捨ててしまいましょう。
結局は使えなくなっていますので断捨離をおすすめします。
そして、意外に溜まりがちなのが、試供品などの貰い物です。
試供品は製品に比べると包装が簡易なため、未開封でもそう長くは保存はできません。1年程度を目安に、期間が経っているものは処分しましょう。
機能が重複している電化製品
機能が重複している電化製品も、断捨離を検討すべき品と言えます。
近年の電化製品は多機能なものが多く、1台で2役・3役と機能を兼ね備えているものがあります。
たとえば、オーブン機能付きの電子レンジを所有しているのであればオーブンは不要になりますし、加湿・除湿機能を備えている空気清浄機があれば除湿器・加湿器が要らなくなるかもしれません。
現在、機能が重複している家電製品が自宅にあるのであれば、手放すことも考えてみましょう。
コード・ケーブル類
電子機器のコード・ケーブル類も、断捨離の機会に整理してみましょう。
とくに、スマートフォンやPC関連のケーブルは、気付くと増えてしまいがちです。
近年は、USBをはじめとして規格が統一されてきているため、同じコード・ケーブルで複数の機器に使用できることも珍しくありません。
接続端子の種類ごとに分類してみて、重複しているケーブルは捨ててしまってもよいでしょう。
文房具
必要以上に所有している文房具も、断捨離で捨てるべきものだと言えます。
鉛筆やペン、ハサミやテープ類など、必要な分を残して処分してみても、案外困ることはないかもしれません。
期限切れのもの
期限が切れているものは、迷わず捨てるべきものと言えます。
たとえば、賞味期限が切れている食品や調味料、使用期限切れの医薬品、古いDM・チラシやクーポン券などです。
とくに、食品や医薬品などは誤って使用すると健康を損ねてしまう恐れがあるため、すぐに処分しましょう。
断捨離をスムーズに進める手順は?
捨ててはいけないもの・捨てるべきものについては分かりましたが、断捨離の手順や進め方のポイントについてお悩みの方も多いのではないでしょうか。
ここでは、断捨離をスムーズに進めるためのポイントをご紹介していきます。
POINT~断捨離を上手に進めるポイント~
- 「捨てる」が目的にならないように
- 捨てる前にまずは断捨離の準備
- 断捨離するエリアを分ける
- 捨てるべき物を見極める
- 不要なものがないか定期的にチェック
「捨てる」が目的にならないように
断捨離を始めるにあたり、覚えておきたい心構えがあります。
それは、「捨てること自体を目的」とするのではなく、「生活の質を高めること」を意識して取り組むことです。
本来の断捨離とは、「不要なものを捨て、ものに対しての執着を離す」というものです。
しかし、捨てることが目的となってしまう「断捨離依存症」に陥り、本来の断捨離の目的から逸脱してしまうケースも。
熱中しやすい性格がよくない方へと向かい、どんどんものを捨てることに快感を覚えてしまうことが多いようです。そうなると本来の断捨離の意味と異なりますよね。
このように本来の意味を見失い、捨てることが目的になりエスカレートしてしまうと断捨離依存症といえるでしょう。そうならないために、断捨離の意味を常に心にとどめておくことが大切です。
捨てる前にまずは断捨離の準備
思いついたままに断捨離を進めてしまうと、後悔につながりかねません。
まずは、断捨離を進めるための準備を行いましょう。
「捨てるか否か」の判断を繰り返すことになるため、「捨てるもの」のエリア(あるいはボックス)と「残すもの」のエリア(あるいはボックス)を用意しましょう。
また、断捨離を進めるなかで、即座に捨てるか否かを判断できないものも出てくるでしょう。
そのような場合に作業が止まってしまわないように、迷った品を入れておく「一時保管ボックス」をあわせて用意しておくことをおすすめします。
断捨離するエリアを分ける
家のなかにあるものを一度に断捨離しようとすると、やる気も体力も続きません。
「まずはクローゼットから」といった具合に、断捨離するエリアを分けてから、少しずつ始めましょう。
時間がなければ、引き出し一段だけでもOKです。
小さな空間やスペースでも、「断捨離できた!」という成功体験が、次のやる気へとつながっていきます。
捨てるべき物を見極める
ものが多いと、「何から捨てればいいかわからない!」となってしまい、作業が停滞してしまうことがあります。 断捨離をスムーズに進めるためにも、捨てるもののなかでも優先順位をつけることをおすすめします。まずは明らかなゴミを捨てる
溜まっているチラシやレシートなど、小さなものでもOK。簡単に捨てられるものから始めると、断捨離がスムーズに進むでしょう。
劣化・破損しているものを捨てる
断捨離するものの中に劣化している、あるいは破損しているものはすぐに捨てても問題ありません。使えるけど、使いにくいといったものも捨てるべきでしょう。
たとえば、持ち手が緩くなっている片手鍋などは料理中に使用すると危険です。自分が危険に気付いていても家族が気付いていない場合もあるでしょう。そのようなものを置きっぱなしにしておき、料理をした場合に使用すると大火傷の恐れがあります。
また、欠けている食器なども同様です。飲み物を飲む際や食事のときに唇などを切る恐れがありますよね。
断捨離のときに捨てても代用できるものを探しておくこともおすすめです。そのように工夫すれば、新しく購入するなど無駄遣いすることもなく、物も増やさずにすみます。
買いなおせるものを捨てる
買い直しできないものは、一度捨てたら取り返しがつきません。また価格の高いものは、再び購入する際に多額の出費を伴います。
捨てるべきかどうか迷うときは、買い直しができるものや値段の安いものから捨てていくのがおすすめです。
一定期間使わなかったものは捨ててもOK
必要か不要か判断がつかず、一時保管ボックスに入れておいたものは、期限を決めて保管しておきましょう。
だいたい半年~1年ほどを目安にしておき、期限がきたらもう一度必要か不要かを判断するとよいです。
時間をおいて再度考え直してみると、あっさり手放せることも少なくありません。
やっぱり必要だと感じた場合には、元あった場所に戻しましょう
不要なものがないか定期的にチェック
断捨離は、不要なものを捨てて終わりではありません。
断捨離した後も、不要なものを生活空間に入れないようにし、定期的に不要なものがないかチェックすることも大切です。
断捨離のデメリットも把握しよう

捨てるべきものが分かり、手順も理解できました。「あとは断捨離するだけ!」と思った方は要注意。断捨離にはメリットと同時にデメリットも存在します。断捨離で起こる可能性があるよくないことも把握したうえで、後悔のない断捨離を実現しましょう。
捨ててから後悔するリスク
断捨離のデメリットとして、捨ててから後悔するリスクがある点を挙げることができます。
「重要な書類を捨ててしまった......」
「大切な写真を捨ててしまい、思い出を振り返れなくなった......」
このように、必要なものまで捨ててしまう「やってはいけない断捨離」をしてしまうケースは少なくありません。
断捨離前より散らかってしまうことも
断捨離を行う過程では、持ち物を把握する必要があるため、一時的にものが散らかってしまいます。
その際、荷物の量に圧倒されて、作業を最後まで終えられないことが多々あります。
そのような場合、断捨離を始める前よりも部屋が散らかってしまい、収集がつかなくなってしまう可能性があるため注意が必要です。
時間と労力がかかる
断捨離で処分するものの量が多いと、いるものといらないものを判断するのに時間がかかることも。なかには一日やっても終わらなかったという人もいるようです。
断捨離にかかる時間のコストは、忙しい人にとってデメリットになり得るでしょう。
人間関係が悪化する可能性も
断捨離をするなかで家族や同居人との関係が悪化したという話は少なくありません。夫婦の場合、離婚にいたったケースもあるようです。
とくに、自分以外の持ちものを勝手に捨ててしまいケンカに発展するパターンが多いとか。
ものへの思い入れは人それぞれ異なるので、よく話し合ったうえで断捨離することが大切です。
トランクルームを使えば無理なく断捨離できる!
断捨離をすると、捨てるべきではないものや、すぐに捨てるべきか判断できないものがどうしても残ってしまうことがあります。
しかし、それらをトランクルームに預けてしまえば、無理にものを捨てることなく快適な空間をつくることが可能です。
「捨てたら後悔するかも......」という心配をせずに、断捨離を成功させることができるでしょう。
トランクルームを使った断捨離術を詳しく知りたい方は以下の記事をチェック!
トランクルームが断捨離に役立つ理由とは?
トランクルームとは、収納スペースをレンタルすることができるサービスで、目的に応じて利用期間や部屋のサイズを選ぶことができます。
断捨離で捨てることができないアイテムをトランクルームに預けておくことで、自宅をすっきりとした空間にすることができるでしょう。
また、捨てるべきか迷ってしまうアイテムの一時保管スペースとしてトランクルームを活用するのもおすすめ。断捨離で捨てるべきか迷ったらトランクルームに預けてしまい、期限を決めた上で、取り出すことがなければ処分してしまうという使い方もできます。
もちろん、それ以外の品を預けておくことも可能です。
衣替えした衣類や、レジャーなどで使うアイテム、特定のシーズンに使用するアイテムなどもトランクルームに預けておくことで自宅の収納スペースをすっきりとキープすることができるでしょう。
断捨離に適したトランクルームの選び方
断捨離で捨てられなかったものや、すぐに判断することができないものを預けるのであれば、空調設備やセキュリティが充実したトランクルームがおすすめです。
普段使わないものと言えども、重要な書類や思い出の品、あるいは代々受け継がれてきたものなどは、劣化や盗難の心配がないスペースで保管しておく必要があります。
また、捨てるべきか判断できなかったものについても、いざ必要だと判断したときにボロボロになっていたり劣化したりしていたら困ってしまうでしょう。
そういった事態を避けるためにも、空調設備で温度や湿度を調整していて、なおかつセキュリティ対策にも力を入れているトランクルームを選択するべきだと言えます。
▼断捨離におすすめのトランクルームなら・・・
まとめ
断捨離の目的は、快適な空間を手に入れ、ものを持つことのしがらみから離れることです。
しかし、捨てることに快感を覚え、ものを捨てることが目的になってしまうと、あれもこれも不要な気になり、大切なものまで捨ててしまうことになりかねません。
捨てることは目的ではなく、あくまで手段であることを理解しておくことが大切です。
断捨離の過程で捨てられなかったものや、必要か不要か判断がつかずに一時保管しているもの、必要だけどしまう場所がないものなどに関しては、トランクルームも上手に活用してみましょう!
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