2021/04/13
子供の思い出・作品の保管方法どうしてる?捨てられない品の残し方も紹介
子供が成長するにつれて思い出の品は増えていきますが、保管・収納方法に悩んでいませんか?
いつでも手元に置いておきたい品でも、自宅の収納スペースには限界があります! これをわきまえていないと、家の中は物があふれて大変なことに......。
ゴチャゴチャしたお部屋では落ち着いて子育てができませんし、子供もお片付けを学ぶことができません。
今回の記事では、子供の思い出の品を保管・収納する方法や、断捨離について解説していきます。
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子供の思い出・作品を残す際のポイント
子育て中のパパやママの中で、「子供の思い出の品が捨てられない」という悩みを抱えている人は多いでしょう。
たとえば、次のような品物。
捨てられない思い出の品
- 子供が着ていた洋服
- 気に入って遊んだおもちゃや絵本
- 子供が初めて書いたクレヨン画
- お手紙やワークブック
- 幼稚園や小学校で作った工作など
パパやママにとっての子供の思い出の品は多岐にわたり、成長するにつれてその数は膨大に増えていきます。
そこでまず、子供の思い出の残し方や保管をどのようにすればよいのかについて解説します。
無印良品などの便利グッズを活用する
子供が幼稚園や保育園で書いた絵やお手紙など、いつの日か見直してにんまりしたいものですよね。
しかし、これらのペーパー類は四つ切画用紙から便箋サイズまで、大きさがばらばらで保管や収納が難しいものです。これらの作品を大切に保管するため、無印良品や100円均一ショップなどにある保存グッズを活用してみましょう。
絵や手紙などのペーパー類を保管するには、書類等を保存するためのファイルボックスが活躍。サイズも豊富なため、収納にぴったりの大きさのものを選びましょう。
幼稚園や保育園では、大きな画用紙に絵を描くことが多く、きれいに保管する方法に案外頭を悩まされます。それらの作品を折らずに保管するためにも、A3サイズといった大きなサイズのものを使うのがおすすめです。無印良品のようなシンプルなデザインで統一感を出せると、おしゃれに保存を楽しめるでしょう。
ほかにも、工作で作った作品や、生活の中で使っていた道具など、立体的なものも保存したくなりますよね。これらを保存するにはボックスタイプのコンテナや、押し入れに収納できる衣装ケースなどが有効です。ひとつの引き出しや箱に数年分を入れておくなど、整理のルールを決めておけば後で見直すときにも迷わずに済むでしょう。
子供の思い出の品は期間を決めて保管する
子供が成長するにつれ、子供自身が昔の思い出に興味を示さなくなるときがくるでしょう。昔の思い出ではなく、今の生活やこれからの未来に興味が向くのは成長のあかし。子供がそういう素振りを見せ始めたら、パパ・ママも今までずっと大切に保管してきた子供の作品を整理するタイミングなのかもしれません。
しかし、一気に捨ててしまうのはさすがに抵抗があるという人も多いでしょう。
処分するものと残すものを分けないといけませんが、その分類がなかなか進まないという場合には、種類別に保管期間を決めるのがよいでしょう。
学校行事で作った作品は長期保管用として収納ボックスに入る範囲で残し、普段の生活の中でのお絵描きは処分するといったルールを決めると、テンポよく整理が進みやすくなります。
ポイントは収納するボックスの大きさや数、スペースをあらかじめ決めておくこと。最初にここを決めておかないと、結局最後まで何一つ処分できないということになりかねません。
もし収納ボックスやスペースからあふれてしまうほど、残しておきたい候補が出た場合には、子供と相談して何を優先して残すか決めましょう。今まで楽しませてくれた作品たちとお別れをするための相談が、親子で相談することの大切さ、大きな片づけをする大切さを考えるいい機会となってくれるでしょう。
また、思い出の品を断捨離する方法については記事の後半で詳しく解説しているので、そちらも参考にしてみてください。
子供の思い出・作品の収納保管方法とおすすめアイテム
それでは、子供の思い出の品を収納・保管する方法を具体的に解説します。収納・保管におすすめのアイテムもあわせて紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 子供の作品を部屋に飾って収納
- アルバムやフォトブックを作成して収納
- ファイリングして収納
- ボックスに入れて収納
- カレンダーやしおりに加工して収納
- オリジナルグッズにして収納する
子供の作品を部屋に飾って収納
子供の作品は、机などのスペースに置いたり、壁に貼り付けるなどしてそのまま飾って収納できます。おひなさまやこいのぼり、雪だるまなどの季節の行事ごとに作る作品は、部屋の季節感をアップしてくれるでしょう。
また、子供の手作りの作品から温かみを感じられ、雰囲気も和やかになります。
置いて収納する
まずは、子供が持ち帰ってきた作品をそのまま置いて楽しむ収納方法があります。収納するためのアイテムを使わずにそのまま収納できるため、もっとも簡単な方法です。
季節感のある作品であれば、飾っておく期間を定めておくのがおすすめ。期間が過ぎたら保管しておくか、断捨離するなどして対処するとよいでしょう。
額に入れて収納する
子供は幼稚園や保育園、小学校で絵を描く機会が多くあります。しかし、あまりに作品の数が多いと収納するスペースに困ってしまうでしょう。
そんなときは、子供の絵を額に入れて飾るのがおすすめです。さまざまな大きさやデザインの額が市販でも手に入るので、活用してみるとよいでしょう。
壁に貼り付けて収納する
「額には入れなくてもいいかな......」という場合は、壁に直接ピンで留めたり、マスキングテープで貼り付けて収納するという手段もあります。
額に比べて手軽に貼れるので、壁のスペースを活かせばたくさんの絵を飾ることができるでしょう。
また、見るのが飽きた絵を簡単に取り外すことができるのもポイント。子供が自分で絵を額に入れられなくても、テープやピンであれば簡単に貼ったり外したりできるでしょう。
アルバムやフォトブックを作成して収納
子供の作品はアルバムに収めたり、写真に撮って収納したりすることもできます。
アルバム台紙に貼って収納する
絵や折り紙などの厚みが小さい作品であれば、アルバムに収納することが可能です。作品のサイズに合わせて、アルバムの大きさを選ぶとよいでしょう。
大きな作品でも収納できる台紙に貼るタイプのアルバムがおすすめです。小さな作品しか収納しないという場合であれば、ポケットタイプのアルバムでもよいでしょう。
写真に撮ってアルバムに収納する
子供の作品が増えたけど捨てられずに困っているという方も多いでしょう。そんなときは、作品の写真を取って、作品自体を捨ててしまうのもひとつの手段です。
場所を取るような大きな作品であっても、写真に収めてしまえばコンパクトに収納することができます。撮影した写真はアルバムに保管しておけば、いつでも見返すことができます。
フォトブックを作成して収納する
撮影した作品の写真を、思い切ってフォトブックにするのもおすすめです。お気に入りの写真でまとめた一冊を作れば、素敵な作品集が出来上がります。
子供の成長の記録として、1年や半年など一定の期間で一冊ずつ作るのもよいでしょう。本棚に収納しておけばいつでも手軽に見返すことができて便利です。
絵は絵本にして収納する
幼稚園や保育園で書いた絵だけでなく、お家でパパ・ママと一緒に書いた絵、お休みの日に書いたお手紙など、子供の創作意欲は留まるところを知りません。
書いたばかりの作品を飾ってあげると子供も喜び、パパ・ママも一緒に楽しめますね。しかし、増える一方の作品は徐々に飾る場所もなくなり、入れ替えをしないといけない日がやってきます。
子供の成長を見て取れる作品の数々。さらにパパ・ママへのメッセージが入っているものなど、一つ一つに思い出が詰まっていますよね。
そんな作品が集まってきたら、オリジナルの絵本にしてみるのはいかがでしょうか。サイズや規格もバラバラな作品を、学年ごとやテーマごとにまとめて絵本にしてくれるサービスを利用すれば、いつでも思い出に触れることができます。
一度フォトブックにできれば何冊でも作れますので、おじいちゃんおばあちゃんにプレゼントすることもできます。
子供や孫と一緒にページをめくりながら、作品を作ったとき、もらったときの思い出を語るのはきっと楽しくて幸せな時間になるでしょう。
ファイリングして収納
子供が描いた絵や学校の大事なテストなど、厚みの少ない物であればファイルに収納するのがおすすめ。たくさんの作品や書類をコンパクトに収納しておくことができます。
クリアファイルに入れて収納する
もっともスタンダードな方法が、クリアファイルを活用した収納。中身がわかりやすいため、取り出すときにも便利なのがポイントです。
サイズが大きいものは折りたたんで収納すれば、すっきりとまとめることができます。また、期間や種類別にラベルを貼って保管しておくのもよいでしょう。
ファイルケースに入れて収納する
クリアファイルに入りきらない厚みの大きいものやかさばってしまうものは、ファイルケースに収納するとよいでしょう。
クリアファイルと同様に透明なケースを活用すれば、中に入っているものがすぐにわかるので子供が使う際にも便利です。
ボックスに入れて収納
ファイルに収まりきらない大きな作品や、サイズアウトした子供服、使わなくなったおもちゃや絵本などは、ボックスに入れて収納するのがおすすめです。
メモリアルボックスに入れて収納する
思い出の品を入れる収納ボックスとしては、メモリアルボックスが一般的によく知られています。スタイリッシュで見た目もお洒落な入れ物が多いのが特徴。
また、収納サイズが豊富なので子供の作品数や大きさに適したボックスを選ぶことができます。学年や学期など一定期間ごとにボックスを用意すれば、見やすく重ねて収納しておけるでしょう。
コンテナボックスに入れて収納する
部屋の収納スペースに余裕がある場合は、大きめのコンテナボックスを活用するのもよいでしょう。
コンテナボックスとは、一般家庭におけるDIYから工場の作業現場までさまざまなシーンで使われている箱型の収納用品を指します。
思い出の品の形や大きさがバラバラであっても、1か所にまとめて収納しておけるのが最大のメリットと言えるでしょう。
子供が複数いるご家庭であれば、子供1人分を一箱として収納するようにするのがおすすめです。
部屋の至るところにものを収納するよりも、かえって場所をとらずに済むでしょう。
布団収納ケースに入れて収納する
ボックス以外にも便利なのが、布団収納用のケースです。ファイルケースやメモリアルボックスよりもたくさんの物を収納可能です。
また、厚みのある作品であってもかさばらずに保管しておくことができます。コンテナボックスを置くほどスペースにゆとりがない場合は、布団収納ケースを活用してみてはいかがでしょうか。
カレンダーやしおりに加工して収納
子供が作った作品や思い出の品を、カレンダーやしおりに加工するという手段もあります。これらの収納方法では、ケースやボックスなどを用いた一般的な収納方法ではできない楽しみ方が可能です。
カレンダーにして収納する
まずはカレンダーにして飾る収納方法です。カレンダーであれば年中利用できるため、思い出の作品をいつも見て楽しむことができます。
市販のフォトフレーム付きのカレンダーを使用すれば、お気に入りの写真を入れるだけで簡単にオリジナルカレンダーを作ることが可能です。また、スマホから注文できるカレンダー作成サービスを利用するのもよいでしょう。
しおりにして収納する
子供が書いてくれた手紙や七夕の短冊などをしおりにするのもおすすめです。まずは作品を市販のラミネートフィルムで挟みます。あとはパンチで穴を開けて、紐やリボンを通せば完成。
思い出の品がフィルムで保護されるため、水やほこり、汚れや劣化を防ぐことができるのもメリットです。
オリジナルグッズにして収納する
子供の作品をオリジナルグッズにしてしまうのもよいでしょう。専用のサービスを使えば、マグカップやTシャツ、エコバッグなどさまざまなグッズにプリントすることができます。
ふだんよく使うアイテムにプリントすることで、いつも思い出を楽しむことができるでしょう。紙の上だと見栄えがよくない絵であっても、オリジナルグッズに加工することで洗練された雰囲気のデザインに生まれ変わるかもしれません。
子供の思い出・作品の断捨離方法
子供が成長してサイズアウトしてしまった洋服や、子供が見向きもしなくなったおもちゃや絵本はありませんか?
こうした不要物は、本来は保管しておく必要のない物です。しかし、「かわいかったなあ」と振り返る思い出の縁になってしまうと、捨てることができないことも。
子供が作った作品や服などの思い出の品は、十分なスペースがあって保存が可能であれば、気が済むまで取っておいてもよいでしょう。
ただし将来的にどんどんたまっていくことを考えれば、いずれかの時点で「断捨離」の決断が必要になることもあるでしょう。
ここでは、なかなか捨てられない思い出の品を断捨離するための方法をご紹介します。
データとして残す
子供はお気に入りのおもちゃにせよ、自分が描いた絵や作った作品にせよ、大切なものはずっとため込んでいきたいと思っているでしょう。
しかし収納できるスペースには限りがあり、すべてを保存し続けることは難しいことをいつか学ばなければいけません。
思い出の品の処分は、子供に物を処分する大切さを教えるいい機会になるでしょう。
予定していた収納スペースがいっぱいになってしまったら、子供と相談しながらどうしても残しておきたいものと、これを機に処分してもよいものに分類しましょう。
そして処分すると決めたものは、スマホやデジカメで写真に撮影、またはスキャナなどでデジタルデータ化して残しておきましょう。
完全に捨ててしまうと、ふとしたときに思い出しても見返すことができず、思わず後悔してしまうこともあります。
処分の際にデータとして残しておけば、大きな保存スペースもいらず、いつでも好きな時に見返すことができます。
ストーリーがあるものは残す
子供と相談しながら何を残すか決めるとき、何を満たしたら残しておくかの基準を作っておくとよいでしょう。
おすすめの基準は「ストーリーがあるかどうか」。
その絵や作品を見て、作ったとき・もらったときのエピソードを思い出したり、うれしい・楽しいといった気持ちがあふれ出てくるなど、感情が動くようなストーリーがあるかどうかを基準にすると、捨てるか残すかをスムーズに決められるでしょう。
思わぬ作品が子供にとって大切なものだとわかる反面、いい出来だと思っていたものを見ても何も感じないことに気づくこともあるでしょう。
心が動かなかったものをバッサリと捨てる決断も、子供にとっては大きな成長のきっかけの一つとなるかもしれません。
子供の思い出・作品の保管にはトランクルームが便利
整理しようとしたけれど思い切って捨てられなかった、想像以上に思い入れの強い絵や作品が多かったなど、想像していたよりも減らせなかったという場合もあるでしょう。
そんなときは、トランクルームの活用がおすすめです。トランクルームとは、収納スペースをレンタルできるサービスや、荷物を預かってくれるサービスのこと。
どんどん思い出の品は増えていくけれど、もう収納しておく場所がないという方は、ぜひトランクルームに保管することを検討してみましょう。
思い出の品の保管なら屋内型トランクルーム
トランクルームには、屋内型・屋外型・宅配型の大きく3種類が存在します。屋内型トランクルームは、ビルなどの建物内のワンフロアや1棟全体を収納スペースとして提供しているサービスです。
なかでも屋内型と宅配型は、空調設備が充実していて温度や湿度がコントロールされています。そのため、温度・湿度の変化に弱い品でも安心して預けておくことができます。
たとえば、子供が描いた絵や習い事でもらった賞状など、劣化しやすい紙でできた思い出の品も預けておくことが可能です。
豊富な部屋サイズから選べる
屋内型トランクルームは、大小さまざまな部屋サイズが用意されています。
1帖未満の小さい部屋から10帖以上の大きい部屋までさまざまなサイズがあるので、預けたい物のサイズや量に合わせて最適なサイズの部屋を借りることができます。
思い出の品のほかにも、サイズアウトしてしまった衣類やレジャーアイテム、季節家電、衣替えした洋服など、家庭にある荷物を預けておくのもOK。
子供の思い出の作品を保管しつつ、自宅を広々とした空間に保つことができるでしょう。
月額2000円台から借りられるトランクルームも
屋内型トランクルームのなかには、月額2000円台から借りられるお部屋もあります。
0.5帖サイズの小さな部屋でも、縦スペースを活用することで、通常サイズの段ボール約12個分の荷物を収納可能です。
お手頃な価格でたくさんの荷物を保管しておけるので、この機会にぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
パパやママが残しておきたい子供の思い出の品には、さまざまな種類があります。最近は技術が発達して、写真や動画、データとして残すなど、思い出の品の保存方法は多種多様。
自分の生活スタイルや居住スペースに応じて、さまざまな手段から自由に保存方法を選ぶことができます。ですが、見るだけでなく手で触れることができる、「物」にまさる思い出の保管方法がないのも確かです。
子供の思い出の品は、実体を持つ物として色鮮やかに、ありのままの姿を、美しく保存をするのが理想とも言えるでしょう。無理のない範囲で思い出の品の保存に気を配って、適切な保管・収納をこころがけましょう。
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