2025/07/25
【大人の秘密基地の作り方】賃貸必見!リフォーム不要で実現するアイデアを紹介
「誰にも邪魔されず、趣味を楽しめる空間が欲しい」と感じたことはありませんか?それは、子供の頃に感じた押入れの中の隠れ家のような、特別な空間への憧れかもしれません。
しかし、多くの方が「賃貸だから」「大掛かりなリフォームはできない」という現実に直面します。
こちらの記事では、リフォーム不要で賃貸物件でも実現可能な大人の秘密基地の作り方を具体的なアイデアから注意点まで徹底解説!
記事の後半では、自宅で秘密基地を作るにはスペースがないという方に向けてトランクルーム活用例も掲載していますので、参考にしてみてください。
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【場所別】大人の秘密基地を作るアイデア集
まずは、賃貸でも実現可能な秘密基地作りのアイデアを見ていきましょう。
室内テントで簡単に秘密基地を作る
「DIYをするのはハードルが高い」と感じる方には、室内用のテントの活用がおすすめです。
ティピーテントや小型のポップアップテントを部屋に置くだけで、周囲の視線が遮られ、簡易的なパーソナルスペースが生まれます。
簡易的なスペースではあるものの読書や音楽鑑賞など、何かに集中したいときに役立ちます。不要なときはコンパクトに収納できる使い勝手のよさも魅力です。
ロフトベッドを活用して秘密基地にする
ワンルームなど限られたスペースでは、空間を立体的に使う発想が有効です。ロフトベッドを導入すれば、ベッド下の空間を自分だけのパーソナルスペースとして活用できます。
ロフトベッドの下の空間にデスクとチェアを置けばコンパクトな書斎に、ビーズクッションやローソファを置けばリラックス空間になります。
ベッドの周りにカーテンを設置して仕切れば、自然と「おこもり感」が生まれ、落ち着ける環境が作れるでしょう。
押入れ・クローゼットも工夫次第で作業スペースに
押入れやクローゼットも、工夫次第で秘密基地として活用できます。
中棚(中段)を外せる構造であれば、デスクライトと小さな机を持ち込み、コンパクトな作業スペースとして活用することも可能です。
部屋の一角に書斎・趣味コーナーを作る
部屋の一角も工夫次第で秘密基地としての空間を作れます。便利なのが床と天井に突っ張ることで柱を設置できるディアウォールやラブリコといった製品です。
ディアウォールやラブリコを使えば、賃貸でも棚やデスク、簡易的な間仕切りを設置でき、自分だけのスペースを確保しやすいでしょう。
- 活用例1
デスク周りに棚を設置し、趣味の道具やコレクションを収納する。 - 活用例2
L字型に柱を立ててパネル等を取り付け、空間を仕切る。
ベランダ・バルコニーをカフェ風の空間に
ベランダのスペースに余裕があるなら、屋外の開放感を活かすのもひとつの手です。ウッドパネルを敷き詰め、アウトドア用のチェアとテーブルを置けば、カフェのテラス席のような雰囲気を楽しめます。
ただし ベランダは共用部分であり、マンションの規約で利用が制限されていることがほとんどです。
とくに、隣との隔て板や避難はしごの周囲に物を置く行為は、消防法に抵触する可能性があります。 安全を最優先し、必ず規約を確認した上で、許可された範囲内での利用にとどめてください。
秘密基地を作るときのポイント
こちらでは賃貸で秘密基地を作る際におさえておきたいポイントをご紹介します。
秘密基地を作るときのポイント
- 耐荷重・設置方法を確認してから使う
- はがせる壁紙・リメイクシートで印象を変える
- マットで床のへこみ・傷対策を忘れずに
耐荷重・設置方法を確認してから使う
ディアウォールなどのアイテムは秘密基地作りに便利ですが、安全に使用することが絶対条件です。
- 設置場所の強度
設置する天井や床に十分な強度があるか確認しましょう。 - 垂直に設置
必ず地面に対して垂直に設置しましょう。 - 耐荷重を守る
メーカーが示す耐荷重を超えて使用しないでください。
はがせる壁紙・リメイクシートで印象を変える
貼ってはがせるタイプの壁紙やフロアシートも市販されていますので、これらを活用すれば、業者によるリフォーム不要で空間の印象を大きく変えられます。
自分好みの壁紙に変えられれば、その空間で過ごす時間も特別なものとなるでしょう。
マットで床のへこみ・傷対策を忘れずに
デスクチェアを使用する場合は、キャスターによる傷を防ぐため、専用のチェアマットを敷くことを推奨します。
また、重い家具を置く場合は、脚の下に保護パッドなどを敷き、床の凹みを軽減する工夫も行いましょう。
大人の秘密基地を格上げするテクニック
こちらでは、秘密基地が子供っぽくなってしまうのを避けるために照明テクニックやアイテム選びについてご紹介します。
間接照明のテクニック
部屋全体を照らす天井に設置する照明だけでなく、部分的に照らす間接照明を取り入れると、空間に陰影が生まれ、落ち着いた雰囲気を演出できます。
- 光源が直接目に入らないよう、壁や天井に向けて照らす。
- フロアライトやデスクライトなど、複数の照明を組み合わせる。
- 温かみのある「電球色」に統一するとリラックスしやすい空間に。
見た目と機能を考慮した椅子選び
書斎や作業スペースとして秘密基地を設ける場合、椅子が空間の印象や過ごしやすさを大きく左右する重要なアイテムとなります。
デザイン性だけでなく、長時間快適に過ごせるかどうかという機能性も考慮して、納得のいく一脚を選びましょう。
見せる収納と隠す収納の上手な使い分け
趣味のアイテムは、厳選したお気に入りのものだけを見せる収納で飾り、それ以外はふた付きのボックスなどに隠す収納をすることで、雑然とした印象を避けられます。
場所がないならトランクルームを活用!

ご存じの方も多いとは思いますが、トランクルームとは「収納スペースをレンタルできるサービス」です。トランクルームを秘密基地として活用するのはOKなのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、使い方によってはトランクルームを秘密基地として活用することは可能です。
ただし、トランクルームの利用規約を順守する必要があるため、ある程度の制約は存在します。まずは、秘密基地としての活用例を見ていきましょう。
トランクルーム活用例
- 家の荷物を預けて、自宅に使えるスペースを捻出
- コレクションの保管場所として活用
- 模型などの展示部屋として活用
- プライベート書庫として活用
- コスプレなどの衣装部屋として活用
- バイク用のガレージとして活用
- 友人同士でシェア利用もおすすめ
家の荷物を預けて、自宅に使えるスペースを捻出
季節家電や使用頻度の低い荷物をトランクルームに預けることで、自宅に有効活用できるスペースを生み出すという活用方法があります。
屋内型トランクルームの場合、収納スペースが0.5帖~6帖など幅広く用意されているので、預けたい荷物に応じて必要なスペースをレンタルすることが可能です。
以下は1.8帖の収納スペースの使用例ですが、高さがあるので、かさばりやすいアウトドア用品もスッキリ収納することができます。

普段使わない荷物は思い切ってトランクルームに預けることで、自宅に秘密基地を作れるスペースを捻出することができるでしょう。
コレクションの保管場所として活用
トランクルームの活用例のひとつに、コレクションの保管としての用途が挙げられます。トランクルームを活用することで、収集したアイテムを集めたプライベートルームを作ることができます。
自宅にコレクションを保管しておくスペースがない、あるいは家族の理解を得られないといった理由で、コレクションを保管する場所としてトランクルームを活用しているケースもあります。
収納スペースには収納アイテムを持ち込むことができますので、コレクションラックを活用すれば、収集したアイテムを飾ることも可能です。
模型などの展示部屋として活用
コレクションをただ保管するのではなく、自分好みに展示するためにトランクルームを活用するケースもあります。
プラモデルや鉄道模型などを自宅で展示するとなると、かなりのスペースが必要になりますが、トランクルームであれば実現可能です。
共通の趣味の仲間とトランクルームをシェアして活用してみるのもおすすめです。
プライベート書庫として活用
本好きの方の中には、プライベートな書庫を持ちたいという方も少なくないのでは?
しかし、自宅に書庫を作るとなると部屋数やスペースの関係で実現するのが難しいというケースもあるでしょう。
そこで、トランクルームに棚を設置してプライベート書庫を設けるのがおすすめです。
トランクルームのなかには、24時間365日いつでも荷物を取り出せる店舗もありますので、自分の好きな本を必要なときに取り出すことが可能です。
コスプレなどの衣装部屋として活用
トランクルームの活用例として意外と多いのが、コスプレなどの衣装部屋としての利用です。
トランクルームに姿見(スタンドミラー)とハンガーラックを設置すれば、簡易的な「衣装置き場」兼「更衣室」として活用することができるでしょう。
バイク用のガレージとして活用
バイクが趣味の方のなかには、ガレージに憧れを抱いている方も少なくないのでは?
もしくは、バイクの駐車スペースがないためバイクの購入を諦めている方もいらっしゃるかもしれません。
トランクルームにはガレージタイプもあり、バイクや周辺用品の保管ができたり、トランクルーム内で簡易的な作業を行うことも可能な店舗もあります。
友人同士でシェア利用もおすすめ
共通の趣味を持つ友人同士で、トランクルームをシェアするのもおすすめです。
先述したようにコレクションの展示スペースとして利用する方法のほか、趣味道具を収納しておく共用ガレージのような使い方もおすすめです。
1人でトランクルームを趣味部屋として借りるよりも、費用を抑えることができるのもメリットだと言えるでしょう。
以下の記事では、サーフィンやアウトドアが共通の趣味である2人が、トランクルームをシェアしている様子を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
トランクルームの禁止事項をチェック
トランクルームは秘密基地として活用できる可能性がある一方で、収納スペースをレンタルできるサービスであることを理解しておく必要があります。
たとえば、音楽が趣味だからと言って楽器を演奏したり、音楽を再生したりといった行為はNGです。また、長時間の滞在や作業なども禁止されています。
あくまでも保管・収納という使い方をメインに、ルールを逸脱しない範囲で活用しましょう。
秘密基地におすすめのトランクルームは?
トランクルームは、大きく以下の3種類に分けることができます。
趣味を楽しむ秘密基地として活用するのであれば、屋内型トランクルーム・屋外型トランクルームがおすすめです。
次は、トランクルームの種類ごとに特徴を見ていきましょう。
屋内型トランクルーム

屋内型トランクルームは、ビルのワンフロアあるいは一棟丸ごと収納スペースとして設計されているトランクルームです。
運営会社によっては警備会社と連携して入退館を管理していたり、防犯カメラが設置されていたりするなどセキュリティ対策がしっかりしています。大事なコレクションを保管しておくには安心の環境だといえます。
屋外型トランクルーム

屋外型トランクルームは、屋外に設置されたガレージやコンテナタイプのトランクルームです。
保管環境の面では屋内型に劣りますが、そのぶん利用料金はリーズナブルな傾向です。趣味用に使うのであれば、以下のようなアイテムの保管に適しています。
- キャンプ用品の保管
- 釣り道具の保管
- DIY道具の保管
- バイク・カー用品の保管
- 自転車の保管
宅配型トランクルーム

宅配型トランクルームは、集荷・配達を依頼して荷物を出し入れするタイプのトランクルームです。
屋内型・屋外型トランクルームと違い、自らトランクルームを訪れることができないため、秘密基地としての活用には不向きと言えるでしょう。
まとめ
今回は秘密基地の作り方から始まり、トランクルームの活用例や禁止事項、トランクルームの種類についてご紹介しました。
大人の秘密基地に憧れがあるもののスペースの都合で実現できていないという方は、今回ご紹介した情報を参考に、秘密基地を手に入れてみてはいかがでしょうか。
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