2023/08/21
ホットカーペットやラグのしまい方は?ダニ対策についても解説!
カーペットやラグをシーズンごとに使い分けている方もいらっしゃるのではないでしょうか。敷いているときは気にならなくても、収納するとなるとかさばりやすくて置き場所に悩みますよね。
カーペットのお手入れや収納方法を誤ると、カビが生えたり、シワになるなどして次のシーズンに使えないなんてことも。
こちらの記事では、カーペットやラグのお手入れ・収納方法に加えて、自宅以外の収納場所としてトランクルームの活用をご紹介しています。
カーペットやラグの収納にお困りの方は、参考にしてみてください。記事の後半では、冬に活躍したホットカーペットのしまい方や、ダニ退治のやり方を解説しています。
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ホットカーペットのしまい方
冬に使い続けたホットカーペットは、食べカスや汁などが付着していたり、ほこりがたまっていたりするなど意外と汚れています。
汚れたまま収納してしまうとカビや虫が発生しやすくなるので、収納前にお手入れをしましょう。
お手入れの手順は以下の通りです。
- 掃除機でほこりを取り除く
- 汚れをふき取る
- 湿気を取り除く
掃除機でほこりを取り除く
ホットカーペットの両面に掃除機をかけてほこりや髪の毛などを吸い取ります。
掃除機で取り切れない髪の毛やペットの毛などは、ゴム手袋でホットカーペットの表面をこすると取りやすくなります。
※電源プラグを抜いてから行ってください。
汚れをふき取る
汚れがひどいときは、ホットカーペットを拭き掃除します。ぬるま湯で薄めた中性洗剤を布に含ませたら、布をしっかりと絞ってから汚れをふき取りましょう。
汚れが取れたら、洗剤が残らないように固く絞った雑巾などで洗剤をふき取り、自然乾燥します。
拭いた部分を乾かすのに時間を要するので、拭き掃除が必要な場合は収納する数日前に済ませておくのがおすすめです。
湿気を含んだ状態でホットカーペットを収納してしまうと、カビが生えやすくなるのでしっかり乾かしましょう。
※電源プラグを抜いてから行ってください。
湿気を取り除く
コントローラー部分で「ダニ退治モード」または「強モード」などで3時間以上運転し、湿気を取り除きます。
運転する際は、暖房面積切換スイッチを「全面」にしましょう。運転が終わったら、ホットカーペットが冷めてから収納します。
※製品によってコントローラー部分に記載の名称や推奨される運転時間が異なる場合があります。取扱説明書を確認してから行いましょう。
ホットカーペットのダニ退治
ダニは熱・乾燥に弱いので、ホットカーペットに通電中は生息できません。それでもダニが気になるという方は、次に紹介する方法を行うとダニ退治に効果的です。
- ホットカーペットの表面を内側にして巻く
巻き終わりは紐で縛ってください。 - 電源を入れて下記モードで運転する
温度調節つまみを「ダニ退治モード」にする。
暖房面積切換スイッチを「全面」にする。 - 運転終了後、掃除機をかける
掃除機はホットカーペットの両面にかけます。
※製品によってコントローラー部分に記載の名称や、やり方が異なる場合があります。取扱説明書を確認してから行いましょう。
ホットカーペットのたたみ方
ホットカーペットはラグや絨毯と異なり、内部に配線が入っているのでどのように畳んだらいいか悩みますよね。
次は、一般的なホットカーペットのたたみ方をご紹介します。収納する際の参考にしてみてください。
- 絨毯タイプはたたんで収納
- フローリングタイプはロール状にして収納
絨毯タイプはたたんで収納
絨毯タイプのホットカーペットの場合は、畳んで収納するのが一般的です。ホットカーペットの表面が外側になるように折りたたみます。
細長い状態になったら、上下の端から中央に向かって折り畳たたみます。このときに、コントローラー部分が外側にくるようにしましょう。
たたんだら、購入時の箱に入れて収納します。箱がない場合、布団や衣類用の収納袋で代用できます。
※製品によって推奨される畳み方が異なる場合があります。取扱説明書を確認してから行いましょう。
フローリングタイプはロール状にして収納
フローリングタイプのホットカーペットは、ロール状にして収納するのが一般的です。
ホットカーペットの表面が外側になるように端から巻いていきます。巻き終えたら、購入時に付いていた紐でとめます。もし、購入時の紐がない場合は、ビニール紐などでも代用できます。
※メーカーによって推奨される収納の仕方が異なる場合があります。取扱説明書を確認してから行いましょう。
ラグ、カーペットのお手入れ・収納方法
一見、綺麗に見えてもカーペットやラグの繊維の奥には、ほこりやゴミがたまっています。
きちんとお手入れしてから収納し、次のシーズンも気持ちよく使えるようにしましょう。お手入れから収納まで、おさえておきたい4つのポイントをご紹介します。
- 陰干しする
- ほこりを払う
- 掃除機をかける
- ハトロン紙で包む
陰干しする
湿気が残ったまま収納するとカビが生えやすくなるので、収納前には必ず陰干しをしましょう。
風通しのいい場所にカーペットやラグを数時間、陰干しして湿気を取ります。陰干しする際は、カーペットやラグの裏面が外側になるように干します。
カーペットやラグが大きくて陰干しが難しいという方は、扇風機を使ったやり方があります。カーペットやラグを半分ずつめくり、裏面に扇風機で風をあてて湿気を取りましょう。
陰干しは湿気の影響を受けないように天気のいい日に行うのがいいでしょう。
ほこりを払う
陰干しをしたら、カーペットやラグを布団たたきなどで軽くたたいてから取り込みます。たたくことで、毛並みの奥にたまったほこりやゴミを払うことができます。
掃除機をかける
カーペットやラグの両面に掃除機をかけましょう。表面に掃除機をかける際は、カーペットやラグの毛を起こすように縦、横、ななめにゆっくりと掃除機を動かします。
掃除機を前後にごしごしとこすったり、強く押し付けたりするとカーペットやラグの繊維を痛めてしまうので気を付けましょう。
ハトロン紙で包む
掃除機をかけ終わったら、カーペットやラグをくるくるとロール状にして収納します。
ロール状にしたら、しまっている間にほこりや汚れがつかないようにハトロン紙でカーペットやラグを包みましょう。
ハトロン紙とは、包装紙などに用いられるクラフト紙のこと。ホームセンターなどで手に入れることができます。ハトロン紙がなければ、シーツや市販のカーペット収納袋などで代用できます。
※ホットカーペットをしまう場合、通常のカーペットやラグと異なる点があります。詳しくはホットカーペットのたたみ方をご確認ください。
ラグ、カーペットを収納する際の注意点
ラグ、カーペットを収納する際の注意点をご紹介します。誤った収納方法をすると劣化の原因になりますので、次に紹介する5点に気を付けて収納しましょう。
- たたんで収納しない
- カーペットやラグの上に荷物を置かない
- 圧縮袋を使わない
- 湿気のこもらない場所に収納する
- ホットカーペットには防虫剤を使用しない
カーペットはたたんで収納しない
コンパクトに収納したいからといって、カーペットやラグを折りたたむのはおすすめできません。カーペットやラグを折りたたむと、折り目やシワがついてしまいます。
折り目やシワがある状態で使用すると、カーペットやラグが床から若干浮いてしまうので、滑ったり、つまずきやすくなったりと転倒の原因になります。
カーペットやラグはロール状にして、立てて収納するのが推奨されます。
カーペットやラグの上に荷物を置かない
ロール状にしたカーペットやラグを縦置きするスペースがない場合は、横置きするのもいいでしょう。
ただし、横置きする際はカーペットやラグの上に荷物を置くのはNGです。荷物の重みでカーペットやラグが型崩れしたり、折り目がついてしまう場合があります。
ホットカーペットの場合は、ホットカーペットの上に荷物を置いてしまうと内部のヒーターが傷んだり、断線する恐れがあります。重ねて収納しようと考えている方は、ホットカーペットを荷物の一番上に置いて収納しましょう。
圧縮袋を使わない
圧縮袋を使ってカーペットやラグを圧縮してしまうとシワになってしまいます。また、裏面がゴム製のカーペットやラグの場合、圧縮によりゴムが傷んでしまい抜け毛の原因となります。
ホットカーペットは、圧縮袋を使うとホットカーペット内部のヒーターが断線する可能性があります。故障の原因となりますので購入時に入っていた箱や布団・衣類の収納袋に入れて保管しましょう。
湿気のこもらない場所に収納する
カーペットやラグ、ホットカーペットを湿気がこもりやすい場所に収納すると、カビの原因となります。
長期間使わないものを収納する際、クローゼットや押入れで収納するという方が多いのではないでしょうか。クローゼットや押入れは基本的に閉め切られているため、湿気がこもりやすい空間です。
クローゼットや押入れにカーペットやラグを収納する際は、除湿剤や、すのこを使うといった湿気対策を行いましょう。定期的に扉をあけて空気の入れ替えをするのも湿気対策として効果的です。
ホットカーペットには防虫剤を使用しない
ホットカーペットに防虫剤を使用するのは避けましょう。ナフタリンや樟脳などの防虫剤は、コントローラー部分を痛めてしまうので故障の原因となります。
ラグ、カーペットの収納はトランクルームがおすすめ
カーペットやラグを自宅に収納する場合、高さも幅も十分なスペースが必要です。
自宅の収納スペースにカーペットやラグが収まりきらない場合は、トランクルームの活用を検討してみてはいかがでしょうか。トランクルームとは、自宅外に収納スペースをレンタルできるサービスです。トランクルームには、屋外型、屋内型、宅配型と3タイプありますが、カーペットやラグの収納には屋内型トランクルームがおすすめです。
続いては、カーペットやラグの収納に屋内型トランクルームがおすすめの理由をご紹介します。
トランクルームがおすすめの理由
- 収納スペースを確保できる
- 自宅のスペースを有効活用できる
収納スペースを確保できる
屋内型トランクルームは、預けたい荷物の量や大きさに応じて、必要な収納スペースをレンタルできます。
運営会社にもよりますが、収納スペースのサイズは、0.5帖~6帖以上と幅広く用意されています。
カーペットやラグを収納するには十分なスペースをレンタルできるので、ロール状にして収納するのはもちろん、収納している間の型崩れやシワなども防げるでしょう。
広めの収納スペースをレンタルするとカーペットやラグだけでなく、こたつや扇風機などの季節家電や、衣替えした衣類などを収納することができます。
自宅のスペースを有効活用できる
カーペットやラグを屋内型トランクルームに預けることで、自宅でカーペットの収納場所として使っていたスペースに空きができます。
自宅で活用できるスペースに余裕が生まれるので、他の荷物の収納場所にするなど有効活用できます。
まとめ
今回は、カーペットやラグの収納方法や、ホットカーペットのしまい方、収納時の注意点など幅広くご紹介しました。
シーズンもののカーペットやラグの収納にお困りの方は、トランクルームの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
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