2020/11/24
セーターなどのニット製品の収納・保管方法は?オンシーズン・オフシーズンそれぞれご紹介
冬物のセーターやカーディガンなどのニット製品は厚手でかさばりやすく、収納する際に場所をとってしまいがち。そのうえ、生地が繊細なため収納方法にも気をつかう必要があります。
そこで、こちらの記事ではニット製品を収納する際のポイントや衣替え後の保管方法を解説!
ニット製品の保管場所としてトランクルームがおすすめな理由についてもご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!
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オンシーズンのニットの収納方法
秋冬は厚手の衣類が多くなるため、クローゼットが窮屈になりがち。しかし、セーターなどのニット製品は、収納方法に注意しないとシワがついてしまったり、生地が傷んでしまったりする可能性があります。
まずは、オンシーズンのニット製品の収納方法を見ていきましょう。
引き出しや衣装ケースに収納
ニット製品の収納場所として、引き出しや衣装ケースを利用している方は多いのではないでしょうか。引き出しや衣装ケースに収納する場合には、次のポイントを意識してみましょう。
ニット製品の畳み方のポイント
ニット製品は適当に畳んでしまうとかさばりやすく、シワになりやすいため注意が必要。折り目を少なくするように畳むことで、ニットに負担なく収納できます。
袖を中に入り込むようにしながら半分に折り畳むベーシックな方法がオススメです。仕上がりが正方形になるので、引き出しやケースなどのスペースを有効活用できます。
薄手のニット製品は畳むとシワになりやすいので、タオルを挟んで畳むとよいでしょう。
そのほか、巻いて畳む方法もオススメ。袖を中に入り込むようにするまでは同じですが、そこから袖を上に向かって巻き込んでいくという畳み方です。収納スペースに応じて、畳み方を選んでみましょう。
立てて収納がおすすめ
畳んだニット製品を引き出しや衣装ケースに収納する際は、重ねるのではなく立てて収納するのがオススメ。縦に積んで収納してしまうと、下にあるニットを取り出しにくいだけでなく、重みでシワや型崩れが起こりやすいというデメリットがあります。
ケースに立てて収納しておけば、奥に収納したニットでも取り出しやすく、選びやすくなります。
詰め込みすぎないように注意
引き出しや衣装ケースにニット製品をぎゅうぎゅうに詰め込まないように注意しましょう。詰め込みすぎると型崩れやシワになってしまうほか、生地同士が擦れあって毛玉ができやすくなります。
ニット製品を収納する際は、無理やり詰め込むのではなく、畳んだ形が崩れない程度にとどめておきましょう。
ハンガーにかけて収納
ニット製品をハンガーにかけて収納するのもポピュラーな方法。ただし、ニット製品をハンガーにかけて収納していると、重力で生地が伸びたり型崩れが起きたりする可能性があります。
ハンガーにかける方法を工夫することで、生地の伸びや型崩れを防ぐことができます。
V字に折りたたんでハンガーかける方法
まず、ニットを縦に半分に折り畳みます。その後V字型になるように、回転させます。脇の下の部分にハンガーのフックが来るように配置。左右の袖と、見ごろ部分を下側に折りかえします。
半分折りでハンガーにかける方法
畳む時と同じように、袖が中に入り込むようにするまでは同じです。その後半分折りの状態で、ハンガーの中にかける方法です。三角形のハンガーを用意する必要があります。
適度に間隔をあけて吊るすのがポイント
セーターなどのニット製品をハンガーに吊るして収納する場合、隣の衣類と接触しないように適度な感覚をあけて掛けるようにしましょう。隣に掛けている衣類と接触してしまうと、生地がこすれて毛玉になってしまうことがあります。
吊り下げ収納もおすすめ
ニット製品の収納方法として、吊り下げ収納(吊り下げホルダー)の活用もおすすめです。ニット製品同士が擦れ合わないので毛玉になりにくく、重ねずに収納できるのでシワや型崩れも防ぐことができます。
吊り下げ収納にしまう場合も、ニットを重ねるのは一段あたり2着程度にとどめて、シワにならないよう注意しましょう。
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【衣替え】オフシーズンのニットの保管方法
次に、着用シーズンを終えたニット製品の保管方法について見ていきましょう。衣替えのポイントを押さえておくことで、次のシーズンも気持ちよく着用することができます。
着ないニットは思い切って処分
衣替えの時期は、着なくなったり傷んだりしたニット製品を見極める絶好のタイミング。しばらく着ていないニット製品や、シミや虫食い、型崩れなどで傷んでいるニット製品は、思い切って処分することをおすすめします。
とはいえ、洋服を捨てることに躊躇してしまう人が多いのも事実。なかなか捨てられないという性格の方は、以下のポイントを意識してみましょう。
- 処分する期限を決める
- 1着購入したら1着手放す
ひとつめは、処分する期限を決めること。たとえば、2シーズン着ることがなかった衣類は処分するなど、着ていない衣類を処分する期限を設けてみましょう。
ふたつめは、1着購入したら1着手放すこと。セーターを新たに購入したら、古いセーターを1着手放すように心がけましょう。
衣替え前にクリーニング
ニット製品はオフシーズンの間、長期間にわたって保管しておくことになります。保管しているあいだに虫食いにあったり、カビが繁殖したりといった事態を避けるためにも、衣替えで収納する前に綺麗にしましょう。
セーターなどのニット製品は自宅での洗濯が難しい場合が多いので、秋服冬服でまとめてクリーニング店に出すのがおすすめです。クリーニングから戻ってきたニット製品は、ビニール製のカバーがされていますが、湿気がこもってしまいやすいため収納前にカバーを外しましょう。
また、自宅で洗濯する場合は、必ず洗濯表示を確認しましょう。家庭での洗濯が不可のニット製品を自宅で洗濯してしまうと、縮んでしまったり、風合いを損ねてしまったりといった状況になってしまうことも。
また、ニット類を自宅で洗濯した後は、型崩れしないようにできるだけ平らな状態にして、水分が抜け切るようにしっかりと乾かしましょう。
防虫対策・カビ対策
保管しているあいだに虫食いにあったり、カビが繁殖したりといった事態を避けるためにも、防虫対策・カビ対策を行うことが大切です。
保管するニット製品と一緒に防虫剤や除湿剤と一緒に保管しておきましょう。
布製の収納ボックス
セーターなどのニット製品の衣替えで役立つのが、布製の収納ボックス。通気性が良いためカビが発生しにくく、長期保管にも適しています。
布製の収納ボックスを使用する場合も、詰め込みすぎないよう注意して、防虫剤や除湿剤を入れておきましょう。
省スペース重視なら圧縮袋も◎
コンパクトに収納したいという方には、圧縮袋の活用がおすすめ。衣類用の圧縮袋を使えば、かさばるニット類もコンパクトに保管することができます。
ただし、圧縮時のシワがついてしまう可能性があるので、できるだけ綺麗に畳んで形が崩れないように圧縮するよう心がけましょう。
ニット・セーターなどの衣替えにトランクルームがオススメ
オフシーズンのニットやセーターの保管場所としておすすめしたいのが、トランクルームです。
トランクルームを活用することで、自宅の収納スペースを有効活用できる点もメリットだと言えます。衣替えした洋服をまとめてトランクルームに預けておけば、ゆとりをもってクローゼットを使えたり、空いたスペースに他の荷物を収納したりできるでしょう。
▼ニットの収納におすすめのトランクルームは・・・
まとめ
今回は、セーターやカーディガンなどのニット製品の収納方法・保管方法をご紹介しました。
適切な方法で収納することで、デリケートなニット製品を長持ちさせることができます。また、衣替えにトランクルームを活用することで、収納スペース不足を解消可能!
今回ご紹介した情報も参考に、ニット製品の収納方法を見直してみてはいかがでしょうか。
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