2020/12/18
Tシャツをスッキリ収納・保管する方法やたたみ方をご紹介
着回しに便利なTシャツは、ついいつの間にか数が増えてしまいがちではありませんか。しかし、枚数が増えるとかさばりがちで意外に収納が大変です。
そこで、Tシャツをスッキリ収納するために、たたみ方から整理・収納のテクニックをご紹介します。
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Tシャツを収納・保管する際のたたみ方
Tシャツは綺麗にたたんでおかないと、かさばって場所を取りますし、いざ着ようとしたらひどいシワができてしまっていることもあります。
まずは、綺麗に収納することができるように、たたみ方に注意しましょう。綺麗にたたんでおけば、同じスペースでもより多くのTシャツをすっきりと収納できます。
基本のたたみ方
Tシャツは、図柄が見えるように、また崩れないようにたたみましょう。たくさんTシャツがあっても見分けがつきやすく、綺麗な形のまま収納することができます。
まずは、洋服店などでも行われている、基本のたたみ方をマスターしておきましょう。要領をつかんでくると、わざわざ広げずとも手に持ったままで同じようにたためるようになれます。
(1)身幅を三つ折りにする
Tシャツを背中側を上にして広げます。その状態で左右の袖をたたみこむように、身幅の左右両端を三つ折りにします。首元の端のラインを目印にして折ると、身頃の両端がちょうど真ん中で揃っている状態になるでしょう。襟のラインから袖が出る場合には、出ないように袖を折ってください。
(2)縦に二つ折りにする
次に、裾の部分と襟をあわせて表が見えるように二つ折りにします。しわをのばしながら折ると綺麗になります。
(3)さらに縦に二つ折りにする
さらに、胸の位置で縦に二つ折りにするとよりコンパクトになります。立たせる収納に便利なほか、狭いボックス内に収納したいときにも活用できるテクニックです。
その他のたたみ方
基本のたたみ方以外にも、綺麗に収納できるたたみ方を2つご紹介します。
丸めて収納する「ミリタリーロール」
コンパクトに収納できるのが、丸めて収納する「ミリタリーロール」と呼ばれる方法です。軍隊などで行われているたたみ方で、一旦巻いてしまうと崩れることがありません。日常の収納のほか、旅行などで小さく荷物をまとめたいときにも便利です。
たたみ方は簡単です。先に裾を8cm幅くらい折り曲げておき、身幅の左右を三つ折りにします。そして、襟の方向からくるくると巻いたあと、最後に裾の折り曲げていた部分をひっくり返してTシャツ全体を包めば完成です。
丸める収納方法はスペースの節約に役立ちます。ただし、しわになりやすい素材には向いていませんので注意しましょう。
折り畳み用のボードを使ってTシャツをたたむ
上手くたためない方や、同じサイズに綺麗に揃えてTシャツをたたみたいという方には、折りたたみ用のボードを使った方法をおすすめします。
ボードの上にTシャツを乗せ、ボードをパタパタと折りたたむだけでTシャツを綺麗に簡単にたためます。
サイズが揃うので、お店のように重ねて収納しても見映えよく崩れにくいです。Tシャツ以外にもYシャツなどにも使えますので、ひとつ持っておくと何かと便利かもしれません。
さまざまな色やデザインのボードがあるので、自分好みのもの選ぶとよいでしょう。
Tシャツをスッキリ収納・保管する方法
収納しやすいTシャツのたたみ方をマスターしたあとは、クローゼットなどへの収納・保管方法について見ていきましょう。せっかく綺麗にたたんだTシャツを、ぐちゃぐちゃにならないように取り出しやすく、スッキリ収納・保管するコツをご紹介します。
Tシャツを立てて収納・保管
引き出しなどの中に重ねて入れるのではなく、縦に立てて収納する方法です。Tシャツの枚数が多い方に特に向いています。立てて収納すれば、ひと目でTシャツの色や柄が確認できるので、着たいTシャツを探すためにほかのTシャツをひっくり返したり、下から取り出したりする必要がありません。
立てて収納する場合には、同じサイズにたたんでおくことがスッキリ収納するコツです。また、仕切りを用意すると数枚を取り出しても崩れず、取り出しやすくなります。
Tシャツをボックスに入れて収納・保管
Tシャツだけをボックスにまとめて収納したり、クローゼットや引き出しの中に、分類用のボックスを入れるという方法もあります。ボックスを使えば、普段使いやお出かけ用、きれいめ系とスポーティ系などジャンルごとに分類することができるので、目的のTシャツを探しやすいです。
Tシャツの枚数が多くない場合には、他のアイテムを収納している中にTシャツ用のボックスを設置すれば、ごちゃごちゃに混じってしまうこともありません。ボックスに分類した上で、仕切りを入れても綺麗に整理できます。
Tシャツを吊るして収納・保管
Tシャツはたたんで収納するだけでなく、ハンガーにかけて吊るして収納することも可能です。頻繁に着るTシャツのほか、ロング丈や厚みのあるものなど、たたみにくいTシャツの場合には吊るすのも有効です。また、洗濯後たたむ手間が省けて時短にもつながります。
ただし、Tシャツの素材や掛け方によっては、型崩れしてしまうこともあるので十分に注意しましょう。すべらないハンガーを使うと、かけている間にTシャツがずれないので型崩れ防止に役立ちます。
Tシャツが大量にあって収納・保管しきれないときは?
洋服の収納スペースには限りがありますが、そもそも持っているTシャツが多すぎて、どう頑張ってもスッキリと収納・保管することが難しいという方もいるでしょう。大量のTシャツを整理・保管する方法もあわせてご紹介します。
いるもの・いらないものを区別する
「収納しきれないほどのTシャツがあって片付けられない」という方は、まず本当に必要な、持っておきたいTシャツかどうかを1枚ずつチェックしてみましょう。
Tシャツの寿命は2~3年です。それ以上になるとTシャツによっては色あせてきていたり、襟元がよれよれになってしまっていたりなど劣化が目立ってきます。もったいないからといって取っておいても、結局はお出かけに着るのははばかられ、全然着ていないといったことはありませんか。
劣化が目立ち、使い古したものは、思い切って処分しましょう。そのまま処分するのは偲びないという場合には、資源リサイクル回収に出したり、カットしてお掃除などに使ったりするのもひとつの方法です。
また、持っていても数年着ていないという場合も、処分を考えるタイミングかもしれません。好みが変わってしまって着ないもので劣化が目立っていなければ、リサイクルショップへ持ち込み買い取ってもらったり、スマホアプリを利用して売るのも良いでしょう。
捨てられないならトランクルームへ
トランクルームとは、自宅に収納できない荷物を預かってくれるサービスです。
「普段は着ていないけれど、思い出があり取っておきたい」「気に入っていてどうしても捨てられない」というTシャツは、トランクルームを活用することで捨てずに保管しておくことができます。
まとめ
Tシャツをスッキリ収納するコツは、綺麗にたたんで取り出しやすいようにしておくことです。たたみ方や収納グッズを工夫して、スペースを上手に活用していきましょう。
また、すぐは着ないけれど捨てられないTシャツなら、空調が管理されているトランクルームへの収納がおすすめです。
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