2026/02/26
ダウンジャケットの収納・保管方法は?正しいしまい方を知って来年も愛用しよう

寒い冬に大活躍したダウンジャケットですが、暖かくなってくると不要となり、収納を考えなくてはいけません。
ダウンジャケットは収納・保管の仕方を誤ると、シワやカビの発生だけでなく、ボリュームダウンといった劣化につながり、防寒機能も損なわれてしまう場合があります。次のシーズンもダウンジャケットを着る予定だという方は正しく保管することが大切です。
こちらの記事では、劣化を防ぐためのダウンジャケットの収納・保管方法や注意点を解説しています。すでにクローゼットや押入れがいっぱいで、収納場所にお困りという方に向けて便利なサービスもご紹介します。
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ダウンジャケットの保管・収納に注意すべき理由
ダウンジャケットの保管に気を配るべき最大の理由は、「防寒機能を失わないようにするため」です。
ダウンジャケットの内部には水鳥の羽毛(ダウン)が詰められており、この羽毛が空気をたっぷり含むことで高い保温性を発揮します。しかし、羽毛は「湿気」や「圧迫」に非常に弱いという特徴があります。
ケアを怠ったまま長期間収納したり、狭いクローゼットに無理やり押し込んだりすると、羽毛がへたってしまい、ダウン本来の暖かさが失われてしまうのです。
ダウンジャケットを収納・保管する際の注意点
まずは、ダウンジャケットを長期保管する際の注意点をご紹介します。防寒機能や見た目を損なわず、きれいな状態を保つためには以下に注意することが重要です。
- 収納・保管前はクリーニングをする
- クリーニング店のビニールカバーは外して保管する
- 収納・保管場所の湿気対策をする
- ウール製のダウンジャケットは防虫剤を使用する
- 直射日光に当てないようにする
- 付属の収納袋に入れっぱなしにしない
収納・保管前はクリーニングをする
ダウンジャケットは羽毛の保温性が高いため、一見きれいに見えても汗などの汚れが蓄積されています。とくに首回りや袖は直接肌にふれることもあるため、汗はもちろん、皮脂汚れなどがつきやすい部分です。
汚れが蓄積された状態で長期間、収納・保管するとカビやシミ、臭いが発生する原因となります。また、汚れや汗がたまって生地内部の羽毛がへたるとダウンジャケットの保温力にも影響を及ぼします。
収納・保管前は、必ずクリーニング・洗濯をしてシーズン中についた汚れを落としましょう。
クリーニング店に出すのが安心
ダウンジャケットを傷めるのが心配な方や、高級ダウンの場合は、クリーニング店に任せるのが最も安心です。
プロの手でクリーニングをすることで清潔な状態になり、羽毛のふっくら感も取り戻せるので、翌シーズンもしっかりと寒さから身を守ってくれることでしょう。
ダウンジャケットは、洗濯機や手洗いでも洗うことができますが、ダウン内の羽毛が偏ってしまったり、ボリュームダウンするなど、見た目や機能を損ねてしまうことも。失敗してダウンジャケットをダメにしてしまうのが心配な方はクリーニング店にまかせたほうが安心です。
自宅で洗う場合(手洗い・洗濯機)のポイント
洗濯表示のタグを確認し、「手洗いマーク」や「洗濯機マーク」があれば、自宅でも洗うことができます。
- 手洗いの場合:
ダウン・ニット用の中性洗剤をぬるま湯(約30度)に溶かし、優しく押し洗いします。すすぎ後、バスタオルに包んで水気を取り除きます(絞るのはNGです)。 - 洗濯機の場合:
軽くたたんで洗濯ネットに入れ、「手洗いコース」や「おしゃれ着コース」などで優しく洗います。脱水は30秒〜1分程度と短めに設定しましょう。
どちらの場合も、形を整えてから風通しの良い日陰でしっかりと中まで乾燥させることが重要です。
クリーニング店のビニールカバーは外して保管する

クリーニング後は、写真のようにビニールカバーがついた状態で返却されると思いますが、ビニールカバーをつけたまま長期保管するのはNGです。
ビニールカバーをつけた状態だとカバー内部に湿気がこもり、カビが生えやすくなってしまいます。ビニールカバーを外して、陰干しをしてから収納・保管するようにしましょう。
収納・保管場所の湿気対策をする
クローゼットや押入れで収納・保管する際は、除湿剤を使用して湿気対策をしましょう。
除湿剤の主な成分は塩化カルシウムとシリカゲルB型という2種類があります。シリカゲルB型の除湿剤は、天日干しすることで吸湿力が復活するので、繰り返し使うことができます。塩化カルシウムの除湿剤は、湿気を吸うと液体状になるため、繰り返し使うことはできませんが、除湿力が高いのが特徴です。
除湿剤の形状もさまざまなので、クローゼットの場合は、ハンガーパイプにかけられる吊り下げタイプ、押入れの場合は置き型、衣装ケースならシート型など、置き場所に合わせて選ぶといいでしょう。
除湿剤のほかに、クローゼットや押入れの扉を開けて定期的に換気をしたり、サーキュレーターを向けて風をおくることも湿気対策として有効です。また、長期保管する際は、ダウンジャケットを収納しっぱなしにせず、定期的に陰干しするようにしましょう。
ウール製のダウンジャケットは防虫剤を使用する
ウールの素材を使ったダウンジャケットは虫食いに要注意。虫食いはヒメマルカツオブシムシやイガというガの幼虫によって発生するのですが、この害虫はウールなどの動物繊維が好物のため、防虫対策をしないと虫食い被害にあいやすくなります。
防虫剤は上から下に成分がいきわたるので、たたんで収納する場合は、服の上に防虫剤を置きましょう。ハンガーにかけて収納する場合は、防虫成分が全体に届くようにハンガーパイプに等間隔に防虫剤をつりさげるのがポイントです。
虫食いにあってしまった場合、生地表面がウール製のダウンジャケットであれば「かけはぎ」という手法で修復可能です。服のお直しをしているショップへ相談してみましょう。
直射日光に当てないようにする
ダウンジャケットの素材によっては直射日光に含まれる紫外線の影響により生地が傷んだり、変色したりする恐れがあります。そのため、長期保管時はクローゼットや押入れなど直射日光が当たらない場所で収納・保管するのが望ましいです。
クローゼットや押入れに収納場所がない場合は、ハンガーラックにかけたり、収納ボックスを使ってダウンジャケットを収納しましょう。ハンガーラックにかける場合は、ラックに日よけカバーをしたり、窓ガラスにUVカットシートをはって直射日光が当たらないように工夫してみてください。
付属の収納袋に入れっぱなしにしない
ユニクロのウルトラライトダウンなど専用の収納袋が付属しているダウンジャケットもありますが、収納袋に入れたまま次のシーズンまで長期保管してしまうとダウンにシワができてしまうことがあります。
ハンガーに数日かけておけば、シワがやわらぎますが、完全に元の状態には戻りません。見た目が気になる方は、着にくくなってしまうでしょう。
収納袋は旅行・アウトドア時など、コンパクトにして持ち運びたいときに使い、長期保管時は「ダウンジャケットの収納・保管方法」に記載の方法を実践しましょう。
ダウンジャケットの収納・保管方法
服を保管する際は「ハンガーにかける」「たたむ」という2つの方法がありますが、ダウンジャケットを保管する際は、どちらを選んだほうがいいのでしょうか?
理想はハンガーにかけて収納・保管
ダウンジャケットの型崩れを防ぐために、ハンガーにかけて収納・保管するのが理想です。
ハンガーを使用する際はダウンジャケットの肩幅にあった厚みのあるものを選びましょう。細いハンガーや肩幅にあっていないハンガーを使うとダウンジャケットにハンガーの跡がついたり、型崩れの原因となってしまいます。
また、長期間着ないときは、ハンガーにかけてそのまま収納・保管するのではなく、不織布のカバーをかけて収納・保管しましょう。カバーをかけることで、ほこりが付きにくくなるため、クリーニング後のきれいな状態を保ちやすくなります。
「ダウンジャケットを収納・保管する際の注意点」でもお伝えしたように、ビニールカバーの使用は良くないのですが、不織布のカバーは通気性が保たれるので湿気がたまりにくく保管時に問題なく使用できます。
ハンガーにかけて収納する際の注意点としては、クローゼットなどの収納スペースに服をつめこみすぎないことです。ダウンジャケットが押しつぶされるぐらい、ぎゅうぎゅうにつめこんでしまうと、ダウン内部の羽毛がつぶれてしまい保温力が損なわれる可能性があります。1着1着、スペースに余裕をもって収納しましょう。
小さくたたんで収納・保管することも可能
ハンガーにかける場所がない場合は、たたんで収納・保管することも可能です。
▼ダウンジャケットのたたみ方
まずは、平置きにして、左右の腕の部分をおなかのあたりに交差するように置きます。
薄手のダウンジャケットの場合は襟から裾に向かって丸めます。厚手のダウンジャケットの場合は裾から襟に向かってたたみます。
※たたむ前に、フードが取り外せるダウンジャケットは外しておき、ファスナーは閉めてください。
たたんだ後は通気性の良い不織布のケースに入れて保管しましょう。たたんだダウンジャケットの上に荷物を重ねてしまうと羽毛がつぶれてしまうので、ダウンジャケットの上にはできれば何も置かないようにするのが理想です。
ダウンジャケットは圧縮しても大丈夫?

かさばるダウンジャケットは「圧縮してコンパクトに収納したい」と思うかもしれませんが、結論からいうと圧縮はNGです。
ダウンジャケットを圧縮すると、羽毛が折れたり、よれたりしてしまい、見た目が悪くなります。羽毛の飛び出しや、ボリュームダウンといった防寒機能の劣化にもつながるため、ダウンジャケットを長く愛用したい方にとっては不向きな収納方法です。
圧縮ができないとコンパクトに収納するのが難しいため、ダウンジャケットがクローゼット、押入れなどの収納スペースの邪魔になっているという方は後述するトランクルームを活用してみてはいかがでしょうか。
ダウンジャケットをしまう場所がないときはトランクルームを活用

ここまでダウンジャケットの収納・保管方法をご紹介してきましたが、すでにクローゼットや押入れがいっぱいで「ダウンジャケットの収納場所がない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
収納場所にお困りの方におすすめなのが、トランクルームの活用です。トランクルームとは、荷物を収納・保管できる場所をレンタルできるサービスのこと。引っ越しやリフォームなどをしなくても収納スペースを増やすことができます。
次はダウンジャケットの収納にトランクルームが役立つ理由をご紹介します。
トランクルームが役立つ理由
- 自宅のスペースを広々使える
- セキュリティ対策が充実している
自宅のスペースを広々使える
トランクルームによっては、収納スペースのサイズが豊富にラインナップされています。
0.5帖ほどのコンパクトなものから10帖以上の広いスペースまであるので、ダウンジャケットはもちろん、それ以外のさまざまな荷物も保管することができます。
冬物の衣類や暖房などの家電、クリスマスツリーなどのシーズンアイテムをまとめて保管しておくことで、自宅のスペースに余裕が生まれ、広々と使うことができるでしょう。
セキュリティ対策が充実している
トランクルームの運営会社によっては防犯カメラ・二重ロック付きだったり、警備会社と連携して入退館を管理しているなど、セキュリティ対策が充実している施設もあります。
ブランド物など高価なダウンジャケットをお持ちの方は、盗難対策としてトランクルームを利用してみてはいかがでしょうか。
※トランクルームの運営会社によっては規定の金額を超える高価な物を預けることができない場合があります。利用前に預けられるかどうか確認しておきましょう。
【着用シーズン中】日々のダウンジャケットのお手入れ
長期保管時だけでなく、着ているシーズン中のお手入れも、ダウンを長持ちさせる秘訣です。
- 帰宅後はブラッシング:
表面についたホコリや排気ガスの汚れを洋服ブラシで優しく払い落とします。 - 陰干しで湿気を逃がす:
冬場でも意外と汗をかいており、ダウンの内部には湿気がこもっています。脱いですぐにクローゼットにしまわず、風通しの良い部屋で一晩陰干ししましょう。
保管明けにダウンジャケットを着る際のケア
長期間保管していたダウンジャケットを取り出した際、シワが気になったり、ボリュームが減っていると感じたりした場合の対処法です。
- ボリュームを復活させる方法:
ダウンの羽毛の間に空気を含ませるイメージで、全体を優しくポンポンと叩きます。その後、風通しの良い日陰に干しておくとふっくら感が戻ります。 - シワを伸ばす方法:
暖房の効いた暖かい部屋にハンガーで吊るして放置するか、シワの部分に軽く霧吹きで水をかけ、手でシワを伸ばしながらドライヤーの温風を少し離して当てると改善しやすくなります。
ダウンジャケットの収納・保管に関するQ&A
ここでは、ダウンジャケットの収納・保管に関するよくある質問とその回答について改めて整理していきましょう。
Q1: ダウンジャケットの保管方法が大切な理由は?
保管方法によって防寒機能を失わないようにするためです。ダウンは空気をたっぷり含むことで保温性を発揮しますが、湿気や圧迫に非常に弱いため、適切なケアが必要です。
Q2: 長期保管の前にクリーニングは必要ですか?
必ずクリーニングや洗濯をして汚れを落としましょう。一見きれいに見えても汗や皮脂が蓄積しており、そのまま保管するとカビやシミ、臭いの原因になり、保温力にも悪影響を及ぼします。
Q3: クリーニングのビニールカバーは外すべきですか?
長期保管時は必ずビニールカバーを外してください。つけたままにするとカバー内部に湿気がこもり、カビが生えやすくなります。外した後は陰干ししてから収納しましょう。
Q4: 収納時はハンガーにかけるのとたたむのはどちらが良い?
型崩れを防ぐため、肩幅にあった厚みのあるハンガーにかけるのが理想です。場所がない場合はたたむことも可能ですが、羽毛が潰れるのを防ぐため、ダウンジャケットの上に荷物を重ねないようにしましょう。
Q5: かさばるので圧縮袋に入れて収納しても大丈夫ですか?
圧縮での収納はNGです。圧縮すると羽毛が折れたりよれたりして見た目が悪くなるだけでなく、ボリュームダウンなど防寒機能の劣化につながります。かさばる場合はトランクルームの活用もおすすめです。
まとめ
今回はダウンジャケットの収納・保管方法をご紹介しました。
暖かくなってくると、ダウンジャケット、コート、ニットといった冬物から春物へクローゼットの中身を総入れ替えする必要がありますよね。
かさばりやすく、コンパクトに収納するのが難しい冬物は、クローゼットに置いておくより、トランクルームに預けたほうが収納スペースを有効活用しやすくなります。
今回ご紹介した内容を参考に、トランクルームの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
もっと知りたい!
続けてお読みください






















