2021/07/09
キャリーケース・スーツケースの上手な収納方法!保管時の注意点やお手入れ方法も解説!
旅行や出張で遠出をする機会が多いと、キャリーケース(スーツケース)がとても役立ちますよね。荷物がたくさん入る上に、キャスターがついているので持ち運びも便利です!
一方で、キャリーケース自体の収納場所に困っている人も少なくありません。キャリーケースは遠出以外では使う場面がないため、意外と収納場所に困ってしまうアイテムなんです。
そこで今回は、キャリーケースの収納術を解説。キャリーケースの本来の役割を上手に使った活用法や、収納前のお手入れ方法をまとめました。行き場に困ったキャリーケースをお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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キャリーケース(スーツケース)を収納できない時の活用法
キャリーケース(スーツケース)の収納場所に困った場合の便利な活用法を解説します。
そもそもキャリーケースは荷物を持ち運ぶために使うものです。それなら、収納スペースにキャリーケースを入れる前に、キャリーケースの中に物を収納すれば有効に活用できると思いませんか?
収納スペースに余裕がないときに、空っぽのキャリーケースをそのまま入れるのはまさにスペースの無駄遣い!あまり出し入れしない荷物を入れておくのに便利ですよ。
キャリーケースの活用方法
キャリーケースを収納グッズとして活用するアイデアをまとめてみました!
衣装ケースとして利用する
年に2~3回、衣替えをするご家庭は多いことでしょう。シーズンオフの衣類は意外とかさばり、収納スペースの中が衣装ケースでいっぱいということもあるのでは?
そこでキャリーケースの登場です。新たに衣装ケースを増やそうか迷っているなら、キャリーケースを代用して使ってみてはいかがでしょうか。
キャリーケースにはファスナーがついているため、頻繁に出し入れする物を収納するのにはあまり向いていないかもしれません。しかしシーズンオフの衣類なら、半年程度はしまいっぱなしになるのでキャリーケースとの相性もよさそうですよね。
圧縮袋を使えば、ニットなどのかさばる衣類もコンパクトにできるので、思いのほかたくさんキャリーケースに入れることができますよ。
防災アイテムを入れる
地震などの災害は、いつ起こるか分からないもの。起こらないに越したことはありませんが、日頃からまさかの事態に備えた準備が必要になります。
続いてのアイデアは、キャリーケースを防災アイテム入れとして活用する方法です。
よく防災グッズがリュックサックにまとまって販売されているのは見かけますが、キャリーケースでも代用が可能です。キャリーケースは、物がぶつかったり、上になにかを重ねて置いたりしても潰れにくいという丈夫さがあるため、防災グッズの長期保存にもおすすめなんですよ。
中に保存食を入れておく場合は、年に数回中身をチェックして賞味期限を確認してくださいね。
通帳や印鑑など大事な物の保管にも
鍵付きのキャリーケースなら、貴重品入れとしても役立ちます。大事な書類や貴重品は、いざ欲しいときにどこに片付けたか分からなくなりがち。まとめてキャリーケースに入れておけば、貴重品=キャリーケースの中という認識になり、探しやすくなることでしょう。
ただし、鍵の保管には注意してくださいね!鍵がなくなってキャリーケースが開けられなくなってしまったという状況になると、ほかのあらゆる貴重品も出せなくなるため危険です!
キャリーケースに物を収納する場合の注意点
収納アイテムとして活用できるキャリーケースですが、本来の使用目的ではないためいくつかの注意点もあります。
たとえば、キャリーケースは通気性があまりよくないため、湿気に弱いものは入れないようにしましょう。半年以上長期的に物を収納する場合には、ほんの少しの湿気がカビの原因になることも。
シーズンオフの衣類を入れる場合はよく乾燥させ、さらに除湿剤も入れておくと安心です。
同じく通気性の問題から、芳香剤や洗剤といったにおいのきついものを入れておくのも避けるべきです。キャリーケース自体にも、中に入れておいたほかの物にもにおいが染み付いてしまうことがあります。
一度染み付いてしまったにおいはなかなか取るのが大変です。最初から入れないようにしましょう。
先ほどキャリーケースは丈夫だと話しましたが、重すぎる物を長期的に保存し続けるのには向いていません。たとえば読まなくなった本や、液体が入ったビンなどは複数になると相当な重さになることでしょう。
ずっと重さがかかり続けると、キャリーケースの歪みや破損につながりますので要注意です。
キャリーケース(スーツケース)保管時の注意点とお手入れ方法
丈夫なキャリーケース(スーツケース)ですが、雑な保管をすると早く傷んでしまう原因になります。
また、キャリーケースは外に持ち出すため案外汚れているもの。収納する前にひと手間加えてお手入れするだけで、長くきれいに使い続けることができますよ。
キャリーケースを保管する際の注意点
外で使うキャリーケースですが、ずっと直射日光を浴び続けるのはよくありません。変色や劣化の原因になってしまいます。どうしても直射日光があたってしまう場合は、カバーをかけておきましょう。ホコリよけにもなるためおすすめです。
また、雨に濡れたキャリーケースをそのまま片付けてしまうと、残っていた湿気がカビの原因になることも。しっかり乾かしてから片付けることも重要ですし、日頃から通気性のよい場所に収納するようにしてくださいね。
キャリーケースの雨除けカバーは、ぜひ使っておきたいアイテムです。日頃からあまり濡れないような使い方をすれば、キャリーケースを長持ちさせられるでしょう。
前述したとおり、キャリーケースに一度ついたにおいは取れにくいです。長期保存をするにあたって、虫がつくのが嫌だと防虫剤を入れたくなるかもしれませんが、においがこびりついてしまうので避けるのが無難ですよ。
キャリーケースの手入れ方法
外で使うキャリーケースは意外と汚れています。使い終わったら、固く絞ったぞうきんでしっかり拭いておきましょう。キャスター部分は地面と接しているため、特に汚れやすい部分です。しっかりと転がしながら全面を念入りに拭いておいてくださいね。
見た目や触った感じで乾いているように思えても、意外と湿気を含んでいる場合があります。収納する前に、少なくとも半日程度は通気性のよい場所でキャリーケースを陰干しするようにしましょう。
カラッと乾燥した状態で収納しておけば、次の遠出でも問題なく使えますよ。
キャリーケース(スーツケース)の収納場所は?
次に、自宅でのスーツケース収納に適したスペースとして、以下の4つをご紹介します。
- クローゼット・押入れ
- 玄関・シューズクローク
- ロフトや屋根裏
- ベッド下などのデッドスペース
では、それぞれの収納スペースの特徴を確認していきましょう。
クローゼット・押入れ
キャリーケースの収納場所としてもっともスタンダードなのが、クローゼットや押入れです。
旅行や出張などでキャリーケースを使用する際、クローゼットや押し入れに衣類などの荷物がまとまっているため、スムーズにパッキングできるでしょう。
キャリーケースの中に物を入れずに収納しておくのであれば、ほかの荷物を取り出すときに邪魔にならない上段に収納するのがオススメ。
先述したように中に物を入れて収納しておく場合は重さがあるため、キャスターでスムーズに出し入れできるように立てた状態で下段に保管しておくのがオススメです。
玄関・シューズクローク
玄関スペースやシューズクロークが備わっている場合には、そこでキャリーケースを保管することもできます。
たとえば、キャリーケースのなかに防災グッズを入れて保管しておく場合などは、災害時に速やかに持ち出すことが可能です。
また、外で使用したキャリーケースを部屋に持ち込みたくないという場合も、玄関やシューズクロークであれば汚れを気にせずに済むでしょう。
ただし、玄関周りの一部スペースを占有してしまうので、広さに余裕がない場合は出入りの邪魔になってしまいます。
ロフトや屋根裏
ロフトや屋根裏スペースが備わっている場合には、そこでキャリーケースを保管するのも手です。
キャリーケースは日常的に使用するものではないため、生活スペースを圧迫することなく保管しておくことができるのはメリットだと言えます。
一方、いざキャリーケースを使用する際、ロフトや屋根裏スペースに荷物を上げたり下ろしたりするのが大変というのがデメリットです。
ベッド下などのデッドスペース
上記の収納場所を確保できない、あるいは備わっていないという場合は、デッドスペースの活用を検討してみましょう。
たとえば、ベッド下のスペースなどは収納の際に有効活用しやすいデッドスペースの代表例です。
耐荷重には十分注意が必要ですが、つっぱり棒などを利用して簡易的な棚を作ることも可能です。
キャリーケースの収納に使えそうなデッドスペースがないか、自宅内を見回してみましょう。
キャリーケース(スーツケース)の収納場所にトランクルームを活用!
ここまではご自宅でキャリーケース(スーツケース)を保管しておく場合の収納スペースを紹介してきましたが、「どうしてもキャリーケースを収納しておけるスペースがない」という場合には、トランクルームの活用がおすすめです。
トランクルームとは、月額制で収納スペースをレンタルすることができるサービスのこと。
トランクルームを利用するメリット
トランクルームを利用する最大のメリットは、自宅の収納スペースを有効活用できる点。
場所を取っていたキャリーケースをトランクルームに預けることで、クローゼットに収まりきらなかった荷物を収納することができ、瀬克空間を広々と快適に保つことができます。
また、空調設備が整っているトランクルームも多くあり、温度や湿度の変化による劣化が起こりにくい環境です。
もちろん、キャリーケース以外にも、自宅に収納しきれない物があるなら一緒に預けてしまいましょう。夏にしか使わないビニールプールや海水浴アイテム、キャンプ道具一式に、スノーボードなどのウィンタースポーツ用のアイテムもトランクルームに預けてくことができます。
トランクルームの選び方は?
トランクルームは大きく以下の3タイプに分けることができ、それぞれ特徴が異なります。
- 屋内型トランクルーム
- 屋外型トランクルーム
- 宅配型トランクルーム
それぞれの特徴について見ていきましょう。
屋内型トランクルーム
屋内型トランクルームは建物の一部あるいは全体が収納スペースとして提供されているタイプ。
空調設備やセキュリティが充実しているので、さまざまな種類の荷物を預けることができます。
また、24時間利用可能なので、自宅のクローゼットの延長のような感覚で利用することができるでしょう。
屋外型トランクルーム
屋外型トランクルームは、ガレージ型やコンテナ型のトランクルームのこと。
料金がリーズナブルで24時間利用可能なものの、温度や湿度の変化が激しいという特徴があります。
そのため、キャリーケースをはじめ、温度や湿度の影響を受けやすい品の収納には不向きだと言えるでしょう。
宅配型トランクルーム
宅配型トランクルームは、宅配業者が荷物を集荷・配達してくれるタイプのトランクルームです。
荷物を出し入れする手間が少なく、空調やセキュリティに関しても充実しています。
ただし、荷物を取り出すまでにある程度の日数がかかってしまうため、急遽取り出す可能性がある場合には注意が必要です。
まとめ
今回は、かさばりやすく収納が難しいキャリーケースの保管方法についてご紹介しました。
自宅にキャリーケースの置き場所がないのであれば、トランクルームでの保管は有力な選択肢となるでしょう。
今回ご紹介した情報も参考に、キャリーケースの保管方法を検討してみてはいかがでしょうか。
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