2021/09/07
ドレスの収納方法は?収納時のポイントとおすすめの保管場所をご紹介!
結婚式やパーティーなどで活躍してくれるドレスですが、以下のようなお悩みを抱えている方は少なくありません。
「ほとんど着用する機会がなく、クローゼットを占有してしまう......。」
「デリケートな素材だから、保管環境に気をつかう......。」
そこで今回は、ドレス保管時のお手入れ方法や、おすすめの収納方法・保管場所をご紹介します。
ドレスの収納にお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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ドレス収納時によくあるトラブル

ドレスの収納によくあるトラブルは、「カビ」「シミ」「型崩れ」の3つです。これらのトラブルがどのようなものか、また対応策について解説します。
ドレス収納時によくあるトラブルは大きく3つ
ドレスの収納時によくあるトラブル3つ
- カビ
- シミ
- 型崩れ
ドレスの収納には、あまり馴染みがないという人も多いのではないでしょうか。では、ドレスを収納しているときによくあるトラブルを解説していきます。
カビ
ドレスの保管でやっかいなトラブルなのがカビ。カビが生えてしまうと、変色してすぐわかってしまうのが難点です。クローゼットは、締め切られた空間かつ、換気が十分に行われないため、湿気が溜まりやすい構造になっています。
とくに、梅雨の時期や気温が高い季節は注意が必要です。
一度、ドレスにカビが生えてしまうと取り除くことは難しくなってしまいます。一般的なクリーニングではなく、シミ抜きが必要です。
またクリーニングをした後、クリーニングのビニールをかけたままにしておくのもNG。
湿気が溜まり、カビが発生しやすくなるといわれています。収納する際には、クリーニングのビニールは外しておいたほうが良いでしょう。
シミ
「以前はなかったのに、保管中にいつの間にかシミができていた」というパターンは少なくありません。原因は汗やお酒など、ぱっと見だとわからない汚れです。
水でしっかりと洗わないと落ちない汚れを放置すると、シミが浮き出てきてしまうのです。カビが好物なタンパク汚れは、カビを発生する原因にもなります。
型崩れ
意外と見落としがちなのが型崩れ。ドレスはラインが綺麗だからこそ美しくみえます。形の合わないハンガーに無理矢理かけておいたり、ハンガーにかけずに平置きしたりするのは型崩れの原因になってしまいます。
ドレスの形に合ったハンガーに吊るすか、もしくは、ドレス裏地の両脇あたりについている紐をハンガーにかけて吊るして保管をしましょう。
トラブルを避けるための対策は?

カビ・シミ・型崩れなどのトラブルは避けたいところ。そこで、これらのトラブルを避ける方法を解説します。
陰干しをする
クリーニングを出した後はそのままクローゼットに収納せずに、まずは1日程度陰干しをしておきましょう。
クリーニングのビニールにより湿気が中に溜まっているかもしれません。風通しの良い場所で、湿気がなくなるまでしっかり陰干しをして、湿気対策をしましょう。
カバーをかけて保管
ドレスは、カバーをかけて保管をしましょう。クリーニングのビニールカバーではなく、不織布タイプのカバーがおすすめ。
不織布は通気性が良く、風が通りやすいです。不織布のカバーをかけておけば、防臭効果も期待でき、ほかの衣類の汚れがつきにくくなります。
ドレスのサイズに合う、不織布のカバーを探してみてくださいね。
防虫剤を使用
お気に入りのドレスが虫食いされていた!となると、とても落ち込んでしまいますよね。穴が開いたドレスはもう着ることができなくなってしまいます。
虫食いの対策として、防虫剤をクローゼット内に置くようにしましょう。現在、防虫剤はさまざまな種類のものが販売されています。クローゼット専用の防虫剤や、置き型タイプなどバラエティに富んだラインナップがあります。
ホームセンターや通販などで、自分のクローゼットにあったものをチョイスしてくださいね。
ドレスの保管方法について
ドレスの保管方法には、ハンガーで吊るすほうが良い場合と、ケースにしまったほうが良い場合があります。ここでは、それぞれのドレスの保管方法を紹介します。
ドレスの保管方法
ドレスはとてもナイーブ。ドレスの保管方法は、ドレスに応じて異なります。
ハンガーで吊るすドレス
ハンガーで吊るすドレスは下記のようなドレスです。
ハンガーで吊るすドレス
- 両脇あたりに、ハンガーにかけるための紐が縫い付けられているドレス
- クローゼットにかけても、スカートのすそがつかない長さのドレス
- シフォンのようにシワシワになりやすい素材のドレス
- 立体的で型崩れをおこしやすいデリケートなドレス
上記のようなドレスは、ハンガーで吊るして収納しましょう。
ハンガーのなかには、衣類の型崩れを防止するために肩の部分にカーブがついたドレス向けのハンガーがあるので活用してみるとよいでしょう。
また、収納する際には必ず防虫剤と除湿剤を置いて、カビやシミ、虫食いの対策を徹底することが大切です。
また先ほども説明しましたが、汚れ防止や防臭も兼ねて、不織布のカバーをかけるのも忘れないでくださいね。
衣装ケースに入れるドレス

衣装ケースに入れて収納したほうが良いドレスは下記の3つです。
衣装ケースに入れるドレス
- クローゼットにかけると床についてしまうようなロング丈のドレス
- パンツドレス
- クローゼットに入りきらないドレス
上記のようなドレスは、大きめの衣装ケースに収納するのがおすすめ。とくに、虫、腐食などに耐性が強いといわれている桐素材なら、なおドレスの収納に適しています。
しかし、問題なのはドレスの大きさ。衣装ケースにそのまま入れることはほぼ不可能です。折って収納することになるため、折り目がついてしまう可能性があります。折り目部分にタオルや布、紙などを挟んで、折り目がつかないように、工夫してみましょう。
クローゼットと同じく、虫食いやカビなどを防ぐために防湿剤や、防虫剤を置いておくと安心です。
ドレスの保管場所
ドレスの保管場所は、湿気がない場所がベスト。またドレスが劣化したり日焼けしたりしないようにするため、直射日光が当たらない場所が良いでしょう。
クローゼットの収納でも構いませんが、注意しておきたい点があります。それはほかの服でクローゼットがぎゅうぎゅう詰めになっていないかということです。
服がぎっしりかかっていると、湿気が溜まりやすく、カビが生えてしまったり、シワがつきやすくなったりします。
ドレスをクローゼットに保管する場合は、なるべくほかの服を減らし、スペースに余裕を持たせるようにしてください。
クローゼットに保管した後も、定期的に陰干しすることを忘れないようにしましょう。
ドレスの保管にトランクルームがおすすめ!
ここまで、ドレス保管時の注意点や保管場所の選び方をご紹介してきましたが、自宅に保管場所を確保できない、クローゼットを広々と使いたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような場合、トランクルームの活用をおすすめします。
トランクルームとは、「収納スペースをレンタルできるサービス」のこと。
次は、ドレスの保管場所としてトランクルームを選ぶメリットをご紹介します。
自宅の収納スペースを有効活用できる
トランクルームにドレスを預けるメリットとして、自宅の収納スペースを有効活用できる点を挙げられます。
一般的に、ドレスは年に数回着用するかどうかのものであり、ほとんどの期間クローゼットのスペースを占有してしまいます。
トランクルームにドレスを預けることで、クローゼットを圧迫することなく、有効活用することがでいるでしょう。
劣化に強い保管環境
デリケートなドレスは、いざ取り出したらカビが発生していたりや変色していたり、といったケースも考えられます。
多くのトランクルームでは、空調設備によって温度・湿度がコントロールされています。
直射日光が当たることもないので、カビや変色といった劣化に強い環境で保管しておくことが可能です。
ドレスを保管するトランクルームの選び方
トランクルームにはいくつかの種類があり、設備や環境もさまざまです。
そのため、トランクルームにドレスを預ける際には、以下のようなポイントをチェックするとよいでしょう。
- 空調設備の有無
- 自宅からのアクセス
- 24時間利用可能か
屋内型トランクルームであれば、空調設備が充実しているところがほとんどです。
空調が適切にコントロールされていると、温度や湿度の変化により衣類が劣化してしまうリスクは低減されます。
大切なドレスを安心して預けておくのであれば、屋内型トランクルームがおすすめです。
まとめ
今回は、収納に困ってしまうドレスの保管方法や、おすすめの保管場所としてトランクルームをご紹介しました。
「思い入れがあって捨てられない」
「けれども自宅の収納スペースを圧迫している」
そんなドレスの保管場所として、トランクルームを活用してみてはいかがでしょうか。
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