2021/09/15
カバンやバッグの収納・保管方法は?大量にあるカバンの収納場所もご紹介
種類や大きさがさまざまなバッグは、収納に困りがちなアイテムのひとつ。
数が増えすぎてしまって、保管場所を確保できないという方もいらっしゃるのでは?
この記事では、普段使うバッグの収納や大量にあるカバンの保管場所をご紹介します。
記事の後半では、バッグやカバンのお手入れ方法について解説していますので、あわせて参考にしてみてください。
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まずは所有しているカバン・バッグを分類
バッグを収納する前に、まずは所有しているカバン・バッグを以下のように分類しておきましょう。
- 普段使いしているカバン・バッグ
- 使用頻度が少ないカバン・バッグ
- 使っていないカバン・バッグ
普段使いしているカバンやバッグは、すぐに使えるような収納方法が適しています。
クローゼットの奥の方などに収納してしまうと、わざわざ取り出すのが面倒になり、使わなくなってしまう可能性があります。
反対に、冠婚葬祭などでしか使わないバッグや旅行用のバッグなど、使用頻度が少ないバッグは、すぐに取り出せる場所に保管しておかなくてもOKです。
また、整理してみると、使っていないバッグや傷んだり壊れてしまったバッグも出てくるかもしれません。そのようなバッグは、この機会に処分を検討してみるとよいでしょう。
最近では、フリマアプリなどで手軽に出品することもできるので、まだ使えるバッグは出品してしまうのも一策です。
分類したらカバン・バッグの収納方法を決める
所有しているカバン・バッグの分類が終わったら収納方法を決めましょう。
収納方法は大きく2つあります。
- 見せる収納
- 見せない収納
それぞれご説明しますので、所有しているカバンやバッグにあった収納方法を選んでみてください。
見せる収納
見せる収納は、普段使いのカバンやバッグにおすすめの収納方法です。
壁掛け収納やラック、バッグ用のスタンドなどを使って収納することで、取り出しやすくおしゃれに収納することができます。
詳しくはカバン・バッグの見せる収納方法で解説しています。見せない収納
見せない収納は、使用頻度の少ないバッグや、使わないけど捨てられないバッグにおすすめの収納方法です。
カビなどが発生しないように対策したうえで、クローゼットや収納ケースにいれて保管しておきましょう。
詳しくはクローゼットを使ったカバン・バッグの収納方法で解説しています。カバン・バッグの見せる収納方法
見せる収納をする際は、カバンやバッグを用意しやすいか、居住スペースの邪魔にならないかという観点から収納方法を考えましょう。
続いては、見せる収納方法として3つのやり方をご紹介します。
- 壁掛けフックを使った収納
- ポールハンガーで省スペースに収納
- ラダーラックでおしゃれに収納
壁掛けフックを使った収納
普段使いのカバンやバッグは生活導線上に収納を設けるのがおすすめです。
リビングや玄関などに壁掛けフックを設置すると、出かける際にスムーズにカバンやバッグを用意できます。
フックが三連など複数になっているものなら帽子やアウター、マフラーなどもかけておけるので使い勝手も抜群。
壁面を使うので、居住スペースが狭くならないもの嬉しいポイント。
ポールハンガーで省スペースに収納
家族がいる方や、普段使うバッグが複数ある方におすすめなのが、ポールハンガーです。
省スペースながら壁掛けフックより多くのカバンやバッグをかけられます。
ラダーラックでおしゃれに収納
ラダーラックもポールハンガー同様に複数のカバンやバッグを収納可能。
スリムなアイテムなので、ソファーと壁の間や廊下、玄関脇といったデッドスペースを有効活用できます。
ラダーラックは見た目もおしゃれでインテリアとしても映えるアイテムです。
クローゼットを使ったカバン・バッグの収納方法
収納グッズを使うことで、限られたスペースでもカバンやバッグが収納しやすくなります。
収納グッズを使った4つのしまい方をご紹介します。
- スタンドやファイルボックスで立てて収納
- S字フックで吊り下げて収納
- バッグハンガーで省スペースに収納
- 布製の収納ケースで分類して収納
スタンドやファイルボックスで立てて収納
仕切りスタンドやファイルボックスを使うと自立しにくいクラッチバッグやハンドバッグなどを立てて収納できます。
仕切りスタンドによっては仕切りの間隔を調整できるものもあります。シーズンによって使用するカバンを変える方は、そういった調整可能なグッズを使うのがいいでしょう。
S字フックで吊り下げて収納
クローゼット内のポールにS字フックをかけるだけで、カバンやバッグを吊り下げて収納できるようになります。
棚を設置しなくても、かんたんに収納スペースを確保できます。
S字フックを選ぶ際は、バッグの持ち手をひっかける部分が太めになっているものを選ぶのがおすすめ。
吊り下げて収納する際に、持ち手部分への負荷を軽減することができます。
バッグハンガーで省スペースに収納
収納するバッグが多い方は、1つのハンガーに複数のバッグをかけられるバッグハンガーを使うのがいいでしょう。
バッグやカバンを縦方向に収納できるので、クローゼット内の場所を取りにくいのがポイント。
布製の収納ケースで分類して収納
シーズンごと、サイズごとなどルールを決めて収納ケースにカバンやバッグを収納しておくと必要なときにスムーズに取り出せます。
布製のケースなら通気性がいいので、カバンやバッグの収納にも適しています。
大量のカバンの収納はトランクルームがおすすめ!
自宅に保管しきれないほど大量にカバンやバッグをお持ちの方は、トランクルームを活用するのがおすすめです。
トランクルームとは、「収納スペースをレンタルできるサービス」や「荷物を倉庫で預かってくれるサービス」のこと。
では、トランクルームがおすすめな理由と、カバン・バッグの保管に適したトランクルームの選び方を見ていきましょう。
トランクルームが役立つ理由
大量にあるカバンやバッグをトランクルームに預けることで、自宅の収納スペースをスッキリと片付けられます。
また、トランクルームは空調設備で温度や湿度をコントロールしているところも多く、カビの発生や劣化が起こりにくい環境で保管することが可能です。
24時間利用できるトランクルームであれば、使いたくなったときに気軽に取り出すことができるでしょう。
カバンやバッグの保管に適したトランクルームは?
カバンやバッグの保管に適したトランクルームとして、屋内型トランクルームを挙げることができます。
多くの屋内型トランクルームは、空調設備が設置されているほか、セキュリティ対策が充実しています。
また、24時間利用できるケースが多いので、第2のクローゼットのような感覚で利用することができるでしょう。
取り出す頻度が少ないカバンやバッグであれば、宅配型トランクルームもおすすめです。
集荷・配達を依頼して荷物を出し入れするタイプなので、預けたり取り出したりといった手間がかかりません。屋内型と同様、空調設備が整っているので劣化にも強い環境です。
革のカバンを長持ちさせる保管方法
革のカバンは保管方法を誤ると傷や型崩れ、カビが発生してしまう可能性があります。
革のカバンを保管する際は、以下の5点に注意が必要です。
- 汚れを落とす
- 型崩れを防ぐ
- 傷がつくのを防ぐ
- 湿気がこもらない場所で保管する
- 直射日光を避ける
汚れを落とす
革のカバンやバッグを保管する際は、事前にお手入れをしましょう。
お手入れをせずに長期保管してしまうとカビが生えてしまったり、汚れがしみついて取れなくなったりする可能性があります。
詳しいお手入れ方法は、バッグのお手入れ方法に掲載しています。
型崩れを防ぐ
革のカバンが型崩れしてしまうと、元に戻すのが困難です。
保管する際はカバンの中にやわらかい布や新聞紙を丸めて入れて型崩れを防ぎましょう。
新聞紙のインクの色移りが心配な方は、新聞紙を布やタオル、不織布などにくるんでから入れると安心です。
傷がつくのを防ぐ
保管中にカバン同士が接触してしまうと傷がついてしまうことがあります。カバン同士の接触を防ぐために不織布のケースに入れて保管しましょう。
不織布の代わりにビニール袋を使っての保管はおすすめできません。
ビニール袋は通気性が悪いのでカビの原因になってしまったり、ビニールの成分によって革が変質してしまうこともあるの使用を避けましょう。
湿気がこもらない場所で保管する
革のカバンを湿度が高い場所に保管するとカビが生えやすくなってしまいます。
とくに、クローゼットは閉め切った空間なので湿気がこもりやすくなっています。
クローゼットでカバンを保管する際は、定期的にクローゼットを開放して換気を行い、湿気がこもらないようにしましょう。
直射日光を避ける
直射日光に含まれる紫外線の影響で、乾燥やひび割れ、変色などの劣化がしやすくなります。
革製品は直射日光のあたる場所を避けて保管しましょう。
【素材別】バッグのお手入れ方法
お気に入りのカバンや高価なブランドバッグを長く愛用するためには、定期的なお手入れが大切です。
最後に、以下の素材別にカバン・バッグのお手入れ方法をご紹介します。
- 本革のバッグのお手入れ
- 合成皮革のバッグのお手入れ
- スエードのバッグのお手入れ
- ナイロンのバッグのお手入れ
- キャンバス生地のバッグのお手入れ
本革のバッグのお手入れ
お手入れをすることで、本革を美しく経年変化させることができます。
本革のバッグのお手入れの仕方
- ブラシで表面の汚れを取り除く
- 掃除機などでバッグの中のほこりを取り除く
- 布にオイルまたはクリームを少量取る
- 時間を置いてオイルまたはクリームをなじませる
- オイルまたはクリームをバッグ全体に薄くなじませていく
- 乾いた布で全体を拭く
- 風通しのいい場所で陰干しをする
合成皮革のバッグのお手入れ
見た目は本革に近くても、素材自体の耐久性は本革より劣ります。
長く使うために合成皮革にあったお手入れを行いましょう。
合成皮革のバッグのお手入れの仕方
- 表面や内部のほこりを取り除く
- 縫い目は歯ブラシをつかってほこりを払う
- 水でうすめた中性洗剤を布にしみこませる
- 汚れが気になる部分に3の布をたたくようにして汚れをとる
- 汚れが落ちたら乾いた布でたたくようにして水分を取り除く
- 風通しのいい場所で陰干しをする
スエードのバッグのお手入れ
スエードの表面は毛羽立っているので、ほこりや汚れがつきやすい素材です。
また、毛並みが乱れてしまうと、汚れのように見えてしまうのでブラッシングだけでも定期的にするのがおすすめです。
スエードのバッグのお手入れの仕方
- 生ゴムブラシでブラッシングする
- 起毛革用の汚れ落としスプレーを汚れ中心に吹きかける
- 再度、生ゴムブラシで全体をブラッシングする
- 陰干しして乾いたら仕上げにまたブラッシングをする
ナイロンのバッグのお手入れ
ナイロンのバッグは汚れを放置してしまうと汚れが取りにくくなるだけでなく、カビが生えやすくなってしまいます。
汚れがついたときはすぐに落としましょう。
ナイロンのバッグのお手入れの仕方
- 縫い目や生地の隙間に入ったほこりを取り除く
- 水で薄めた中性洗剤に布を浸して絞る
- 2の布で表面をたたくようにして汚れを落とす
- 汚れが落ちたら別の布で洗剤をふき取る
- 風通しのいい場所で陰干しをする
キャンバス生地のバッグのお手入れ
キャンバス生地のバッグは織り目に汚れがたまりやすく、お手入れを怠ると黒ずみやカビの原因となってしまいます。
とくに持ち手やポケット、底の部分など汚れがつきやすい場所は重点的にきれいにしましょう。
キャンバス生地のバッグのお手入れの仕方
- 汚れが気になる部分を水でぬらす
- 汚れに中性洗剤または固形石鹸を塗る
- ブラシでやさしくこすり洗いをする
- 汚れが落ちたら水ですすぐ
- タオルなどで水分を拭き取る
- 形を整えて風通しのいい場所で陰干しをする
まとめ
今回は、カバンやバッグの収納方法やおすすめの保管場所、お手入れ方法などをご紹介しました。
かさばりやすいバッグも、工夫次第ですっきりと収納しておくことが可能です。
今回ご紹介した情報を参考に、カバンやバッグを整理・収納してみてはいかがでしょうか。
もっと知りたい!
続けてお読みください