2021/09/10
一人暮らしで必要な備蓄とは?おすすめの備蓄方法を紹介!
「一人暮らしでも備蓄は行うべき?」
「どんな物を準備しておけばよいの?」
「一人暮らしに適した備蓄方法は?」
といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、一人暮らしでの備蓄の必要性や、用意しておくべき備蓄品の種類や目安量、そして一人暮らしに適した備蓄方法をご紹介します。
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一人暮らしでも備蓄は必要!
一人暮らしの方のなかには、部屋のスペースが限られているため備蓄品を置きたくないという方もいるかもしれません。
しかし、一人暮らしでも備蓄は行うべきです。とくに、コンビニや飲食店での外食が多い方は、いざ災害が発生してライフラインが止まってしまった場合、食料や水が手に入らず生活がままならないという事態に陥りかねません。
災害やパンデミックなどの非常時に生活を継続させるためには、備蓄を行うことは不可欠だと言えます。
主な備蓄品と必要な量
災害やパンデミックへの備えは、以下の2種類に分けて用意することが推奨されています。
- 非常用持ち出し袋
- 自宅避難用の備蓄品
それぞれどういった物が必要なのか見ていきましょう。
非常用持ち出し袋
非常用持ち出し袋は、災害などの非常時に避難所へと持ち出すための袋です。避難時に両手を使えるように、両肩で背負えるリュックタイプが適しています。
非常用持ち出し袋に入れておくべき主な品は以下の通りです。
- 水、非常食
- タオル
- ティッシュ、ウエットティッシュ
- 洋服、下着
- 生理用品、歯ブラシ
- マスク
- 非常用トイレ
- 使い捨て手袋
- 懐中電灯、電池
- スマホなどのモバイルバッテリー
- ラジオ
- ホイッスル
- 常備薬や眼鏡など自分に必要なもの
- 身分証明書や通帳のコピー、お薬手帳のコピー
- ヘルメット・防空頭巾、など
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自宅避難用の備蓄品
非常持ち出し袋とは別に、自宅で避難・待機する際の備蓄も準備しておく必要があります。自宅避難用の備蓄品として、以下のような物を用意しておきましょう。
- 水、食料
- ラップ、使い捨て手袋、ポリ袋
- ナイフ、カセットコンロ
- 紙皿、紙コップ、割り箸
- 懐中電灯、電池
- 手回しタイプの充電器
- ラジオ
- トイレットペーパー、タオル
- ティッシュ、ウエットティッシュ
- 生理用品
- 非常用トイレ
- ドライシャンプー、マウスウォッシュ
- ウォータータンク
- ガソリンの携行缶(車を所有している方)、など
なかでも、食料と水はとくに重要です。食料は長期保存がきくレトルト食品や缶詰、インスタント麺やアルファ米などが備蓄食料として適しています。飲料水に関しても、一般的な飲料水よりも長期保存に適している備蓄水がおすすめです。
必要な量は?
備蓄品は、最低でも3日分は必要だとされています。たとえば飲料水は、大人一人あたり1日に3リットル消費すると言われています。
一人暮らしの場合、最低でも9リットル(3リットル×3日分)は準備しておきたいところです。食料についても、9食分(3食×3日分)以上は用意しておくべきでしょう。
また、災害・パンデミックの規模によっては、ライフラインの復旧までにさらに日数を要する可能性もあります。できれば1週間以上の水と食料、日用品を準備しておくべきだと言えます。
一人暮らしにおすすめの備蓄方法「ローリングストック」
一人暮らしで備蓄品を用意していると、いつの間にか食品の賞味期限が切れていたり、食べきれずに食材を腐らせたりしてしまう場合があります。水も大量に備蓄していると、入れ替えるタイミングで消費しきれないこともあるでしょう。
水や食材のロスを防ぐ方法として、「ローリングストック」という方法があります。
ローリングストックとは、日常生活の中で普段よりも少し多めにストックを用意して、使ったら使った分だけ新しく買い足す備蓄方法です。
古い物から消費して、減った分を補充するので、常に備蓄品は新しいものが準備されていることになります。そのため、いつのまにか消費期限が切れていることもなくなり、入れ替えのタイミングで古い物を大量に消費する必要もなくなるのです。
ローリングストックの良いところは、普段の日常生活に取り入れやすいところです。しかし災害や非常事態が起きた際は、予想している以上に困難な状況が起きる場合があるため、ローリングストックだけでは準備が万端ではないことも忘れないでおきましょう。
一人暮らしの備蓄にトランクルームを活用!
一人暮らしをしている場合、備蓄を保管しておくスペースが十分に確保できないという方も少なくないのでは?そのような場合、トランクルームの活用がおすすめです。
トランクルームとは、収納場所をレンタルできるサービスのことで、屋内型や屋外型(ガレージ・コンテナ)、宅配型などの種類があります。
次は、一人暮らしの備蓄にトランクルームが役立つ理由を見ていきましょう。
自宅以外に収納場所を確保できる
一人暮らしで収納スペースが十分でない場合でも、トランクルームを活用することで備蓄品の置き場所を確保することが可能です。
たとえば、衣替えした洋服や季節家電、年に数回しか使用しないレジャーアイテム、捨てられない思い出の品など、日常的に使わない荷物をトランクルームに預けておくことで、備蓄品を保管するスペースを作ることができるかもしれません。
分散備蓄でリスクを軽減
災害時、建物の倒壊や浸水などの影響で自宅に用意した備蓄品を取り出せないケースも考えられます。そういったリスクを軽減するためにも、トランクルームの活用は効果的です。
自宅とトランクルームで分散備蓄しておくことで、万が一自宅に立ち入れなくなった際でも備蓄品を取り出せる可能性が高まります。
まとめ
今回は、一人暮らしの備蓄について、必要な備蓄品や目安量、おすすめの保管方法についてご紹介しました。
いつ起こるか分からない災害やパンデミックへの対策として、日頃から備蓄品を用意しておくことは重要です。ご紹介した情報も参考に、トランクルームを活用した備蓄を検討してみてはいかがでしょうか。
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