2021/09/08
整理整頓ができない人の特徴は?解決策や習慣化のコツをご紹介!
「整理整頓が苦手で物が散らかってしまう」
「整理整頓を始めても途中で挫折してしまう」
という方は少なくないのではないでしょうか?
整理整頓ができない人には、共通する特徴があります。まずは整理整頓ができない理由を知り、そのうえで適切に対処することが大切です。
この記事では、整理整頓ができない人の特徴と解決策を解説します。整理整頓を習慣化するコツも紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
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整理整頓ができない人の特徴は?
まずは、整理整頓できない人の特徴を見ていきましょう。
- どこから手をつけていいかわからない
- 物の定位置を決めていない
- 物に囲まれていることに居心地の良さを感じる
- 心に余裕がない
- 面倒くさいという思いが強い
- 物を捨てられない
- 集中力が続かない
- 中途半端な状態が気にならない
- 物事の優先順位をつけられない
どこから手をつけていいかわからない
整理整頓の際は、片づける順番を考えたり、物の必要性を見極めたりすることが必要です。そのため、体だけでなく頭を動かすことにも多くの労力を費やすことになります。
しかし、「いくら考えてもどこから手をつければいいかわからない......」という方もいるのではないでしょうか?そのような人は、考えるだけで疲れ切ってしまい、整理整頓ができずに終わってしまう傾向にあるでしょう。
片付けや整理の基本ステップを把握して、ひとつずつ実践していくことで解決されるかもしれません。
詳しくは「整理整頓ができるようになるには?」を参考にしてみてください。
物の定位置を決めていない
整理整頓が得意ではない人の特徴として、「物の定位置が決まっていない」という点が挙げられます。同じ物なのに毎回違う場所にしまってしまうため、次に使うときに物がどこにあるのかわからなくなってしまいます。
こうした人は、収納スペースに雑然と物を入れてしまい、次に物を使うときのことまでを想定できていないことが多いです。
物に囲まれていることに居心地の良さを感じる
「物に囲まれていると安心する」と感じる人は整理整頓ができない傾向が強いでしょう。こうした人は、物をしまわずに身の回りに置きっぱなしにしてしまいます。
人によっては、「なんとなく寂しい」「急に不安感に襲われる」といった状態に陥っているかもしれません。また、物に囲まれていないと孤独感を感じるという人や、部屋に雑貨や小物をやたらに飾っている人にも多いようです。
気になる方は、自分の心の状態や部屋の様子を確認してみるとよいでしょう。
心に余裕がない
ストレスの影響で心に余裕がないことも、整理整頓ができない人に当てはまる特徴です。
誰しもイライラしているときや落ち着かない状態のときは、心に余裕がないでしょう。そのような状態で部屋の整理整頓もままならないでしょう。
「人の精神状態は部屋の状態やカバンの中をみればわかる」とも言われます。一度落ち着いて自分の心を点検してみるとよいでしょう。
面倒くさいという思いが強い
「なにもしたくない」、「片づけるのが面倒くさい」という思いが強い人は、整理整頓ができない人かもしれません。
こうした人は、いざ「部屋を綺麗にしよう!」という思いが生じても、面倒くさいという感情に負けてしまいがち。そのため、いつまでも行動に移すことができない傾向にあります。
物を捨てられない
もったいない思いが強く、物を溜めこんでしまうことも整理整頓が苦手な人の特徴です。いらない物を処分しないと、収納するスペースを確保することもままなりません。
「いつか使うかも」と何年もホコリをかぶったままの荷物はありませんか?綺麗な状態であったとしても、使わないのであればそれは宝の持ち腐れ。
捨てるのがもったいないのであれば、人に譲ったり、フリマアプリに出品するなど、なんらかの形で処分するという決断をしましょう。
集中力が続かない
ひとつのことに長時間集中できないことも、整理整頓ができない人の特徴です。集中力が持続しない人は、片づけをしている途中で別のことに気が散ってしまうことがよくあります。
整理整頓は一度中断してしまうとそこからさらに散らかってしまうため、集中力が続かない人にとっては難しいと言えるでしょう。
中途半端な状態が気にならない
物事を中途半端にしても気にならないという人は、整理整頓ができない人である可能性が高いです。なにかが散らかってしまった場合、最後まで片づけるのが整理整頓の基本です。
しかし、中途半端な状態が気にならない人は、散らかっている物をとりあえずどこかに突っ込んでおいたりしがち。そのように物の定位置が決まっていない状態が続くと、整理整頓することは難しいでしょう。
物事の優先順位をつけられない
整理整頓がうまくできないことには、優先順位をつけられないことも関係しています。
整理整頓をすべきときに、ほかのやりたいことを優先してしてしまうとうまくいきません。この傾向は、手間や時間がかかることを後回しにしてしまう人にも当てはまるでしょう。
整理整頓ができるようになるには?
整理整頓ができるようになるためには、片付けや整理の基本ステップを実践するのがおすすめです。
整理整頓を正しい手順で実践するだけでも、簡単に部屋を綺麗にすることができるでしょう。それでは、具体的な解決策もあわせて解説していきます。
整理整頓のステップを知る
整理整頓するときの基本的なステップはたったの3つ。
- 持っている物を把握する
- 物を分類する
- 収納する
整理整頓の最初のステップは、持っている物を把握することです。
一度にすべての物を把握するのは大変なので、クローゼットや一部屋など、場所を決めてどんな物があるのかを確認していきましょう。
持っている物を確認したら、利用シーンや使用頻度に応じて分類していきます。たとえば、以下のように分類してみるとよいでしょう。
- 日常生活で頻繁に使う物
- 使うシーズンやシチュエーションが限られる物
- 使わないけれど捨てられない物
- 今後使わない物
- 存在を忘れていた物
次に、分類した物ごとに収納場所を考えます。
日常生活で頻繁に使う物は、棚やクローゼットの中段など、取り出しやすい場所に保管するとよいです。
使うシーズンやシチュエーションが限られる物は、それぞれまとめて保管しておくのがおすすめ。使わないけれど捨てられない物は、クローゼットの上段など、取り出しにくいところでも問題ないでしょう。
今後使う予定がない物や、持っていることすら忘れていた物は、この機会に処分を検討しましょう。
物の定位置を決める
物が散らかってしまう原因のひとつは、物の定位置が決まっていないことです。
たとえば、ハンコは玄関近くの箱、爪切りは引き出しの一番上といったように、「これはここに置く!」と決めておくとよいでしょう。
また、物の定位置は物を使う場所の近くに決めておくのがおすすめです。物を出して片づけるという動作をスムーズに行うことができ、整理整頓された状態を維持できます。
不要な物を見極めて処分する
自分の持っている物が本当に必要かどうかを見極めることも、整理整頓に大きく役立ちます。不要だと判断できた物を処分することで、物の量を減らすことができるため、整理整頓が捗ります。
まずは、所有物を把握してリスト化してみるとよいでしょう。次に、「日常的に使う物」「特定のシーンで使う物」「使っていない物」に分類します。そして、使っていない物に分類した物は不用品として処分しましょう。
物を捨てられない原因を知る
「不要だとわかっていても、すぐに物を捨てられない!」という方も少なくないのではないでしょうか。
物を捨てられないことには、必ず原因があります。自分がなぜ物を捨てられないのか、その原因を知って適切に対処しましょう。
物が捨てられない人の主な特徴として、以下の項目が挙げられます。
- もったいない
- こだわりが強い
- 見栄を張りたい
- 決断に自信がない
- 捨てることに罪悪感を覚える
すぐに処分するかどうか判断できない物は、期限を決めて処分するかどうかを決めるとよいです。
また、処分に迷う物は一時的にトランクルームに預けておくのがおすすめ。無理に物を捨てることなく部屋にゆとりを持たせることができます。
整理整頓が苦手な方にはトランクルームがおすすめ
整理整頓が苦手な方には、トランクルームの活用がおすすめです。トランクルームとは、「月額制で収納スペースをレンタルできるサービス」のこと。
それでは、トランクルームが整理整頓に役立つ理由について見ていきましょう。
手軽に整理整頓された状態を実現できる
日常的に使わない物をトランクルームに預けるだけで、収納スペースに余裕ができ、部屋のなかがスッキリとします。
このようにトランクルームを活用すれば、「部屋が整理整頓された状態」状態を手軽に経験することが可能です。片づけや整理に対して苦手意識を持っていた人でも、整理整頓に対してモチベーションが湧くでしょう。
また、片づける物の量が減るため、日ごろから整理整頓しやすくなるというメリットもあります。
後悔のない断捨離にも役立つ
トランクルームは断捨離にも役立ちます。
捨てるかどうか迷ってしまう荷物を一時的にトランクルームに預けることで、本当に必要な物かどうかをじっくりと検討することができます。そのうえで不要だと判断できた物を処分すれば、後悔なく断捨離することが可能です。
また、「どうしても捨てられない!」と判断した物であっても、そのままトランクルームに預けておけば自宅の収納スペースを圧迫せずに済むでしょう。
整理整頓には屋内型トランクルームがおすすめ
トランクルームは、大きく以下の3種類に分けることができます。
- 屋内型トランクルーム
- 屋外型トランクルーム
- 宅配型トランクルーム
屋内型のトランクルームは24時間365日いつでも利用可能な業者が多いので、自分の好きなときに必要な物を取り出すことも可能です。
宅配型トランクルームの場合、配送業者を介して利用するため、すぐに荷物を取り出すことはできないという点に注意が必要です。
月額2,000円台から借りられるお部屋も
屋内型トランクルームのなかには、小さなサイズであれば月額2,000円台から手ごろな価格で借りられるお部屋もあります。
サイズが小さめのお部屋(0.5帖)でも、通常サイズの段ボール約12個分の荷物が収納可能。
また、ほとんどのトランクルーム業者では、「賃料がお得になるキャンペーン」などが頻繁に実施されています。ぜひこの機会に活用を検討してみてはいかがでしょうか。
整理整頓を習慣化するコツ
最後に、整理整頓を習慣化するコツを見ていきましょう。
自分に合った整理整頓ルールをつくる
整理整頓は、一度したらそれでおしまいというわけではありません。
季節によって入れ替えたり、古くなって処分しなければならない物も出てくるため、定期的に実施する必要があります。
しかし、「整理整頓は継続するもの!」と決めつけてしまうとハードルが高くなってしまいかねないので、自分に合ったルールを作るとよいでしょう。
まずは以下のような簡単なルールを決めると実践しやすいです。
- クローゼットを季節ごとに整理する
- 帰ってきたら10分だけ掃除する
- 1日1個は物を捨てる
- 毎週〇曜日は整理の日にする
整理整頓は「慣れること」が大切なので、継続できるルールを設定するのがポイントです。
スッキリした状態の部屋に慣れると、ごちゃごちゃしてきたときに「なんだか落ち着かない」気分になります。そのため、部屋が少し散らかってきた時点で物を片づけようという気持ちになり、整理整頓を習慣にしていくことができます。
片づいた状態を維持するポイント
片づいた状態を維持するコツは、「物を出しっぱなしにしない」こと。
使った物をついテーブルの上に置きっぱなしにしていたり、あとでしまおうと思ってそのままになっていたりしませんか?必ず物の定位置を決めて、使い終わったら定位置に戻すことを心がけましょう。
また、「ながら片づけ」も効果的です。なにかのついでに片づけるとそこまで負担にも感じませんし、「片づけよう!」と意気込んでいるときにはなかなか気づくことのない場所も整理することができます。
まとめ
今回は、整理整頓ができない人の特徴とその解決策について解説しました。
まずは、自分がどうして整理整頓ができないのかを確認してみましょう。そのうえで、整理整頓の基本ステップや具体的な解決策を試してみてください。
不要な物をなかなか捨てられなかったり、ひとまず部屋を整理整頓された状態にしたいという方にはトランクルームの活用がおすすめ。
ぜひこの機会に、自分に合った方法で整理整頓の第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
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