2020/07/30
引越し時にトランクルームを利用するメリットとは?荷物の準備が終わらない場合の対処法も紹介!
トランクルーム(レンタル収納スペース)の認知度が高まるにつれて、多くの方がさまざまな用途でトランクルームを活用しています。
なかでも、引越し時にトランクルームを利用する方が増えてきているのをご存じでしょうか。
こちらの記事では、引越し時にトランクルームが役立つ理由や、トランクルーム選びのポイントをご紹介します。
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引越し時にトランクルームが使われる理由
まずは、なぜ引越し時にトランクルームが使われているのかについて確認していきましょう。
引越し時にトランクルームが使われる理由
- 繁忙期の引越し料金高騰
- 引越し先に入居するまでの一時保管場所
- 期間限定の転居時にも
繁忙期の引越し料金高騰
引越し時にトランクルームが使われる理由のひとつが、繁忙期の引越し料金高騰です。
引越しシーズンと呼ばれる3月から4月にかけては、それ以外の時期に比べて引越し料金が大幅に高騰する傾向にあります。
しかしこの時期は、新生活への準備など何かとお金がかかるため、できるだけ引越し料金を抑えたいと考える人は少なくありません。
トランクルームを活用して少しずつ荷物を運びだすことで、繁忙期の引越し料金よりもコストを抑えて引越しできる場合があるのです。
引越し先に入居するまでの一時保管場所
現在の住まいの引き渡し日時と、引越し先の入居時期に間がある場合も、トランクルームの活用がオススメです。
荷物の一時保管先としてトランクルームを契約し、入居時期が来たらトランクルームから荷物を運び出す、という使い方ができるためです。
入居までの期間があいてしまっている場合や、退去日が迫っている場合には、トランクルーム利用を検討してみるとよいでしょう。
また、現在の住まいの退去日までに荷物の整理が間に合わない場合に、荷物をトランクルームに一時的に移動するという使い方もあります。
期間限定の転居時にも
自宅のリフォームや海外赴任など、期間限定で転居する場合もトランクルームが役立ちます。
仮住まい先が現在の住居よりも狭い場合、家具や家財が入りきらないといったケースは多々あります。
そのような場合でも、トランクルームに家具・家財を預けておくことで処分せずに済み、元の住居に戻った際に再び使用することができます。
引越し時のトランクルーム選びのポイント
次は、引越しでトランクルームを利用する際に覚えておきたい、トランクルーム選びのポイントを確認していきましょう。
POINT ~引越し時のトランクルーム選び~
- 部屋サイズの豊富さ
- 設備やサービスの充実度
- 利用開始時期と最低利用期間
- 事前見学可能かどうか
部屋サイズの豊富さ
引越し時のトランクルーム選びで重要になるのが、部屋サイズの豊富さです。
引越し荷物を大量に保管しておくとなると、それなりのサイズが必要になります。かといって、必要以上に広い部屋では利用料金が高くなってしまう可能性があります。
また、引越し後も継続してトランクルームを利用する場合、小さいサイズの部屋に変更したくなるかもしれません。
目的に合わせて広さを選べるよう、部屋サイズが豊富に用意されているトランクルームを探すべきでしょう。
設備やサービスの充実度
トランクルーム選びの際は、設備やサービスの充実度もチェックしておきましょう。
たとえば、空調設備は確認しておくべきポイントのひとつです。温度・湿度を管理しているトランクルームであれば、カビやダニなどが発生しにくく、安心して引越し荷物を預けておくことができます。
また、トランクルームによっては、無料で台車を貸し出していたり、荷物の送迎サービスを提供していたりするので、事前にチェックしてきましょう。
利用開始時期と最低利用期間
利用開始までの日数や最低利用期間も、トランクルームを契約する上で必ず確認しておくべきポイントです。
退去予定日が迫っている場合などは、すぐにでもトランクルームの利用を開始する必要があります。そのような場合は、WEB申し込みなどで即日利用可能なトランクルームを探してみましょう。
また、トランクルームによっては最低利用期間が定められているケースがあります。たとえば、短期間しか利用しないにもかかわらず1年以上の利用が条件となっていると、余計なコストが発生してしまいます。
どれくらいの期間利用したいのかを明確にしたうえで、条件に合ったトランクルームを選択しましょう。
事前見学可能かどうか
事前見学が可能かどうかも、引越し時にトランクルームを選ぶ際のポイントとなります。
部屋のサイズだけを見てトランクルームを契約してしまうと、いざ荷物を運びこむ際にエレベーターに荷物が収まらない、部屋の入り口を通らないなどのリスクがあります。
こうした失敗を防ぐためにも、契約前に見学することができるトランクルームを選ぶようにしましょう。
引越しまでに荷造りが終わらない場合は?
先述の通り、トランクルームは退去日までに荷造りが終わらない場合の一時保管場所としても活用されています。
引越しまでに荷造りが終わらない場合、どのようなリスクがあるのでしょうか。
また、荷造りをスムーズに終わらせるコツはあるのでしょうか。
場合によっては業者が対応してくれないことも
引越し業者に荷物の運動を依頼している場合、作業日までには荷造りを終えて、速やかに作業に取り掛かれる状態にしておく必要があります。
荷造りが終わっておらず、作業をすぐに始められない状態だと、契約違反として対応を断られてしまう場合もあるので注意が必要です。
国土交通省(旧運輸省)が公表している「標準引越運送約款」では、荷造りに関して『荷送人は、荷物の性質、重量、容積、運送距離等に応じて、運送に適するように荷造りをしなければなりません。』(標準引越運送約款|国土交通省より引用)と示しています。
多くの引越し業者はこの「標準引越運送約款」を取り入れており、荷造りが適切に行われていない場合には、追加費用が発生してしまうケースや、最悪の場合には作業を断られてしまう可能性もあります。
こうした事態を避けるためにも、引越し予定日・退去日が決まったら計画的に荷造りや不用品の処分を進めておく必要があるのです。
荷造りをスムーズに進めるポイント
荷造りが間に合わないというケースでは、多くの場合仕分けがうまくできないことと関係があります。
そこで仕分けを上手に行い、スムーズに荷造りをするためのポイントを解説していきましょう。
荷造りは1か月前から
荷造りはおよそ1か月前から、少しずつ行っていきましょう。
引越しの何日前からという大きな決まりはないにしても、できる限り早目に仕分けをスタートさせるのがポイントです。
引越し業者に予約をしたのであれば、段ボールが届き次第、荷造りに着手しましょう。
使わないものから詰める
最初に荷造りをするのは、普段使わないものからです。
押し入れにしまっている荷物や、衣替えの服など、すぐには使わないものから仕分けをしていきましょう。
完璧に仕分けしようとせずに、考えなくても詰めることができるものから、荷造りをスタートさせましょう。
すぐに使うものはキャリーケースに
引越し先の新居で、すぐに使うものはキャリーケースに入れておきましょう。
ゴミ袋やガムテープ、引越し関係の書類など、すぐに使う荷物はキャリーケースに入れます。
他には、パソコンなどの重要な機器もキャリーケースに入れて、自分で運ぶとよいでしょう。
迷ったなら持っていく
荷造りをしていると、持っていくのか処分をするのか迷うものも出てくることでしょう。
迷ってどうしようとか考えていると、仕分けをする手も止まってしまいます。
もしすぐに判断できないものがあれば、一旦トランクルームに預けてじっくり検討するのも一策です。
まとめ
今回は、引越し時にトランクルームが役立つ理由と、トランクルームを選ぶ際のポイントについてご紹介しました。
引越しを控えている方は、トランクルームの活用も検討してみてはいかがでしょうか。
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