2021/06/15
多すぎる部屋の荷物!引越しで荷物を減らす・捨てるコツや段ボール数の目安を紹介!
「荷物が多すぎて引越しが大変......」
「引越しを機に荷物を整理・処分したい......」
とお悩みではありませんか?
こちらの記事では、引越しの際に荷物を整理・処分するポイントや、どうしても捨てることのできない荷物の保管方法についてご紹介します。
引越し時に使う段ボール数の目安についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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引越しの際に荷物を減らすメリット
引越しは、所有物を見直す絶好のタイミングであり、断捨離を決意する人も少なくありません。
荷物を減らすことのメリットを知っておくと、「減らそう」「捨てよう」というやる気も出てきます。引越し前に荷物を減らすことのメリットをみていきましょう。
引越しで荷物を減らすメリット
- 引っ越し費用が安くなる
- 荷造り・荷ほどきが楽になる
- 気分がスッキリする
- 引越し費用の足しになる場合も
引越し費用が安くなる
引越し前に荷物を減らすことの一番のメリットは、引越し費用が安くなるということ。当たり前のことですが、荷物が多ければ多いほど引越し費用は高くなります。
引越し費用は、荷物の量・移動距離・時期・人手の数・トラックの大きさによって決まります。
荷物が少なければ使用するトラックのサイズも小さくなり、引越し費用も数万円ほど安く抑えることができるかもしれません。
荷造り・荷ほどきが楽になる
引越しの際にとくに面倒な作業が、荷造りと荷ほどきです。
「引越し予定日までに荷造りが終わらない......」
「新居に引越したものの、荷ほどきが面倒で段ボールが山積み......」
といったお悩みを抱える人は少なくありません。
とくに一人暮らしの方の場合、基本的には荷造りや荷ほどきを一人で行うことになります。
引越しを機に荷物を減らしておくことで、引越し前の荷造りと新居での荷ほどきが楽になり、スムーズに新生活をスタートすることができるでしょう。
気分がスッキリする
引越しのときに減らせる荷物というのは、端的に言ってしまえば生活のなかで不要なものといえるでしょう。荷物を減らすことで不要なものに囲まれていた生活から解放されるので、気持ちが軽くなりスッキリします。
また、部屋の収納スペースに余裕が出るので、身の回りが整理されてモチベーションの向上にもつながるでしょう。
不要なものを捨てていくと、そのあとから余計なものを買わなくなります。なぜなら、ものを買う前に「本当に使うものでなければ捨てることになる」ということが頭をよぎるようになるからです。
ものが増えてくると家具や収納グッズを買う必要がでてきますし、さらに広い部屋に引越す必要性に迫られてくることもあります。つまり、ものがある生活をすると、それだけでお金がかかってしまうのです。
逆に、ものが少なくなれば、新たに家具や収納グッズを購入する必要がなくなるため、お金がかからない暮らしも可能になります。
引越し費用の足しになる場合も
自分にとっては不要なものでも、他の人にとっては価値があるものもあります。そうしたものがあれば、フリマなどに出品してお小遣い稼ぎをすることができるかもしれません。
もちろん、売りにだした商品がなかなか売れず、売るためにとっておく期間が長くなるということも起こりえます。なので、1ヵ月以内に売れない場合は捨てる、など期間を決めておくようにしましょう。
引越し時に使う段ボール数の目安は?
自分の持ち物の量が多いか少ないかの判断は、引っ越しで使う段ボールの数を参考にしてみるのがおすすめです。
引越しサービスの大手「日本通運(日通)」のアンケート調査によると、引越し時に使った段ボールの数は「30箱程度」が43%、「50箱以上」が23%、「10箱以下」が18%、「20箱程度」が16%という順になっています。
また、人数(何人暮らしか)による段ボール箱の目安として、以下を示しています。
- 1人暮らし(単身):段ボール10~15箱程度
- 2人暮らし:段ボール20~30箱程度
- 3人暮らし:段ボール30~50箱程度
- 4人暮らし:段ボール50~80箱程度
1人暮らしであれば、段ボールが20箱を大幅に超えそうであれば、荷物を減らすことも検討してみるとよいかもしれません。
(参考:引越しの時ダンボールってどれくらい使いましたか? | 引越しみんなのアンケート | 引越しお役立ち情報 |引越しは日通)
処分する荷物を見極めるポイント
荷物を減らしたいと思っても、どのようにすれば良いのか分からない。そんな方のために、具体的な手順と方法をご紹介していきます。
この3つの手順を踏むだけで、かなり荷物を減らすことができるでしょう。長年持っていたものだと捨てることに抵抗を感じることがあるかもしれませんが、「もったいない」と思わずに思い切って捨てるようにおすすめします。
1.所有しているものを把握する
まず、現在の家(部屋)にある所有物を確認しましょう。
持ち物を把握していなければ、必要なものや不要なもの、さらには新居で買い揃えるものを見極めることができません。
ただし、一度にすべての持ち物を把握しようとすると、部屋に荷物が溢れかえってしまい、かえって引越し準備が進まなくなってしまいます。
衣類を確認する日、本や雑誌を確認する日、趣味道具を確認する日、といった具合に持ち物の種類ごとに確認を進めていきましょう。
2.現在使用しているか否か
現在所有している荷物を残すか捨てるかは、日常的に使用しているものかどうかで判断することができます。
現在使用しておらず、1年以上使っていないようなものであれば、不要なものと判断しましょう。
衣類や靴、バッグなど、いつか使うかもと思うこともあるかもしれませんが、1年間使っていないものであれば、使う機会は今後もないと考えてよいでしょう。
3.強い思い入れはあるか
日常的に使用していないものであっても、そのものに「強い思い入れがある」という場合は残しておきましょう。
ものを整理しているときに、手に取った瞬間に「強い思い入れを感じる」というものは、それほど多くはありません。
何を残すか、捨てるか悩んだときは、強い思い入れを感じるかで判断してみてください。
不要な荷物の処分方法
ゴミの回収や粗大ごみ、廃品回収などで処分するのが、一番身近な方法になります。もし、近所にリサイクル店があれば、リサイクルできそうなものを持っていくのも良いでしょう。
エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機は家電リサイクル法の対象になっているので、処分する際にはリサイクル料金が発生します。
ただし、まだ使えるのであれば買取業者に売却するという方法もありますので、査定などを依頼してみるのも良いでしょう。
また、近年ではフリマアプリやネットオークションなどで簡単に個人売買が行えるようになりました。条件が合えば着払いで送ることができたり、購入者が引き取りに来てくれる場合もあるので、フリマアプリやネットオークションの利用も検討してみるとよいでしょう。
ただし、引越し直前になっても買い手が現れないというリスクもあるため、期日を決めておいて、それまでに買い手がいなければゴミ回収や粗大ごみ・廃品回収などで処分するようにしましょう。
引越し時にトランクルームが役立つ理由
引越しで荷物の整理・処分を行う際は、トランクルームの活用がおすすめです。
トランクルームとは、収納スペースをレンタルできたり、荷物を預かってくれるサービスのこと。
次は、引越しの際にトランクルームが役立つ理由について見ていきましょう。
整理する時間がなくてもOK
急遽引越しが決まった場合など、引越し予定日まで日数が少なく整理することができないというケースもあるでしょう。
そのような場合、荷物を減らすどころか、段ボールへの梱包が間に合わない可能性も出てきます。
トランクルームには部屋サイズが豊富に用意されているので、家財道具をまとめてトランクルームに一時保管しておくことが可能です。
処分するものの見極めが可能
荷物の整理を行っていると、処分するべきか迷うものもでてくるでしょう。
どうしてもその場で決断ができない場合は、一度期間を決めてトランクルームに預け、保留しておくのもひとつの方法です。
期間中に本当に必要かどうかを検討できるので、強引に処分することを決めて後悔してしまうといったリスクを防ぐことができます。
捨てられない思い出の品を保管
どうしても捨てられない思い出の品は、トランクルームに預けておくことをおすすめします。
捨てることはできなくても、自宅の収納スペースは限られています。トランクルームを活用することで、自宅を快適な空間に保ちつつ、思い出の品を保管しておくことができるでしょう。
引越し先で荷物を増やさないコツ
引越し前に荷物を減らすことができても、引越し先で荷物が増えていってしまっては、ものを減らした意味がありません。
引越し後も荷物を増やさないためのコツをご紹介していきます。
自分にとっての必要最低限を知る
必要最低限の衣類、必要最低限の調理器具、必要最低限の家具など、自分にとっての必要最低限を知っておきましょう。
必要最低限のものだけを維持すると考えておけば荷物は増えていきません。たとえば、スーツは最低でも3着持っておくと決めたら、3着のうち1着を捨てることにしてから新たに1着買うという感じです。
引越しの際に持ってきた荷物というのが、必要最低限の荷物ということになりますので、その量を維持するように意識しましょう。
衝動買いは控える
買い物をしていると、「あったら良いな」と思うものに出会うことがあるかもしれません。でも、「あったら良いな」というものと「これが必要」というものとは違います。
「あったら良いな」と思うものは、使うかもしれないし、使わないかもしれないもの。極端に言ってしまえば、なくてもいいものです。
「あったら良いな」と思ったとしても衝動買いは我慢し、その場では買わずに1週間ほど時間を空けてみましょう。もしも、1週間後に「本当に必要」と思えるのであれば購入してもよいでしょう。
まとめ
今回は、引越しで荷物を整理・処分する際のポイントや注意点についてご紹介しました。
引越しは、所有しているものを見直して新たなスタートを切る良い機会です。
今回ご紹介した情報も参考に、荷物の整理・処分に取り組んでみてはいかがでしょうか。
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