2020/07/30
引っ越し前なのに何もしていない!対処法や荷造りが終わらないときに役立つサービスを紹介
引っ越しで最も面倒なのが荷造りですよね。「やらなきゃ」と思っていても何かと忙しく、後回しにしてしまい「引っ越し目前なのに全然終わっていない!」と焦っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
荷造りが終わっていないタイミングにもよりますが、当日までにできることはまだあります。諦めずに今できることを進めていきましょう。
こちらの記事では引っ越しの荷造りが当日・前日・3日前までに終わっていない方向けに対処法を解説しています。記事の後半では、荷造りが終わらないときに活用できる便利なサービスもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
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引っ越し当日までに荷造りが終わらなかったときの対処法
徹夜で引っ越しの荷造りをしたけど当日までに終わらなかったという方もいらっしゃるでしょう。その場合の対処法として挙げられるのが、自力では運んでもらえない荷物だけ運搬してもらい、残りは引っ越し業者以外のサービスを活用し、新居へ運ぶという方法です。
大きな家具・家電だけ引っ越し業者に運んでもらう
引っ越し当日までに荷造りが終わらなかったら、自力では運ぶことができない大きな家具や家電のみ引っ越し業者に運搬してもらいましょう。
家電の中でも段ボールに入るサイズの小型家電(炊飯器やポット、トースターなど)を業者に運搬してもらうには、梱包する必要があります。梱包する際は、エアキャップや新聞紙などの緩衝材を段ボールの隙間につめて、運搬時の衝撃から小型家電を保護しましょう。
レンタカーやマイカーを使って自力で運ぶ
退去日まで余裕がある場合は、レンタカーやマイカーを使って残りの荷物を自力で運ぶという対処法が考えられます。
荷物の運搬は車から部屋まで何往復もする必要がありますので、レンタカーを借りる際は台車もいっしょに借りておくと一度にたくさんの荷物を運べて便利です。
マイカーを持っている、親や友人から車を借りられるという方はガソリン代や高速代のみの負担で荷物を運べるので、レンタカーを借りるより安く済ませることが可能です。
自力で引っ越しをする場合のデメリットは体力的な負担が発生するという点です。荷物の運搬からその後の運転まで、すべてを自分で行う必要があるので休む暇がありません。また、荷物の運搬時に賃貸物件やレンタカーを傷つけてしまった場合は修繕費用を負担しなくてはいけないので注意が必要です。
宅配業者を活用して新居に荷物を送る
免許を持っていないから車で荷物を運べないという方は、宅配業者に依頼して荷物を新居に送るという対処法があります。
注意点としては宅配業者によって配送できる荷物のサイズに上限が設けられていることです。上限サイズを超える荷物を配送する場合は、ほかのサービスの利用を検討する必要があります。
不用品は業者に処分してもらう
新居に必要ないものは荷造りせず、不用品回収業者を活用して処分してもらうという方法も検討しましょう。自力で引っ越したり、宅配業者を活用して荷物を新居に送ろうと考えている場合、荷物を減らすことで体力的な負担や金銭的な負担を軽減することができます。
不用品回収業者によっては、家電や家具のほかに引っ越し時に出たゴミもまとめて回収してくれるので、一気に部屋を片付けることが可能です。
不用品回収業者に依頼する際は、一般廃棄物処理業許可と古物商許可のいずれかを取得している業者に依頼しましょう。いずれかの許可がなければ違法の業者だと判断できます。許可の有無は運営会社のホームページやチラシなどに記載されていることがほとんどなので、心配な方は確認してみてください。
ちなみに、家電リサイクル法の対象品であるエアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機・衣類乾燥機であれば、有料にはなりますが引っ越し業者が回収してくれる場合もあります。
引っ越し前日なのに何もしていない...今からできることは?
引っ越しが前日であれば、まだできることはあります。前日のうちにできることを以下にまとめましたので、こちらを参考に荷造りを進めていきましょう。
- 冷蔵庫の水抜きをしておく
- 洗濯機の水抜きをしておく
- 石油ストーブ・ファンヒーターは灯油を抜いておく
- 配線は取り外してまとめておく
- 割れ物を優先的に梱包する
- 時間がある限り荷物を梱包する
- 貴重品、精密機器は自分で運搬する
冷蔵庫の水抜きをしておく
使用している冷蔵庫の水抜きをしないと、冷凍庫の霜がとけて運搬時に他の荷物が濡れてしまう恐れがあります。
以下に水抜きの一般的な手順を記載していますが、各メーカーによってやり方が異なる場合があります。詳しい方法は冷蔵庫のメーカーの説明書を参考にしてください。説明書を捨ててしまった方は、庫内に記載されている冷蔵庫の型番で検索すると説明書にアクセスできます。
▼冷蔵庫の水抜きのやり方
1.製氷機能を停めて引っ越し前日に冷蔵庫のコンセント、アース線を抜く
2.冷凍庫内の氷を廃棄しておく
3.翌日(引っ越し当日)に受け皿にたまった水を捨てる
ちなみに、冷蔵庫は中身が入ったまま運搬できないため、当日までに中身を出してカラにしておくことも必要です。
洗濯機の水抜きをしておく
洗濯機を使った直後に運搬すると水漏れが起きてしまうことがあります。引っ越し業者によっては有料で洗濯機の水抜きをやってくれるので、依頼する業者が対応可能かどうか確認しておくといいでしょう。
業者が水抜きに対応しておらず、自分でやらなくてはいけない場合は以下の方法で水抜きを行いましょう。洗濯機の水抜きは、給水ホースを外す作業と排水ホースを外す作業の2つにわけられます。
▼給水ホースを外す作業
1.洗濯機の中に何も入っていないことを確認し、蛇口をしめる
2.フタを閉めて電源を入れ、スタートボタンを押して給水ホース内の水を放出する
3.10秒ほどで洗濯機をとめて、給水ホースを外す
▼排水ホースを外す作業
1.洗濯機の電源を入れて脱水モードで運転する
2.脱水が終わったら洗濯機内の水気をふく
3.本体を傾けるなどして水を抜き、排水ホースを取り外す
※メーカーによって手順が異なる場合があります。メーカーの説明書を確認の上、作業を進めましょう。
参照元:アップル引越センター「引っ越し準備で行う洗濯機の水抜きって?やり方とその注意点」
石油ストーブ・ファンヒーターは灯油を抜いておく
灯油は危険物にあたるため、灯油が入った状態の石油ストーブや石油ファンヒーターは引っ越し業者に運搬してもらうことができません。引っ越し当日までに灯油を抜いておくか使い切っておき、点火用の乾電池も外しておきましょう。
ストーブから抜いた灯油はガソリンスタンドで処分してもらうことが可能です。ただし、すべてのガソリンスタンドが灯油の処分に対応しているわけではないので、持ち込む前に店舗に問い合わせをして確認しておきましょう。
灯油の抜き方はこちらの記事で紹介していますので参考にしてみてください。
配線は取り外してまとめておく
テレビやDVDプレーヤー、PCなどの配線は事前に外しておきましょう。引っ越し業者はテレビなどの家電を運搬してくれますが、配線の取り外しなどは自分でやっておく必要があります。
新居で配線を取り付けする際に困らないように、取り外す前に配線の写真を撮っておいたり、どの機器の配線なのかメモなどを取り付けておいたりするといいでしょう。
割れ物を優先的に梱包する
ビン、ガラス、食器といった割れ物や壊れやすい雑貨は優先的に梱包しましょう。運搬時に割れないように1つずつ緩衝材で保護する必要があり、荷造りするのに時間がかかります。
緩衝材はエアキャップのほかに、新聞紙やチラシを使ってもOKです。割れ物を梱包する際は段ボールの隙間にも緩衝材を入れておくと運搬時の衝撃がやわらぎます。
時間がある限り荷物を梱包する
ここまで終わったら、あとは引っ越し業者が到着するまでできる限り荷造りを進めましょう。
大小異なるサイズの段ボールを引っ越し業者から提供された場合は、荷物にあわせて段ボールのサイズを使い分けましょう。本などの重い物は小さいサイズの段ボールへ、服などの軽い物は大きいサイズの段ボールに梱包します。
本などの重い物を大きいサイズの段ボールに梱包すると、底が抜けてしまう可能性があります。また、重い物を梱包する際は段ボールの7割を目安に荷物を梱包するようにしましょう。たくさんつめすぎると重さで底が抜け、中身が出てしまいます。
貴重品や精密機器は自分で管理・運搬する
「標準引越運送約款」にも記載されている通り、貴重品(現金、有価証券、預金通帳、キャッシュカード、印鑑、美術品、骨董品、宝石貴金属等)は引っ越し業者による運搬ができません。現金、有価証券、預金通帳、キャッシュカード、印鑑等は自分で管理し、新居まで運ぶ必要があります。美術品、骨董品、宝石貴金属等を送る際は、引っ越し業者とは別に対応可能な配送業者へ依頼しましょう。
衝撃や強い圧力などがかかると破損しやすい精密機器(PC、カメラ、ゲーム機など)は引っ越し業者によっては運搬可能ですが、データの補償は対象外なことが多いです。業者に運搬を依頼するなら精密機器はデータのバックアップを取っておくと安心です。
引っ越し3日前だけど何もしていないときはどうする?
引っ越しまでにまだ数日あるという方は、荷造りも業者が対応してくれるプランに変更できないか引っ越し業者に確認しましょう。プラン変更ができない場合は荷造り代行サービスや友人・家族の手を借りて荷造りを進めるという対処法があります。
引っ越し業者にプラン変更を依頼する
荷造りが終わらなさそうな場合は、引っ越し業者に確認してプラン変更ができないか確認しましょう。引っ越しのプランには、自分で荷造り・荷ほどきをするプランのほかに、運搬と荷造りを業者が対応してくれるプラン、運搬と荷造り、荷ほどきまで対応してくれるプランを用意している業者もあります。
引っ越し業者の対応する範囲が広がる分、費用はかさんでしまいますが、面倒な荷造りを代わりにやってもらえるので引っ越し準備がとても楽になります。「荷造りしないと!」という焦りからも解放されるので心理的な負担も軽減されるでしょう。
引っ越し業者の予約状況によっては、直前のプラン変更が難しい場合もありますので、まずは問い合わせをして確認してみましょう。
荷造り代行サービスを活用して荷造りを終わらせる
引っ越しのプラン変更ができなかった場合は、荷造り代行サービスを活用しましょう。荷造り代行サービスとは、引っ越し時の荷造りを代わりにやってくれるサービスのこと。業者によっては引っ越し後の荷ほどきまで対応してくれます。
▼荷造り代行サービスの料金の目安
荷造りプラン(繁忙期):¥30,000〜(別途出張費有り)
※積載量目安:単身赴任・一人暮らし・ワンルーム向け
※箱数目安:30箱から
引用元:荷造り・荷ほどき代行、荷造り専門引っ越し支援サービス【楽荷】| プラン・料金
代行業者にもよりますが、夕方から荷造りを行うプランも用意されており、平日に丸一日仕事を休まなくても荷造りに立ち会うことができます。
小さいお子さんがいて目が離せない方、高齢でご自身での荷造りが難しい方もこうした代行サービスを活用すると引っ越しをスムーズに進められるでしょう。
家族や友人の手を借りて荷造りを進める
「引っ越しのプラン変更ができなかった」「荷造り代行サービスも予約が取れない」という方は、家族や友人などに荷造りを手伝ってもらえないか相談しましょう。荷造りは一人でやると途方もない作業で孤独感も強いものですが、友人や家族がいればおしゃべりをして楽しみながら荷造りを進めることができます。
ただし、引っ越しのプロではないので、梱包が粗かったり、荷物が破損する可能性があることも考えられます。そういったことが心配な方はご自身で荷造りをするのがいいでしょう。
家族や友人に手伝ってもらう場合は、謝礼金を用意しておくのがマナーです。しかし、相手に謝礼金を遠慮されてしまったら無理に渡さず、食事をごちそうしたり、商品券を渡すという別のお礼の仕方を検討しましょう。
荷造りが進まない理由と解決策
ここまで荷造りが終わらなかった方への対処法をご紹介しましたが、そもそも荷造りはなぜこんなにもスムーズに進まないのでしょうか。次は、荷造りが進まない理由と解決策をご紹介します。
引っ越しの荷造りをする場所がなくなる
引っ越しの荷造り時にありがちなのが、荷造りした段ボールに部屋が占拠され、荷造りをするスペースがどんどんなくなってしまうということ。
廊下や玄関に梱包した荷物を置くと生活するうえで邪魔になるので、動線上には荷物を置かないようにしましょう。部屋が広い方や、何部屋もある方は、一部のスペースや部屋を荷造り後の段ボールの置き場所にすることも考えられますが、1Kや1Rの間取りだとそれは難しいですよね。
解決策としては、梱包した荷物の一部を別場所に移動するという方法があります。シーズンオフの服や家電など新居ではすぐに使わない荷物は、トランクルームなど外部の収納スペースに保管しておくと荷造りした段ボールに部屋を占拠されるといったことを解消でき、荷造りを進めやすくなるでしょう。
どこから手をつけていいかわからず先延ばしにしている
荷物が多いとどこから着手していいかわからず、荷造りがなかなか進まないですよね。荷造りの順番に悩んだら、以下の順番で荷造りを進めていきましょう。
- 最初に梱包する物
シーズンオフの服・家電・雑貨、本や漫画、ストックしている日用品、思い出の品など普段使わない物 - 次に梱包する物
食器や調理器具、小型家電、趣味のアイテムなど引っ越し当日までに使う可能性のある物 - 最後に梱包する物
充電器、歯ブラシ、歯磨き粉、洗顔、ドライヤー、タオルなど引っ越し当日も使う物
引っ越し当日までに使う可能性のある物はとりあえず段ボールにつめておき、封をするのは後回しでもOKです。封をせずに置いておけば、必要になったときにすぐに段ボールから取り出して使うことができます。
最後に梱包する物は新居ですぐ使う物でもあるので、段ボールに目印をつけておきましょう。目印をつけておくと引っ越し後に必要な物を大量の段ボールの中から探す手間が省けます。
荷物が多くて用意した段ボールを使い切ってしまった
用意していた段ボールを使い切ってしまったといったことも荷造りが進まなくなる原因のひとつです。引っ越し業者に連絡すれば追加で用意してもらえることが多いですが、それが難しいときは以下の方法を検討しましょう。
スーパーなどで段ボールをもらう
スーパーによっては使用済みの段ボールを譲ってくれる場合があります。ただし、すでに使用済みのため汚れていることもあり、大事な荷物の梱包には使いにくいことも。清潔な段ボールを使用したい方は新たに購入するのがおすすめです。
ホームセンターで段ボールを買う
近くにホームセンターがあれば買いに行きましょう。段ボールは1枚だと軽いですが、まとまった量を買うと持ち運ぶのが大変なぐらい重くなってしまいます。店舗が近所にあっても徒歩より車で行ったほうが帰りが楽になります。
ネットで段ボールを買う
近所にホームセンターがない方は、段ボールや梱包資材を専門に扱う通販サイトで段ボールを購入しましょう。「引っ越しセット」として段ボールや梱包資材がセットになっている商品も用意されているので、必要な資材をまとめ買いすることができます。
引っ越しの荷造りが終わらないとどうなる?
引越し当日までに荷造りが終わらなかった場合、どのようなリスクがあるのでしょうか。まずは、考えられる2つのリスクをご紹介します。
引っ越しを断られる場合がある
荷造りが終わっておらず、引っ越し当日に作業をすぐに始められない状態だと、契約違反として引っ越しを断られてしまう場合があるので注意が必要です。
国土交通省(旧運輸省)が公表している「標準引越運送約款」には以下のように記載されており、引っ越しを依頼する人(荷送人)には荷造りをすることが義務付けられています。
荷送人は、荷物の性質、重量、容積、運送距離等に応じて、運送に適するように荷造りをしなければなりません。
多くの引越し業者はこの「標準引越運送約款」を取り入れており、荷造りができていない状態だと最悪の場合、作業を断られてしまう可能性があります。
そのような事態を避けるためにも、引越し予定日・退去日が決まったら計画的に荷造りや不用品の処分を進めておくようにしましょう。
追加料金がかかる場合がある
引っ越し業者のスケジュールや作業員の空き状況によっては、引っ越し当日に荷造りを対応してもらうことも可能ですが、その分、追加料金が発生します。
先ほどご紹介した「標準引越運送約款」には続きがあり、以下のように記載されています。
2 当店は、荷物の荷造りが運送に適さないときは、荷送人に対し必要な荷造りを要求し、又は荷送人の負担により必要な荷造りを行います。
費用を払えば荷造りしてもらえるものの、繫忙期だとそうはいかない場合もあります。業者が同日に何件も引っ越しを抱えているので、急遽荷造りを依頼をしても対応してもらえず、引っ越しができない可能性も考えられます。
引っ越し当日にキャンセルまたは延期することになるとキャンセル料がかかってきます。無駄な出費をしないためにも荷造りが終わらないと気づいた時点で早急に引っ越し業者に相談するようにしましょう。
荷造りが終わらないときはトランクルームを活用
「荷造りする荷物の量をできるだけ減らしたい」「自力での引っ越しを考えているが、退去日までに荷造りが間に合わない」という方は引っ越し時にトランクルームを活用するのがおすすめです。
トランクルームとは、自宅以外の場所に収納スペースをレンタルできるサービスのことです。新居ですぐに使わない荷物や退去日までに片付かない荷物の一時保管場所にすることも可能です。
続いては、引っ越し時にトランクルームが便利な理由をご紹介します。
トランクルームが便利な理由
- 最短即日で利用可能
- 無料運搬サービスがある
- 24時間365日いつでも利用できる
- 荷物の量にあわせて必要な収納スペースを選べる
最短即日で利用可能
トランクルームの業者によっては、webでの申し込みが可能で、最短即日から利用できます。また、中には専用の鍵が不要で、交通系ICカードをカードキーとして利用できる施設もあります。
店頭に行って申し込みをしたり、鍵の郵送を待つこともないため、引っ越し直前で忙しい方や、退去が目前に迫っていて部屋の荷物をすぐにでもトランクルームに移したいという方には、うってつけのサービスです。
無料運搬サービスがある
利用には条件がありますが、トランクルームまで車で荷物を運搬してくれるサービスを実施している業者もあります。トランクルームのスタッフが車を運転して荷物を運んでくれるので、免許を持っていない方やマイカーを持っていない方でもトランクルームへ荷物を預けやすくなっています。
引っ越し時は何かとお金がかかるので、できるだけ出費を抑えたいですよね。「荷物を運ぶのに、わざわざレンタカーを借りるのはもったいない......」と感じている方はこういった無料運搬サービスを実施している業者を選ぶといいでしょう。
24時間365日いつでも利用できる
運営会社にもよりますが、24時間365日いつでも出入りできるトランクルームもあります。たとえば、仕事帰りに引っ越しの荷物を整理したいという方でも営業時間を気にせず自分の都合に合わせて利用できて、便利です。
防犯カメラや警備会社と連携してセキュリティ対策をしている施設もあるので、夜遅い時間の利用や、女性一人の利用でも安心です。
荷物の量にあわせて必要な収納スペースを選べる
屋内型トランクルームの場合、0.5帖~10帖まで幅広いサイズの収納スペースが用意されています。自分の荷物の量に応じて収納スペースを選べるので、荷物が多い方でも置き場所に困ることはないでしょう。
0.5帖のコンパクトな収納スペースでも段ボール約18個分も収納可能です。収納量が気になる方は以下の記事を参考にしてみてください。
業者によっては荷造りしなくていい荷物もある
引っ越し業者によっては、専用の梱包資材を用意してくれたり、ケースのまま運んでくれる物もあり、荷造りしなくて済む荷物がありますのでご紹介します。
荷造りしなくてもいい荷物
- ハンガーにかかっている服
- 衣装ケースにしまっている服
- 靴
※業者によってサービス内容が異なりますので、ここに記載されていることがすべての業者に当てはまるとは言い切れません。気になる方は自身が依頼する引っ越し業者に問い合わせをしてみてください。
ハンガーにかかっている服は引っ越し当日にボックスに入れるだけ
引っ越し業者によっては引っ越し当日にハンガーボックスを提供してくれます。そのため、ハンガーにかかっている服は当日、ハンガーボックスに入れるだけでOKです。
ただし、ハンガーボックスにおさまりきらないほど服がある場合は、たたんで段ボールに梱包する必要があります。心配な方はハンガーボックスに入る服の数を事前に引っ越し業者に確認しておくといいでしょう。
衣装ケースにしまっている服はケースごと運んでくれる
引っ越し業者にもよりますが、プラスチック製の衣装ケースに入っている服は、ケースごと運んでくれる場合があります。
衣装ケースのまま運んでもらえる場合は、運搬時にケースの中身が飛び出さないように、引き出しやふたが開かないように養生テープで固定しておきましょう。
ちなみに、服を緩衝材の代わりにして割れ物や壊れやすい雑貨などを衣装ケースに入れるのはNGです。服以外が入っていると知らずに運搬し、破損してしまっても補償を受けられない可能性があります。
靴は引っ越し当日、シューズケースに入れるだけ
引っ越し業者によっては引っ越し当日にシューズケースを用意してくれます。シューズケースの中は下駄箱のようになっており、仕切りごとに靴を入れるだけ。面倒な梱包がないのでスムーズに準備が完了できます。
シューズケースの収納量は業者によって異なっており、アート引っ越しセンターの場合は16足の靴を収納できます。もし、それ以上の靴を持っている方は事前に梱包しておくと当日慌てて梱包する必要がなくなります。
まとめ
今回は荷造りが終わらない場合の対処法やその解決策をご紹介しました。
引っ越し時は手続きなどやることも多く、思うように荷造りを進められないですよね。できるだけスムーズに引っ越しを進めたいという方は、今回ご紹介したトランクルームの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
長期間使っていない荷物や、オフシーズンのアイテムなどはトランクルームに預けることで、荷造りする手間が解消されます。また、引っ越し後の新居の収納スペースにもゆとりが生まれるので収納不足に困ることもないでしょう。
もっと知りたい!
続けてお読みください