2021/08/06
ビニールプールの収納・保管方法は?片付けから洗い方などしまい方を解説
夏になると大活躍のビニールプール。
小さなお子様がいるご家庭では、わざわざ大きなプールまでお出かけしなくても水遊びを楽しめるので、ママ・パパの強い味方ですよね。
しかし、ビニールプールは大きくてかさばるため、シーズン中はもちろん、使用しないシーズンのしまい方に困りがち。
そこで今回は、シーズン中のビニールプールの片付け方や、長期間使わないときのお手入れ方法、おすすめの収納・保管方法をご紹介します。
ビニールプールの置き場所にお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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シーズン中のビニールプールの片付け方
ビニールプールで遊んだあとは毎回、水洗いして水抜きをするのがおすすめです。
ビニールプールは、水を入れて使うため、ぱっと見は目立った汚れが付きにくいように見えますが、実は子供の皮脂や汗などで案外汚れています。
遊んだあと、水を入れっぱなしにしておくと、雑菌が繁殖する原因になり、次に遊ぶときに不衛生です。面倒ですが水は毎回、入れ替えましょう。
水抜き後はタオルで水気をふき取り、陰干しして乾かします。
乾かしたあとは、屋内に置いておくのが劣化を防ぐのに有効です。
もし、屋内にビニールプールを置く場所がない場合は、直射日光が当たらない屋外に置きましょう。
地面にそのまま置くとビニールプールの底の痛みの原因になるので、シートをしいてその上にビニールプールを置きましょう。
また、風で飛ばされないように重しもしておくとよいでしょう。
収納前のビニールプールの洗い方・乾かし方
ビニールプールの出番が終わり、来年の夏まで使わないときは収納前にしっかり洗うことと、しっかり乾かすことが大切です。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、この2点が守れないとビニールプールを劣化させてしまう可能性があります。
次は、ビニールプールの収納前のお手入れ方法について解説します。
収納前に洗剤または重曹で洗う
中性洗剤、お風呂用洗剤、重曹水のいずれかを使ってビニールプールを洗います。
ビニールプールは、やわらかい素材でできているので傷つけないように布かスポンジを使います。
ぬめりがある場合は、それが雑菌なのでしっかり洗いましょう。全体を洗ったら、水で洗剤または重曹水を洗い流します。
空気を抜く前に乾かす
ビニールプールを洗ったら、乾いたタオルで全体を拭きましょう。ぬれたまま収納してしまうと、カビの発生や傷みの原因になってしまいます。
とくにビニールプールの内側は乾きにくいので、外側よりも念入りに拭いてあげる必要があります。
水気を拭いたら風通しの良い場所にビニールプールを立てかけて、陰干しをします。
表面を乾かしたら、裏面も乾いているかチェックしましょう。
全体が乾いたら、最後にカビ取りスプレーを軽く吹きかけておくとカビ防止の効果が期待できます。もちろんしまう前にはスプレーの水分もしっかり乾かしておきましょう。
乾かしたら空気を抜いてたたむ
ビニールプールを乾かしたあとは、収納しやすいように空気を抜いてコンパクトにたたみましょう。
ビニールプールの空気を抜くにはストローを使ったやり方がおすすめです。
空気の注入口にストローをさしこんで、逆流防止弁を開いたままの状態にしましょう。
この状態にしておくと、放っておくだけで空気が抜けていきます。
ある程度まで空気が抜けたら、ビニールプールを端から巻いて残った空気を押し出しましょう。
空気が抜けたら、ビニールプールをたたみます。
たたむときにポイントなのが、ベビーパウダーを使うことです。
たたんだまま長期間保管しておくと、ビニール同士がくっついてしまい、使用する際に広げにくくなる可能性があります。
くっついたまま無理やり広げようとすると穴あきなど破損の原因に。
たたむ前にベビーパウダーを軽くふっておくと、くっついてしまうのを防げるので次のシーズンもスムーズに使えるようになります。
オフシーズンの収納・保管に役立つアイテム
洗ってきれいにしたビニールプールをそのまま置いておくと、ほこりがついて汚くなってしまいます。
きれいに収納・保管しておくために、次に紹介するアイテムを使うのがおすすめです。
密閉袋やポリ袋に収納
ビニールプールは小さくたたんで密閉袋やポリ袋に入れるのがおすすめです。
保管中に空気中の汚れやホコリから守ることができます。
ジッパー付きの袋を使って空気を抜いておけば、さらにコンパクトに収納できるでしょう。
収納ボックスや衣装ケースに保管
小さくたたんだビニールプールを収納ボックスや衣装ケースに入れて保管する方法もあります。
収納ボックスや衣装ケースは収納スペースが広いものも選べるので、ビニールプールとほかの水泳用品を一緒に保管するのもおすすめです。
水泳用品は、基本的にプールや海でしか使わないものがほとんどです。
ビニールプールと一緒に保管しておくと、夏に使うときにまとめて取り出せるので探す手間が省けます。
ビニールプールの収納・保管時の注意点
ビニールプールは日光や湿気の影響で劣化したり、変質したりしてしまうことがあります。
次のシーズンも安心して利用できるように、収納・保管の際に注意すべきポイントを把握しておきましょう。
水分が残ったまま収納しない
ビニールプールを水分が残った状態で収納すると、すぐにカビが繁殖してしまいます。
使用したあとは、しっかりと乾燥させてから収納しましょう。
ビニールのつなぎ目などの細かい部分まで、入念に水分を拭き取るのがポイントです。
直射日光の当たる場所は避ける
ビニールプールは直射日光に長期間さらされることで、材質が劣化してしまいます。
そのため、できるだけ直射日光が当たらない場所で保管しましょう。
室内に保管するか、屋外であっても日陰を選ぶとよいでしょう。
高温多湿な場所はNG
気温が高く湿気がこもりやすい場所での保管は避けましょう。
高温の場所で保管していると、ビニールが変形したり、最悪の場合溶けてしまったりするおそれがあります。
また、湿気がこもりやすい場所はカビが繁殖しやすいためNGです。
高温多湿な環境は避けて、できるだけ風通しのよい場所を選ぶとよいでしょう。
ビニールプールに最適な保管場所は?
ビニールプールの収納・保管場所を選ぶ際は、直射日光が当たらず、高温多湿でない場所を探すことがポイントです。
ここでは、上記の条件を考慮しつつ、ビニールプールの保管に適した場所をご紹介します。
クローゼット・押入れ
荷物の収納に便利なクローゼットや押入れ。
除湿対策をしっかりすれば、ビニールプールの保管場所として利用可能です。
直射日光が避けられるほか、温度が上昇するリスクが少ないのがメリット。
しかし湿気はこもりやすいので、除湿剤を活用したカビ対策は必須です。
また、定期的に空気を入れ替えるなどして頻繁に換気を行うのもよいでしょう。
玄関のシューズボックス
玄関のシューズボックスも直射日光や温度の上昇による影響を気にせずに保管できる場所です。
ただし湿気によるカビの発生には注意しましょう。
とくに、雨の日が続く梅雨の時期などは油断できません。
除湿剤を活用するか、新聞紙でくるむなどして対策をしましょう。
車庫
車庫は直射日光と湿気による影響を気にせずにビニールプールを保管できる場所です。
屋外にあるため湿気がこもりにくいのがポイント。また、雨風を完全に防ぐことができるのも車庫ならではの特徴です。
ただし、太陽の角度によっては直射日光を長時間浴びていることもあるため、時折ビニールプールの状態を確認するとよいでしょう。
たたんで収納しているビニールプールの場合、温度が上昇するとビニールの素材同士がくっつきあうことがあります。
屋根裏のスペース
戸建ての家であれば、屋根裏のスペースに保管することもできます。
屋根裏は点検のために使用される空間ですが、荷物の収納に使われるケースも珍しくありません。
ビニールプールと一緒にさまざまなレジャーアイテムを保管してもよいでしょう。
しかし外気温の影響を受けやすく、湿気がこもりやすい場所ではあるので注意が必要です。
除湿剤などでしっかりと対策しましょう。
レンタル収納スペース
自宅に最適な収納場所がない場合は、レンタル収納スペースを利用するのがおすすめです。
たとえば屋内にあるトランクルームであれば、空調が適切に管理された環境下でビニールプールを保管しておくことができます。
屋内にあるため、直射日光の影響も受ける心配もありません。
レンタル料は発生しますが、使い方次第でさまざまなメリットを得られるでしょう。
たとえば、ビニールプールと一緒にオフシーズンのレジャーアイテムや季節家電などを預けておけば、自宅のスペースを有効活用することが可能です。
トランクルームでの保管がおすすめ!
ビニールプールは一年のうちの限られたシーズンしか使わないため、長期間収納スペースを圧迫してしまいます。
限られた収納スペースを有効活用するためには、トランクルームの活用がおすすめです。
トランクルームとは、「収納スペースをレンタルできるサービス」や「荷物を保管・管理してくれるサービス」のこと。
では、トランクルームがビニールプールの保管に役立つ理由や、ビニールプールの保管に適したトランクルームの選び方について見ていきましょう。
ビニールプールの保管にトランクルームが役立つ理由
トランクルームにはいくつかのタイプがありますが、空調設備で温度や湿度を管理しているところが多くあります。
そのため、温度・湿度の変化による劣化が起こりにくく、カビが繁殖しにくい環境です。
もちろん、ビニールプールだけでなく衣替えした洋服や季節家電、年に数回しか使わないレジャーアイテムなども保管しておくことが可能。
シーズンアイテムや使用頻度の少ない荷物をトランクルームに預けることで、自宅の収納スペースを有効活用することができるでしょう。
ビニールプールの保管に適したトランクルームは?
次は、ビニールプールの保管に適したトランクルームについて見ていきましょう。
トランクルームは大きく以下の3タイプに分けることができます。
- 屋内型トランクルーム
- 屋外型トランクルーム
- 宅配型トランクルーム
なかでもビニールプールの保管に適しているのは、屋内型と宅配型の2つです。
屋内型トランクルームは空調設備が充実しているほか、24時間いつでも自由に利用できるのが特徴。
シーズンアイテムはもちろん、それ以外の荷物でも気兼ねなく保管してくことができます。
宅配型トランクルームは、預けた荷物を配達してくれるのが特徴。
思い立ったとき、すぐに取り出すことはできませんが、ビニールプールなどの使用時期がある程度決まっているアイテムの保管には便利です。
まとめ
今回は、シーズン中のビニールプールの片付け方や、オフシーズンの収納・保管方法、最適な保管場所についてご紹介しました。
ビニールプールをはじめとしたシーズンアイテムは、トランクルームに預けることで自宅の収納スペースを有効活用することができます。
今回ご紹介した情報も参考に、ビニールプールの保管場所としてトランクルームを検討してみてはいかがでしょうか。
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