2024/10/28
子供の作品・思い出品の収納どうしてる?捨てられないときの残し方も紹介
子供が成長するにつれて思い出の品や子供が作った作品が増えていきますが、保管・収納方法に悩んでいませんか?
いつでも手元に置いておきたい品でも、自宅の収納スペースには限界があります! これをわきまえていないと、家の中は物があふれて大変なことに......。
ゴチャゴチャしたお部屋では落ち着いて子育てができませんし、子供もお片付けを学ぶことができません。
今回の記事では、子供の作品や思い出の品を保管・収納する方法や、断捨離について解説していきます。
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子供の作品の収納どうしてる?
子育て中のパパやママの中で、「子供の作品が増えてきてどうしていいかわからない」「思い出の品だから捨てられない」という悩みを抱えている人は多いでしょう。たとえば、次のような品物。
- 幼稚園や小学校で作った工作
- 子供が初めて書いたクレヨン画
- お手紙やワークブック
- 子供が着ていた洋服
- 気に入って遊んだおもちゃや絵本など
パパやママにとっての子供の作品や思い出の品は多岐にわたり、成長するにつれてその数は膨大に増えていきます。
子供の作品や思い出の品の残し方について、どうしたらいいの?とお悩みの方は「子供の作品・思い出の品の残し方」を参考に整理整頓しましょう。
子供の作品・思い出の品はできるだけ残しておきたいという方は以下を参考に収納保管してみてください。
子供の作品・思い出の品の残し方
こちらでは、子供の作品・思い出の品の取り扱いにお悩みの方に向けて、残し方や残す際のポイントを紹介していきます。
- 子供の思い出・作品はルールを決めて保管する
- 無印良品などの便利グッズを活用する
- 子供の思い出・作品を残す目的を決めておく
- 作品の量によって残し方を検討する
- 長期保管する場合は中身がわかるようにしておく
- 定期的に状態を確認するのも忘れずに
子供の思い出・作品はルールを決めて保管する
子供が成長するにつれ、子供自身が昔の思い出に興味を示さなくなるときがくるでしょう。昔の思い出ではなく、今の生活やこれからの未来に興味が向くのは成長のあかし。
子供がそういう素振りを見せ始めたら、パパ・ママも今までずっと大切に保管してきた子供の作品を整理するタイミングなのかもしれません。
しかし、一気に捨ててしまうのはさすがに抵抗があるという人も多いでしょう。処分するものと残すものを分けないといけませんが、その分類がなかなか進まないという場合には、種類別に保管期間を決めるのがよいでしょう。
また、学校行事で作った作品は長期保管用として収納ボックスに入る範囲で残し、普段の生活の中でのお絵描きは処分するといったルールを決めると、テンポよく整理が進みやすくなります。
ポイントは収納するボックスの大きさや数、スペースをあらかじめ決めておくこと。最初にここを決めておかないと、結局最後まで何ひとつ処分できないということになりかねません。
もし収納ボックスやスペースからあふれてしまうほど、残しておきたい候補が出た場合には、子供と相談して何を優先して残すか決めましょう。
今まで楽しませてくれた作品たちとお別れをするための相談が、親子で相談することの大切さ、大きな片づけをする大切さを考えるいい機会となってくれるでしょう。
また、思い出の品を断捨離する方法については記事の後半で解説しているので、そちらも参考にしてみてください。
無印良品などの便利グッズを活用する
子供が幼稚園や保育園で描いた絵やお手紙など、いつの日か見直してにんまりしたいものですよね。
しかし、これらのペーパー類は四つ切画用紙から便箋サイズまで、大きさがバラバラで収納・保管が難しいものです。これらの作品を大切に保管するため、無印良品や100円均一ショップなどにある保存グッズを活用してみましょう。
絵や手紙などのペーパー類を保管するには、書類等を保存するためのファイルボックスが活躍。サイズも豊富なため、収納にぴったりの大きさのものを選びましょう。
幼稚園や保育園では、大きな画用紙に絵を描くことが多く、きれいに保管する方法に案外頭を悩まされます。
それらの作品を折らずに保管するためにも、A3サイズといった大きなサイズのものを使うのがおすすめです。無印良品のようなシンプルなデザインで統一感を出せると、おしゃれに保存を楽しめるでしょう。
ほかにも、工作で作った作品や、生活の中で使っていた道具など、立体的なものも保存したくなりますよね。これらを保存するにはボックスタイプのコンテナや、押し入れに収納できる衣装ケースなどが有効です。
ひとつの引き出しや箱に数年分を入れておくなど、整理のルールを決めておけば後で見直すときにも迷わずに済むでしょう。
子供の思い出・作品を残す目的を決めておく
子供の作品や思い出の品を残しておく場合は、なぜ残しておきたいのか?その目的を決めておきましょう。
子供の作品や思い出の品を残す目的の例
- 自分が見返したい(作品をできるだけ長く取っておきたい)
- 将来、大きくなった子供に見せたい
- とりあえず一時保管しておきたい など
子供の作品や思い出の品は捨てにくく、あれもこれも残したくなるものです。しかし、目的が決まっていれば、それにそって残すかどうか決めやすくなります。優柔不断な方ほど、しっかり目的を決めておくといいでしょう。
自分(親)が見返したいという目的の場合は、どんな作品を見返したいのかまで具体的に考えておきましょう。たとえば、子供の成長を感じられるものなのか、とくにお気に入りの作品だけを残すのかなど。
作品の量によって残し方を検討する
残しておきたい作品や思い出の品の量によって、残し方を検討しましょう。
たとえば、作品や思い出の品の数が少ない場合は、飾る収納に。作品や思い出の品が多い、今後も増え続けるという場合はデータ化したり、作品ごとに整理して収納をするなど。
判断に迷う方は、最初から作品や思い出の品が増える想定で収納場所や収納アイテムを用意しておきましょう。そうすると、いずれ作品や思い出の品が飾りきれなくなってもリビングなどに散らからず、スッキリと整理収納できます。
長期保管する場合は中身がわかるようにしておく
子供の作品や思い出の品をしまう収納をする場合は、何が入っているのか一目でわかるようにしておきましょう。長期保管していると、いつの間にかどこに何をしまっているのかわからなくなってしまいます。
たとえば、ラベルシールや収納タグに中身を書いて収納アイテムにつけておくと、いちいち中身を確認しなくても、どこに何があるか把握しやすくなりますよ。
定期的に状態を確認するのも忘れずに
子供の作品や思い出の品を長期間保管する場合は、定期的に状態を確認するようにしましょう。
お絵描きや折り紙など、紙でできた作品は、湿度が高い部屋で保管していると湿気を吸って紙の波打ちが発生します。逆に乾燥した部屋で保管していると紙の反り返りが起きてしまいます。
状態を確認するタイミングですが、大掃除や衣替えのついでなど、片付けをするタイミングで確認するといいでしょう。
子供の作品・思い出の品を飾る場合(見せる収納)
子供の作品・思い出の品を見える形で収納したいという方は、部屋の一角に展示スペースを作ってみては?子供の作品は、机などのスペースに置いたり、壁に貼り付けるなどしてそのまま飾って収納できます。
お雛様やこいのぼり、雪だるまなどの季節の行事ごとに作る作品は、部屋の季節感をアップしてくれるでしょう。また、子供の手作りの作品から温かみを感じられ、雰囲気も和やかになります。
家族みんなが見られる場所に飾ればコミュニケーションのきっかけにもなりますよ。飾り方は以下を参考にしてみてください。
- 絵や折り紙は額装や貼り付けて壁面収納
- 工作などの立体物は置いて収納する
絵や折り紙は額装や貼り付けて壁面収納
絵や折り紙の場合は壁を活用して見せる収納をしましょう。直接壁に貼り付ける方法のほか、額装や、コルクボードに貼るといった飾り方があります。
額に入れて収納する
子供は幼稚園や保育園、小学校で絵を描く機会が多くあります。
しかし、あまりに作品の数が多いと収納するスペースに困ってしまうでしょう。そんなときは、子供の絵を額に入れて飾るのがおすすめです。さまざまな大きさやデザインの額が市販でも手に入るので、活用してみるとよいでしょう。
壁に貼り付けて収納する
「額には入れなくてもいいかな......」という場合は、壁に直接ピンで留めたり、マスキングテープで貼り付けて収納するという手段もあります。
額に比べて手軽に貼れるので、壁のスペースを活かせばたくさんの絵を飾ることができるでしょう。
また、見るのが飽きた絵を簡単に取り外すことができるのもポイント。子供が自分で絵を額に入れられなくても、テープやピンであれば簡単に貼ったり外したりできるでしょう。
コルクボードに貼る
壁を傷つけたくない方はコルクボードを活用しましょう。絵や折り紙はもちろん、軽い工作物も貼り付けられます。
コルクボード上に作品をレイアウトして貼れるので、お子さんと一緒に飾りつけを楽しんでみてはいかがでしょうか。
工作などの立体物は置いて収納する
立体物の場合は作品をそのまま置いて(飾って)楽しむという収納方法があります。
収納するためのアイテムを使わずにそのまま収納できるため、もっとも簡単な方法です。季節感のある作品であれば、飾っておく期間を定めておくのがおすすめ。
期間が過ぎたら保管しておくか、断捨離するなどして対処するとよいでしょう。
子供の作品・思い出の品の収納保管方法
作品や思い出の品が大量にある場合は、しまう収納にするのがいいでしょう。
こちらでは、絵や折り紙、工作や大きな作品、画用紙の収納アイデアをご紹介します。収納・保管におすすめのアイテムもあわせて紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
絵や折り紙の収納アイデア
子供が描いた絵や学校の大事なテストなど、厚みの少ない物であればアルバムやファイルに収納するのがおすすめ。たくさんの作品や書類をコンパクトに収納しておくことができます。
アルバム台紙に貼って収納する
絵や折り紙などの厚みがない作品であれば、アルバムに収納することが可能です。作品のサイズに合わせて、アルバムの大きさを選ぶとよいでしょう。大きな作品でも収納できる台紙に貼るタイプのアルバムがおすすめです。
小さな作品しか収納しないという場合であれば、ポケットタイプのアルバムでもよいでしょう。
クリアファイルに入れて収納する
もっともスタンダードな方法が、クリアファイルを活用した収納。中身がわかりやすいため、取り出すときにも便利なのがポイントです。
サイズが大きいものは折りたたんで収納すれば、すっきりとまとめることができます。また、期間や種類別にラベルを貼って保管しておくのもよいでしょう。
ファイルケースに入れて収納する
クリアファイルに入りきらない厚みの大きいものやかさばってしまうものは、ファイルケースに収納するとよいでしょう。
クリアファイルと同様に透明なケースを活用すれば、中に入っているものがすぐにわかるので子供が使う際にも便利です。
しおりにして収納する
子供が書いてくれた手紙や七夕の短冊などをしおりにするのもおすすめです。
まずは、作品を市販のラミネートフィルムで挟みます。あとはパンチで穴を開けて、紐やリボンを通せば完成。思い出の品がフィルムで保護されるため、水やほこり、汚れや劣化を防ぐことができるのもメリットです。
ラミネートすることで強度が上がって折れたり破れたりしにくくなる、汚れを防げるというメリットもあります。作品を劣化させずに保管しておきたい方は、ぜひ活用してみてください。
工作や大きな作品の収納アイデア
工作などの立体物や厚みのある作品の場合は、ボックスに収納しましょう。思い出用のボックスの他、大容量のコンテナボックス、布団収納ケースなども活用できます。
思い出ボックス(メモリアルボックス)に入れて収納する
思い出の品を入れる収納ボックスとしては、思い出ボックス(メモリアルボックス)が一般的によく知られています。
スタイリッシュで見た目もお洒落な入れ物が多いのが特徴。また、収納サイズが豊富なので子供の作品数や大きさに適したボックスを選ぶことができます。
学年や学期など一定期間ごとにボックスを用意すれば、見やすく重ねて収納しておけるでしょう。
コンテナボックスに入れて収納する
部屋の収納スペースに余裕がある場合は、大きめのコンテナボックスを活用するのもよいでしょう。
コンテナボックスとは、一般家庭におけるDIYから工場の作業現場までさまざまなシーンで使われている箱型の収納用品を指します。
思い出の品の形や大きさがバラバラであっても、1か所にまとめて収納しておけるのが最大のメリットと言えるでしょう。
子供が複数いるご家庭であれば、子供1人分を一箱として収納するようにするのがおすすめです。部屋の至るところにものを収納するよりも、かえって場所をとらずに済むでしょう。
布団収納ケースや衣装ケースに入れて収納する
ボックス以外にも便利なのが、布団収納ケースや衣装ケースです。ファイルケースやメモリアルボックスよりもたくさんの物を収納可能です。また、厚みのある作品であってもかさばらずに保管しておくことができます。
コンテナボックスを置くほどスペースにゆとりがない場合は、布団収納ケースを活用してみてはいかがでしょうか。プラスチック製の衣装ケースであれば重ねて収納することができるので省スペースに作品や思い出の品を収納しておけます。
画用紙の収納アイデア
画用紙を収納する際は作品ファイルを活用しましょう。作品ファイルは四つ切り画用紙(540×380mm)が折らずに収納できるようになっているファイルです。箱型で分厚い形状をしているので画用紙の他にも作品をしまうこともできます。
画用紙の作品がたくさんある方は、画用紙整理棚と呼ばれる収納アイテムもおすすめ。作品ファイルより値は張りますが、段ごとに整理して大量にある画用紙を整理収納しておくことができます。
子供の作品・思い出の品をデータで残すという方法も!
子供の作品や思い出の品はスマホやデジカメで写真撮影、またはスキャナなどでデジタルデータ化して残しておくという選択肢もあります。
データとして残しておけば子供が作った作品や思い出の品を、カレンダーやフォトブックに加工するという活用も可能に!ケースやボックスなどを用いた一般的な収納方法ではできない楽しみ方ができますよ。
写真に撮ってアルバムに収納する
子供の作品が増えたけど捨てられずに困っているという方も多いでしょう。そんなときは、作品の写真を取って、作品自体を捨ててしまうのもひとつの手段です。
場所を取るような大きな作品であっても、写真に収めてしまえばコンパクトに収納することができます。撮影した写真はアルバムに保管しておけば、いつでも見返すことができます。
スキャンしてデータとして残す
子供はお気に入りのおもちゃにせよ、自分が描いた絵や作った作品にせよ、大切なものはずっとため込んでいきたいと思っているでしょう。しかし、収納できるスペースには限りがあり、すべてを保存し続けることは難しいことをいつか学ばなければいけません。
思い出の品の処分は、子供に物を処分する大切さを教えるいい機会になるでしょう。予定していた収納スペースがいっぱいになってしまったら、子供と相談しながらどうしても残しておきたいものと、これを機に処分してもよいものに分類しましょう。
そして処分すると決めたものは、スマホやデジカメで写真に撮影、またはスキャナなどでデジタルデータ化して残しておきましょう。
完全に捨ててしまうと、ふとしたときに思い出しても見返すことができず、思わず後悔してしまうこともあります。処分の際にデータとして残しておけば、大きな保存スペースもいらず、いつでも好きな時に見返すことができます。
データで残すとこんな残し方も可能に!
子供の作品・思い出の品のデータをとっておくと、グッズを作って残しておくことができます。こちらでは作れるグッズの一例をご紹介します。
フォトブックを作成して収納する
撮影した作品の写真を、思い切ってフォトブックにするのもおすすめです。お気に入りの写真でまとめた一冊を作れば、素敵な作品集が出来上がります。
子供の成長の記録として、1年や半年など一定の期間で一冊ずつ作るのもよいでしょう。本棚に収納しておけばいつでも手軽に見返すことができて便利です。
絵は絵本にして収納する
幼稚園や保育園で書いた絵だけでなく、お家でパパ・ママと一緒に描いた絵、お休みの日に書いたお手紙など、子供の創作意欲は留まるところを知りません。描いたばかりの作品を飾ってあげると子供も喜び、パパ・ママも一緒に楽しめますね。
しかし、増える一方の作品は徐々に飾る場所もなくなり、入れ替えをしないといけない日がやってきます。
子供の成長が見て取れる作品の数々。さらにパパ・ママへのメッセージが入っているものなど、一つ一つに思い出が詰まっていますよね。そんな作品が集まってきたら、オリジナルの絵本にしてみるのはいかがでしょうか。
サイズや規格もバラバラな作品を、学年ごとやテーマごとにまとめて絵本にしてくれるサービスを利用すれば、いつでも思い出に触れることができます。
一度フォトブックにできれば何冊でも作れますので、おじいちゃんおばあちゃんにプレゼントすることもできます。
子供や孫と一緒にページをめくりながら、作品を作ったとき、もらったときの思い出を語るのはきっと楽しくて幸せな時間になるでしょう。
カレンダーにして収納する
カレンダーであれば年中利用できるため、思い出の作品をいつも見て楽しむことができます。
市販のフォトフレーム付きのカレンダーを使用すれば、お気に入りの写真を入れるだけで簡単にオリジナルカレンダーを作ることが可能です。また、スマホから注文できるカレンダー作成サービスを利用するのもよいでしょう。
オリジナルグッズにして収納する
専用のサービスを使えば、マグカップやTシャツ、エコバッグなどさまざまなグッズにプリントすることができます。
ふだんよく使うアイテムにプリントすることで、いつも思い出を楽しむことができるでしょう。紙の上だと見栄えがよくない絵であっても、オリジナルグッズに加工することで洗練された雰囲気のデザインに生まれ変わるかもしれません。
子供の思い出の品・作品の断捨離方法
子供が成長してサイズアウトしてしまった洋服や、子供が見向きもしなくなったおもちゃや絵本はありませんか?こうした不要物は、本来は保管しておく必要のない物です。
しかし、「かわいかったなあ」と振り返るアイテムとなってしまうと、捨てることができないことも。子供が作った作品や服などの思い出の品は、十分なスペースがあって保存が可能であれば、気が済むまで取っておいてもよいでしょう。
ただし、将来的にどんどんたまっていくことを考えれば、いずれかの時点で「断捨離」の決断が必要になることもあるでしょう。
ここでは、なかなか捨てられない思い出の品を断捨離するための方法をご紹介します。
- 捨てるか見直すタイミングを決めておく
- 捨てるかどうかは子供にも確認
- ストーリーがあるものは残す
捨てるか見直すタイミングを決めておく
子供の思い出の品は毎年増え続けていきます。最低でも年に一度は必要かどうか見直すようにしましょう。たとえば、年末に家族で思い出を振り返りながら、とくに思い入れのあるものを残すといったやり方をしてもいいでしょう。
どれも思い出があるから捨てにくい...とは言っても自宅の収納スペースには限りがあるので、1つも捨てずに保管し続けることは現実的ではありません。
どうしても捨てずに保管しておきたいという方は、後述するトランクルームを活用してみてはいかがでしょうか。
捨てるかどうかは子供にも確認
子供によって自分が作った作品への愛着が異なります。作品に対して愛着が強い子もいれば、もう記憶にないという愛着が薄い子もいます。
作品への愛着が強い子の場合、作品を捨てることに抵抗があります。勝手に捨ててしまうと、機嫌を損ねたり、子供との関係性が悪化してしまう可能性も。
作品や思い出の品を断捨離しようとしている方は、子供に必要かどうか確認するようにしましょう。
ストーリーがあるものは残す
子供と相談しながら何を残すか決めるとき、何を満たしたら残しておくのか基準を作っておくとよいでしょう。おすすめの基準は「ストーリーがあるかどうか」です。
その絵や作品を見て、作ったとき・もらったときのエピソードを思い出したり、うれしい・楽しいといった気持ちがあふれ出てくるなど、感情が動くようなストーリーがあるかどうかを基準にすると、捨てるか残すかをスムーズに決められるでしょう。
思わぬ作品が子供にとって大切なものだとわかる反面、いい出来だと思っていたものを見ても何も感じないことに気付くこともあるでしょう。心が動かなかったものをバッサリと捨てる決断も、子供にとっては大きな成長のきっかけの一つとなるかもしれません。
子供の作品・思い出の収納保管場所
子供の作品や思い出の品を残しておく場合は、収納保管場所をどこにするかも考えなくてはいけません。こちらでは、クローゼットや押入れ、子供部屋を収納場所にする際のポイントをご紹介します。
クローゼット・押し入れ
子どもの作品や思い出の品を収納保管する場合、クローゼットや押入れを活用する方が多いのでは?
クローゼットや押入れに収納する場合、できれば上段に収納するのがおすすめ。紙でできた作品は湿気の影響を受けると劣化してしまうので、湿気がたまりやすい下段より上段に置いておくのがいいでしょう。
クローゼットや押入れがすでに荷物でいっぱいという方はトランクルームといったレンタル収納スペースを活用して、クローゼットや押入れに作品・思い出の品の置き場所を確保する。または、自宅のデッドスペースに突っ張り棚を設置して収納場所を増やすなど工夫してみましょう。
子供部屋
子供が作品に対して愛着を持っている場合は、子供部屋など子供の近くで収納保管するといいでしょう。
しまう収納にする場合は、子供の目線の高さにあった収納アイテムを使いましょう。たとえば、カラーボックスは横でも縦でも使えるので、お子さんが小さいときは横にして使用し、伸びていく身長にあわせて縦にして使うといった方法も可能です。
作品・思い出の品がごちゃごちゃしてしまうのが気になる方は、かごや中身の見えないボックスに入れてからカラーボックスにしまうとスッキリした印象にできます。
子供の思い出・作品を捨てられないときはトランクルームを活用
子供の作品や思い出の品を整理しようとしたけれど「思い切って捨てられなかった」「想像以上に思い入れの強い絵や作品が多かった」など、想定より減らせなかったという場合もあるでしょう。
そんなときは、トランクルームの活用がおすすめです。トランクルームとは、収納スペースをレンタルできるサービスや、荷物を預かってくれるサービスのこと。
「どんどん思い出の品や作品は増えていくけれど、もう収納しておく場所がない」という方は、ぜひトランクルームに保管することを検討してみましょう。
作品や思い出の品の保管・収納場所を確保できる
屋内型トランクルームなら、大小さまざまな部屋サイズが用意されています。
1帖未満の小さい部屋から10帖以上の大きい部屋までさまざまなサイズがあるので、預けたい物のサイズや量に合わせて最適なサイズの部屋を借りることができます。
子供の作品や思い出の品のほかにも、サイズアウトしてしまった衣類やレジャーアイテム、季節家電、衣替えした洋服など、家庭にある荷物を預けておくのもOK。子供の思い出の作品を保管しつつ、自宅を広々とした空間に保つことができるでしょう。
月額2,000円台から借りられるトランクルームも!
屋内型トランクルームのなかには、月額2,000円台から借りられるお部屋もあります。
0.5帖サイズの小さな部屋でも、縦スペースを活用することで、通常サイズの段ボール約12個分の荷物を収納可能です。お手頃な価格でたくさんの荷物を保管しておけるので、この機会にぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
自宅と同じような環境で保管可能
屋内型トランクルームは、ビル全体またはビルのワンフロアが収納スペースになっています。屋内に収納スペースがあるので自宅と同じような環境で作品や思い出の品を保管しておくことができて安心です。
施設によっては空調設備も設置されているので、荷物を出し入れする際に快適に利用できるでしょう。
まとめ
パパやママが残しておきたい子供の思い出の品や作品には、さまざまな種類があります。最近は技術が発達して、写真や動画、データとして残すなど、保存方法は多種多様。
自分の生活スタイルや居住スペースに応じて、さまざまな手段から自由に保存方法を選ぶことができます。ですが、見るだけでなく手で触れることができる、「物」にまさる思い出の保管方法がないのも確かです。
子供の思い出の品は、実体を持つ物として色鮮やかに、ありのままの姿を、美しく保存をするのが理想とも言えるでしょう。無理のない範囲で思い出の品の保存に気を配って、適切な保管・収納をこころがけましょう。
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