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断捨離や身辺整理で捨ててはいけない11のものとは?どこまで捨てるかも解説

断捨離で捨ててはいけないもの

不要なものを捨てて、身のまわりをすっきりと整理できる断捨離。しかし、断捨離をはじめたら勢いあまって、あれもこれもと捨ててしまい、後悔したという話もよく耳にします。

快適な暮らしのために断捨離したのに、不便になったり後悔したりしては本末転倒。そうならないためにも断捨離をはじめる前に捨ててはいけないもの、やってはいけないことを知っておきましょう。

こちらでは断捨離で捨ててはいけない11のものや、断捨離のコツ、やってはいけないことなどを解説していきます。記事の最後では、断捨離がスムーズになるトランクルームの活用方法についてもご紹介していますのでぜひご覧ください。

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断捨離や身辺整理で捨ててはいけない11のもの

断捨離で捨ててはいけないもの

断捨離を行っているうちに、さまざまものを捨てたくなる気持ちの波がやってくることがあります。

効率よく断捨離を進めるために、その波に乗ることも必要です。しかし、勢いのままに本来捨ててはいけないものまで捨ててしまい、後悔してしまうことも少なくありません。

後悔してしまわないためにも、断捨離で捨ててはいけないものをあらかじめチェックしておきましょう。

POINT~断捨離や身辺整理で捨ててはいけない11のもの~

  • 重要な書類・資料
  • 二度と手に入らないもの
  • 日常生活で必要なもの
  • 緊急時に必要なもの
  • 自分以外の所有物や借り物、共有物
  • 遺品や形見、先祖代々受け継がれてきたもの
  • 消耗品
  • シーズンアイテム
  • 希少性・価値があるもの
  • 本人証明などで必要なもの
  • 寄付することができるもの

重要な書類・資料

各種証明書や契約書、帳簿などは捨ててはいけない書類です。捨ててしまうと再発行などの手続きに時間や手間がかかったり、トラブルに発展する恐れがあります。

不動産、銀行関係の契約書、保険証券、年金証書などの書類は捨てずに保管しておきましょう。

捨ててはいけない重要な書類はジャンル別にファイルに保存し、決めた保管場所に収納しておきましょう。書類を取り出すことは普段の生活ではあまりないので、邪魔にならない押入れなどに収納して保管しておくのがおすすめです。

カードや公共料金の利用明細書、領収書や給料明細などは、一定期間保存したのちに処分するとよいですね。一方で、チラシやダイレクトメールといった類のものは、捨てていい書類です。

二度と手に入らないもの

写真や思い出の品、限定品のコレクションなどは、慎重に断捨離しましょう。もちろん不要であれば断捨離するべきですが、後からまた手に入れることはできない可能性も念頭に置いておくことが大切です。

心の中で大切に思っているものを無理に捨てる必要はありません。これらを断捨離の流れに任せて捨ててしまうと、大きな後悔につながってしまうことも。

とはいえ、子供の工作などかさばってしまうものもありますよね?その場合には、大切なものだけをいくつか残しておき、あとは写真に撮ってデータで残すという手もあります。

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日常生活で必要なもの

断捨離モードが加速すると、必要なものまで不要に見えてくることがあります。ゴミはほうきで掃けばいいと掃除機を捨ててしまったり、必要以上に洋服を処分してしまったり。

捨て始めると止まらなくなって、生活に必要なものまで捨ててしまうことも少なくありません。なくなることで必要だったと気づかされてしまうことも、断捨離をしている上でよくあることです。

せっかく断捨離したにもかかわらず余計な出費が増えたり、生活が不便になったりしては本末転倒。断捨離する前に、それがない生活について想像してみることも大切です。

緊急時に必要なもの

頻繁に使うものではないけれど、いざというときに必要な防災用品や喪服などは、断捨離の際に捨ててはいけないものだと言えます。

自然災害や感染症などのパンデミックは、いつどこで発生するか分からないため、防災用品や備蓄に関しては捨ててしまわないようにしましょう。「きっと大丈夫」など、根拠のない自信から処分してしまうと、緊急時の命に関わる恐れがあります。

また、喪服は葬祭場などでレンタルできることもあります。しかし、レンタルできない場合のことを考えると、やはり断捨離せずに持っておきたいものですね。

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自分以外の所有物や借り物、共有物

自分以外の所有物や借り物、自分を含む複数人で所有している共有物を勝手に捨てることは、断捨離でのNG行為のひとつです。この場合、親子や夫婦などの家族も自分以外に含まれるので注意しましょう。

自分のものを断捨離していると、家族の持ち物まで気になりはじめるのはよくあることです。しかし、ものを捨てる基準は家族といえども人それぞれ。勝手に家族のものを捨ててしまうと、関係性の悪化を招いてしまいます。

自分以外の持ちものを勝手に捨ててケンカに発展するパターンや、断捨離をするなかで家族や同居人との関係が悪化したという話は少なくありません。夫婦の場合、離婚にいたったケースもあるようです。

基本的に、断捨離の対象は自分の持ち物だけです。共用スペースに置いてある荷物や共有物については、必ず事前に確認してから捨てる、きちんと話し合って捨てる基準を決めるなど、断捨離のルールを共有しておき、トラブルを避けましょう。

遺品や形見、先祖代々受け継がれてきたもの

日常で使わないものといっても、遺品や形見、先祖代々受け継がれてきたものを安易に処分するのはおすすめできません。二度と手に入らないだけでなく、自分のアイデンティティを形作ったものであったり、歴史的に価値があったりすることがあるからです。

捨てるきっかけがなかったなど、とくに意味なく保管し続けられてきたようなものであれば、手放しても良いでしょう。しかし、何代にも渡って受け継がれてきたものについては、たとえ使う予定がないものであっても、何か意味のあるものなのかもしれません。

そのため、先祖代々の品物は、ルーツをたどってみるなどして良く考えてから断捨離するかどうかを考えましょう。少なくとも勝手に判断せず、家族に相談してみるのをおすすめします。

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消耗品

日常生活のなかで消費する食品や日用品などの消耗品は、断捨離すべきではありません。たとえ一時的に収納スペースを取ってしまっていたとしても、使ってしまえば良いからです。この場合、消耗品を捨てることはお金を捨てることと同じことになってしまいます。

ストックは有事の際の備蓄にもなるため、ある程度は必要なものです。ただし、使う予定で買ったものの気に入らず収納スペースを占有しているものや使用期限が切れてしまったものについては、躊躇なく断捨離しましょう。持っていても使う機会は訪れないでしょう。

ストックの量が気になるなら、「これは〇個まで」など種類別に個数を決めておき、それ以上は増やさないようにするなどの工夫をしてみてはいかがでしょうか。

シーズンアイテム

1年のうちに使う機会が少ないシーズンアイテムも整理したいと思いがちですが、安易に断捨離してはいけません

たとえば、使っていない扇風機を捨てようかと思っている場合も少し待ちましょう。夏になれば必要になりますし、たとえ今シーズンは使わなかったとしても、来シーズンではエアコンを使うまでもない気温が続いて扇風機を使いたいと思うことがあるかもしれません。

雪かき道具などもそうでしょう。夏は邪魔だと思っていても、冬になると必要になります。比較的温かい地域で何年か使っていない場合でも、突然大雪に見舞われる可能性は十分にあります。もし捨ててしまったら、必要になったときにまた買わなければならず捨てたことを後悔してしまいます。

シーズンアイテムは今、使わないからといって必ずしも不要なものではないことを頭に入れておきましょう。

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希少性・価値があるもの

自分にとっては不要でも、希少性が高く、価値があるものを安易に断捨離してしまうことはおすすめしません

ブランド品など確実に売れるものであれば、買い取りに出すのがおすすめです。入手不可能なレアものやコレクションなどに関しては、高価で買い取りしてもらえることもあります。また、手間はかかるものの、フリマアプリで売るのも良いかもしれません。

売れるものを「売るのが面倒だから」と捨ててしまうと後々「捨てなければ良かった」と後悔する可能性が多いにありますので、気をつけましょう。

本人証明などで必要なもの

普段は使う機会が少なくても、本人証明などで必要になるものは捨ててはいけません。たとえば、印鑑や朱肉などが良い例でしょう。

近年は印鑑ではなくサインが用いられる場面が増えていますが、やはり契約関係については印鑑が必要なことが多いです。印鑑が見当たらずに困ったこともあるのではないでしょうか。

銀行預金についても、普段はキャッシュカードを使うので印鑑は要らないと思いがちです。しかし、窓口で登録事項の変更などを行わなければならないときには、届出印が必要になります。

たまにしか使わないものを断捨離しようとするときには、それをなぜ持っていたかを考えてみてください。そうすれば、あとで必要になるものかどうかを判断できます。

寄付することができるもの

自分にとっては不要でも、必要としている人がいるかもしれません。

着なくなった衣類や、文房具や書籍、タオルや毛布、家具家電など、要らなくなったものを単純に処分するのではなく、然るべき団体や施設に寄付することで、必要としている人に活用してもらうことができます。

SDGsへの貢献という意味でも、自分にとっては不要でも、寄付することができる品がないか確認してみましょう。

やってはいけない断捨離

NGを示している人

断捨離は手当たり次第に捨てればいいというわけではありません。続いてご紹介するやってはいけないポイントをおさえ、断捨離して後悔したり、失敗するのを防ぎましょう。

  • よく考えず、勢いで捨てる
  • 収納グッズを先に用意する
  • フリマ、オークションで売ろうと取っておく
  • どこまでやるのか断捨離のゴールを決めずに始める
  • 「まだ使えそう」という理由で残そうとする
  • 1日で終わらそうとする

よく考えず、勢いで捨てる

断捨離を勢いで初めてしまうと、捨てたあとに後悔につながります。

「重要な書類を捨ててしまった......」「大切な写真を捨ててしまい、思い出を振り返れなくなった......」と、このように必要なものまで捨ててしまう「やってはいけない断捨離」をしてしまうケースは少なくありません。

ものの中には二度と手に入らないものや貴重品などもあることが考えられます。冷静な判断が求められるので計画的に、よく考えて取り組みましょう。

収納グッズを先に用意する

断捨離する前に収納グッズを用意するのはおすすめできません。断捨離でどれぐらいものが残るのか目途がたたないうちに収納を買っても、ものが入りきらない、用意したけど不要だったなんてことに。

お金も無駄になってしまいますので、収納グッズは断捨離を終えてから用意しましょう。

フリマ、オークションで売ろうと取っておく

処分すると決めたものをフリマやオークションで売ろうと取っておくのは、断捨離が滞る原因になります。

トレンドが過ぎたものは買い手がつかず手放せなかったり、自分が忙しくなり出品できず家に置いたままになる可能性があります。そうすると家に不要なものが残り続ける状態に。

出品するなら「いつまでに売れなければ捨てる」など期限を設けるといいでしょう。もしくはリユースショップを活用するのも手です。リユースショップなら買取品目の対象ならまとめて買い取ってくれるので一気にものを手放すことができます。

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どこまでやるのか断捨離のゴールを決めずに始める

ゴールを決めずに断捨離をし始めるのはおすすめできません。

いきなり断捨離を始める前に、まずは断捨離をしようと思ったきっかけを思い出してみてください。現在の部屋の状態にストレスを感じた、憧れの人の部屋に近づけたいなど何か理由があるはずです。

そして、そのきっかけをもとに、どういう状態が理想の状態といえるのかイメージしてみましょう。理想の状態をイメージすることで、断捨離でどこまで捨てるのか具体的に見えてくるので、捨てすぎてしまうことを防げます。

たとえば、ラックにしまいきれないものを片付けたいというのが断捨離のきっかけなら、ラックにしまいきれる分だけにものを減らすのがゴールになります。理想の状態にできるのであれば、ラック周辺だけなど狭い範囲の断捨離でもOKです。

「まだ使えそう」という理由で残そうとする

「まだ使えそう」という理由でものを残してしまうと一向に断捨離が進みません。

「使えそう」ということは現在まで使っていないものであると考えられます。今後も使う可能性が見込めないので思い切って捨てていいでしょう。

「使えそう」という理由でものを残していくと、いつまでも部屋が片付きません。現在までに「使っているのか」「使っていないのか」を基準にし、断捨離を進めていきましょう。

1日で終わらそうとする

一気に断捨離すると疲れてしまうので、断捨離は数日、数週間など期間をわけて行うようにしましょう。

人は1日に35,000回もの決断をしているといわれており、決断をすればするほど精神的な疲労につながり、集中力が落ちる傾向にあります。断捨離をすることで決断の回数はさらに増え、適切な判断ができなくなってしまうことが考えられます。

適切な判断ができないと、必要なものまで捨ててしまう可能性があるので注意が必要です。勢いのまま1日でなんとかしようとせず、計画的にコツコツと取り組むといいでしょう。

期間をわけて行うことで冷静な判断がしやすくなり、断捨離での失敗を防げます。

断捨離で捨てるべきものリスト【アイテム別に判断基準も紹介】

断捨離で捨てるべきもの

続いては、断捨離で捨てるべきものをご紹介していきます。それぞれのアイテムに断捨離すべきかどうか見極める判断基準も掲載していますので参考にしてみてください。

POINT~断捨離で捨てるべきもの~

  • 洋服
  • CD・カセット
  • 人形・フィギュア
  • 年賀状・手紙
  • タンスなどの収納家具
  • 本・雑誌
  • 食器
  • コスメ
  • 電化製品
  • コード・ケーブル類
  • 文房具
  • 期限切れのもの
  • 使っていないキッチングッズ

洋服

断捨離というと一番に洋服を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。断捨離すべき服やファッション小物を見極めるコツは以下の5つです。

  • サイズが合わない
  • 1年間着ていない
  • シーズン内に使用していない
  • 状態が悪い
  • トレンドではない

洋服は、サイズが合わなくなっても、いつか合うようになるのではないかと思って取っておきがちです。しかし、実際に再びサイズが合うようになるケースはそう多くはありません。

そして、サイズが合うようになった場合にその服を着たいと思うかどうかは別問題で、新しい服が欲しくなるケースのほうが多いのではないでしょうか。したがって、思い切って断捨離してしまうことをおすすめします。

「今年は着なかったけど来年は着るかも」「ちょっとボロボロだけどまだ着れるかも」と考えがちですが、1年間着なかったものは、来年着ることはないと考えるべきでしょう。シーズン内に着なかったものは断捨離の対象です。

また、状態の悪いものも迷わず処分しましょう。とくに、洗濯で落ちなさそうな汚れや毛玉が発生しているものはすぐに捨てましょう。身につけるとだらしない印象になり、自分の価値を下げてしまいます。

トレンドを外れてしまった服も持っていても着る機会はないでしょう。無理して着ても、時代遅れ感が出てしまい結局着なくなる可能性が大きいので処分しましょう。

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CD・カセット

現在は、スマートフォンやPCなどで音楽を聴くのが主流になりつつあります。趣味で収集している場合を除き、CDやカセットを使う機会はどんどんなくなっていくでしょう。

昔の音楽プレイヤーを大切に使っている方はいると思いますが、いま使っていないという方は捨ててしまっても問題ないでしょう。

人形・フィギュア

子どものために購入、あるいは自身が子どものころに収集していた人形やフィギュアも、「子供の興味が移って使われていない」「所有していることすら忘れていた」というものは断捨離の対象です。

捨てるきっかけがなくて手元に残っていた人形・フィギュアは、断捨離の機会に処分を検討しましょう。

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年賀状・手紙

知人からいただいた手紙や年賀状も、断捨離を検討すべきもののひとつです。手紙や年賀状を処分するのは「送り主に対して申し訳ない」と感じてしまいがちですが、捨てずにとっておくと溜まってしまう一方です。

いま一度読み返してみて本当に大切な手紙・年賀状を選別したり、撮影・スキャンしてデータ化して実物は処分するなどしてみてはいかがでしょう。

タンスなどの収納家具の断捨離のコツ

有効活用できていないタンスなどの収納家具は、捨ててしまうのも一策です。タンスなどの収納家具はサイズが大きめなので、生活スペースを圧迫する原因となってしまいます。

また、断捨離で家の中のものが減れば、収納家具の必要性は今よりも下がるでしょう。

本・雑誌

読み返そうと思っていたけれど、見返さずに置きっぱなしの本や雑誌はありませんか?「読み返さない本や雑誌」と「電子書籍に置き換えることができる本」は、断捨離してしまってよいでしょう。

近年では電子書籍で本を持つ人も増えてきています。紙媒体でなくても問題ない本や雑誌は、電子書籍に移行するのもおすすめ。保管場所いらずで、持ち歩きも簡単などのメリットがあります。

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食器

かさばりがちな食器も断捨離したいもののひとつです。

食器を断捨離すべきかどうかの見極めポイントは、「使うかどうか」です。具体的に言うと、「使いにくいもの」と、「好みでないもの」は断捨離しても問題ありません。

毎日使う食器は、自然と使いやすいものを手に取ってしまいます。使いにくいものは、今後も使う機会が訪れない可能性が高いため処分しても問題ないでしょう。

また、貰い物の食器であっても好みでないものは断捨離しましょう。使わずに置いておくのはスペースの無駄になってしまいます。普段から使っていて気に入っている食器を厳選しましょう。

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コスメ

コスメで断捨離すべきものは、「古くなったもの」です。

コスメは開封すると、空気に触れることで劣化していきます。アイテムにもよりますが、開封後大体3か月〜半年程度が使用期限の目安です。これを超えると、成分が変化して肌に悪影響をおよぼすこともあるので、思い切って処分しましょう。

また、未開封のコスメの使用期限の目安は3年程度です。限定品などで買ったけれど使わずに置いているものも、長期間経っているなら捨ててしまいましょう。結局は使えなくなっていますので断捨離をおすすめします。

そして、意外に溜まりがちなのが、試供品などの貰い物です。試供品は製品に比べると包装が簡易なため、未開封でもそう長くは保存はできません。試供品は1年程度を目安に、期間が経っているものは処分しましょう。

電化製品

機能が重複している電化製品も、断捨離を検討すべき品と言えます。

近年の電化製品は多機能なものが多く、1台で2役・3役と機能を兼ね備えているものがあります。たとえば、オーブン機能付きの電子レンジを所有しているのであればオーブンは不要になりますし、加湿・除湿機能を備えている空気清浄機があれば除湿器・加湿器が要らなくなるかもしれません。

現在、機能が重複している家電製品が自宅にあるのであれば、手放すことも考えてみましょう。

コード・ケーブル類

電子機器のコード・ケーブル類も、断捨離の機会に整理してみましょう。とくに、スマートフォンやPC関連のケーブルは、気付くと増えてしまいがちです。

近年は、USBをはじめとして規格が統一されてきているため、同じコード・ケーブルで複数の機器に使用できることも珍しくありません。接続端子の種類ごとに分類してみて、重複しているケーブルは捨ててしまってもよいでしょう。

文房具

必要以上に所有している文房具も、断捨離で捨てるべきものだと言えます。鉛筆やペン、ハサミやテープ類など、必要な分を残して処分してみても、案外困ることはないかもしれません。

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期限切れのもの

期限が切れているものは、迷わず捨てるべきものと言えます。たとえば、賞味期限が切れている食品や調味料、使用期限切れの医薬品、古いDM・チラシやクーポン券など。

とくに、期限切れの食品や医薬品などは誤って使用すると健康を損ねてしまう恐れがあるため、すぐに処分しましょう。

下駄箱にしまいきれない靴は断捨離を検討しましょう。玄関は家族だけでなく、来客も出入りする場所です。スッキリ片付けて気持ちよく来客を迎えられるようにできるといいですね。

以下に該当する靴は捨て時と考え、処分を検討しましょう。

  • 穴が開いている
  • 靴底がはがれている
  • 靴底がすり減っている
  • カビが生えている
  • 靴の表面がはげたり、ひびが入っている
  • ニオイが取れない
  • 汚れが落ちない など

きれいな恰好をしていても、靴にダメージがあると他人は気になってしまうものです。履けるか履けないかではなく、劣化の具合で判断し、極端に劣化しているものは処分しましょう。

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使っていないキッチングッズ

便利と思って買っても結局使わなかったキッチングッズや、だんだんと使わなくなったものもあるのではないでしょうか。

キッチングッズはかさばりやすいので、処分することでキッチンを広く使えるようになる可能性があります。

スペースを有効活用するために、月に1回も使っていないものは処分を検討してみてはいかがでしょうか。以下は使っていないキッチングッズの一例です。

  • 離乳食用に買ったブレンダー
  • 用途が似ているキッチンツール(木べらとフライ返しなど)
  • ホームベーカリー
  • 多すぎる保存容器 など

子どもが小さいときは離乳食のためにブレンダーを使う機会が多いですが、子供が成長してからは使っていないという場合は処分してもいいでしょう。

ホームベーカリーは一例ですが、一時的にハマっていたけど飽きてしまったキッチングッズもあるのではないでしょうか。

掃除のついでなどに使っていないキッチングッズをどうするか検討してみてください。

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断捨離のコツ

断捨離のポイント

断捨離のやり方がわからず、進められないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。こちらでは、断捨離をスムーズに進めるためのコツをご紹介していきます。

POINT~断捨離を上手に進めるポイント~

  • 捨てる=断捨離じゃない!本来の意味を理解しよう
  • 断捨離の準備をする
  • 断捨離はやりやすい場所から始める
  • 断捨離は捨てやすいものから捨てていく
  • 不要なものがないか定期的にチェック
  • 保留にしたものは保管のタイムリミットを決めておく

捨てる=断捨離じゃない!本来の意味を理解しよう

断捨離を始めるにあたり、覚えておきたい心構えがあります。それは、「捨てること自体を目的」とするのではなく、「生活の質を高めること」を意識して取り組むことです。

本来の断捨離の意味とは、「不要なものを捨て、ものに対する執着から離れる」というものです。

しかし、捨てることが目的となってしまう「断捨離依存症」に陥り、本来の断捨離の目的から逸脱してしまうケースも。熱中しやすい性格がよくない方へと向かい、どんどんものを捨てることに快感を覚えてしまうことが多いようです。そうなると本来の断捨離の意味と異なりますよね。

このように本来の意味を見失い、捨てることが目的になりエスカレートしてしまうと断捨離依存症といえるでしょう。そうならないために、断捨離の意味を常に心にとどめておくことが大切です。

断捨離の準備をする

思いついたままに断捨離を進めてしまうと、後悔につながりかねません。まずは、断捨離を進めるための準備を行いましょう。

「捨てるか否か」の判断を繰り返すことになるため、「捨てるもの」のエリア(あるいはボックス)と「残すもの」のエリア(あるいはボックス)を用意しましょう。

また、断捨離を進めるなかで、即座に捨てるか否かを判断できないものも出てくるでしょう。そのような場合に作業が止まってしまわないように、迷った品を入れておく「一時保管ボックス」をあわせて用意しておくことをおすすめします。

断捨離はやりやすい場所から始める

家のなかにあるものを一度に断捨離しようとすると、やる気も体力も続きません。「まずはキッチンから」といった具合に、断捨離するエリアを分けて、やりやすい場所から少しずつ始めましょう。

時間がなければ、引き出し一段だけでもOKです。小さな空間やスペースでも、「断捨離できた!」という成功体験が、次のやる気へとつながっていきます。小さなスペースから始めて徐々に断捨離するエリアを広げていきましょう。

断捨離がやりやすい場所として考えられるのが、玄関、キッチン、洗面所です。

玄関もキッチンも普段使う場所なので、自身や家族で「使っているもの・いないもの」が判断しやいでしょう。洗面所も家全体でみると比較的エリアが狭い場所なので、ものもそこまで多くなく、すぐに断捨離に取り組めるのではないでしょうか。

逆に、断捨離するのが手ごわい場所として挙げられるのがクローゼットです。服は処分するかどうか悩みやすく、断捨離が滞りやすいです。

まずは、玄関やキッチンなどやりやすい場所から断捨離を始めて、断捨離に慣れてきたタイミングでクローゼットに取り掛かるといいでしょう。

クローゼットに取り掛かる際は、服とあわせてハンガーや服の変えのボタンなども捨てられないか検討しましょう。ハンガーはクリーニングからの返却の際についてくるので意外とたまりがちで、邪魔になってきます。また、替えのボタンも服を処分することで不要になるのでとくに残しておく理由はありません。

断捨離は捨てやすいものから捨てていく

ものが多いと断捨離したくても「何から始めるといいのか、わからない!」となってしまい、断捨離が停滞してしまうことがあります。

断捨離をスムーズに進めるためにも、捨てやすいものから優先的に捨てていくことをおすすめします。

まずは明らかなゴミを捨てる

溜まっているチラシやレシートなど、小さなものでもOK。簡単に捨てられるものから始めると、断捨離がスムーズに進むでしょう。

劣化・破損しているものを捨てる

断捨離するものの中に劣化している、あるいは破損しているものはすぐに捨てても問題ありません。使えるけど、使いにくいといったものも捨てるべきでしょう。

たとえば、持ち手が緩くなっている片手鍋などは料理中に使用すると危険です。自分が危険に気付いていても家族が気付いていない場合もあるでしょう。そのようなものを置きっぱなしにしておき、料理をした場合に使用すると大火傷の恐れがあります。

また、欠けている食器なども同様です。飲み物を飲む際や食事のときに唇などを切る恐れがありますよね。

断捨離のときに捨てても代用できるものを探しておくこともおすすめです。そのように工夫すれば、新しく購入するなど無駄遣いすることもなく、ものも増やさずにすみます。

買い直せるものを捨てる

買い直しできないものは、一度捨てたら取り返しがつきません。また価格の高いものは、再び購入する際に多額の出費を伴います。

捨てるべきかどうか迷うときは、買い直しができるものや値段の安いものから捨てていくのがおすすめです。

一定期間使わなかったものは捨ててもOK

必要か不要か判断がつかず、一時保管ボックスに入れておいたものは、期限を決めて保管しておきましょう。だいたい半年~1年ほどを目安にしておき、期限がきたらもう一度必要か不要かを判断するとよいです。

時間をおいて再度考え直してみると、あっさり手放せることも少なくありません。やっぱり必要だと感じた場合には、元あった場所に戻しましょう。

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不要なものがないか定期的にチェック

断捨離は、不要なものを捨てて終わりではありません。断捨離した後も、不要なものを生活空間に入れないようにし、定期的に不要なものがないかチェックすることも大切です。

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保留にしたものは保管のタイムリミットを決めておく

断捨離で、捨てるか捨てないか判断に困ったものは、いったん保留にして残しておきましょう。

しかし、いつまでも保留にしておくと部屋が片付かないので、たとえば「3か月後に捨てる」など期限付きの保留にするようにしてください。「期限が来るまで使わなかったら手放す」などルールを設けておくと処分するのを忘れないですし、そのときが来たら思い切って処分しやすくなります。

保留にしたものを自宅に置いておくと邪魔になるという方は、一時保管場所としてトランクルームを活用するといいでしょう。自宅のスペースを占有せず、ものを保管しておくことができます。

断捨離で期待される効果

断捨離は部屋が片付くだけでなく、自分の内面や行動にも変化をもたらします。続いては、断捨離をすることで期待できる変化をご紹介します。
  • お金が貯まりやすくなる
  • 自分の価値観に気づける
  • 人間関係が良好になる
  • 健康に過ごせる
  • 時間を無駄にしなくなる

お金が貯まりやすくなる

断捨離をする過程で、買ったけど使わなかったもの、似たようなものばかり買っていたなど自身の買い物の傾向がわかります。傾向がわかれば不要なものを買うことを防げるので、無駄な出費をしなくなるでしょう。

また、断捨離で出た不要なものをフリマアプリなどに出品して売れれば臨時収入を得られる可能性もあります。

自分の価値観に気づける

不要なものを見極める過程で自分にとって大事にしたいものや好きなものなど自分の価値観が明確になります。

普段、「流行っているから」「友達や店員さんに進められたから」など周囲の影響でものを選んでしまったことはないでしょうか。自分の価値観が再確認できれば自分の基準でものを取捨選択することができ、家に不要なものが増えるのを防げるでしょう。

人間関係が良好になる

断捨離の本来の意味である執着を手放すという考え方は、ものだけでなく人間関係にも反映されます。

ものに執着せずに生活できるようになると、人に対しても執着することがなくなり人間関係を見直すきっかけになります。無理に付き合いを続けていた関係に縛られることがなくなり、本当に大事にしたい人との時間を充実させることができます。

断捨離で、自分で考えて判断するのを繰り返すと自然と決断力も養われます。人に依存しやすかった人は他人の言動に振り回されず、自分の意思を持ってすごせるようになるでしょう。

また、断捨離をすると部屋だけでなく、気持ちもスッキリするのでイライラすることも減り、人に対しての向き合い方も改善できます。

健康に過ごせる

不要なものを処分することで部屋が片付き、掃除がはかどります。部屋の隅々まで掃除が行き届き、ほこりやハウスダストによるアレルギーの発症を抑えられるでしょう。

地震発生時にものが倒れてきてケガをする、逃げ遅れるというリスクも軽減できます。

時間を無駄にしなくなる

断捨離をすると時間の使い方が上手になります。たとえば、持ち物が多いとその分、選択肢が多くなり外出前に服装や靴選びに迷ってしまいます。また、ものが多すぎて必要なときに書類が見つからないなど無駄な時間を取られてしまいます。

不要なものを減らすことで選択肢が減り、外出前に何を着ていくか悩むこともなくなります。部屋が片付き、どこに何をしまっているか持ち物の管理しやすくなるというメリットも。

考えたり、探しものに費やしていた時間を省けるので、時間にゆとりを持って行動できるようになります。

断捨離ができないときはトランクルームを活用!

断捨離の悩みはトランクルームで解決

断捨離をすると、どうしても捨てられないものや、捨てるか判断できないものが残ってしまうことがあります。

しかし、それらをトランクルームに預けてしまえば、無理にものを捨てることなく快適な空間をつくることが可能です。「捨てたら後悔するかも......」という心配をせずに、断捨離を成功させることができるでしょう。

トランクルームを使った断捨離術を詳しく知りたい方は以下の記事をチェックしてみてください!

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トランクルームを使った断捨離術!利用するメリット・活用例をご紹介!

トランクルームが断捨離に役立つ理由

トランクルームとは、収納スペースをレンタルすることができるサービスで、目的に応じて利用期間や部屋のサイズを選ぶことができます。

断捨離で捨てることができないアイテムをトランクルームに預けておくことで、自宅をすっきりとした空間にすることができるでしょう。

また、捨てるべきか迷ってしまうアイテムの一時保管スペースとしてトランクルームを活用するのもおすすめ。とりあえずトランクルームに預けておき、期限を決めた上で取り出すことがなければ処分してしまうという使い方もできます。

もちろん、それ以外の品を預けておくことも可能です。衣替えした衣類や、レジャーなどで使うアイテム、特定のシーズンに使用するアイテムなどもトランクルームに預けておくことで自宅の収納スペースをすっきりさせることができるでしょう。

断捨離に適したトランクルームの選び方

断捨離で捨てられなかったものや、すぐに判断することができないものを預けるのであれば、セキュリティが充実したトランクルームがおすすめです。

普段使わないものと言えども、重要な書類や思い出の品、あるいは代々受け継がれてきたものなどは、盗難の心配がないスペースで保管しておく必要があります。

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断捨離のデメリットも把握しよう

断捨離のデメリットも理解しよう

捨てるべきものや、やってはいけないこと、やり方も理解できました。「あとは断捨離するだけ!」と思った方は要注意。断捨離にはデメリットも存在します。断捨離で起こる可能性があるよくないことも把握したうえで、後悔のない断捨離を実現しましょう。

断捨離前より散らかってしまうことも

断捨離を行う過程では、持ち物を把握する必要があるため、一時的にものが散らかってしまいます。荷物の量に圧倒されて、作業を最後まで終えられないことが多々あります。

そのような場合、断捨離を始める前よりも部屋が散らかってしまい、収集がつかなくなってしまう可能性があるため注意が必要です。

時間と労力がかかる

断捨離で処分するものの量が多いと、いるものといらないものを判断するのに時間がかかることも。なかには一日やっても終わらなかったという人もいるようです。少しずつコツコツ取り組み、無理のないスケジュールで進めていきましょう。

まとめ

断捨離の目的は、快適な空間を手に入れ、ものを持つことのしがらみから離れることです。

しかし、捨てることに快感を覚え、ものを捨てることが目的になってしまうと、あれもこれも不要な気になり、大切なものまで捨ててしまうことになりかねません。捨てることは目的ではなく、あくまで手段であることを理解しておくことが大切です。

断捨離の過程で捨てられなかったものや、必要か不要か判断がつかずに一時保管しているもの、必要だけどしまう場所がないものに関しては、トランクルームを上手に活用してみましょう

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