2020/10/30
引越し難民とは?原因や引っ越し業者が見つからないときの対策を徹底紹介【2024年版】
ニュースなどで「引っ越し難民」という言葉を耳にしたことはないでしょうか。引っ越し難民とは、引っ越ししたいのに何らかの理由で引っ越しができない人のことを指します。
今年の引っ越しには「2024年問題」が影響することも考えられ、3月~4月など繁忙期に引っ越しを考えている方は引っ越し難民にならないための対策が必要です。
こちらの記事では、引っ越し難民が発生してしまう原因から、引っ越し難民にならないための対策などをご紹介します。これから引っ越しを予定している方や、引っ越し難民になりそうな方、あるいは引っ越しできずに困っている方は、参考にしてみてください。
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そもそも引っ越し難民とは?
引っ越し難民とは、引っ越ししたいのに何らかの理由で引っ越しすることができない人を指します。主に、引っ越し業者に依頼を断られた人や、高額な見積もり金額を提示されたため引っ越しを諦めざるを得ない人などです。
2018年頃からメディアで「引っ越し難民」という言葉が使われることが増え、毎年3月から4月にかけては引っ越し難民問題が取り上げられています。
引っ越し難民になってしまうと、引っ越し先に荷物を運べず新しい住まいで不自由な暮らしを強いられる、あるいは引っ越しを断念せざるを得ないケースもあります。
「2024年問題」が引っ越しに与える影響
今年の引っ越しには「2024年問題」の影響が出る可能性があります。「2024年問題」とは、2024年4月からトラックドライバーの労働時間に上限が課せられることで起こる問題の総称のことです。
トラックドライバーの時間外労働の上限が年間960時間に制限されることで、以下のような問題が起こると予想されています。
- 一人当たりの走行距離が短くなり、長距離輸送ができなくなる
- 今までどおりの輸送を継続するためにドライバーの増員が必要だが、人材を確保できない
- 1日に輸送できる荷物の量が減り、トラック事業者の収入が減少する など
株式会社リベロの調査によると、約7割の引っ越し会社が「『2024年問題』への対応を進めている」と回答しており、次のような意見も挙がっています。
・このままだと20%程度のお引越しをお断りさせていただくことになる。
・労働時間に制約が出ることで、これまで受けてきた引越しをお断りする可能性もありえる。(おおよそ4割減見込み)
・⾧距離対応(福岡~広島)が難しくなり、受注件数を減らさないと対応が追いつかない。
引用元:株式会社リベロ│「2024年問題」に対して各引越会社が行っている対策状況についてアンケート調査を実施
また、引っ越しサービスを提供するアップル引越センターも以下のように情報発信しており、2024年も例年通り、引っ越し難民の発生が見込まれます。
■2024年の受注件数と価格の比較
繁忙期シーズンの受注件数は例年通りの受注見込みがあるが、「2024年問題」も重なり案件の10%程度のお引越しをお断りさせていただくことになる。
価格に関しては、2023年の引越し単価と比べ価格変動もあり、単身・家族引越しの成約単価がともに2023年11月~全体で10%UPしました。2024年春の長距離引越しは更に10%の値上げを計画している。
中小引越し業者は各社2024年春の引越しは更に厳しくなる事から、引越し難民の再発が予想される。
引用元:アップル引越センター「2024年春、時間外労働規制問題 や人材不足が招く、料金高騰!引越し難民再発か!?」
引っ越し難民が発生する原因は?
毎年3月から4月になると引っ越し難民が発生する主な原因として、以下の3つが挙げられます。
- 3月~4月に引っ越し需要が集中
- 引っ越し業界の人手不足
- 繁忙期の料金高騰
では、引っ越し難民が発生する原因について詳しく見ていきましょう。
3月から4月に引っ越し需要が集中
画像の引用元:国土交通省「2024年引越混雑予想カレンダー」
年度末・年度始めである3月から4月は進学や就職、人事異動などが重なるため、新生活のための引っ越しが多くなります。3月・4月の引っ越し件数は1年間の引っ越し件数の約3分の1を占めると言われており、急激に増加する引っ越し需要に対して引っ越しサービスの供給が間に合わなくなるのです。
また、引っ越し業者の中には法人と契約を結んで、人事異動が発生したときに優先して引っ越しできるようにしているところもあります。法人客は単価が高く、一定数の引っ越しを見込めるため、業者にとっては安定した収入源となります。そのため、一般客よりも法人客を優先するケースもあるのです。
引っ越し業界の人手不足
引っ越し業界の人手不足もまた、引っ越し難民の原因のひとつです。とくに、若年層の運転免許取得率が低下傾向にあり、トラックドライバー不足が問題視されています。かつては繁忙期の長時間労働によって人手不足を補うケースもありましたが、働き方改革が推進されている今、引き受ける引越し件数を抑えざるを得ない業者は多いのです。
また、引っ越し業者はおおよそ3,000社程度(2020年時点)といわれていますが、その多くは引っ越し業と宅配業を兼務している会社です。
近年、ネットショッピングが普及したことにより運送需要が高まっており、宅配業へと転業する会社も少なくありません。こうした引っ越し業界を取り巻く状況も、引っ越し難民が発生する理由となっているのです。
繁忙期の料金高騰
引っ越し繁忙期は、アルバイトを含むスタッフ増員やトラック確保などのコストを見積もり金額に反映する必要があります。
とくに、肉体労働の側面がある引っ越し作業は人手が集まりにくく、時給や日当を高めに設定する必要があります。その結果、繁忙期の引っ越し料金が高騰しやすくなっています。
また、多くの引っ越し業者は閑散期の収支を支えるために、3月から4月の繁忙期で利益を確保しなければならないという事情を抱えています。そのため、3月・4月の引っ越し料金はそれ以外の時期の倍以上の金額になってしまうケースもあるのです。
引っ越し難民にならないための対策
自分が引っ越し難民にならないためにはどうすればよいのでしょうか?続いては、引っ越し難民にならないようにするための対策を8つご紹介します。
POINT~引っ越し難民にならないための対策~
- 引っ越しが決まったら早めに見積もりを依頼する
- 複数の引っ越し業者に見積もりを依頼する
- 引っ越し候補日に幅を持たせる
- 月末・月初、週末を避けて引っ越しをする
- 混載便・フリー便を活用する
- 不要な荷物は事前に処分する
- 荷物の量・サイズを把握しておく
- 荷物が少なければ単身パックを利用する
引っ越しが決まったら早めに見積もりを依頼する
引っ越し難民にならないために最も重要なことは、できるだけ早く引っ越し業者に見積もりを依頼することです。当然ではありますが、見積もり依頼が遅くなればなるほど予約可能な日時は少なくなり、業者によっては見積もりさえも受け付けてもらえない可能性があります。
引っ越し大手のアート引越センターでは、見積もり時期について以下のように回答しており、引っ越し時期が決まっていれば3か月前からでも見積もりが可能なことがわかります。
お見積りはお引越の3カ月前ごろから承っております。余裕をもって引っ越しいただくことを考えると1カ月~2週間前頃までにはご依頼されることをおすすめします。
引用元:アート引っ越しセンター「見積りは何日前に?」:お客さまから寄せられたご質問
希望の日時で、できるだけ安い料金で引っ越しをするためにも、引っ越しが決まった時点で早めの問い合わせをしましょう。
しかし、引っ越しを考えている人の中には新居がまだ決まっていないというケースもあるでしょう。多くの業者では、市区町村まで分かれば見積もりや予約を受け付けていることも多いので、引っ越し先の地域が決まった段階で問い合わせしてみることをおすすめします。
複数の引っ越し業者に見積もりを依頼する
引っ越し難民にならないためには複数の引っ越し業者に見積もりを依頼することも重要です。
業者によってトラックの稼働状況やスタッフの数が異なるため、見積もり金額に違いが出ます。また、業者によって強みや提供できるサービスは異なり、近距離の移動がお得だったり、単身向けのサービスが充実していたりするなどの特徴があります。
複数業者に見積もりを依頼し、見積もり金額やサービス内容を比較検討した上で自分に合った業者を選択するようにしましょう。
とはいえ、複数の業者にひとつずつ連絡をするのは手間がかかります。繁忙期は電話にすら出てくれないケースもあるでしょう。そこで利用したいのが「一括見積もりサイト」です。引っ越しの予定日時や荷物の量、現在の住所と新たな住所を入力すると、複数業者の見積もり金額を一括で確認することができます。
引っ越し候補日に幅を持たせる
引っ越しの候補日時を複数用意する、あるいは期間を長めに設けることもおすすめです。候補日に幅を持たせると、引っ越し業者としては料金を安く抑えられる日時を提案しやすくなります。
引っ越し繁忙期の3月・4月のなかでも、3月中旬から4月上旬は引っ越し料金が高騰するピークと言われているので、可能であれば、3月上旬や4月中旬以降を候補日として検討してみるとよいでしょう。
月末・月初、週末を避けて引っ越しをする
日本通運のホームページに掲載されている「よくあるご質問」を見ると月末や月初、特定の曜日、3月~4月は引っ越し料金の割引率が少ない傾向にあると記載されています。
地域の事情によっても違うので一概には言えませんが、一般的に、引越し件数の多い日(「金・土・日・祝」および「月末・月初」)、および3月下旬から4月上旬は、割引率(額)が少ない傾向があります。特に、3月下旬は1年で最も引越需要が多いため、希望日程で引越しを行うことも難しい場合があります。
引用元:日本通運「引越し料金」について
この内容を参考にすると、繁忙期を避けた月半ばの月~木を引っ越しの候補日にすることができれば、引っ越し料金を抑えられる可能性が高いと考えられます。引っ越し料金を少しでも安く抑えたいという方は、仕事を調整し、割引率が高い日を狙って引っ越しをしましょう。
ただ、年度末や年度始めにあたる3月・4月は仕事の有給が取れない、取りにくいという方も多いでしょう。どうしても土日に引っ越しをする場合は荷物を減らす、または混載便やフリー便を活用して料金をおさえましょう。
混載便・フリー便を活用する
他の依頼主の荷物と一緒に荷物を運んでもらう混載便や、引っ越しを行う時間帯を業者にお任せするフリー便は、通常の引っ越しよりも費用を抑えることが可能です。
「混載便」とは、同じ地域や方面に引っ越しする複数の依頼主の荷物を一緒に運ぶ方法で、荷物が少ない方にオススメです。タクシーの相乗りのようなもので、人件費や輸送費を節約できるので費用も割安になります。
ただし、混載便の依頼主が集まるまで輸送できないため時間がかかりやすく、日時を指定することはできないということは覚えておきましょう。
「フリー便」とは、引っ越し作業の開始時間を指定しない方法です。連絡が来るまで引っ越しの作業開始時間が確定しないため当日の予定を立てづらいのがデメリットですが、そのぶん引っ越し料金を抑えることができます。
できるだけ費用を抑えたいという場合には、混載便やフリー便を検討してみるとよいでしょう。
不要な荷物は事前に処分する
引っ越し料金は、時期や日時、移動距離などのほか、稼働するスタッフの人数やトラックのサイズ(もしくは台数)によっても変動します。
スタッフの人数やトラックのサイズが大きくなるほど費用が高くなるので、引っ越し難民を防ぐには引っ越しの荷物をできる限り少なくしておくことが大切です。
あらかじめ不要なものを処分して、新居に運び込む荷物を少なくしておけば、最小限のスタッフ数かつ小さめのトラックで十分だと判断される可能性が高まります。
また、要らない荷物を処分しておくことで、場合によっては業者に頼まずに自分で運ぶことができるかもしれません。
荷物の量・サイズを把握しておく
荷物をできるだけ少なくするのとあわせて、荷物の量・サイズを把握しておくことも大切です。
上述した通りトラックのサイズによって引っ越し料金は変わりますが、正確な荷物の量が分からない場合、大きめのトラックを確保せざるを得ないケースがあります。
あらかじめ荷物の量・サイズを正確に把握しておくことで、引っ越し業者も必要なスタッフの数やトラックの大きさを判断しやすく、適正な見積もりを算出しやすくなります。
荷物が少なければ単身パックを利用する
荷物が少ない方は単身パックの利用を検討しましょう。単身パックとは、引っ越し業者が所有しているコンテナボックスに載る分だけ荷物を積んで運搬してもらう引っ越し方法です。
トラックを貸し切って荷物を運ぶ一般的な引っ越しとは違い、1台のトラックに複数のコンテナボックスを積み込むことができ、効率的に運搬できるので通常の引っ越しより料金が安めに設定されています。
料金は、お届け先のエリアやコンテナボックスの数によって異なりますので、各業者のホームページをチェックしてみてください。
単身パックを利用する際の注意点としては、コンテナボックスのサイズが決まっているという点です。運搬できるのはコンテナボックスに載る分だけなので、荷物が多いとその分、コンテナボックスを追加する必要があり、費用がかさんでしまいます。
業者によって若干の誤差はありますが、コンテナボックスは高さ約170cm、幅約100cm、奥行き約100cmのサイズになっており、段ボール15箱と小型のテレビなら余裕をもって積むことができます。
単身パックの場合、通常の引っ越しと違い、梱包資材の提供はありません。荷造りする際は自分で梱包資材を用意しましょう。
業者が見つからない!引っ越し難民になったらどうする?
続いては、実際に引っ越し難民になってしまったという方に向けて対処法をご紹介します。引っ越し時期をずらせない方の対処法
引っ越し時期をずらせない方は、なんとかして引っ越しをする必要がありますよね。その場合、レンタカーやマイカーで荷物を自力で運ぶ以外にも軽貨物運送や宅配業者、便利屋などのサービスを活用するという解決策があります。
自力で引っ越しをする
引っ越し業者に依頼できなかった場合、多くの方が「自分で引っ越しを行う」という選択肢を検討するのではないでしょうか。
この場合、マイカーやレンタカー等で新居に荷物を運びこむことになります。ただし、大型家具や家電を一人で運搬するのは現実的に不可能ですので、家族や知人に協力してもらうことをおすすめします。
軽貨物運送を利用する
単身での引っ越しや、新居に持っていく荷物が少ない場合には、軽貨物運送業への依頼を検討してみるのもよいでしょう。
軽貨物運送とは、軽トラックなどの軽貨物車両をつかって荷物を運搬する事業で、主にドライバー個人で営業しています。軽貨物運送業者であれば引っ越し繁忙期の影響が少なく、費用も抑えることができるでしょう。
ただし、軽トラックでの運搬なので詰め込める荷物に限りがあり、荷物のサイズ・重さによっては依頼主が荷積みや荷下ろしを手伝う必要があります。また、運搬する荷物の補償についても業者によってさまざまなので、事前に確認しておく必要はあるでしょう。
宅配業者を利用する
荷物が少ない方は、宅配業者を活用して梱包した荷物を新居まで配送するという方法があります。宅配業者によって荷物の上限サイズや重量などが設けられているので利用前に確認しておきましょう。
利用する際の注意点としては、引っ越し繁忙期だと宅配業者によっては当日の集荷依頼ができない可能性があるということです。宅配業者を利用する場合は余裕をもって配送依頼をしましょう。
便利屋を活用する
引っ越し業者が見つからない場合は、便利屋を活用して引っ越しを手伝ってもらうという解決策もあります。便利屋のサービス内容によっては引っ越し作業も含まれており、荷造りや大型家具の運搬にも対応してもらえます。
ただし、引っ越し繫忙期は、シーズン料金として利用料金を高く設定している業者もあるので気をつけましょう。価格を少しでも抑えたい方は、シーズン料金を追加していない便利屋を選ぶといいでしょう。
引っ越しを延期できる方の対処法
引っ越し時期をずらせる方は、繫忙期を避けて閑散期に引っ越すことを検討してみてはいかがでしょうか。繫忙期に引っ越すより引っ越し業者の予約が取りやすいのはもちろん、お得に引っ越しできる可能性もあります。
引っ越し閑散期まで現在の住居に住み続ける
管理会社に退去日の連絡をしておらず、まだ退去日が確定していない場合は、引っ越し閑散期まで現在の住居に住み続けることを選択しましょう。
以下の画像はアーク引越センターが公開している「引っ越しお得日カレンダー」の一部です。時期によっては最大30%も引っ越し料金が安くなるので、こうした情報をチェックしてお得な日に引っ越しをするといいでしょう。
画像の引用元:アーク引越センター「引っ越しお得日カレンダー」
引っ越しまで実家に戻る
すでに退去日が決まっているという方は、現状の住居を出て引っ越しができるまで仮の住まいを探す必要があります。
その場合は、実家に戻るという選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。新たな部屋を借りたり、ホテルに滞在したりするよりも金銭的な負担をおさえられます。
実家に一時的に戻るなら、荷造りした荷物や家具・家電などはトランクルームに預けておくのがおすすめです。実家に引っ越しの荷物一式を運搬すると、実家の生活スペースを圧迫して迷惑をかけてしまいます。
引っ越しまでウィークリーマンションまたは宿泊施設に滞在する
仕事などの都合で実家に戻るのが難しい方は、仮住まいとしてウィークリーマンションや宿泊施設を活用しましょう。
ウィークリーマンションとは1週間単位で部屋を借りられる賃貸物件のことです。ベッドやテレビ、冷蔵庫や洗濯機など最低限必要なものは備え付けられており、電気・ガス・水道も通っているので生活するための環境が整っています。
ウィークリーマンションを仮住まいにして7日間滞在した場合の料金例はこちらです。
■ウィークリーマンションに7日間滞在した場合:82,500円
▽内訳
・1日あたりの家賃 7,500円×7日間=52,500円(水道光熱費・管理費込み)
・事務手数料、退去時の清掃費用:30,000円
※東京都内のウィークリーマンションの場合の料金例
引用元:unito「ウィークリーマンションの値段って?料金システムと相場を紹介」
ウィークリーマンションではなく、ホテルなどの宿泊施設を仮住まいとする場合は以下の料金がかかってきます。
■ビジネスホテルに7日間滞在した場合:42,000~126,000円
※1日あたりの宿泊費 6,000~18,000円×7日間
※東京都の品川エリアのビジネスホテルの場合
引用元:東急バケーションズ「ホテルの料金相場は?宿泊料金をシミュレーション!」
ホテルなどの宿泊施設は土日祝やシーズンによって値段が変動するので、時期によっては高額な出費になってしまうことも考えられます。
また、1か月以上の滞在になりそうだと最初からわかっている場合はウィークリーマンションではなくマンスリーマンションを借りたほうが出費が抑えられる可能性があります。
トランクルームに荷物を預ける
引っ越し時期をずらして仮住まいで生活する場合、トランクルームを活用するのがおすすめです。
トランクルーム(レンタル収納スペース)とは、荷物を預けておくことができるサービスで、ロッカータイプの小さなスペースから、6帖以上の大きなスペースまでさまざまなタイプがあります。
トランクルームを借りることで、引っ越し繁忙期が過ぎるまで家具家電や梱包した荷物を一時保管することが可能です。トランクルームによっては警備会社と連携してセキュリティ対策が徹底されているので、安心の環境で荷物を保管することができます。
今後も引っ越し難民はなくならないのか?
そもそも、「引っ越し難民問題はなくならないのか?」と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。現状の答えとしては、「今後も引っ越し難民は発生する」という見方が強いようです。
これは、引っ越し難民の主な原因である、「3月~4月における引っ越し需要の増加」と「引っ越し業者の人手不足」が早期に解決できる問題ではないとされているためです。
ただ、近年では引っ越し難民緩和の取り組みが見られます。転勤時期をずらす企業や引っ越し一括見積サービス、トラックのシェアリングサービスの登場などがそれにあたります。
まとめ
こちらの記事では、引っ越し難民が発生する原因や、引っ越し難民にならないための予防策、引っ越し難民になってしまった場合の対処法についてご紹介しました。
引っ越しの予定がある方や検討している方は、今回ご紹介した情報も参考に、引っ越し難民にならないように対策をしましょう。
もっと知りたい!
続けてお読みください