2025/02/27
マンションのベランダは収納に使える?使用リスクや代わりの収納場所を紹介
マンションに住んでいる方の中には、室内に収納しきれない物をベランダに置けないかと検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こちらの記事ではマンションのベランダが収納場所として使えるのかどうかや、使う際のリスクをご紹介します。
記事の後半ではベランダの代わりに使える便利な収納サービスもご紹介!収納にお悩みの方は最後まで要チェックです。
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マンションのベランダは自由に使えるわけではない
マンションのベランダは共用部分にあたるので自由に使うことができません。
ベランダは自分の部屋に面しているので室内同様、自由に使えると感じてしまうかもしれませんが、消防法でベランダは火災時の避難経路として利用されることが規定されています。避難の妨げになるような物はベランダに置いてはいけません。
ベランダを収納代わりにしようとお考えの方はトランクルームのような収納サービスを利用するのがおすすめです。
マンションのベランダを収納として使うリスク
こちらではマンションのベランダを収納として使うリスクをご紹介します。
火災時の避難の妨げになる以外にもさまざまリスクがありますので、ここできちんと把握しておきましょう。
マンションのベランダを収納として使うリスク
- 火災時の逃げ遅れにつながる
- 子供の転落事故を招く
- 台風の際に飛来物となってしまう
- 不審者に狙われやすくなる
火災時の逃げ遅れにつながる

記事の冒頭でも記載した通り、ベランダは火災時の避難経路となっています。
マンションのベランダには画像のような隔板(へだていた)と呼ばれる仕切りが設けられていますよね。隔板の役割はプライバシーを守るためだけではありません。火災発生時はこの隔板を破って安全な場所まで避難することができます。
隔板の前に物が置かれていると隔板をやぶってもスムーズに避難できず、自分だけでなく隣人の逃げ遅れを招いてしまう恐れがあります。
火災が起きてから物を移動すればいいと思うかもしれませんが、火災時は慌ててしまい冷静な判断をするのは難しいでしょう。日頃から避難経路は確保しておくのが望ましいです。
子供の転落事故を招く
小さな子供がいるご家庭の場合は、マンションのベランダに物を置くことで転落事故を招くリスクがあります。
実際にマンションの2階で遊んでいた子供が室外機をよじ登り、手すりから転落したという事故が発生しています。
室外機に限らず、子供はさまざまな物を踏み台にする可能性があります。悲しい事故を起こさないためにも、ベランダには荷物や収納ボックス、物置などを置かないようにしてください。
出典:政府広報オンライン「ご注意ください!窓やベランダからのこどもの転落事故」台風の際に飛来物となってしまう
台風シーズンの際は、ベランダに置いた物が強風でとばされ、人や建物、車などに被害を与えてしまうことが考えられます。
ベランダに放置されている荷物のほかに、物干し竿やハンガーなど普段何気なくベランダに置いている物は台風が来る前に室内にしまう、または固定しておくようにしてください。
不審者に狙われやすくなる
ベランダに物置や荷物、観葉植物などを置いていると、外からの死角になってしまいます。そのような状況だと室内に侵入しても外から気づかれにくいので、不審者に狙われやすくなってしまいます。
また、ベランダに荷物や家具などを置いていると、それを足場に使われて外から侵入されやすくなります。荷物を置くということは不審者の侵入経路を作っているようなものです。
防犯対策をしっかりしておきたい方はベランダの使い方を見直しましょう。
マンションのベランダ収納の代わりにトランクルームを活用!
「マンションのベランダを収納として使うリスク」でもご紹介した通り、ベランダに物を置いたり、収納場所として使ったりするのはおすすめできません。
「ベランダが使えないとなると収納場所が足りない...」とお困りの方はトランクルームの活用がおすすめです。
トランクルームとは自宅以外の場所に収納スペースをレンタルできるサービスです。屋内型、屋外型、宅配型という3つのタイプがあるのですが、自宅の収納のように気軽に使いたいという方におすすめなのが屋内型トランクルームです。
こちらでは屋内型トランクルームが収納場所が足りない方におすすめの理由をご紹介します。
屋内型トランクルームがおすすめの理由
- 収納不足を解消できる
- 24時間いつでも出入りできる
- 清潔感があって利用しやすい
- 無料運搬サービスで搬入がラク
収納不足を解消できる
屋内型トランクルームは収納スペースのサイズが豊富に用意されています。コンパクトな0.5帖から6帖以上の広いスペースまであるので、収納したい物の量やサイズにあわせて必要なスペースをレンタルできます。
以下は1.8帖の収納スペースの使用例です。収納スペースには高さがあるのでSUPボードなど長さのある物でも問題なく収納できています。

画像にもあるようにラックなどの収納アイテムも持ち込みも可能なので自宅と同じように荷物を整理収納できます。
趣味の物だけでなく、毛布やシーズン家電、衣替えした衣類など長期間使わない荷物はトランクルームに預けるのがおすすめ。自宅の収納に余裕ができたり、広々とした生活スペースを確保しやすくなります。
24時間いつでも出入りできる
屋内型トランクルームの施設の多くは24時間365日いつでも利用できます。
カギさえ持っていれば自宅と同じように自由に出入りできるので、出かける前に必要な荷物をピックアップしたり、会社帰りにちょっと寄ってみたりなども可能。自分の都合に合わせて使える点は便利だといえます。
清潔感があって利用しやすい
屋内型トランクルームによっては定期的に清掃や巡回がされており、しっかりと管理されています。施設内は清潔な状態がキープされているので、気持ちよく利用できるでしょう。
また、施設によっては空調設備もついており、夏でも涼しい環境の中で搬入・搬出ができ、快適に利用できます。
無料運搬サービスで搬入がラク
屋内型トランクルームの運営会社によっては無料運搬サービスを提供しています。無料運搬サービスとは、施設のスタッフが荷物を集荷し、トランクルームまで運搬してくれるサービスです。
車をお持ちでない方や、トランクルームのためにわざわざレンタカーを借りるのは面倒くさいという方は、無料運搬サービスを提供しているトランクルームを利用すると荷物の搬入がラクに済ませられるでしょう。
▼無料運搬サービスの利用イメージ

画像のように荷物をたくさん積めるので、マイカーはあるけど積載量が少ないという方にもおすすめのサービスです。
※無料運搬サービスの利用には条件がある場合がございます。
まとめ
今回はマンションのベランダを収納として活用したいと思っている方に向けて、収納場所として使うリスクや、代わりの収納場所としてトランクルームをご紹介しました。
自宅では収納しきれない物がある方や、自宅を広く使いたいという方はトランクルームを活用してみてはいかがでしょうか。
屋内型トランクルームは収納スペースが屋内にあるので、自宅と同じような環境で荷物を保管することができて安心です。収納不足にお困りの方は活用してみてください。
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