2024/08/26
衣替えしない収納にしたい!クローゼット・押入れなど場所別にやり方を解説
季節の変わり目に考えなくてはいけないのが衣替えです。毎年やっているものの、手間や時間がかかって面倒くさいので「もう衣替えしたくない!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こちらの記事では、そんな衣替えをしたくない方に向けて、衣替えしない収納にするための方法をご紹介!収納場所別にやり方を紹介するほか、ポイントも掲載していますので、面倒な衣替えから解放されたいという方は要チェックです。
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衣替えしない収納とは?どんな人に向いてる?
衣替えしない収納はこんな方におすすめ
- 毎年やる衣替えが面倒に感じている
- 効率的に服を管理したい
- 仕事や家事・育児で忙しく、衣替えに時間をかけたくない
- 体力の衰えを感じており、収納ケースを出したりしまったりするのが大変 など
衣替えしない収納とは、服の入れ替え作業をできるだけ解消し、オールシーズン対応可能なクローゼットにすることです。
「衣替えしない収納のメリット」でもお伝えしますが、衣替えの手間が軽減される以外にも、さまざまなメリットがある収納になります。
衣替えしない収納の4つのメリット
衣替えしない収納が気になっている方に向けて、主な4つのメリットをご紹介します。
衣替えにかかる手間が解消される
衣替えはすべての服を出して選別し、収納場所を入れ替えるという大きな手間がかかります。自分ひとりの衣替えでも大変な作業なのに、お子さんがいる場合はお子さんの分まで行う必要があるなど作業量が倍に増えて大きな負担になりますよね。
衣替えしない収納にすることで、衣替えにかかっていた手間が大幅に解消されます。時間的・体力的な負担がなくなり、スムーズに次のシーズンへと切り替えができるでしょう。
服の管理がしやすい
衣替えしない収納にすることで、服の管理がしやすくなります。
衣替えをすると、シーズンものの服とは別にして目の届かない場所にしまうことになるので、どんな服を持っていたか?どこにしまったのか?など忘れてしまうことも!
衣替えしない収納であれば一か所に服をまとめることができ、服の管理がしやすくなります。「持っていたことを忘れて、同じような服を買う」といったことも防げるので無駄な出費を抑えることもできるでしょう。
ハンガーにかける収納にするなど服を目の届く場所にしまっておくことができれば、長期間使わない服でも気づかぬうちに劣化しているといったことを防げるでしょう。
急な天候の変化に対応しやすい
衣替えしない収納だと、急な天候の変化にも対応しやすいというメリットがあります。近年では、季節の変わり目に急に寒くなったり、暑くなったりするなど、季節外れの気温になる日もありますよね。
衣替えをしてたたんで保管していると、たたみジワができてしまいます。急に寒くなったりしても、すぐに必要な服を着るのは難しいでしょう。予測不可能な気温の変化に対応できず、体調を崩してしまう可能性も。
衣替えしない収納なら季節外れの服でもすぐに着られるような状態にしておけます。急に寒くなったり、暑くなったりしても臨機応変に対応できるようになります。気温にあった服が用意でき、快適に過ごしやすくなるでしょう。
旅行時の服を用意しやすい
衣替えせずにオールシーズンの服を収納しておくことで、旅行時の服を用意しやすいというメリットもあります。
北海道や沖縄、海外など居住地と異なる気温の場所に旅行する際、悩ましいのが服装です。
衣替えしてしまうと、しまいこんだ服を引っ張りだしてくる必要があります。ただでさえ、旅行の荷造りは大変なのに、衣替えした服から着る服を探すなどの手間も発生すると面倒ですよね。
衣替えしない収納にしておけば、どんな地域への旅行でも最適な服装を選びやすくなります。荷造りもスムーズに済ませることができるでしょう。
衣替えしない収納のデメリット
衣替えしない収納をするデメリットは、服の量を見直す必要がある点です。
オールシーズンの服を一か所に集約することになるので、服の量を減らさないと衣替えしない収納を実現するのは難しいでしょう。
量を減らさずに無理にクローゼットや押入れに服をぎゅうぎゅうづめにしてしまうと収納スペースの通気性が悪くなり、服の劣化を招く恐れがあります。
服が多くて一か所にしまいきれない方は衣替えしない収納をする前に服の断捨離を検討してみてはいかがでしょうか。
衣替えしない収納を作る方法【収納場所ごとに紹介】
続いては、衣替えしない収納をしたい方に向けて、やり方をご紹介します。クローゼット、押入れ、タンスといった収納場所ごとにそれぞれやり方を解説していきます。
クローゼットで衣替えしない収納をする方法
クローゼットで衣替えしない収納をするなら、オールシーズンの服をハンガーにかけて収納しましょう。
備え付けのハンガーバーだけでは、オールシーズンの服をかけることができない場合は、二段ハンガーを活用してみてください。ハンガーをかけるスペースを増やすことができ、収納量を増やすことができます。
ハンガーにかけて収納することで、オフシーズンとシーズンもので、ハンガーのかける位置を取り出しやすい位置に入れ替えるだけで衣替えを済ませることができます。
従来の衣替えのように、たたんだ服をハンガーにかけなおしたり、ハンガーから外したりする手間がないので、楽にシーズンを切り替えることが可能に!また、洗濯後はハンガーにかけたまま収納できるので面倒なたたむ手間も省けるのはうれしいですね。
クローゼットにしまう際のポイント
ハンガーにかける収納をする際は、服のカテゴリーを意識するのがポイント。
トップスやボトムスなどで分けるのもいいですし、仕事・プライベートでわけるのもいいでしょう。着る人が服を出し入れしやすいようにカテゴリーわけをして、服を整理してみてください。
インナーや靴下などハンガーにかけられないものや、ハンガーにかけると伸びるのが心配な服は吊り下げボックスを活用して、たたんでしまいましょう。
帽子などファッション小物はドアハンガーを使うかクローゼット上部の棚板に置きましょう。
クローゼットにしまいきれないときは?
クローゼットにオールシーズンの服をしまいきれないときは、ハンガーラックを使うのがおすすめです。
オフシーズンの服はクローゼットにかけて収納し、シーズンものはハンガーラックにかけて収納してみてはいかがでしょうか。
収納場所は2か所になりますが、ハンガーのまま入れ替えればいいだけなので従来の衣替えより楽に服を入れ替えることができます。
押入れで衣替えしない収納をする方法
押入れで衣替えしない収納をするなら、収納アイテムの使用が不可欠です。
「押入れハンガー」と呼ばれる押入れの上段に置けるハンガーラックを使うことで、クローゼットのようにハンガーにかける収納が可能になります。
押入れはクローゼットと違い、奥行きがあるので手前にシーズンもの、奥にオフシーズンの服になるようにハンガーをかけましょう。季節の変わり目になったら、手前と奥の服を入れ替えるだけで衣替えが済みます。
押入れハンガーには、棚板付きのタイプもあります。そういった収納アイテムであれば、服をかけるだけでなくシーズンもののファッション小物を置く場所も確保できるでしょう。
押入れの下段が空いていればキャスター付き収納ボックスなどを用意し、靴下やインナーなどハンガーにかけられないものをまとめておいておくといいでしょう。
タンスで衣替えしない収納をする方法
タンスの場合は、引き出しを入れ替えるだけで、衣替えが済ませられるようにしましょう。
引き出しごとにシーズンものとオフシーズンにわけられるのが理想です。そうすると、よく着る服は上段へ、ほとんど着ない服は下段へとタンスの引き出しを入れ替えるだけで、衣替えを完了できます。タンスの中身を出さなくてもいいので効率的にシーズンの入れ替えができます。
引き出しの中身をシーズンごとに分けるのが難しい場合は以下の(1)か(2)のどちらかを参考に引き出し内の服を整理しましょう。
(1)引き出しの奥にオフシーズンの服を置き、手前にシーズンものの服を置く
(2)引き出し内を縦半分で分けて、左半分にオフシーズン、右半分にシーズンものを置く
上記のように定位置を決めることで、どこに何があるのか管理しやすくなります。「どこに入れたっけ?」と引き出しの中を漁ったりすることもないでしょう。
ラベルなどを貼ってタンスの中にあるものを記載しておくと、よりわかりやすい状態にしておくことができます。
衣替えしない収納を成功させるポイント
続いては、衣替えしない収納を実践される方に向けて、成功させるポイントをご紹介します。
服以外の荷物は別の場所に移動する
クローゼットや押入れを収納場所にするときは、服以外の荷物を別の場所に移動しましょう。
寝具やシーズン家電などがクローゼットや押入れに置いてあるとその分、使えるスペースが狭くなってしまい、オールシーズンの服をしまうのが難しくなります。
自宅の別の部屋に置くか、それが難しい場合はトランクルームを活用するなどして、クローゼットや押し入れに服を収納するためのスペースを十分に確保できるようにしましょう。
服を持つ量を決めて増やさない
衣替えしない収納をするためにオールシーズンの服を一か所に集約するなら、服を持つ量を決めるのもポイントです。
たとえば、1着買ったら1着手放すなど、服を増やさないようにしてみてはいかがでしょうか。
そうすることで、服が増えて収納スペースがぎゅうぎゅうになることを防げるので、最適な環境で服を保管・収納しておくことができます。
コートは別の場所にしまう
コートやダウンなどかさばる服は、例外として別場所にしまうことを検討しましょう。
コートやダウンなどのアウターを毎日のように着る時期は、玄関にかけておくのがいいでしょう。アウターは外出時に着るので、クローゼットや押入れに収納しなくても問題ありません。
オフシーズンの際はトランクルームや服の預かりサービスなどを活用すると自宅の収納スペースが圧迫されてしまうのを防げます。
衣替えしない収納をするならトランクルームを活用
衣替えしない収納をするために役立つのがトランクルームです。トランクルームとは、自宅以外の場所に収納スペースをレンタルできるサービスのことをいいます。
トランクルームは大きく分けて「屋内型」「屋外型」「宅配型」の3つのタイプがありますが、自宅のクローゼットの延長として利用するなら屋内型トランクルームがおすすめです。
続いては、屋内型トランクルームがおすすめの理由をご紹介していきます。
屋内型トランクルームがおすすめの理由
- 自宅の収納スペースを広く使えるようになる
- いつでも好きなときに利用可能
- 自宅と同じような環境で保管できて安心
- 無料運搬サービスで持ち込みがラク
自宅の収納スペースを広く使えるようになる
屋内型トランクルームは収納スペースのサイズが豊富に用意されており、預けたい荷物の量にあわせて必要なサイズを借りることができます。
広い収納スペースなら服はもちろん、クリスマスツリーや季節家電、オフシーズンの寝具などかさばりやすいアイテムもまとめて預けておくことが可能です。
以下は1.8帖の収納スペースの収納例です。高さがあるのでサーフボードなど長い物でも問題なく収納できているのがわかります。
このように、トランクルームに長期間使わないアイテムや趣味の荷物などを保管しておくことで、クローゼットや押入れを広く使えるようになり、衣替えしない収納を作りやすくなります。
服の中でも、かさばりやすいアウターなどはオフシーズンの間、トランクルームに預けておくのもおすすめです。
いつでも好きなときに利用可能
屋内型トランクルームは、24時間いつでも出入りすることが可能です。出入りに手続きはいらないため、自宅と同じような感覚で利用することができます。
たとえば、急な天候の変化があったとしても、すぐにコートや毛布などを取り出すことができるので不便に感じることはないでしょう。
必要なときに必要なものが取り出せるので第2のクローゼット感覚で利用できる点は便利といえます。
自宅と同じような環境で保管できて安心
屋内型トランクルームの多くは空調設備付きなので、自宅と同じような環境で荷物を保管することができます。
服はもちろん、本や家電など、デリケートなアイテムを保管しておくには安心の環境です。
無料運搬サービスで持ち込みがラク
屋内型トランクルームの運営会社によっては無料運搬サービスが提供されています。無料運搬サービスとは、施設のスタッフが契約者の荷物を集荷してトランクルームまで運搬してくれるサービスのことです。
こういったサービスを提供しているトランクルームであれば、自力で荷物を持ち運ぶ手間が解消されます。こたつや加湿器などのシーズン家電、雛人形、クリスマスツリーといった持ち運びが大変な荷物でも預けやすいでしょう。
搬入のためにわざわざレンタカーを借りる必要もないため、金銭的な出費を抑えられるのもメリットといえます。
まとめ
今回は衣替えしない収納のやり方やポイントなどをご紹介しました。衣替えしない収納はオールシーズンの服を一か所にまとめることで実現できる収納方法です。
クローゼットや押し入れに服をしまう場所がないという方は今回ご紹介した情報を参考にトランクルームを活用してみてはいかがでしょうか。
トランクルームには季節家電やシーズンアイテムなど長期間使わないアイテムを預けることができ、クローゼットや押し入れを広く使えるようになります。服をしまう場所も確保しやすくなり、衣替えしない収納を作りやすくなるでしょう。
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