2025/03/21
リフォーム時の家具・荷物はどうする?確認事項や預けられる場所をご紹介
自宅のリフォーム・リノベーションの際によくある困りごとのひとつが、家具や荷物の保管場所の問題です。
自宅から移動させなければならない家具や荷物が、工事期間中の仮住まいに入りきらないといったケースは少なくありません。また、住みながらリフォームする場合も家具や荷物をいつまでに、どこに移動しなくてはいけないのか事前に把握し、対応しておかなければいけません。
そこで今回は、引っ越しを伴うリフォームと住みながらリフォームする場合の対応例や、リフォーム中の荷物を一時保管できるサービスなどをご紹介します。
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リフォーム時の家具・荷物に関する困りごと
まずは、リフォーム時によくある荷物に関する困りごとを見ていきましょう。
荷物の置き場所がない
自宅をリフォームする際、工事を行うスペースから荷物を移動させなくてはいけません。
しかし、「リフォーム工事中に荷物を置いておくスペースがない」「仮住まいが狭く荷物が入りきらない」というケースは少なくありません。
そのため、自宅のリフォームを行う場合には、事前に荷物の置き場所を確保しておく必要があります。
購入した家具・家電の保管場所がない
工事期間中に、リフォーム完成後の家具・家電などを購入する場合もあるでしょう。
そのような場合も、リフォームが完了して引き渡されるまでの間、新たに購入した家具・家電などの荷物を保管しておくスペースが必要になります。
【家具・荷物はどうする?】リフォームの規模別対応例
家具や荷物の保管場所を引っ越しを伴うリフォームと住みながらリフォームする場合に分けて、それぞれの対応例をご紹介していきます。
引っ越しを伴うリフォームの場合
引っ越しを伴うリフォームをする場合、リフォーム前に仮住まいへの引っ越しが必要となります。
リフォーム前にすべての荷物を家から出して仮住まいに持っていくとなると、いま住んでいる家と同等の広さの仮住まいを探さなくてはいけません。
広い部屋を借りるとなると費用もかさんでしまうので、荷物預かりサービスなどを活用して仮住まいに持っていく荷物は最低限必要なものに減らすのが望ましいです。
引っ越し業者によっては、家具や荷物の一時預かりサービスを提供している場合があります。引っ越しに付随するオプションサービスなので、自ら運搬する手間が発生しないのはメリットだと言えるでしょう。
ただし、一度預けた荷物は自由に取り出したり追加で預けたりすることができないという点には注意が必要です。
また、業者によって保管方法が異なるため、割れ物などのデリケートな品を預ける場合には事前に確認しておきましょう。
住みながらリフォームする場合
住みながらリフォームをする場合は、リフォーム前に大きな家具や荷物を邪魔にならない場所に移動しなくてはいけません。
自宅内の別の部屋に移動する、または外部の収納サービスを利用するなどしてリフォームをするエリアを片づけておきましょう。
家具や荷物を片付ける場合は、リフォーム会社に依頼する、便利屋に依頼する、トランクルームを活用するといった3つの選択肢が考えられます。
リフォームの施工業者や職人に依頼する
リフォームの施工業者や職人に確認し、家具や大きな荷物などの移動が可能でしたらお願いしましょう。
その場合、業者の方が移動しやすいように動線を確保したり、家具の場合は中身を出しておくなど、事前準備はしっかりやっておきましょう。
依頼する際は家具や荷物の移動に費用が発生しないか確認しておくことも忘れずに。
また、家具や荷物は工事が始まる前に移動する必要がありますので、いつ移動するのかスケジュールを確認し、それまでに事前準備をしておきましょう。
便利屋に依頼する
施工業者や職人がリフォーム時の家具・荷物の移動の対応ができない場合は、便利屋に依頼するという選択肢もあります。
家具や荷物を1階から2階へ運んだり、隣の部屋に移動するというのは思っているより重労働です。業者に対応してもらうことができれば、体力的な負担が軽減できるだけでなく、思わぬけがも防げるでしょう。
家具1点から受け付けている業者もありますので、リフォーム時の家具・荷物の移動に困ったら活用を検討してみてください。
依頼する際は事前に複数の業者に見積もりを取り、比較・検討して依頼先を決めましょう。
トランクルームに一時保管する
リフォーム中の荷物や家具の一時保管場所として、トランクルームを利用するのもひとつの方法です。
トランクルームとは、「収納スペースをレンタルできるサービス」のことで、屋内型や屋外型、宅配型などの種類があります。
ただし、宅配型トランクルームは預けられる荷物のサイズに制限があることも多く、リフォームに伴う家具・家電などの保管には適さない場合もあります。
一方、屋内型・屋外型トランクルームは、預けたい荷物の量に合わせて部屋サイズを選択することができ、24時間いつでも荷物を預けたり取り出したりすることが可能です。
住みながらリフォームする場合、工事期間中は生活スペースが限られてしまいます。さらに、元々あった場所から家具や荷物を移動すると、さらに限られた生活スペースが圧迫されてしまうことに。
荷物に囲まれて生活をするのは人によってはストレスに感じてしまうでしょう。リフォーム期間中もできるだけ生活スペースを確保したいという方はトランクルームといった外部の収納スペースに荷物や家具を預けるのがおすすめです。
リフォーム時の家具・荷物に関するチェックリスト
続いては、住みながらリフォームする方に向けて事前に確認しておきたいリストを掲載しています。
- 業者による移動サービスの有無を確認
荷物の移動を業者に依頼できるか確認しておく。
依頼できる場合は料金や作業内容、責任の所在を明確化しておく。 - 一時保管場所の確保
リフォーム区域内の荷物は別の場所へ移動する。
自宅内に移動する場合はリフォーム中の置き場所を施工業者に確認する。
自宅に置ききれない場合はトランクルームなどの収納サービスを利用する。 - 荷物の整理
必要なものと不要なものに仕分けをしておく。
使用頻度に応じて保管場所を検討する。
不要なものは事前に処分しておく。 - 梱包・ラベルをはる
家具を移動する場合は中身を出しておく。
段ボールに梱包する場合はラベルをはって中身を明記しておく。 - 防犯対策
リフォーム期間中は貴重品を自宅外の場所へ移動しておく。
リフォームを機に家具や荷物の断捨離も検討
ここまでは、リフォーム期間中の荷物の置き場所についてご紹介しましたが、荷物の量が多すぎて保管コストが高くなってしまうというケースもあります。そのような場合は、リフォームを機に断捨離を検討してみてはいかがでしょうか。
リフォームに向けて荷物を整理していると、ほとんど使っていない物や存在すら忘れていた物が出てくることも少なくありません。新生活が始まるタイミングで断捨離してみることをおすすめします。
まとめ
今回は、リフォーム時によくある荷物の困りごとと、リフォーム期間中の仮住まいでの生活中の荷物の置き場所についてご紹介しました。
リフォームを予定している方は、今回ご紹介した情報も参考に荷物の整理や置き場所の確保をはじめてみてはいかがでしょうか。
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