2020/11/20
ストーブ・ファンヒーターのしまい方や収納前の片付け方、おすすめの保管場所まで解説!
ストーブやヒーターなど、寒い冬に重宝する暖房器具ですが、ずっしりと重く、かさばる形状のためにオフシーズンの収納・保管方法にお困りの方も多いのでは?
また、適切に扱わないと火事などの思わぬ事故につながる恐れもあるため、片付け方も正しく行う必要があります。
こちらの記事では、扱いに困るストーブ・ヒーターの片付け方や収納・保管方法、保管場所の選び方を解説。
ストーブやヒーターなどの暖房器具の保管にトランクルームがおすすめな理由についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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ストーブ・ファンヒーターを収納・保管する前に
シーズンを終えたストーブ・ファンヒーターを、そのまま保管してはいませんか?
ストーブ・ファンヒーターを長期間にわたって収納・保管する前には、お手入れをしておく必要があります。その理由について見ていきましょう。
長期保管の前にはお手入れが必須
冬季以外の長期間保管しておくことになるストーブやヒーターなどの暖房器具は、収納前にお手入れ・メンテナンスをしておく必要があります。
お手入れをせずに長期間放置することは劣化や破損、故障などの原因になり、いざ使おうと思ったら使えない、あるいは火災などの大きな事故につながる恐れもあります。
そのため、シーズンを終えたストーブはしっかりとお手入れをして、翌シーズンまで適切な方法で保管しておくことが大切なのです。
取扱説明書を必ず確認
ストーブやファンヒーターといっても、多くのメーカーからさまざまな種類の製品が販売されています。ざっくりと分類してみても、以下の4種類に分けることができます。
- 電気のみを使用するタイプ・・・パネルヒーター、セラミックヒーターなど
- ガスを使用するタイプ・・・ガスストーブなど
- 灯油を使用するタイプ・・・石油ストーブなど
- 灯油(あるいはガス)と電気を使用するタイプ...ガスファンヒーター、石油ファンヒーターなど
また、種類が一緒でも製品によって仕組みに違いがあり、保管方法やメンテナンスの方法も異なるので、製品ごとの取扱説明書を必ず確認することが大切です。
近年は、製品情報とともにメーカーの公式サイトで取扱説明書をデータ形式で配布している場合もあります。あらかじめ添付されていた取扱説明書を紛失してしまったときは、メーカーの公式サイトで該当製品の取扱説明書を確認してみることをオススメします。
お手入れを始める前の注意点
お手入れを始める前に、ストーブの状態をチェックしましょう。必ず以下の3つのポイントを満たしているか確認してからお手入れを始めてください。
- 電源がOFFになっている
- コンセントからプラグを抜いている
- ストーブの温度が完全に冷めている
電源がOFFになっていることを確認
ストーブによる火災事故の原因の多くが、灯油の引火によるものです。なかには電源を入れたまま給油した結果、引火して大きな火災に発展した例もあり、電源を入れたままの状態で灯油がもれる可能性のある行為をすることは大変危険です。
給油に限らず、お手入れもふとした拍子に灯油がこぼれることがあるため、必ず電源がOFFになっていることを確認しましょう。
コンセントプラグを外したことを確認
お手入れ時には、意図せず本体を支える手に力が入ってしまうものです。無意識のうちにスイッチ付近にふれてしまうと、ストーブが点火されるおそれがあります。
万が一スイッチがONになってしまっても点火してしまわないように、コンセントプラグを挿したままにしないよう注意しましょう。
ストーブの温度が完全に冷めていることを確認
ストーブの温度が完全に冷めていることを確認してからお手入れを開始するようにしましょう。
確認せずにお手入れを始めてしまうと、火傷や火災につながる恐れがあります。製品によって温度が冷めるまでの時間は異なりますので、ストーブを使用してから十分に時間をおいてからお手入れを始めましょう。
石油ストーブ・石油ファンヒーターのしまい方
灯油を使用する石油ストーブ・石油ファンヒーターは、電気のみを使用するタイプと異なり、表面のお手入れに加えてタンク部分の灯油を処理する必要があります。内部に残った灯油による事故の危険性がある他、翌年のストーブ使用時にトラブルの原因となるためです。
この項目では、石油ストーブの片付け方や注意点をメインにご紹介します。灯油タンクに関するポイントは同じく灯油を使用する石油ファンヒーターにも共通するため、ぜひ参考にしてください。
まずは、ストーブ・ファンヒーターをお手入れ
しまう際にまずやることは、石油ストーブ・石油ファンヒーターをお手入れです。以下のアイテムを用意しましょう。
- 洗剤・・・住居用がない場合は台所用で代用可能
- やわらかい布・・・使い古したTシャツなどでOK
- 手袋・・・洗剤で手が荒れる方は必須
洗剤は住居用のものがないときは、台所用洗剤で代用可能です。ただし原液のまま使うのではなく、20倍程度に水で薄めてから使用します。
やわらかい布は、乾拭き用とお掃除用に複数枚用意しましょう。専用の布にこだわる必要はありません。使い古したTシャツなどを適度な大きさにカットして再利用すると、無駄なお金をかけずに済みます。
必須ではありませんが、油分や洗剤に触れるためゴム手袋があると安心です。
石油ストーブ・石油ファンヒーターのお手入れ時の注意点
石油ストーブや石油ファンヒーターのように灯油を使用するタイプは、灯油を本体タンクに残したまま収納しないよう注意してください。灯油を残したままにすると、翌年の事故やストーブ本体の故障につながります。
また、今年の分の灯油を保管しておいて翌年に持ち越すこともおすすめしません。灯油は時間が経つとともに劣化するため、必ず使い切るようにしましょう。
灯油の保管は、紫外線対策ができる専用の色つきポリタンクを使用することが重要です。水を入れるための透明ポリタンクなどを使用していると、経年劣化の危険性が高まります。
専用のポリタンクを使用していても保管状況や期間によって劣化するため、やはり翌年に持ち越すことはできません。劣化した灯油の特徴は全体的に黄色みがかっていること(本来は無色透明)ですが、色に変化がなくても劣化している可能性があります。
灯油の片付け方
石油ストーブを収納するときに、石油を残したままにしないようにしましょう。引火する恐れがあるのでそのままにしておくのはとても危険です。
また、古い灯油を残したままにしておくと故障につながるリスクもあります。残った灯油は下記の方法を参考に処分しましょう。
残っている灯油が少量の場合
牛乳パックに新聞紙をつめます。灯油をながしこみ、新聞紙に灯油をすわせて処分しましょう。
残っている灯油の量が多い場合
灯油を入れるポリ容器に灯油を移していきます。よく洗ったペットボトルを半分に切り、ロウトの代わりにしましょう。
また、灯油は使い切るようにしましょう。ストーブを「強」までにして空焚きにして完全に残った灯油を燃焼し切ります。火を使っているので十分に気を付け、慎重に作業するようにしてくださいね。
それでも残る微量の灯油は、古雑巾や使わなくなった衣類などでふきとります。灯油がついた布は燃えやすいため、厳重に処分しましょう。
空になった石油ストーブのタンクは、風が通る場所に1時間から2時間ほど置いておきます。タンクの灯油が完全に蒸発すればOK。完全に蒸発することで、タンクの変質やさびの予防が可能です。
燃焼筒は熱が冷めたら取り出して芯をぬきましょう。芯の周辺についたゴミやタールなどは、使い古したハブラシできれいに落とします。また網や外部の汚れも住宅用洗剤を含ませた雑巾でしっかりふき取ります。次の冬に、キレイな状態で使えるようにしっかり手入れをしておきたいですね。
点火用の電池を取りはずすことも忘れないようにしましょう。
お手入れが終わった石油ストーブの片付け方
取扱説明書をよく読み、電源や本体温度などの確認を終えたら、いよいよ本格的な片付け作業に入ります。
- タンクから完全に灯油を取り除く
- 各部位を掃除する
- 本体表面のホコリを拭き取る
基本的な片付け方は、上記の3ステップです。まずは、お手入れ中に灯油が漏れ出さないよう、タンクを取り外して中の灯油を完全に取り除きましょう。前述した手順を参考にして、安全性に配慮することも重要です。
次に、各部位の掃除です。石油ストーブは『しん』の部分が掃除できるよう、ある程度分解できる構造をしています。ゴミが溜まったままの状態にしておくと、翌年の事故につながるため必ず各部位を徹底的に掃除してください。
- 反射板(本体の内側)
- 燃焼部(しん・燃焼筒)
- 天板(本体の外側上部)
大きく分けて、これら3つの部分を意識して掃除します。こびりついた汚れや要らないカードなど薄くて丈夫なものを使用して、削ぎ落しましょう。
こまかな部分もしっかりと掃除した後は、元通りの組み立て、本体表面のホコリや汚れを拭き取ります。汚れがひどいときは濡らした布やスポンジで擦り洗いをした後、乾いた布で水気を完全に取り除いてください。
電気ストーブのしまい方
電気のみを使用するストーブやヒーターは灯油を使用する石油ストーブ・ヒーターよりも汚れにくいですが、収納前にしっかり掃除しておきましょう。
本体・反射板ともに、あまり汚れていない場合は、やわらかい布で乾拭きすればOKです。汚れがひどい場合は洗剤を薄めて布で拭き、乾拭きしましょう。
また、通気口などにホコリやゴミがたまっている場合は、掃除機で吸い取るなどして取り除きます。
ストーブ・ファンヒーターの収納方法や保管場所は?
次は、ストーブ保管時のポイントや、収納場所の選び方、上手に収納する方法をご紹介します。
収納・保管時は箱やカバーでホコリや傷から守る
お手入れが完了したストーブは、購入したときの箱に入れてしまっておくのがオススメです。箱にしまうことで、ホコリがたまってしまったり、ほかの荷物と接触して傷がついたりするのを防ぐことができます。
購入時の箱を捨ててしまった場合は、カバーや布をかぶせておくことでホコリや傷がつくのを避けられます。ストーブ用のカバーも販売されているので、購入を検討してみるとよいでしょう。
ストーブ用のカバーを購入するときは、以下のポイントをチェックすることをオススメします。
- 通気性が良い
- 持ち運びやすい構造
- 装着が簡単
ストーブ・ファンヒーターの収納・保管場所
ストーブやファンヒーターの収納・保管場所として適しているのは、高温多湿になりにくい場所です。ストーブやファンヒーターのなどの電化製品の多くは、高温多湿の場所に長期間保管しておくと、結露によって錆びたり、カビが発生したりといった可能性があります。
そのように劣化した状態のストーブを使うと、火事などの思わぬ事故につながりかねません。次のシーズンも安全にストーブやファンヒーターを使用するために、高温多湿な場所を避けて保管しておきましょう。
ストーブは重量がある製品が多いので、落下の可能性がある場所は避け、平らで高さがない場所で保管しましょう
ラックを活用して上手に収納しよう
押し入れや納戸などにそのままストーブを置いてしまうと、上部にデッドスペースができてしまいます。かといって、ストーブの箱に入れて積み重ねて収納するのは、重みで故障したり壊れたりする恐れがあるため、避けておきましょう。
上部にできてしまうデッドスペースは組み立てラックで解決できます。組み立てラックを設置すれば、下部に背の低いストーブや家電を収納できるでしょう。上部には日用品など軽いものが収納可能になります。ラックを活用して上手に収納しちゃいましょう。
ストーブはキャスター付きの台に乗せると、出し入れがスムーズ。キャスターがあるだけでちょっとした移動もできるため収納がとっても楽チンになりますよ。
キャスター付きの台は市販で売られています。プラスチック製のものや、アルミ製のものなどさまざまなキャスター付きの台が販売されているので確認してみてください。
また、DIYでラックを作るものもあります。作り方は簡単で、ストーブが乗せられる大きさの、すのこや板にキャスターをつけるだけで出来上がりです!
ストーブや加湿器など冬に使用する家電は、使用する時期が同じなのでまとめて収納しておくと、出し入れがしやすくなります。ざっくりと分けるだけでもオススメですよ。
ストーブ・ファンヒーターの収納にトランクルームがオススメ
自宅の収納スペースが不足していて、ストーブやファンヒーターなどの暖房器具の保管場所に困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような場合は、トランクルームの活用がオススメです。次は、トランクルームがストーブなどの暖房器具の保管に適している理由と、季節家電の収納に適したトランクルームの条件についてご紹介します。
季節家電の収納にトランクルームが適している理由
ストーブやファンヒーター、電気毛布やこたつなど、暖房器具は1年のなかでも長期間保管しておくため、限られた収納スペースを圧迫しやすく、いざ使うときには奥の方に追いやられていることも珍しくありません。
トランクルームを活用することで、ストーブなどの暖房器具やシーズンアイテム、衣替えした洋服、普段使わない品などをまとめて保管しておけます。
空いた収納スペースを有効活用することができ、シーズンが来たらスムーズに取り出すことができるでしょう。
季節家電の収納に合ったトランクルームとは?
ストーブなどの暖房器具・季節家電を収納するのであれば、トランクルームの種類に注目して選んでみましょう。
トランクルームは大きく屋内型・屋外型・宅配型の3タイプに分けることができますが、季節家電を預けるには屋内型と宅配型がオススメです。
屋内型、宅配型どちらを利用しようか迷っている方は以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ
今回は、ストーブを収納する前の片付け方や、収納時のポイント、トランクルーム活用に関する情報をご紹介しました。
ストーブを適切な方法でお手入れをして保管しておくことで、翌シーズンもスムーズに使い始めることができます。
今回ご紹介した情報も参考に、シーズンを過ぎたストーブを上手に収納してみてください。
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