2025/10/28
ゴルフバッグ・ゴルフクラブの収納方法は?注意点やおすすめの収納スペースをご紹介

趣味や仕事の付き合いなどでゴルフをしている方の中には
「ゴルフ道具の収納場所が足りない」
「持ち運びが面倒だからゴルフバッグは車に積みっぱなし」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ゴルフクラブは頑丈そうに見えてデリケート。誤った収納をしてしまうと劣化が進んでしまいます。
こちらの記事ではゴルフバッグ(キャディーバッグ)やゴルフクラブの収納時の注意点やおすすめの収納場所、お手入れ方法をご紹介します。
ゴルフ道具の収納にお困りの方は参考にしてみてください。
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ゴルフバッグ・ゴルフクラブの収納・保管時の注意点
趣味を楽しむには道具が大切です。ゴルフ道具を長く使うために正しい収納・保管をしましょう。
まずは、ゴルフクラブやゴルフバッグの劣化を防ぐために注意すべき5つのポイントをご紹介します。
- お手入れをしてから収納する
- 車内に積みっぱなしにしない
- 高温・湿気の多い場所を避けて収納する
- ゴルフバッグは立てて収納する
- 盗難対策を忘れずに
お手入れをしてから収納する
プレー後のゴルフクラブは手汗や皮脂がついており、そのまま保管するとサビの原因になります。
ゴルフバッグにも土などが付着しているので、汚れを落とさないとシミになって落ちにくくなったり、劣化しやすくなります。
そのため、ゴルフクラブもゴルフバッグもお手入れをしてから収納することが大切。
お手入れ方法は記事の後半の「ゴルフクラブのお手入れ方法」で解説していますので参考にしてみてください。
車内に積みっぱなしにしない
ゴルフバッグを車から降ろさず、そのまま積んでいる方も多いのではないでしょうか。
しかし、これは道具の劣化を早める非常に危険な行為です。とくに夏場は車内の温度が非常に高くなります。
ゴルフクラブのヘッドとシャフトは接着剤でくっついており、この接着剤は衝撃に強い一方で熱に弱いという特徴があります。
炎天下に駐車され暑くなった車内にゴルフクラブを置いておくと接着剤がとけてしまうこともあります。
接着剤が溶けたことに気づかずスイングすると、ヘッドが抜けて飛んでいく可能性があり、重大な事故につながりかねません。
また、熱はゴルフクラブだけでなく、ゴルフバッグやグリップにも悪影響を及ぼします。
ポリエステルや合成皮革(PU、PVC)製のゴルフバッグは熱で変形・型崩れすることがありますし、ゴム製のグリップも劣化が早まります。
面倒でもプレー後は必ず車から降ろし、涼しい場所で保管しましょう。
高温・湿気の多い場所を避けて収納する
ゴルフクラブやバッグにとって、熱と同じくらい危険なのが「湿気」です。
雨天時のプレー後、ゴルフクラブについた水気を拭き取らないとサビの原因になります。ゴルフバッグも湿気を吸っているため、カビ防止のために陰干ししてから収納するのが理想です。
また、持ち運びのしやすさから玄関にゴルフバッグを置く方も多いですが、注意が必要です。
玄関は外気との気温差が激しく、結露が発生しやすい場所です。屋外の物置や、空気の動きが少ないクローゼットも同様に湿気がこもりやすい環境です。
結露や湿気は、ゴルフバッグにカビを、ゴルフクラブ(特にスチールシャフト)にサビを発生させる最大の原因となります。
可能な限り、湿気がこもりにくく風通しの良い場所を選びましょう。
ゴルフバッグは立てて収納する
ゴルフバッグを寝かせて収納すると型崩れしてしまうことがあります。
型崩れするとゴルフバッグが自立しなくなるので、買い替えが必要です。
型崩れを防ぐためにゴルフバッグは立てて置けるスペースに収納しましょう。
盗難対策を忘れずに
ゴルフクラブ一式が入ったゴルフバッグは高価になりやすく、盗難のターゲットになりやすいアイテムです。
とくに、車の中や、施錠が不十分な屋外の物置、誰でも出入りできる玄関などに置いている場合は注意が必要です。
車上荒らしや置き引きのリスクを減らすためにも、保管場所のセキュリティは重要です。高価な道具を守るためにも、人目につかない場所や施錠できる場所に保管しましょう。
ゴルフバッグ・ゴルフクラブの主な収納・保管場所【自宅編】
ゴルフバッグの保管は自宅が一般的ですが、場所によってメリット・デメリットがあります。ご自身の環境に合った場所を選びましょう。
室内(リビングなど)での「見せる収納」
生活スペースに余裕があるなら、室内での「見せる収納」がおすすめです。
温度・湿度が管理しやすく、道具の劣化を防ぎやすいといえるでしょう。ゴルフクラブスタンドや壁掛けラックを使えば、インテリアとして格好良くディスプレイすることもできます。
一方、ゴルフバッグごと置く場合は、ゴルフボールやシューズなどもまとめられる専用ラックを使うと便利ですが、広いスペースが必要です。
また、小さなお子さまやペットがいると、誤って倒してケガをする危険性があるため、手が届かないように工夫が必要です。
クローゼット・押し入れ
生活動線の邪魔にならず、人目につかない場所としてクローゼットや押し入れも選択肢になります。
扉を閉めればスッキリとゴルフバッグを隠すことができ、お子さまやペットが触れるのを防げるため安全です。
ゴルフバッグを立てて入れるにはある程度の高さが必要で、スムーズに出し入れするにはある程度のスペースも必要です。
また、クローゼットや押し入れは空気がこもりやすく、湿気対策が必須。定期的に扉を開けて換気する、除湿剤を置くなどの工夫が求められます。
さらに、プレー後の汚れたバッグをそのまま入れてしまうと、他の衣類などが汚れる可能性があります。
玄関・シューズクローク
持ち運びの利便性を考えると、玄関やシューズクロークは魅力的な場所です。一方で、デメリットも少なくないため、
外に持ち出す際にもっとも動線が短く、準備や片付けの面では非常に楽な置き場所と言えるでしょう。
一方で、玄関は注意点で述べた通り、外気との温度差で結露が発生しやすく、カビやサビのリスクがもっとも高い場所の一つです。
また、家族の通行の妨げになったり、人目につきやすく盗難のリスクがあったりします。さらに、スペースが限られていると、立てて置くのが難しい場合もあるでしょう。
屋外(物置・ベランダ)での保管は注意が必要
「家の中にはスペースがない」という理由で、物置やベランダでの保管を検討する方も多いですが、以下のような理由から基本的にはおすすめできません。
屋外保管のデメリット
- 高温:
とくに金属製の物置は、夏場に車内と同じかそれ以上の高温になります。クラブの接着剤が溶けるリスクが非常に高いです。 - 湿気:
雨風にさらされやすく、湿気がこもりがちです。カビやサビの温床となります。 - 直射日光:
ベランダでは直射日光(紫外線)により、バッグの色あせや素材の劣化が急速に進みます。 - 盗難:
物置は施錠が甘いと、高価なゴルフ用品が丸ごと盗まれる格好のターゲットになります。
どうしても他に場所がない場合など、やむを得ず屋外にゴルフバッグやゴルフクラブを置く際は、 以下の対策を徹底した上で自己責任で保管してください。
- 施錠できる頑丈な物置を選び、必ずカギをかける。
- ゴルフバッグには防水・UVカット仕様のカバーをかける。
- 直射日光が当たらない場所を選ぶ。
- バッグの底が直接地面や床に触れないよう、「すのこ」などを敷いて風通しを良くする。
- 物置内には強力な除湿剤を複数設置し、こまめに交換する。
自宅以外の場所でゴルフバッグを収納する方法
自宅での保管が難しい場合、外部のサービスを利用する選択肢もあります。
ゴルフ練習場のロッカーを借りる
ゴルフ練習場によっては備え付けのロッカーを貸し出しており、ゴルフバッグを預けることができます。
練習場まで手ぶらで行き帰りできるので気軽にゴルフが楽しめるというメリットがあります。
ただし、最低申込期間など利用に条件がある場合もありますので利用時には確認が必要です。
また、人気の練習場だとすでにロッカーが埋まっており、利用できないことも考えられます。
トランクルームを活用する
トランクルームとは外部の収納スペースをレンタルできるサービスです。
自宅に収納場所がない、ゴルフ練習場のロッカーが利用できないという方は、トランクルームをレンタルするとゴルフバッグやゴルフクラブの収納場所として活用できます。
ゴルフバッグの収納問題はトランクルームで解決

トランクルームは主に屋外型、屋内型、宅配型の3種類があります。このなかで、大切なゴルフバッグの保管に最適なのは「屋内型トランクルーム」です。
屋外型トランクルームは外気温の影響を受けてしまうので熱に弱いゴルフ道具の収納に不向き、そして宅配型トランクルームは段ボールに入るサイズでないと収納ができないため、ゴルフクラブやゴルフバッグを収納するのは難しいでしょう。
そのため、3つの中でゴルフバッグやゴルフクラブの収納場所として最適なのは屋内型トランクルームと言えます。続いては、屋内型トランクルームがゴルフバッグ、ゴルフクラブの収納場所としておすすめの理由をご紹介します。
トランクルームがおすすめの理由
- ゴルフ道具の収納スペースを確保できる
- 最適な環境で保管しておける
- 休日や深夜・早朝問わず利用できる
- 趣味を楽しみやすくなる
- セキュリティ対策がされていて安心
ゴルフ道具の収納スペースを確保できる
トランクルームには1帖未満~6帖以上など、さまざまなサイズの収納スペースが用意されています。
自分に必要な収納スペースを選んでレンタルできるので、収納スペースに困ることはないでしょう。
広めの収納スペースをレンタルすると、ゴルフバッグだけでなく、ゴルフウェアやシューズやゴルフボールなどゴルフ道具一式をまとめて収納することも可能です。
自宅にゴルフバッグを置いておきたい方は、自宅の使わない荷物(季節家電や衣替えした服など)をトランクルームに預けることで、自宅にゴルフバッグの収納スペースを確保できます。
最適な環境で保管しておける
多くの屋内型トランクルームは、ビルや建物の中で空調・換気設備が整っています。
温度や湿度が一定に保たれているため、自宅の玄関や物置、屋外型コンテナのように高温・多湿になる心配がありません。
カビやサビ、熱による劣化から大切なゴルフバッグ・ゴルフクラブを守るのに最適な環境だと言えます。
休日や深夜・早朝問わず利用できる
運営会社にもよりますが、屋内型トランクルームは24時間365日、荷物の出し入れが自由に行えます。
早朝からゴルフに行く、ゴルフコンペで帰りが遅くなるという場合でも、自分の好きなタイミングで利用できるので収納場所として活用しやすいでしょう。
趣味を楽しみやすくなる
トランクルームの収納スペースは、契約者以外立ち入りできないプライベートな空間です。
家族に見つかると都合が悪いものを預けておくことで家族との関係性が悪化することも防げます。
とくに、ゴルフクラブはゴルフをしない人からすると種類や新旧のモデルの違いがわかりません。
そのため「ゴルフクラブ、買いすぎ」など小言を言われやすいアイテムでもあります。
購入したゴルフクラブは自宅にもっていかず、トランクルームに預けることで、家族の機嫌を損ねることなく、趣味を楽しみやすくなります。
セキュリティ対策がされていて安心
運営会社によっては警備会社と連携し入退館の管理をしているほか、建物内に防犯カメラを設置しているなどセキュリティ対策が徹底されています。
施設によっては建物内の通路に防犯ブザーが設置されているので、何かあればすぐに警備会社へ連絡することも可能です。
また、カギは建物の入り口に加えて、個別の収納スペースにも設置されており、二重ロックの状態です。収納スペースに第三者が立ち入ることもないため、安心して利用できます。
ゴルフクラブのお手入れ方法

サビや汚れがついた状態のゴルフクラブだとスピンが安定しない、グリップ力が下がって滑りやすくなるなど、プレーにも影響します。
ゴルフをした後は毎回お手入れをするようにしましょう。
ヘッド、シャフト、グリップ、それぞれのお手入れ方法をご紹介します。
ヘッドのお手入れ
水をためたバケツにヘッドを入れ、たわしやスポンジでフェースやソールについた土を落とします。
アイアンの溝に詰まった汚れは、使い古しの歯ブラシなどを使うと効率よく落とせます。
汚れを落としたら乾いたタオルで水気を拭き取ります。
スチール製の場合、最後にサビ防止スプレーをかけて、乾いたタオルで全体を拭き取れば完了です。
シャフトのお手入れ
スチールシャフトの場合、濡れたタオルを使ってシャフトについた汚れをふきとります。
サビがあればサビ取りクリームを使ってサビを落としましょう。
その後、乾いたタオルで水気やクリームを拭き取ります。
スチールシャフトの場合は最後にサビ防止スプレーをかけて乾いたタオルで拭き取ります。
カーボンシャフトは、濡れたタオルでシャフト全体の汚れをふき取った後、乾いたタオルで水気を拭き取れば完了です。
グリップのお手入れ
濡れたタオルでグリップ全体を拭き取ります。
拭いても汚れが取れない場合は、中性洗剤とスポンジを使ってグリップを洗います。
このとき、グリップエンドの穴からシャフト内部に水が入るとサビの原因になりますので気を付けましょう。水が入らないようにテープやラップなどを巻いて穴をふさぐのもいいでしょう。
汚れが落ちたら中性洗剤を水で流し、乾いたタオルで水気を拭き取り、風通しの良い日陰でしっかり乾かします。
月に1回程度しかゴルフクラブを使わない場合は、グリップの乾燥・硬化防止のためにラップを巻いて保管するのも効果的です。
ゴルフバッグの収納・保管に関するQ&A
ここでは、ゴルフバッグの収納・保管に関するよくある質問とその回答について確認していきましょう。
ゴルフバッグ(キャディバッグ)はどこに置くべき?
基本的に、ゴルフバッグは屋内での保存が理想です。クローゼットや居室内で、立てた状態で保管しておくのが好ましいでしょう。
ゴルフバッグは玄関に置いても大丈夫?
玄関はゴルフバッグを持ち出しやすい一方で、外気の影響を受けやすいため劣化が早まる恐れがあります。
通行の妨げにもなりやすく、人目につきやすいことから盗難リスクにも注意が必要です。
ゴルフバッグを屋外に置いておくことのリスクは?
ゴルフバッグを物置や玄関先といった屋外に置いていると、温度や湿度といった外気の影響を受けやすく、劣化が早まる恐れがあります。
また、ゴルフバッグやゴルフクラブは高価なものも多いため、盗難リスクにも注意が必要です。
ゴルフバッグを保管する際の注意点を教えて?
プレーや練習の後、そのままゴルフバッグを収納してしまうと、錆びが付いたり劣化が早まったりする恐れがあります。
ゴルフクラブを取り出し、汗や土、芝などの汚れをしっかりと取り除き、お手入れをしてから収納・保管するようにしましょう。
まとめ
今回は、ゴルフバッグ、ゴルフクラブの収納時の注意点や自宅以外の収納場所、お手入れ方法をご紹介しました。
自宅にゴルフバッグ、ゴルフクラブの収納場所がないという方はトランクルームの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
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