2024/10/30
読まなくなった絵本はどうする?収納場所や捨てずに保管できる便利なサービスを紹介
子供の成長とともに増え続ける絵本。しかし、思い出がつまっているから読まなくなった絵本でも処分せずに残しておきたいという方は多いのではないでしょうか。
絵本は紙でできているので長期保管する際はカビや虫食いなどに注意が必要です。
こちらの記事では、読まなくなった絵本を収納保管する際の注意点や、収納場所などをご紹介しています。読まなくなった絵本の扱いにお困りの方は参考にしてみてください。
記事の後半では収納場所にお困りの方に向けて便利な収納サービスをご紹介しています。
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読まなくなった絵本を収納する際の注意点
絵本は一般的な本より丈夫に作られているものの、保管環境を誤ると劣化してしまいます。以下の点に気を付けて、なるべく保管時の状態をキープできるようにしましょう。
絵本を収納する際の注意点
- 段ボールにいれて収納保管しない
- カビが生えないように湿気対策が必須
- こまめに掃除をしてほこりがたまるのを防ぐ
- 絵本を雨や水でぬらさない
- 虫食いに注意
- 日の当たらない場所で収納する
- 絵本は立てて収納する
段ボールにいれて収納保管しない
段ボールは湿気を吸いやすいので、絵本を収納・保管するときに段ボールを使うのは避けましょう。
梅雨や夏は湿度の高い時期が続くので、押し入れなど通気性の悪い場所で段ボールにしまって収納していると、段ボールだけでなく中の物にまでカビが繫殖してしまう恐れがあります。
段ボールではなく、不織布のケースまたはプラスチック製のケースに入れて収納保管するようにしましょう。プラスチック製のケースの場合、通気性が悪いので絵本といっしょに除湿剤を入れておくといいでしょう。
カビが生えないように湿気対策が必須
保管している室内の湿度が高い状態が続くと絵本にカビが発生しやすくなります。湿度60~80%、室温25~30℃という状態がそろうとカビが生えやすくなるので、この環境に当てはまりやすい梅雨や夏は要注意です。
サーキュレーターや除湿機、エアコンのドライを活用するなどして絵本を収納保管している部屋の湿度を60~80%以下に保てるようにしましょう。
また、絵本を本棚や収納ケースにつめこみすぎると通気性が悪くなり、湿気がこもりやすくなります。絵本の収納保管時は、ぎゅうぎゅうにつめこまないこともポイントです。
こまめに掃除をしてほこりがたまるのを防ぐ
湿気の他にも気を付けたいのがほこりです。ほこりはカビの栄養になってしまうので、ほこりがたまるとカビが発生しやすくなります。
読まなくなった絵本は、収納後はそのまま置きっぱなしになり、ほこりがたまりやすくなります。部屋の掃除をする際に、ついでに絵本のほこりをはらって、ほこりだらけにならないようにしましょう。
絵本を雨や水でぬらさない
絵本の劣化を防ぐなら雨や水でぬらさないことも重要です。
絵本はぬれてしまうとシワになったり、波打った状態になったり、インクがにじんだりしてしまいます。見た目が悪くなるのはもちろん、最悪の場合は、文字が読めなくなってしまうので気を付けましょう。
絵本を掃除するときもウェットティッシュなどぬれているもので拭き掃除するのは避け、乾いた布で拭くようにしましょう。
虫食いに注意
絵本は湿度の高い場所や通気性の悪い場所で収納保管していると害虫が発生してしまうことがあります。害虫の種類によっては、紙が食べられてしまい、絵本がボロボロになってしまいます。
読まなくなった絵本は長期間ページをひらくことがなく、害虫の発生に気づきにくいです。長期保管する場合は防虫剤を活用しましょう。防虫剤には使用期限があるので、定期的に取り換えるのもお忘れなく。
絵本に防虫剤のニオイがつくのが嫌な方は無臭タイプの防虫剤を選んでみてください。
日の当たらない場所で収納する
読まなくなった絵本を収納保管する際は、日の当たらない場所で収納保管しましょう。日の当たる場所に置いておくと太陽光に含まれる紫外線の影響で、絵本が日焼けしてしまいます。
やむを得ず、日の当たる場所で収納保管する際は、本棚にカーテンをつけたり、窓に紫外線防止フィルムを貼ったりして絵本の日焼け対策をしておくといいでしょう。
絵本は立てて収納する
絵本は平積みと呼ばれる寝かせた状態で何冊も重ねて置いておくと、重みによって変形したり、ページ同士がくっついてしまうことがあります。絵本は立てて収納保管するようにしましょう。
読まなくなった絵本は収納前に分類する
読まなくなった絵本は収納前に分類しておきましょう。たとえば、「もう読まない絵本」と「とっておきたい絵本」で分けるなどです。
「もう読まない絵本」はこの機会に処分してもいいでしょう。処分するかどうか迷ったときは、また手に入りそうかどうかで判断するといいでしょう。図書館で借りたり、本屋さんで購入可能な絵本であれば、また読みたくなっても手に入れることができます。
「とっておきたい絵本」に分類した絵本は後述する収納場所またはトランクルームで保管しておきましょう。
もし、判断に迷う絵本が出てきたら一時保管しておきましょう。無理に処分してしまうと後悔する可能性が高いです。
読まなくなった絵本の収納場所は?
読まなくなった絵本をどこに収納しようかな?と悩んでいる方に向けて主な収納場所とおすすめの収納アイテムをご紹介します。
絵本の主な収納場所
- 押入れ・クローゼットに収納
- リビングに収納
- 寝室に収納
- 壁を活用
押入れ・クローゼットに収納する場合
読まなくなった絵本を押し入れやクローゼットに収納する場合は、カラーボックスやキャスター付き収納ボックスに入れて収納しましょう。
絵本をケースに入れずにそのまま収納してしまうとクローゼットや押入れの中で散らかりやすくなります。収納アイテムを使って整理整頓するといいでしょう。
カラーボックスは横置きでも縦置きでもどちらでも配置できるので、クローゼットや押し入れのスペースにあわせて配置を工夫してみてはどうでしょうか。
クローゼットも押入れも基本的に扉が閉まった状態のため、湿気がこもりやすい環境です。「いつの間にかカビ・虫が発生していた」といったことを防ぐためにも、収納しっぱなしにせず定期的に絵本の状態を確認するようにしてください。
リビングに収納する場合
リビングに読まなくなった絵本を収納する場合は、収納ラックやボックス、かごなどを活用しましょう。
ボックスを用意する際は大きな絵本にあわせて用意すると、サイズが小さい絵本も大きい絵本も1か所にまとめにしておくことができます。
絵本をクローゼットや押し入れの奥にしまうと取り出すのが大変ですが、リビングでの収納なら、また読みたくなってもすぐ手に取ることができます。
今は飽きて読まなくなったけど、また読みそうな絵本であれば、このような収納保管方法がいいでしょう。
寝室に収納する場合
クローゼットや押し入れがすでにいっぱいの場合は、寝室のベッド下を活用してみては?漫画ぐらいのサイズの小さい絵本であればベッド下に隠す収納が可能です。
ベッド下を活用するときは絵本をそのまま収納するのではなくケースなどに入れたうえで、ベッド下に収納するようにしましょう。「ベッド下収納ケース」などで検索するとベッド下にスッキリと収まる収納アイテムが見つけられます。
ただし、ベッド下はほこりがたまりやすい場所でもあるので収納場所にした後は、こまめなお掃除が欠かせません。また、クローゼットや押し入れと同じように湿気がこもりやすいので絵本の収納するなら除湿剤を活用するといいでしょう。
壁を活用する場合
収納する絵本が、数冊程度の場合は壁に飾る見せる収納がおすすめ。絵本を絵のように額装したり、そのままウォールシェルフに立てて置くなどディスプレイとして使ってみては?
定期的に絵本を変えるなど、ちょっとした模様替えも楽しめる収納方法になります。
絵本が収納しきれないときはトランクルームを活用
「絵本を残しておきたいけど収納場所がない」とお困りの方は、トランクルームを活用してみてください。
トランクルームとは、自宅以外に収納スペースをレンタルできるサービスのこと。収納不足にお困りの方にとってそのお悩みを解決できる便利なサービスです。
続いては、トランクルームが読まなくなった絵本の収納保管におすすめの理由をご紹介します。
屋内型トランクルームがおすすめの理由
- 読まなくなった絵本を捨てずに保管しておける
- 自宅と同じような環境なので安心
- 荷物を預けやすい無料運搬サービスが便利
- 24時間いつでも利用できる
読まなくなった絵本を捨てずに保管しておける
屋内型トランクルームの場合、収納スペースのサイズが0.5~7帖以上など幅広く用意されています。預けたい荷物の量にあわせて必要な収納スペースを選択することができます。
▼5.3帖の収納スペースの例
広めの収納スペースを借りれば、読まなくなった絵本はもちろん、サイズアウトした子供服やベビー用品など、置き場所に困る荷物をまとめてトランクルームに保管しておくことができます。
絵本をはじめとした子供用品はやむを得ず処分すると後悔につながる可能性があります。トランクルームがあれば「収納場所がないから捨てるしかない」という選択をしなくてよくなり、後悔を防げるでしょう。
自宅に絵本を置いておきたいという方はシーズン家電や毛布、衣替えした服など長期間使わない荷物をトランクルームに預けるといいでしょう。自宅に使用可能なスペースを増やすことができ、絵本の収納場所として活用できます。
自宅と同じような環境なので安心
屋内型トランクルームは、ビルの一棟全体またはワンフロアが収納スペースになっています。収納スペースが屋内にあり、自宅と同じような環境で絵本やその他荷物を収納保管しておけるので安心です。
施設によっては空調設備が設置されているので荷物を出し入れしたり、トランクルーム内を整理整頓する際に快適に利用できます。
荷物を預けやすい無料運搬サービスが便利
トランクルームの運営会社によっては無料運搬サービスが提供されています。施設のスタッフが車で荷物を集荷し、トランクルームまで運んでくれるので、免許がない方やマイカーを持っていない方でも気軽に利用を始められます。
※無料運搬サービスの利用には条件がある場合があります。
24時間いつでも利用できる
屋内型トランクルームのほとんどの施設が24時間365日いつでも出入りすることができます。
「トランクルームに預けていたけど、急に必要になった」という荷物があっても、すぐに手元に用意できるので、第2のクローゼット感覚で気軽に利用することができるでしょう。
トランクルームへ出入りする際は、カギさえあればOK!事前に利用申請などは必要ないので、仕事帰りやおでかけのついでなど寄り道しての利用も可能です。
絵本が不要になったら処分という選択肢も
絵本をなるべく劣化させずに保管するには、カビ対策や害虫対策などが必要で手間がかかります。その手間が自身の負担になってしまう場合は、絵本を処分することも検討してみてはいかがでしょうか。
絵本の主な処分方法
- 絵本専門店に買取に出す
- フリマアプリに出品する
- 知人や友人に譲る
- 寄付する
- 古紙回収に出す
- ゴミとして処分する
買取に出す場合は、買取対象の絵本なのか事前に確認しておきましょう。絵本に書き込みがあると買取不可になるなど、買取業者によってルールがあります。
寄付する場合も受け入れ先が募集している対象品目なのか確認が必要です。善意で一方的に送っても迷惑になってしまいます。
寄付する際は、寄付の流れなども確認しておくといいでしょう。送料が送り主負担となる場合もあるので、大量に絵本がある場合は自己負担が大きくなってしまいます。
状態の悪い本(汚れ、書き込み、破損があるなど)は、自治体ルールに従って古紙回収または、燃えるゴミとして処分しましょう。
まとめ
今回は読まなくなった絵本を収納保管する際の注意点や収納場所、処分方法などをご紹介しました。
絵本には思い出がつまっており、処分しにくいアイテムです。残しておきたいと思っても、子供の成長とともに必要な物は増えていくので、自宅だけで収納しておくのは難しいですよね。
自宅に絵本の収納場所が確保できず、お困りの方は今回ご紹介した内容を参考にトランクルームを活用してみてはいかがでしょうか。
収納スペースのサイズによっては読まなくなった絵本だけでなく、サイズアウトして着られなくなった服や靴、ベビー用品、子供が作った工作や絵などをまとめて保管しておくことができます。
もっと知りたい!
続けてお読みください