2024/05/23
【狭い玄関で下駄箱がない方へ】靴の収納アイデアをご紹介!
賃貸物件によっては備え付けの下駄箱がない、玄関が狭いなどの理由で靴の収納にお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
靴は1足だけなら玄関に置きっぱなしでも気になりませんが、たくさんあると足の踏み場がないくらい玄関が靴で埋め尽くされてしまいます。毎日の出入りに支障があるだけでなく、来客時もスムーズな迎え入れができないので、できればスッキリ片付けたいですね。
こちらの記事では、狭い玄関でも靴を収納できるアイデアや、自宅以外の場所に収納スペースを確保できる便利なサービスをご紹介します。靴の収納にお困りの方はチェックしてみてください。
Outline 読みたい項目からご覧いただけます。
狭い玄関で靴を収納するアイデア
賃貸物件で活用されることを想定し、穴をあけたりせずに収納場所を用意できるアイデアをご紹介します。
突っ張り棒を使って玄関上に収納
まずは、玄関上のデッドスペースを活用した収納アイデアです。玄関上(頭上)のデッドスペースを活用すると、玄関に靴を出しっぱなしにせず、スッキリ収納することができます。
玄関上を活用するために必要なのは突っ張り棒です。突っ張り棒と身近な収納アイテムを組み合わせて下駄箱代わりとなる収納場所を作ります。
突っ張り棒にはバネ式とジャッキ式の2種類あるのですが、靴の収納に使うならジャッキ式がおすすめです。ジャッキ式はバネ式よりも突っ張る力が強いので、落ちないようにしっかりと固定できます。
突っ張り棒を使用する際は耐荷重もチェックしておきましょう。突っ張り棒は設置する幅にあわせてサイズを伸縮できますが、使用する長さによって耐荷重が変わります。耐荷重を超えて使用すると落下につながってしまいますので気をつけましょう。
突っ張り棒に収納ホルダーをつるす
服用の収納ホルダーを下駄箱代わりに使うというアイデアです。突っ張り棒を設置し、そこに収納ホルダーをつるすだけなので簡単に収納場所を用意することができます。
収納ホルダーは段ごとに分かれているので、靴を一足ずつ整理収納することが可能です。下駄箱と違い、扉がないので通気性も確保できるというメリットも!ケースにしまうと湿気やニオイがこもるのが気になるという方におすすめです。
注意点としては、収納ホルダーによっては1段あたりの耐荷重が設けられていることです。耐荷重を超えた靴を置くと段が歪んだり、収納ホルダー自体が落下してしまうことも考えられますので注意してください。
また、天井の高さによっては収納ホルダーが動線の邪魔になる可能性もあります。サイズを見て玄関の出入りの邪魔にならないか確認してから、使用しましょう。
突っ張り棒に靴用ハンガーをつるす
靴用ハンガーは、本来は洗った靴を乾かすために使用する物ですが、見せる収納としても使えます。設置の仕方は突っ張り棒に靴用ハンガーをかけるだけなので簡単です。
靴用ハンガーによってはハンガー同士を連結できるものがあるので省スペースに複数の靴を吊り下げ収納することができます。つるすと靴の型崩れが心配という方は、型崩れ防止の加工がされている靴用ハンガーを選びましょう。
靴用ハンガーは100均でも購入できるので、靴が増えたときに収納を用意しやすいというメリットがあります。
突っ張り棒の上に収納ケースを置く
靴用の収納ケースを突っ張り棒の上に置いて収納場所を作るアイデアです。突っ張り棒を2本用意し、並行に設置すると収納ケースの置き場所を作ることができます。
同じ収納ケースを使えばスタッキングできるのでスッキリ収納することが可能です。スタッキングする場合は引き出しタイプか、扉が前面についているタイプだと収納ケースを移動せずに靴を取り出すことができ、便利です。
さらに、透明のケースを使えばどこに何の靴をしまったか一目瞭然!すぐに履きたい靴を選ぶことができ、外出時にバタバタすることもないでしょう。
マグネットを使って玄関ドアに収納
マグネットがつくタイプの玄関ドアなら、玄関ドアを靴の収納場所として活用することができます。玄関ドアのスペース分しか靴を置くことはできませんが、靴を脱いだり履いたりするスペースをスッキリさせるには役立つアイデアです。
マグネットバスケットに靴をしまう
玄関ドアにマグネットバスケットをくっつけて靴の収納場所を作るというアイデアです。
浴室や洗濯機に取り付けて使えるマグネットバスケットがあるのですが、サイズによっては靴を収納することが可能です。
もし、左右どちらかの靴しかバスケットに入らないという場合は、100均で売っているシューズラックをバスケット内にいれると上下段にわけて1足分の靴をしまうことができます。
マグネットバスケットは、スチール製で汚れても簡単に拭き取ることができるので雨水や泥汚れがついてもケアが簡単!きれいな状態をキープしやすいでしょう。
マグネットフックで靴をつるす
鍵などをひっかけられるマグネットフックを靴用の収納に活用するアイデアです。フック部分に靴ひもをつるすと玄関ドアにディスプレイするように靴を収納できます。
収納できるのは靴ひもがあるスニーカーに限りますが、一味違った収納がしたいという方におすすめです。
収納アイテムを使って通路にしまう
玄関上や玄関ドアに靴の収納を用意するのが難しいという方は、通路を活用してみてください。以下のようなコンパクトな収納アイテムを選べば動線の邪魔にならず、下駄箱代わりに使えるスペースを用意することができます。
- ラダーラック
- シューズラック
- 収納付きベンチ
ちなみに上記アイテムは靴以外の収納として使うことも可能です。今後、下駄箱付きの物件に引っ越したとしても別の用途として使えるので無駄にはならないでしょう。
ラダーラック
壁に立てかけて使うラダーラックは、厚みがないので設置しても通路の邪魔になりにくいでしょう。ラダーラックに靴用のハンガーまたはS字フックなどをかけると靴の収納場所にすることができます。
通路に余裕があるという方は棚板があるタイプのラダーラックを使えば下駄箱のように靴を並べて置けます。ラダーラックは背板がないので通路に置いても圧迫感が出にくいのも特長です。
シューズラック
備え付けの下駄箱がない方はスリムなシューズラックを設置するのもいいでしょう。傾斜がついており靴を立てかけて収納できるシューズラックなら、一般的なシューズラックよりも奥行きがコンパクト。通路に置いても邪魔になりにくいでしょう。
天板付きのラックならカギや印鑑なども置いておくことができ、便利です。
シューズラックとは別物にはなりますが、マガジンラックも傾斜がついていて、飾っている物が落ちないようになっています。シューズラックで好みのものがなければマガジンラックも含めて探してみてください。
収納付きベンチ
靴を履くときに座りたいという方もいるのでは?そういった方には収納付きベンチがおすすめです。
座面下に靴を収納できるスペースが設けられているので、玄関に靴を出しっぱなしにせずスッキリさせることができます。また、座面にはクッション性があるので床に座るより腰を痛めずに済みます。
玄関に靴を収納しきれないときはどうする?
収納アイテムを活用しても玄関に靴を収納しきれないという方もいらっしゃるでしょう。
可能であれば、所有する靴の量を見直したり、玄関に収納する靴の量を減らすと、狭い玄関でも靴が散らからずにスッキリ収納することができます。
靴を処分する
靴を収納しきれないときは、靴の断捨離を検討しましょう。靴の状態をチェックして以下のうち、ひとつでも当てはまるものがあれば、その靴は捨て時が来たのだといえます。
靴の捨て時
- 穴が開いている
- 靴底がはがれている
- 靴底が極端にすり減っている
- カビが生えている
- 靴表面がはげたり、ひびが入っている
- ニオイが取れない
- 汚れが落ちない
「おしゃれは足元から」という言葉があるように、一見目につきにくい足元まできちんと整っていると、好印象を与えることができます。
逆に、ボロボロの靴や汚れている靴を履いているとコーディネートだけでなく、その人自体の印象もマイナスになってしまい、もったいないです。
靴の衣替えをする
服と同じように靴も衣替えをしてみてはいかがでしょうか。玄関にはシーズン中の靴だけを置き、オフシーズンの靴は別の場所に収納すると玄関周りをスッキリさせることができます。
また、靴の衣替えはオフシーズンの靴が汚れるのを防ぐこともできます。
玄関は雨水や泥などで汚れやすい空間です。汚れた靴の近くにオフシーズンの靴を置いておくと気づかぬうちに汚れが付着してしまったり、湿気の影響でカビが発生してしまうことも考えられます。
「いつの間にか劣化していた」ということを防ぐためにも、履いている靴と履かない靴の収納場所を分けることも検討してみてください。
靴をクローゼットや押入れで収納・保管するのはあり?
玄関以外の靴の収納場所として考えられるのがクローゼットや押入れです。しかし、一度でも履いた靴は、クローゼットや押入れに収納するのはおすすめできません。
クローゼットや押入れは基本的に扉が閉まったままの状態で湿気がこもりやすくなっています。湿気によって、靴のニオイの原因となる雑菌が繁殖したり、カビが繁殖しやすくなってしまいます。通気性も悪いため、靴のニオイが服にうつってしまうことも考えられます。
こういった理由から、クローゼットや押入れに靴を収納するのは避けたほうがいいといえるので、自宅に収納場所が確保できずお困りの方は、外部の収納サービスの利用も検討してみてください。
玄関が狭くて靴の収納にお困りの方はトランクルームを活用
「玄関が狭くて靴が収納しきれない」という方はトランクルームの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
トランクルームとは、自宅以外の場所に荷物を収納しておけるサービスのことです。次は、トランクルームが靴の収納場所としておすすめの理由を見ていきましょう。
トランクルームがおすすめの理由
- 靴が片付き、玄関が散らからない
- 急に履きたくなってもすぐに取り出せる
靴が片付き、玄関が散らからない
屋内型トランクルームは、0.5帖の小さな収納スペースから6帖以上の大きな収納スペースまでサイズが豊富に用意されているため、預けたい物の量にあわせて必要なサイズを選ぶことができます。収納が足りなくなったら、大きいサイズに変えることもできるため、収納場所に悩むことはありません。
収納スペース内であれば収納アイテムを持ち込むことができるので、シーズンオフの靴、コレクションしている靴、家族分の靴など、靴が大量にあったとしても管理しやすいように整理収納することが可能です。
これまで玄関周りをごちゃごちゃさせていた靴をトランクルームに預けられれば玄関の印象が、がらっと変わります。気持ちよく出入りできますし、来客の際も好印象を与えることができるでしょう。
大きな収納スペースをレンタルすれば、靴だけでなく衣替えした服や季節家電、玄関周りに置きがちなレジャーアイテムやアウトドアグッズなどをまとめて預けられ、玄関だけでなく部屋全体もスッキリさせることができます。
急に履きたくなってもすぐに取り出せる
屋内型と呼ばれるタイプのトランクルームは、24時間365日いつでも利用可能な施設がほとんどです。
「預けてしまったけど、急に履きたくなった!」という場合でも、手続き不要ですぐに靴を手元に用意することができます。家の近くのトランクルームなら、シューズクロークのような使い方ができるでしょう。
自宅の近くにトランクルームがないという方は宅配型トランクルームを利用するという選択肢があります。しかし、宅配型の場合は荷物の取り出しをする際に配送を待つ必要があります。急に必要になってもすぐに用意できないということは理解しておきましょう。
まとめ
今回は玄関が狭くて靴の収納にお困りの方に向けて、下駄箱の代わりになる収納アイデアや便利な収納サービスをご紹介しました。普段から玄関をスッキリさせておけば急な来客でも慌てることなく対応できます。心に余裕を持って来客の方を迎えられるでしょう。
靴が多くて玄関がいつも散らかっているという方は、今回ご紹介した情報を参考にトランクルームを利用してみてください。
もっと知りたい!
続けてお読みください