2021/10/18
置き場所に困るベビーカーの保管・収納方法は?置き場を確保するコツや注意点を紹介
赤ちゃんや小さな子供のお出かけに欠かせないベビーカーですが、置き場所に困っているという方も多いのでは?
とくに賃貸マンションやアパートでは、玄関や室内に十分なスペースがない場合や、玄関前などの共用スペースに置いておけない場合もあります。
また、さらに子供が欲しいと考えているご家庭では、ベビーカーを処分するべきか迷ってしまうケースもあるでしょう。
この記事では、置き場所に困るベビーカーの上手な収納方法をご紹介します。ベビーカーの置き場所を確保する方法や、今は使わないベビーカーの保管方法についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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ベビーカーの置き場所は?
まずは、ベビーカーの置き場所について見ていきましょう。
玄関をベビーカーの置き場にする
ベビーカーの置き場所として一般的なのが、お出かけの際にスムーズに利用できる玄関やシューズクロークです。玄関やシューズクロークのスペースに余裕があれば、ベビーカーを畳まずに置いておくこともできます。
しかし、玄関・シューズクロークの広さによっては、ベビーカーを置くと出入りが妨げられてしまったり、下駄箱の扉が開かなかったりといったケースも考えられます。
玄関前をベビーカーの置き場にする
玄関にベビーカーを置くスペースを確保できない場合、玄関扉を出た軒先に置く方法もあります。ただし、雨風の影響を受けないようにカバーをしたり、盗難防止に鍵を掛けたりといった対策が必要になります。
また、マンションやアパートなどの集合住宅では、玄関前が共用廊下になっていることも少なくありません。基本的には共用エリアに私物を置くことはできないため、マンション・アパートの管理規約を事前に確認しておきましょう。
屋外・車のトランクをベビーカーの置き場にする
戸建て住宅で庭にガレージがある場合には、ベビーカーの置き場所として活用することができます。自宅のスペースを圧迫することなく、使用する際もスムーズに取り出すことができるでしょう。
車を所有しているのであれば、車のトランクに置いておくことも可能です。ただし、夏場のガレージや車内は高温になりやすく、ベビーカーの劣化を早めてしまう恐れもあります。
ベランダをベビーカーの置き場にする
玄関や屋外にベビーカーを置けない場合、ベランダに置く方法もあります。
出入りの際に邪魔にならず、室内のスペースを占有することもありません。ただし、いざ使用する際にベランダから持ち出す必要があるため手間がかかるほか、屋外での保管と同様、カバーをかけるなどして雨風の対策も必要です。
また、マンションやアパートの場合、ベランダが非常時の避難経路となっていることもあるので、事前に確認が必要になります。
室内をベビーカーの置き場にする
上記の置き場所を確保できない場合、室内でベビーカーを保管することになります。お出かけ時の利便性を考慮すると、玄関近くの廊下や部屋に置いておくのがよいでしょう。
室内にベビーカーを置くのであれば、床や絨毯に傷や汚れがつかないよう注意が必要です。タイヤカバーを付けたり床にシートを敷いたりなどの配慮をしましょう。
玄関にベビーカーの置き場を確保するポイント
お出かけ時の利便性を考えると、やはりベビーカーは玄関先に置いておきたいもの。次は、玄関にベビーカーを置くためのスペースを確保するポイントを見ていきましょう。
持っている靴を整理
靴が多すぎてベビーカーを置いておくスペースを確保できない場合には、所有している靴を整理してみましょう。ボロボロになってしまった靴や、好みに合わなくなってしまった靴は、思い切って処分を検討してみましょう。
また、普段使うことがない靴は、必ずしも玄関に置いておく必要はありません。靴箱に入れて、他の場所で保管するのも一策です。
下駄箱の棚板を調整
玄関のたたき(土間)のスペースに余裕がない場合は、下駄箱での保管を検討しましょう。
畳んだベビーカーがそのまま入らない場合でも、棚板の高さを調整したり外したりすることで、ベビーカーを収納できる可能性があります。
ただし、賃貸のマンションやアパートでは、原状回復が必要になるため元に戻せることを事前に確認しておきましょう
下駄箱の扉を外す
玄関にベビーカーを置いていると下駄箱の扉が干渉してしまう場合には、思い切って扉を外してみるのも手です。
下駄箱の棚板を外す方法と同様、賃貸物件では原状回復が必要になるため、元に戻せることを確認してから実行しましょう。
デッドスペースを活用
デッドスペースを上手く活用することで、ベビーカー置き場を確保することができるかもしれません。たとえば、玄関扉の上に突っ張り棒で棚を作って、畳んだベビーカーを置くスペースを確保する方法があります。
もちろん、ベビーカーは重量があるため、落下することがないよう強度には十分注意が必要です。
ベビーカーの保管・収納時の注意点
次に、ベビーカーを保管しておく際の注意点を見ていきましょう。
カバーを掛けてホコリ対策
ベビーカーは赤ちゃんの肌に触れるものなので、ホコリ対策をしておくことをおすすめします。とくに、家の外に置いておく場合、風でホコリや土が舞い上がってベビーカーが汚れてしまう可能性もあります。
保管時はカバーをかけて、ホコリがついてしまわないよう配慮しましょう。
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タイヤの泥はしっかり落とす
使った後のベビーカーは、タイヤや底面に泥や汚れが付いています。汚れが付いたまま保管していると、不衛生なだけでなく、ベビーカーの寿命を早める原因となってしまいます。
また、屋内で保管する場合には床や壁に汚れがついてしまう恐れがあるので、タイヤカバーを付けて床を保護しましょう。
屋外での保管は盗難対策を
玄関先や屋外でベビーカーを保管する場合は、盗難対策をしておきましょう。雨やホコリ対策にカバーをかけるだけでなく、自転車のチェーンなどで固定しておくことをおすすめします。
ベビーカーの置き場の確保にトランクルームを活用
「玄関を整理してもベビーカーの置き場所を確保できない」という方もいらっしゃるかもしれません。
また、「今はベビーカーを使っていないけれど、将来また使う可能性がある」「友人や親族にベビーカーを譲るかもしれない」という理由で使っていないベビーカーを捨てずにとっている方もいらっしゃるのでは?
そのような場合に役立つのがトランクルームです。トランクルームとは、収納スペースを月額でレンタルできるサービスのこと。
トランクルームを活用することで、ベビーカーの置き場所を確保したり、使わなくなったベビーカーを預けておくことができます。
次は、ベビーカーの保管にトランクルームが役立つ理由を見ていきましょう。
トランクルームに荷物を預けてベビーカー置き場を確保
自宅に物が多くてベビーカーを置いておく場所がないという場合には、トランクルームに荷物を預けることを検討してみましょう。
たとえば、あまり履くことがない靴や秋冬用のブーツ、玄関先に置いているレジャーアイテムなどをトランクルームに預けることで、玄関にスペースを確保できるかもしれません。
もちろん、玄関周りの荷物だけでなく、季節家電や衣替えした洋服、思い出の品など、トランクルームに預けることで自宅をスッキリと整理することができます。
使わなくなったベビーカーの収納にトランクルームが便利
今はベビーカーを使わなくなったけど、今後子供が生まれるかもしれない、あるいは親族や友人に譲るかもしれない、という場合には、ベビーカーをトランクルームに預けてしまうのも手です。
ベビーカーと一緒に、サイズアウトした子供服や使わなくなったおもちゃ、絵本などもまとめてトランクルームに預けておくことが可能です。
コンパクトに折りたためるベビーカーへの買い替えも一策
トランクルームを利用するなどしてベビーカーの置き場所を確保すると同時に、コンパクトに収納できるベビーカーへの買い替えも検討してみてはいかがでしょうか。
ベビーカーには大きく「A型」と「B型」の2種類があります。
A型は生後1か月から使うことができ、月齢が浅い赤ちゃんを守るための機能が充実しています。
A型のベビーカーは振動や衝撃を緩和したり深くリクライニングできたりと、赤ちゃんが快適・安全に過ごすことができます。
ただし、A型のベビーカーはサイズや重量が大きく、折りたたんでもコンパクトさに欠ける場合があります。
一方のB型ベビーカーは生後7か月から利用することができ、軽くて持ち運びやすい製品が多く存在します。
コンパクトに折りたためるタイプも多いため、赤ちゃんが生後7か月まで成長したら、思い切ってB型のベビーカーでコンパクトに折りたためる製品に買い替えるのも一策だと言えるでしょう。
まとめ
今回は、置き場所に困るベビーカーの保管方法や、玄関にスペースを確保するコツ、トランクルームが役立つ理由についてご紹介しました。
ベビーカーの置き場所にお困りの方は、今回ご紹介した情報も参考に、ベビーカーの収納方法を工夫してみてはいかがでしょうか。
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