2025/02/26
持たない暮らしの始め方や最低限必要なものリストを紹介
「SNSで見たスッキリとした部屋に憧れた」「引っ越しを機に物を減らしたいと思った」など、持たない暮らしに興味があるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こちらでは憧れの持たない暮らしを実現したいという方に向けて始め方、注意点、最低限必要なものなどを解説します。
記事の後半では持たない暮らしを始めるために便利なトランクルームというサービスも紹介!いきなり物を減らすのに抵抗がある方はトランクルームの活用がおすすめです。気になる方は最後までご覧ください。
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持たない暮らしとは
持たない暮らしとは所有物を減らすことを重視し、極力物を増やさない生活スタイルのこと。
何も持たないということではなく、必要最低限の物だけで生活することを目指します。どの程度、所有物を減らすのかは人それぞれの基準によります。
自分にとって本当に必要な物を見きわめ、それ以外の物を所有しないことで身軽で快適な生活を送ることができる、限られた空間を効率的に使える、物の維持・管理にかかる費用を体験や自己投資に使えるなどのメリットがあります。
持たない暮らしをするためのポイント
次は、持たない暮らしをするためのポイントをご紹介します。
- できるだけ物を減らす
- ストックするなら最低限の量だけ
- 多機能家具を活用する
できるだけ物を減らす
持たない暮らしをするためにとくに大切なことは、必要最低限の物だけに減らすことです。自分の生活にとって必要な物は何かを振り返り、不要な物の断捨離を行いましょう。
たとえば、衣類であれば1年間着る機会がなかったものは処分するといった具合に、一定の期間を基準に使っていない物を処分するのがおすすめです。
ストックするなら最低限の量だけ
「なくなると不安だから」「安くなったときにまとめ買いしたい」などの理由から日用品(消耗品)のストックを買い溜めしているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ストックをすればするほど、持たない暮らしとはかけ離れてしまいます。これを機にストックの仕方を見直してみてはどうでしょうか。
たとえば、ストックは1個(1セット)だけにするなど最低限必要な量にするのがおすすめです。
多機能家具を活用する
多機能家具を使うなど、選ぶアイテムを工夫して所有物を最低限の家具だけに減らせないか検討してみてください。
たとえば、ソファベッドは、くつろぐためのソファと眠るためのベッドの機能を持ち合わせたアイテムです。ソファやベッドという大きな家具を1つにまとめられれば部屋をスッキリとした空間にすることができるでしょう。
持たない暮らしの始め方
こちらでは「持たない暮らしをする」と決めた方に向けて、その暮らしを実現する手順をご紹介します。
持たない暮らしの始め方
- ステップ1:持たない暮らしをする目的をハッキリさせる
- ステップ2:理想のイメージを固める
- ステップ3:断捨離で物を減らしていく
- ステップ4:物を増やさない意識を持つ
- ステップ5:所有にこだわらない
- ステップ6:定期的な見直しをする
ステップ1:持たない暮らしをする目的をハッキリさせる
持たない暮らしを始める前に、その目的を具体的に考えておきましょう。たとえば「身軽に暮らしたい」「終活の一環で物を減らしておきたい」などです。
持たない暮らしをする目的をハッキリさせておくことで、モチベーションが維持しやすくなります。
ステップ2:理想のイメージを固める
どの程度スッキリした部屋で暮らしたいのか、実現後のイメージを固めておきましょう。写真などを参考に理想の部屋やライフスタイルを見つけるのもおすすめです。
具体的なイメージが見えてくると、持たない暮らしをするためにどのぐらい物を減らすのかが明確になり、理想の暮らしを実現しやすくなります。
ステップ3:断捨離で物を減らしていく
いきなりすべての物をなんとかしようとせず、まずは1か所(引き出しひとつなど)から始めていきましょう。
物へのときめきを基準に判断するのもいいですが、「一年間使っていない物は手放す」などルールを決めるのもいいですよ。
捨てるのが難しい物は、段ボールに詰めて一定期間保管し、本当に必要か見極めるということも失敗を防ぐためには有効な手段です。
ステップ4:物を増やさない意識を持つ
物を減らした後は、維持も大事です。買い物をするときは本当に必要なものだけを買うなど、物を増やさないことを意識しましょう。
買い物の前に、家にあるもので済ませられないか検討するということも物を増やさないために有効です。
買い物に行った際は、割引やポイントなどのお得さに釣られて衝動買いしないように気をつけてください。
ステップ5:所有にこだわらない
所有するよりも、レンタルやシェアリングサービス、サブスクなどを活用できないか検討しましょう。
近年では電子書籍や音楽配信サービスが普及しています。書籍やCDなども配信で楽しめるので物として所有しておくべきか一度考えてみるといいでしょう。
所有することにこだわりがなければ収納や保管のスペースは不要になり、生活空間をスッキリと保つことができます。
ステップ6:定期的な見直しをする
定期的に所有物を見直すことで、持たない暮らしを維持しやすくなります。
年齢やライフステージの変化などで価値観が変わり、必要だと思う物も変わってきます。自分なりに時期を決めて最低でも1年に1回は所有物の見直しをしてみてはいかがでしょうか。
持たない暮らしを始める際の注意点
続いては、持たない暮らしを始める際の注意点を紹介します。
- 物足りなさや不安はつきもの
- 家族の理解を得る
持たない暮らしを始めるということは生活に変化が起こるということ。変化というものは悪い変化に限らず、自身が望んだ変化でもストレスになってしまいます。
持たない暮らしを始めたはいいものの強いストレスを感じたら、持たない暮らしに縛られず、途中でやめてもOKです。自分にとって居心地のいい状態でいるのがベストです。
物足りなさや不安感はつきもの
物を減らして間もない頃は「何かが足りない」「なくて不便だ」と感じることがあります。とくに、これまで物に囲まれて暮らしていた人にとっては、そのような物足りなさや不安感を強く感じます。
しかし、物足りなさや不安感は一時的なものです。次第に物を持たない暮らしに慣れてくるでしょう。ただし、不安感が長く続くようでしたら、無理せず持たない暮らしを中断するのがおすすめです。
家族の理解を得る
持たない暮らしを始めるには生活を共にする家族の理解も必要です。家族がいる場合は事前に相談し、理解を得てから進めることが大切です。
そして、所有物を減らす場合は自分の物にとどめ、家族の物は勝手に捨てないようにしましょう。
持たない暮らしを始めるならトランクルームを活用

ここまでは、持たない暮らしの始め方や注意点などをご紹介しました。しかし、「どうしても物を減らせない」「いきなり物を減らすのは不安」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような場合は、トランクルームの活用がおすすめです。トランクルームとは、収納スペースを借りられるサービスのことです。
次は、持たない暮らしを始めるためにトランクルームが役立つ理由をご紹介します。
トランクルームが役立つ理由
- 捨てられない品を預けておける
- 第2のクローゼット感覚で利用できる
捨てられない品を預けておける
持たない暮らしをしようと思っても、いきなり物を減らすのは難しいでしょう。
自分では納得していないのに無理して物を捨ててしまっては後悔につながります。「なくても生活できる」と思えるまで、トランクルームで一時保管することで、失敗なく持たない暮らしに移行していくことができます。
屋内型トランクルームの場合は収納スペースのサイズが選べるので、預けたい量に合わせて必要なスペースをレンタルすることができます。
第2のクローゼット感覚で利用できる
屋内型トランクルームは、24時間いつでも利用することができます。自宅以外の場所にある第2のクローゼット感覚で気軽に利用することができるでしょう。
衣替えした洋服や季節家電、レジャーアイテムなど、常に手元に置いておく必要がない品を預けておけば、自宅をスッキリとした空間に保ちつつ、必要な時にすぐに取り出すことができるでしょう。
最低限必要な物リスト
最後に、品目別に最低限必要な物リストをご紹介します。
持たない暮らしを始めようと思っている方は、こちらのリストを参考に徐々に物を減らしていってみてはいかがでしょうか。
服・靴・バッグなど
服は最大7着までとしていますが、季節や気候にあわせて調整してみてください。
- トップス
5~7着(仕事着、普段着、季節に合わせたもの) - ボトムス
3~5着(仕事着、普段着、季節に合わせたもの) - 下着
5~7セット - 靴下
5~7足 - ルームウェア
1~2セット - アウター
季節に合わせたものを2~3着 - 靴
仕事用、普段用、運動用など - バッグ
仕事用、普段用など
寝具
寝具は一人あたり以下が1枚ずつあれば問題ないでしょう。
- マットレス or 敷布団
- 毛布
- 掛け布団
- 枕
- シーツ、カバー類
家具家電
テレビは動画配信サービスで代用することができるので人によっては、なくてもいいでしょう。電子レンジもあれば便利ですが、なくても料理はできるので思い切って所有しない選択をしてもいいと思います。
- ベッド or 布団を敷くスペース
- 照明器具
- カーテン or ブラインド
- 冷蔵庫
- 洗濯機(近くにコインランドリーがあれば不要)
- 掃除機 (もしくはほうき、ちりとり) など
キッチン用品
食器は自分や家族が使う分だけあれば十分です。
- 包丁
- まな板
- 鍋
- フライパン
- 食器(茶碗、汁椀、平皿)
- カトラリー(箸、スプーン、フォーク)
- 調理器具(おたま、フライ返しなど) など
日用品
日用品はストックをすると家のなかが物で溢れてしまうので、なくなる直前に購入するようにするとスッキリした状態が保ちやすくなります。
- タオル類(バスタオル、フェイスタオル、ハンドタオル)
- シャンプー
- トリートメント
- ボディーソープ
- 歯ブラシ
- 歯磨き粉(液体歯磨き)
- ハンドソープ
- 洗剤類(洗濯洗剤、食器用洗剤など)
- 掃除用品(スポンジ、雑巾など)
- ティッシュペーパー
- トイレットペーパー など
まとめ
今回は、持たない暮らしを始めるためのポイントや、トランクルームが役立つ理由についてご紹介しました。
トランクルームを活用することで、物を無理して捨てなくても、スッキリとした空間を作ることができます。
失敗せずに持たない暮らしを実現したいという方は今回ご紹介した情報を参考に、持たない暮らしにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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