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段ボールを保管・整理する方法!捨てるまで保管したい方におすすめの置き場所も紹介

段ボールを自宅で保管する方法

便利なネットショッピングの利用が増え、自宅に大量の段ボールがたまっているという方もいらっしゃるのでは?段ボールは回収日まで保管する必要がありますが、かさばりやすく倒れやすいため、置き場所や扱いに困りますよね

また、中には段ボールを子供の工作やフリマアプリなどの梱包用に再利用したいという方もいらっしゃるでしょう。段ボールは保管や使い方を誤ると荷物の劣化や害虫の発生などのリスクがあるので注意点を把握しておくことも大切です。

こちらの記事では段ボールの保管にお困りの方に向けて自宅でのおすすめの置き場所、保管・片付けに便利なアイテムのご紹介から、段ボールの再利用を考えている方へ注意点を解説

自宅以外の置き場所としておすすめの収納サービスも掲載しているので参考にしてみてください。

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段ボールを保管・再利用するときの注意点

段ボール保管時の注意点

ネットショッピングが普及したことで、段ボールを手にする機会が以前よりも多くなりました。扱いやすく丈夫なため、以下のようにさまざまな用途で段ボールを活用しているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

  • 荷物をまとめておくための収納ボックスとして
  • 引越し荷物等の梱包材として
  • 子供の工作の材料として
  • フリマアプリ等の商品梱包用として

便利な段ボールですが、保管や使い方を誤ると害虫の発生や荷物の劣化を招く場合もあるので要注意。そういったことを防ぐためにも段ボールを保管・再利用するときの注意点を確認しておきましょう。

段ボールは害虫がわきやすい

段ボールは保管の仕方を誤ると害虫の住処となってしまう可能性があります。段ボールの中には空気が通る層があり、保湿性と保温性に優れています。保湿性や保温性が優れているということは、湿気が溜まりやすいということ。温かく、ジメジメとした段ボール特有の環境は、害虫にとって住みやすい場所なのです。

一見、キレイに見える段ボールも、汚れていたり、ホコリがついていたりしている場合もあります。ダニはホコリやカビが大好物。段ボールに使われている接着剤も害虫たちの好物です。段ボールにダニが繁殖し、さらにそのダニたちを好物とするゴキブリやクモなどの害虫が住みついてしまう可能性も。害虫が繁殖しやすくなり、段ボールの隙間に卵を産み付けている......なんてことも考えられるのです。

収納や工作、梱包に使うなら新品の段ボールを

先述の通り、段ボールは害虫が住み着きやすい環境です。そのため、配達やお店などで使われていた使用済みの段ボールには、すでに害虫が住んでいたり卵が付着していたりする可能性があります。

段ボールを自宅の収納グッズや工作グッズ、あるいはフリマアプリの梱包用などに使用したいと考えている場合には、新品の段ボールを購入することをおすすめします。新品の段ボールであれば、害虫が発生するリスクを避けることができ、用途や目的に合わせてサイズを選ぶことも可能です。

使用済みの段ボールは早めに処分

通販の梱包で使用されている段ボールは、早めに処分するようにしましょう。配送する段階で、濡れていたり、汚れがたくさん付着していたりしている可能性があります。

スーパーの段ボールも害虫がわきやすく、もしくはすでに害虫が住みついているかもしれません。どちらにせよ、どのように使用・保管されていたのかわからないため、使用済みの段ボールは早めに処分したほうが良いでしょう。

段ボールの長期保管は劣化を招く原因に

段ボールを長期にわたって保管していると、素材が劣化して変色したり、歪んでしまったり、強度が低下する恐れがあります。これは、一般的な段ボールの素材には、黄ばみ成分である「リグニン」が含まれており、時間の経過とともに酸性化してしまうのが原因です。

そのため、段ボールに荷物を入れて長期保管していると、収納している荷物も変色してしまったり、強度が低下してしまう可能性があります。引越しや荷物の配送などのために一時的に使用するのは問題ありませんが、収納ケースとして長期利用するのはリスクがあることを覚えておきましょう。

また、やむを得ず段ボールに荷物を入れて長期保管する場合には、そのまま箱詰めするのではなく、ビニールやケースなどで荷物を密閉するなどの工夫をしましょう。

湿気の多い場所を避けて保管する

冒頭で記載したように、段ボールは害虫の発生源になる可能性があるので、害虫が好む環境に置かないことが保管するうえで重要です。害虫は湿気の多い場所を好むので、水回りなどのじめじめした場所を避けて保管しましょう。たとえば、乾燥している場所や日当たりのいい場所、風通しのいい場所がおすすめです。

捨てるまで保管したい!段ボールの置き場所をチェック

散らかっている段ボール

段ボールは燃えるゴミより回収頻度が少なく、自治体によっては月に1回しか回収されないなんてことも。その間、どんどん段ボールが増えていき置き場所に困りますよね。

廊下やリビングなどに段ボールを置いておくと見た目も悪いし、邪魔になるのでどこかにまとめて置いておきたいものです。こちらでは捨てるまで保管しておきたい段ボールの置き場所についてご紹介します。置き場所に悩んでいる方は参考にしてみてください。

段ボールの保管におすすめの置き場所

使用済み段ボールは汚れていたり、害虫やその卵が付着している可能性もあるため、なるべく室内に持ち込まないことが理想です。

段ボールの保管におすすめの場所

  • ゴミ出しをスムーズにしやすい玄関
  • 雨の影響を受けにくい物置
  • 雨対策さえすればベランダでもOK

ゴミ出しをスムーズにしやすい玄関

ゴミの日までの一時的な保管なら玄関に置いておくのがおすすめ。ゴミの日に外へ持っていくことを考えると、玄関横にまとめて置いておくほうが導線上スムーズになります。

荷物の開封も玄関で行うようにすれば、段ボールを持って家の中を行ったり来たりしなくてよくなります。玄関に置く方は段ボールを置く場所の近くに段ボールカッターやゴミ箱など開封時に必要なものもしまっておくと便利です。

来客が多くて、玄関に置いておくのは人目が気になるという方は下駄箱を活用するといいでしょう。下駄箱の棚板を調節すると段ボールを置けるスペースを確保できます。

下駄箱の扉をしめてしまえば玄関周辺の印象もスッキリし、来客時に慌てて片付けることもありません。

雨の影響を受けにくい物置

一軒家にお住まいだと自宅に物置があるという方もいるのでは?物置は扉を閉めておけば雨を防げるので、段ボールの保管場所として活用できます。

段ボールを物置内に立てかけておくだけだと滑って倒れやすいので、物置内が乱雑な状態になってしまいます。記事の後半でご紹介する保管アイテムを使うと段ボールの枚数が増えても省スペースに収納でき、物置内がごちゃごちゃするのを防げます。

雨対策さえすればベランダでもOK

使用済みの段ボールは害虫が湧きやすいことから、処分する日まではベランダなどの屋外で一時保管しておきたいという方も多いことでしょう。

しかし、段ボールを外に置くと、屋内よりも雨などの影響を受けやすく、湿気が溜まって虫がさらに湧きやすくなってしまうことも。

段ボールをベランダなどの外で保管したい場合には、フタつきの屋外用ダストボックスやコンテナを利用するなどして、雨に濡れてしまうのを防ぎつつ、できるだけ虫が寄り付かないように配慮しましょう。

冷蔵庫・洗濯機の周辺に置くのは避ける

洗濯機や冷蔵庫がある水回りは湿気が多いので段ボールの置き場所としておすすめできません。とくに冷蔵庫周辺は食べ物や生ごみも近くにあり、害虫の餌となるものが豊富です。段ボールにすでに卵や害虫が付いている場合、繁殖しやすくなってしまう可能性があるので他の場所に保管しましょう。

段ボールの保管にトランクルームが便利!

トランクルームでの保管もオススメ

「段ボールは捨てずにストックしておきたいけれど、自宅のスペースは犠牲にしたくない......」という場合には、トランクルームでの保管がおすすめです。

次は、段ボールの保管にトランクルームが役立つ理由や、トランクルームの選び方について見ていきましょう。

トランクルームが段ボールの保管に適している理由

そもそもトランクルームとは、「収納スペースをレンタルできるサービス」や「荷物を預かり保管してくれるサービス」のこと。トランクルームを活用することで、自宅のスペースを犠牲にすることなく段ボールを保管しておくことができます。

段ボール以外の荷物を預けておくこともできるので、普段使わない荷物を一緒に預けておけば自宅の収納スペースを有効活用することができるでしょう。

段ボール保管に適したトランクルームの選び方

トランクルームにはいくつかの種類があり、運営会社によっても特徴や設備が異なります。そのため、段ボール保管に適したトランクルームを選ぶことが重要です。

次は、段ボールを保管するトランクルームの選び方を見ていきましょう。

  • いつでも取り出せるかどうかが重要
  • 他の荷物も預けるなら広さに注目

いつでも取り出せるかどうかが重要

段ボールをトランクルームに預けていても、必要なときにすぐ取り出すことができなければ不便に感じてしまうでしょう。そのため、24時間365日いつでも利用可能な屋内型トランクルームを選ぶのがおすすめです。

宅配型トランクルームは配達を依頼して荷物を取り出す必要があるため、段ボールを使用するタイミングに合わせて、事前に配達依頼をしておく必要があります。

いつでも必要な時に取り出せて便利という点で、段ボールの保管は屋内型トランクルームが適していると言えるでしょう。

他の荷物も預けるなら広さに注目

段ボールと一緒に他の荷物も預けたいのであれば、トランクルームの広さにも注目してみましょう。

トランクルームには、ロッカーサイズの小さい部屋から、10帖以上の大きい部屋までさまざまなサイズがあります。あらかじめ預けたい荷物の量を把握した上で、自分に合ったサイズのトランクルームを選ぶようにしましょう。

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段ボールの保管・片付けに便利なアイテムをご紹介

大小さまざまな段ボール

多用途で使えて便利な段ボールですが、「サイズがバラバラでまとめるのが大変」「かさばってすっきりと保管できない」など扱いに困ってしまうケースは少なくありません。それに、意外と重さもあるため、整理するのも一苦労ですよね。こちらでは自宅で段ボールを片付け・保管しやすい便利なアイテムを紹介します。

  • 見た目を気にするなら段ボールストッカーを活用
  • 梱包フィルム(ハンディラップ)でコンパクトに保管
  • 処分する段ボールを保管アイテムとして活用
  • 保管と害虫対策を兼ねるならゴミ袋を活用
  • ブックスタンドとマグネットで保管アイテムを自作

見た目を気にするなら段ボールストッカーを活用

見た目もスタイリッシュに収納したいのなら、段ボールストッカーがおすすめ。段ボールは立てかけてもまとめていても、サイズが違うので片付けが大変で、場所を取ってしまいがちです。しかし、段ボールストッカーなら仕切りがあるためスッキリとまとめることができます。

段ボールストッカーにはキャスターがついているので、移動も楽チン段ボールストッカーの下部には紐を差し込めるスペースがあるため、段ボールを束ねやすくなっています。段ボールストッカーは、Amazonや楽天などの通販で購入可能です。

また、段ボールストッカーは自分で作ることもできますよ。ほとんど100均で材料が揃うので、予算も抑えられます。

材料は、ワイヤーネット・プラダン・結束バンド・キャスター。フタがない箱型に組み立て、結束バンドでとめるだけで完成します。最後にキャスターを取り付ければ、自作の段ボールストッカーの出来上がりです。サイズは、手持ちの段ボールを測って調節してみてくださいね。

梱包フィルム(ハンディラップ)でコンパクトに保管

梱包フィルム(ハンディラップ)でコンパクトに保管

梱包用フィルム(ハンディラップ)を使えば、片付けの際に段ボールを手軽にまとめられます。梱包用フィルムはぐるぐる巻くと、フィルムたちがくっつく仕組み。本屋さんの梱包フィルムよりも薄手で、ラップよりも少し厚さがあるぐらいの透明のビニール素材です。

最初は慣れるまでコツが入りますが、慣れてしまえば紐より楽に収束でき、よりコンパクトに保管しておくことが可能に。紐のように結ばなくても段ボールがまとめられるので、不器用な方にもおすすめです。

大きめのサイズの段ボールを外側にして巻いておけば、後から小さい段ボールを中に入れてしまうこともできますよ。全体的にぐるぐるとまけば、害虫の好物であるホコリから段ボールを守る役割も果たしてくれます。

処分する段ボールを保管アイテムとして活用

処分する段ボールは保管アイテムとして活用することもできます。

保管の仕方は大きめの段ボールを箱状のまま置いておき、そこにたたんだ段ボールを入れていくだけ。自治体で段ボールの出し方に指定がなければ、箱に入れたまま捨てられるので段ボールをまとめる手間もありません

すでにある段ボールを保管アイテムとして使うので費用がかからない点はメリットですが、段ボールをたくさん入れると重くなるので捨てるときに持ち運びするのが大変な点はデメリットと言えます。

保管と害虫対策を兼ねるならゴミ袋を活用

自治体で段ボールの回収日が少なく、長期保管しておく必要がある方は害虫が発生しないか気になりますよね。保管と害虫対策を兼ねるならゴミ袋の活用がおすすめです。

ゴミ袋を二重にして口をしっかりふさいでおけば害虫が段ボールに入ってくることができません。また、段ボールに害虫がすでにいた場合も袋に入れていれば室内に害虫が移動することも防げます。

心配な方はハッカ油など虫よけ効果のあるスプレーをかけておくのもいいでしょう。

ブックスタンドとマグネットで保管アイテムを自作

物置内など磁石が反応する場所ならブックスタンドとマグネットを組み合わせた保管アイテムが活用できます。作り方はブックスタンドの底にマグネットシートをつけるだけと簡単です。

ブックスタンドなら段ボールを自立させてスッキリ保管できるだけでなく、幅も自由に調整可能なため大量にある段ボールを保管しやすいでしょう。段ボールを保管しないときは他の荷物の保管にも使えます。

まとめ

今回は段ボールの置き場所や保管・片付けに便利なアイテムをご紹介しました。

玄関やベランダなどを置き場所としてご紹介しましたが、段ボールの量によってはその場所で置ききれないことも。また、工作などでいつか使うからと捨てずに取っておきたいなら湿気の影響を受けにくい場所に置いておく必要もあります。

自宅に適した保管場所がなければ屋内型トランクルームの活用もおすすめ。トランクルームは段ボール以外の保管にも活用することができ、シーズンアイテムの保管や不用品の一時保管など、使い勝手がいい収納スペースです。

今回ご紹介した内容を参考にトランクルームの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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