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カビ対策に欠かせないトランクルームの空調!空調設備の特徴やカビの予防法を解説

トランクルームのカビ対策

さまざまな収納問題の解決に役立つトランクルーム。普段使わない荷物をトランクルームに預けることで、自宅の収納スペースを有効活用することができます。

しかし、「トランクルームに荷物を預けていてカビが発生してしまわないか心配」という声も少なくありません。

そこで今回は、トランクルームでカビを発生させないためのポイントを解説

トランクルームの空調設備や自分でできるカビ対策をご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

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カビ対策には空調設備が必須

カビ対策に空調設備は必須

カビの繁殖には温度や湿度が大きく関係しています。

カビが発生しやすい条件は以下の通り。

  • 湿度・・・70%以上(60%から注意すべき)
  • 温度・・・20~30度
  • 栄養分となるもの・・・ホコリ・汚れ・ダニ・食品の食べカスなど

上記の条件が整うほどカビは発生・繁殖しやすくなってしまいます。

つまり、トランクルームでカビを防ぐためには、温度・湿度を調整する空調設備が整っていることが大切です。空調設備で温度・湿度の変化を抑え、なおかつ清潔な環境を保つことで、カビの発生を防ぐことができるでしょう。

反対に、トランクルームに空調設備が整っていない場合、以下のような影響が考えられます。

  • カビが発生しやすい
  • カビが広がる(被害の拡大)
  • 根を生やして除去しにくくなる
  • カビが悪臭の原因となる

こうした状況に陥らないためにも、空調設備が充実したトランクルームを選ぶことは非常に重要だと言えます。

空調設備が充実したトランクルームは?

トランクルームの空調設備

トランクルームと一口に言っても、大きく以下の3タイプに分けることができ、それぞれ保管環境が異なります。

  • 屋内型トランクルーム
  • 宅配型トランクルーム
  • 屋外型トランクルーム

では、各タイプの空調設備を含めた特徴を見ていきましょう。

屋内型トランクルーム

カビ対策にオススメのトランクルームとして、屋内型トランクルームを挙げることができます。

屋内型トランクルームとは、ビルなどの建物内が収納スペースとして提供されているトランクルーム。

多くの屋内型トランクルームは空調設備が充実しており、温度や湿度が調整されているためカビが発生しにくいタイプと言えます。

また、屋内型トランクルームは自ら建物内に立ち入ることができ、24時間いつでも利用できる点も特徴。そのため、定期的にメンテナンスに訪れ、自分でカビ対策をすることも可能です。

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宅配型トランクルーム

宅配型トランクルームもまた、カビに強いトランクルームと言えます。

宅配型トランクルームは、荷物の集荷・配達を依頼して荷物を出し入れするタイプのトランクルーム。

充実の空調設備で温度・湿度を管理しているため、カビが発生しにくい保管環境と言えるでしょう。自らトランクルームを訪れてカビ対策を行うことはできませんが、荷物を出し入れする手間が少ない点はメリットと言えるでしょう。

屋外型トランクルーム

屋内型・屋外型と比較し、空調設備の面で不安があるのが屋外型トランクルームです。

屋外型トランクルームは、屋外に設置されたコンテナやガレージタイプのトランクルーム。

リーズナブルな料金設定が魅力ですが、多くの屋外型トランクルームでは空調設備が設置されておらず、温度・湿度の変化が激しい保管環境です。

カビ対策を重視するのであれば、屋外型トランクルームは避けたほうが無難だと言えるでしょう。

空調設備が整ったトランクルームでもカビ対策を

空調設備が整っているトランクルームであっても、絶対にカビが発生しないとは言い切れません

たとえば、預けた荷物に水滴がついていたり湿っていたりすると、トランクルーム内でカビが発生してしまう可能性があります。また、そもそもカビが発生している荷物を預けてしまうと、その他の荷物にもカビが広がってしまいます。

そういった事態を防ぐためにも、自分でできるカビ対策をしっかり行うことが重要です。

次は、自分でできるトランクルームのカビ対策を見ていきましょう。

除湿剤の活用

湿気を減らすために、除湿剤の活用がおすすめです。定番の置き型タイプもありますが、吊るすタイプやシートタイプ、小袋タイプなどバリエーション豊富なため、設置場所に合わせて使い分けましょう。

また、場所によって除湿剤の種類も使い分けると効果的です。除湿剤には塩化カルシウムとシリカゲルの2種類があり、それぞれ以下のような特徴を持っています。

  • 塩化カルシウム...一般的なタイプで3~4倍ほどの水分量の除湿が可能
  • シリカゲル...除湿量は劣るが乾燥させて繰り返し使えるB型シリカゲルがある

設置するときは室内の四隅に置き、靴を置く場合は靴の中にも入れます。広いスペースでは一般的な置き型タイプが最適です。

スノコの活用

カビは一度できるとどんどんと広がってしまいます。まずカビの原因となるのが「結露」といわれています。この結露が発生しやすいのが床と壁です。

床にスノコを敷いて直接結露と荷物が触れないようにするだけでもカビを防ぐことができます。また、荷物と床の間に隙間ができるので湿気を逃がす効果も期待できます。

壁から離して荷物を置く

結露は壁にも発生します。荷物を置くときは壁とくっつけずに離しておくようにしましょう。床と同じように、空気の通り道を作って少しでも湿気を逃がしやすくできます。

目安としては、壁から10cm前後の距離を取ると良いでしょう。

荷物をぎゅうぎゅうに詰めない

空調設備が充実したトランクルームであっても、荷物と荷物の間の通気性が悪ければ、せっかくの空調管理システムも効果を発揮できません。

荷物を収納するときは、荷物同士が密着しないように心掛け、通気性を確保した置き方を意識しましょう。そのためには荷物を適切な量に留め、ぎゅうぎゅうに押し込まないことが重要です。

荷物が入りきらないときは、もう1段階大きいサイズのトランクルームへの借り換えを検討してはいかがでしょうか。

定期的に清掃を行う

カビは湿気と温度に加え、エサとなるものが多いほど発生しやすくなります。食べカスだけではなく、ホコリやゴミ、ダニなどもカビにとっては格好のエサとなるため、できる限りトランクルーム内を清潔に保つよう心掛けてください。

汚れていないと思っても、人間の皮脂汚れなどちょっとしたものがカビの発生を引き起こします。定期的に掃除を行い、溜まったホコリなどを除去しましょう。

空調設備があるトランクルームのメリット

空調設備があるトランクルームのメリット

空調設備を完備したトランクルームのメリットは、カビ対策が簡単にできることだけではありません。長く安心して利用できる工夫が数多く施されています。

この項目では、空調設備のあるトランクルームのカビ対策以外のメリットをご紹介します。

荷物の劣化を防ぐことができる

空調設備は湿気の他、温度変化も防いでくれます。そのため、コンテナタイプのトランクルームのように外の気温に影響される心配がありません。

急激に高温となることがないため、以下のようなアイテムの劣化や故障を防ぎます。

  • 電化製品
  • コレクションアイテム
  • デリケートな素材の衣類
  • デリケートなスポーツ用品

たとえば、子どもが幼いころ大切に遊んでいた塩化ビニル製の人形を預けたとしても、高温で溶けることはありません。コンテナタイプのトランクルームに預けた場合、急激な温度変化によって溶けたり変質したりするおそれがあります。

においがこもらない

空調設備は、空気や湿気がこもらないよう24時間稼働している場合がほとんどです。常に換気によって新鮮で清潔な空気が供給されているため、においが室内にこもりません。

以下のアイテムを収納するには、やはりにおい移りのリスクが少ない空調設備付きのトランクルームがおすすめです。

  • 衣類
  • バッグ
  • 布団
  • ソファなど布製家具

置き方を間違えなければ、自宅のクローゼットよりも通気性の良い環境で保管できます。

空調設備があるトランクルームを選んだ方が良い荷物

空調設備が必要な荷物とは

カビや湿気・熱に弱い荷物は空調管理が必要になります。例えば以下のような荷物。

  • 衣類などの布製品
  • 冬のジャケットやコートなどの毛皮製品
  • 本や書類・アルバムなどの紙製品
  • 木製の家具
  • パソコンやコピー機などの精密機器

本や書類、その他写真などの紙類は、とにかく湿気や水気に大変弱く、一度湿気や水にさらされてしまうと復元がかなり難しいです。カビを落とそうと思うと文字や色も消えてしまいます。

衣服は直接肌に触れるもの。カビは見た目だけでなく健康に被害をもたらすので衛生的にも良くありません。

精密機器は湿気や熱の影響を受けやすく、夏場の高温で部品が溶けてしまうなんてことも。久々に使おうとトランクルームから出してきたら、故障していたというトラブルにもなりかねません。

もしもカビが生えてしまった場合は

きちんと対策しても、カビが生えてしまうケースも考えられます。そのようなときは、早めの対処が必要です。

放置すればするほど悪化して被害が広がるため、発見したら即座に除去しましょう。カビ除去でおすすめの方法を2通りご紹介します。

酸素系漂白剤でカビを落とす

衣類や靴など洗えるものにカビが付着してしまった場合は、塩素系漂白剤を使うことで再度使用できるようになります。

ただし、素材によって塩素系漂白剤を使用できない衣類もあるため、事前に確認してください。三角フラスコもしくは三角形に×マークがついていなければ、酸素系漂白剤を使用できる素材です。

ポイントは、つけおき洗いとお湯で洗うことです。1~6時間程度を目安に、カビの染みついた部分を塩素系漂白剤入りのお湯へつけおきしましょう。1時間ごとに様子を見て、黒いシミがなくなっていれば通常の洗濯で仕上げて完成です。

エタノールでカビを落とす

壁紙など水が使えないところや洗濯できないものは、エタノールを使用した方法がおすすめです。ドラッグストアで市販されている消毒用のエタノールをカビの発生している部分へスプレーし、清潔な布でふき取るだけです。

ふき取る布は硬く絞った濡れ雑巾や布巾を使用しましょう。エタノールは可燃性のため、使用時には火気に注意してください。

最後にカビが再び発生しないよう、予防のためのエタノールをスプレーして完了です。

まとめ

今回は、トランクルームの空調設備の重要性や、自分でできるカビ対策などをご紹介しました。

大切な荷物をカビから守るためにも、空調設備や収納前・収納後のメンテナンスが大切です。

今回ご紹介した情報も参考に、空調設備が充実したトランクルームを探してみてはいかがでしょうか。

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