2020/11/25
トランクルームの防犯・セキュリティについて徹底解説!
トランクルームの利用を検討している人のなかには、セキュリティや防犯対策について気になっている方もいるのではないでしょうか。
大切な品を預けるなら、トランクルームのセキュリティ・防犯対策は必ずチェックしておきたいポイント。
こちらの記事では、トランクルームの防犯・セキュリティについて徹底的に解説します。これからトランクルームを利用しようと検討している方は参考にしてみてください。
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トランクルームで盗難はある?
そもそも、トランクルームに預けている荷物が盗難されてしまうことはありえるのでしょうか。
結論から言うと、盗難被害が絶対にないとは言い切れないのが現状です。
基本的にトランクルームには個別に鍵が設置されていますが、鍵が壊されて中の荷物が盗まれてしまう可能性もゼロとは言えないでしょう。
そのため、トランクルームを選ぶ際には防犯・セキュリティ対策について確認しておくことが大切です。
トランクルームによって防犯・セキュリティ対策は異なる
トランクルームは屋内型・屋外型・宅配型の3タイプに大別することができ、それぞれ防犯・セキュリティ対策の傾向が異なります。
まずは、各タイプの防犯・セキュリティ対策の傾向について見ていきましょう。
屋内型トランクルーム
屋内型トランクルームとは、建物のワンフロアや一棟丸ごと収納スペースとなっているタイプのトランクルームです。
多くの屋内型トランクルームは「収納スペースを貸すサービス」であるため、基本的に契約者本人が荷物の管理を行います。
建物内の各収納スペースに鍵が設置されているほか、入退館の管理や防犯カメラの設置など、防犯・セキュリティ対策は充実している傾向にあります。
屋外型トランクルーム
屋外型トランクルームは、敷地内に設置されたコンテナやガレージなどが一般的で、屋内型トランクルームと同様「収納スペースを貸すサービス」です。
屋外に設置されているため、契約者以外が勝手に敷地内に侵入してしまう可能性は否定できません。とくに、屋外型トランクルームは郊外に立地している場合が多く、夜間などは人目につきにくいというのも、セキュリティの観点においては欠点と言えるでしょう。
宅配型トランクルーム
宅配型トランクルームとは、預けたい荷物を宅配業者に集荷・配達してもらうタイプのトランクルーム。
「収納スペースを貸すサービス」の屋内型・屋外型トランクルームと異なり、宅配型トランクルームは「荷物を収納・保管するサービス」です。
荷物の集荷・配達から保管・管理まで、トランクルーム運営会社の従業員および提携業者が行ってくれるので、第三者による盗難リスクは少ないと言えるでしょう。
ただし、預けられる荷物のサイズに制限がある場合もあるので、事前に確認しておく必要があります。
防犯・セキュリティを重視したトランクルーム選びのポイント
防犯・セキュリティを重視してトランクルームを選ぶ場合、どういったポイントを確認すればよいのでしょうか。
次は、屋内型と屋外型のトランクルームに焦点を当てて、防犯・セキュリティの面でチェックしておくべきポイントをご紹介します。
POINT~防犯・セキュリティのチェックポイント~
- 入退館のセキュリティ体制
- 警備会社との連携
- 監視カメラや防犯モニター
- 常駐スタッフや定期巡回
- 補償サービスの有無
入退館のセキュリティ体制
屋内型トランクルームを探す場合には、入退館のセキュリティ体制はチェックしておくべきポイントです。受付スタッフやセキュリティカード等による入退館管理が行われているか確認しておきましょう。
屋外型トランクルームの場合には、第三者が敷地内に容易に立ち入れる環境ではないか確認しましょう。たとえば、夜間の明るさや人通りの多さは、第三者の無断立ち入りに対して抑止力になる可能性があります。
警備会社との連携
屋内型・屋外型問わず、警備会社と提携して警備システムを導入しているかチェックしておきましょう。
警備会社と連携しているトランクルームであれば、不審な事案が発生した際に速やかに警備会社が駆けつけてくれます。
監視カメラや防犯モニター
監視カメラや防犯モニターの有無も、防犯対策として重要なポイントです。
多くの屋内型トランクルームでは監視カメラやモニターが設置されていますが、屋外型トランクルームの場合には設置されていないケースも多々あります。
盗難の抑止力として、そして万が一盗難が発生した場合の証拠としても有効ですので、監視カメラ・モニターの有無は確認しておきましょう。
常駐スタッフや巡回の有無
常駐スタッフや定期巡回の有無も確認しておくことをおすすめします。
スタッフが常駐、あるいは定期巡回を行っているトランクルームであれば、不審人物が立ち入るリスクが少なく、安心して利用することができるでしょう。
補償サービスの有無
荷物の盗難や破損などが発生した場合に備えて、補償サービスの有無についてもチェックしておきましょう。
トランクルーム運営会社によっては、月額料金内に補償サービスが含まれているケースやオプションで補償サービスを追加できるケースがあります。
万が一のときも安心できるように、補償サービスの利用についても検討してみるとよいでしょう。
自分でできる盗難対策は?
鍵を付けたり、防犯カメラをつけたりするのは貸主であるトランクルームの会社が行うべきことですが、自分でできる盗難対策もきちんとしておく必要があります。
物を多くしすぎない
トランクルームのサイズに対して物が多すぎると、万が一盗難が発生した場合に気づくことができない、あるいは発見が遅れてしまう可能性があります。
預ける荷物の量に対して適切なサイズのトランクルームを選び、雑多に詰め込むのではなく整理整頓を心掛けましょう。どこに何を収納したのかを明確にするために、収納マップを作成して扉の内側に張り付けておいたり、スマホなどで撮影したりするのもおすすめです。
定期的に確認に行く
定期的にトランクルームに預けた荷物の状態を確認するのも有効です。
もしも盗難被害に遭ってしまった場合でも発見が早くなるだけでなく、定期的に管理に訪れていること自体が抑止力につながる可能性もあります。
まとめ
今回は、トランクルームのセキュリティ・防犯対策についてご紹介しました。
トランクルームでの盗難を必要以上に警戒する必要はありませんが、もしもに備えてセキュリティ・防犯対策が充実したトランクルームを選ぶことをおすすめします。
今回ご紹介した情報も参考に、セキュリティ・防犯対策に力を入れているトランクルームを探してみてはいかがでしょうか。
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