2020/12/23
物を減らしたいけど捨てられない人必見!物の捨て方や物を増やさないコツをご紹介
物を減らしたくても捨てられず、部屋がごちゃごちゃしていませんか?いらない物は処分することで部屋がスッキリしますが、なかなか処分に踏み切れなくて困っている方も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、物を捨てられない原因、物の捨て方、捨てずに物を手放す方法などを解説。
さらに、物を捨てられない人が知っておきたい「トランクルーム活用」についても紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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物を捨てられない人の心理
まずは、物を捨てられない心理状態を確認して、改善できる点はないかチェックしましょう。
- もったいないと感じている
- 物に情が移っている
- 捨てることに罪悪感を覚える
- まだ使うかもと考えてしまう
- 物があると安心する
- 忙しくて後回しにしている
- 物に執着している
- 決断に自信がない
もったいないと感じている
もっとも多いのは「もったいないから」という心理。気づいたら「もったいない」を頻繁に口にしているという方は、物が捨てられない傾向にあるかもしれません。
もったいない感覚が必要以上に染みついてしまうと、いつまでたっても物を捨てられるようにはならないでしょう。
壊れているような物でも「修理すれば使えるから」などと思い、手放せないことも。
物は使いこなしてこそ、その存在意義を発揮します。物を持っている理由が「もったいない」のほかに見当たらないのであれば、捨ててもかまわないでしょう。
物に情が移っている
思い出の品を手にした瞬間、懐かしさを覚えて情が移り、捨てられなくなってしまったという方は多いのではないでしょうか。
大切な物でも増えすぎてしまっては、部屋を圧迫する原因になってしまいます。そのため、できる限り捨てるように心がけたほうがよいでしょう。
もちろん物はなんでもかんでも捨てればいいというわけではないので、本当に大切な物は保管しておくのもアリです。
捨てることに罪悪感を覚える
捨てることに強い罪悪感を覚え、なかなか捨てられないというケースもあります。これまで使っていたのにいらなくなったからといって、簡単に捨てられないと思う気持ちもあるでしょう。
とくに高価だった物やもらい物は捨てることに罪悪感を持ちやすいですよね。まだ使える物を捨てるのは気がとがめるかもしれませんが、使っていないのであればこれまで役立ってくれたことに感謝し、捨てるのが正解です。
また、フリマサイトやリサイクルショップで売るという方法もあります。
まだ使うかもと考えてしまう
「まだ使うチャンスがあるかも」と考え、なかなか物を捨てられない人もいます。先を見越して計画的に考えているように思えますが、じつは判断を先送りしているのと同じです。
まだ使うはずと考えて残した物のなかに、実際に使った物は少ないのでは?具体的に将来使う予定があるかを見極め、本当に使う物だけを残すようにしましょう。
物があると安心する
物に囲まれていることで安心感が得られ、それゆえ捨てられない場合もあります。物がなくなると不安になるため、仮に捨てられたとしてもまた購入してしまうことが多く、なかなか物が減らせません。
また、買うことで満足感を得てしまうタイプも。物は買って終わりではなく、使ってこそ意味があります。
なぜたくさんの物を持ってしまうのか、改めて自分に問い直し、不要であれば処分するようにしましょう。
忙しくて後回しにしている
仕事や育児が忙しくて捨てるのが後回しになってしまうという人も多いのではないでしょうか。捨てられない人は、毎日掃除したり片付けたりするのは無理だから、いつか一気にやろうと思っている人が大半です。
しかし、一気にやる時間がなかなか取れず、結果的に捨てられず部屋がごちゃごちゃしていると悩むことになってしまうのです。
短時間でもいいので、物を捨てる時間をつくって物を減らすようにするといいでしょう。
物に執着している
物に必要以上に執着してしまい捨てられないという理由も多くみられます。「いつか必要になるはず」とあれもこれも溜め込んでしまうケースが多いようです。
また、物にまつわる思い出やできごとに執着し、「捨ててしまうのが怖い」と考えているケースも。物に強い結びつきを感じ、大切にするのは悪いことではありません。
しかし、気持ちが行き過ぎてしまうと、部屋は物であふれ、収拾がつかなくなってしまいます。自分と物との関係を見直し、正しく管理できるようになることが捨てられるようになるコツです。
決断に自信がない
決断力がなく、捨てるかどうかを決められないという方も少なくないようです。
物を捨てる行為は「いる」か「いらない」かという判断を連続して行わなければならず、決断力が鈍いと物をうまく捨てられないことも少なくありません。
また、処分を始めてもほかの作業に気をとられたり、「やるぞ!」という気持ちを長続きさせられなかったりして、結局中途半端に終わってしまうパターンも。
今日はこの引き出しだけをやるなど、まずはスモールステップで捨てることを始めましょう。
物を捨てられない人に考えられる病気
物を捨てられない原因として、病気が関係しているという見方も存在します。
たとえば、以下のような病気が、物をため込んでしまったり、物を捨てることができなかったりといった行動につながる可能性が示唆されています。
- 強迫性障害
- 注意欠陥多動障害
- うつ病
- 認知症
- etc...
ただし、物を捨てられない、片付けられないからといって、必ずしもこれらの病気の可能性があるとは言い切れません。
気になる方は、医療機関への相談を検討してみるのも一策です。
(参照:捨てられない、片づけられないのは病気なのか? | レファレンス協同データベース)
【なかなか物が捨てられない人必見】物の捨て方
物を捨てられるようになるには、物を捨てる方法を知る必要があります。ここでは、いらない物の判別の仕方から、効率的に捨てられるヒントをご紹介しています。
- 明らかなゴミから捨てる
- 迷ったら捨てる
- 捨てる基準をもうける
- もらった物でも捨てる
- 値段で判断しない
- 一度に全部やろうとしない
- 捨てることは良いことと認識する
- 思い出の品は物ではなくデータで残す
明らかなゴミから捨てる
今から物を捨てようと考えている方は、明らかにゴミだとわかるものから捨てるのがオススメです。
いきなり衣類や貰い物から手を付けても、どれを捨てるべきか迷ってしまうはず。そんなことがないよう、捨てることをためらわないものから捨てていきます。
たとえば、ティッシュ、空のペットボトル、空き缶など、視界に入ってくるゴミです。まずは小さなものから捨てることに慣れ、掃除への意識を高めましょう。
また、このような小さなゴミは部屋のどこかに置いておくのではなく、すぐにゴミ箱へ入れることを習慣づけるのも大切です。
ゴミ箱を部屋の1か所だけに設置するのではなく、自分の手がすぐに伸びる場所に置くのも良いでしょう。
迷ったら捨てる
物を捨てるかどうか迷ったら、思い切って捨てましょう。本当に必要な物であれば、捨てるかどうか迷うことはありませんよね。迷ったらほとんどの場合、いらない物だと判断して問題ありません。
どうしても迷ってしまうときは以下の質問を自分にしてみてください。
- いつも使っているか?
- いつか使うと思っているか?
- 今の自分が買おうと思えるか?
いつも使っているものだったら捨てる必要はありません。しかし、「いつか」使おうと思っているものなら要注意。基本的に「いつか」は永遠に来ないと思っておきましょう。
お店でもらった紙袋やお菓子の缶などは、いつか何かに使うかもしれないとつい部屋に置いてしまいがちです。
しかし、これらの雑貨は代用品が安価ですぐに手に入るもの。本当に必要なときに買いに行けば、より自分の好みにフィットしたものが手に入るはずです。今使わないものはできるだけ捨ててしまいましょう。
今の自分が買おうと思えない、魅力を感じないものは、今後も出番が来ることはきっとありません。
ただ、まだ使えるけれど今の自分とは趣味が違うもの、もう使っていないけれど高価だったので手放したくないものなどもあるでしょう。
そんなときは捨てるのではなく、リサイクル店に持って行ったりフリマアプリで出品したりするのがオススメです。
どうしても迷って決められない場合は仮置きボックスを用意し、一時的に保管する方法もあります。
数ヶ月など保管期間を決め、期限を過ぎてもそのボックスの中にある場合は捨てるというルールにしておくと、迷わず処分できます。
捨てる基準をもうける
物を捨てる基準を設けると迷わずに物を手放すことができます。捨てる基準は以下を参考にしてみてください。
- 1年使わなかったもの
- 傷や汚れがあり傷んでいるもの
- 数がたくさんあるもの
「もったいない」という気持ちより物理的な基準を優先することで、ぐっと捨てられるものが増えます。
もらった物でも捨てる
とくに捨てにくいのが、いただき物やプレゼント。自分の好みと合わず、棚の奥にしまったままというパターンも多いですよね。もらった物を捨ててしまうと相手に失礼な気がして、なかなか捨てにくいものです。
贈り物は、相手が自分へ贈ってくれたことに対して感謝の心を持つことが大事。あくまで気持ちは相手に対して向けるべきで、物ではありません。
もらった物でも不要になったのであれば送り主への感謝の気持ちを忘れず、処分しましょう。
値段で判断しない
「値段が高かったから」という理由で捨てるのを躊躇しないようにしましょう。値段が高い物でも使っていなかったり、しまいこんであったりするのであれば、持っている意味や物としての価値はないも同然ですよね。
自分自身が今、持つ意味があるのかどうかにフォーカスし、必要かどうか見極めましょう。
一度に全部やろうとしない
一度に部屋のいらないものをすべて捨てようとして、多すぎて途中であきらめてしまったという経験はありませんか?
そんなときは、一度にすべて捨てようとするのではなく、その日取り組む場所の範囲を決めておきましょう。
「クローゼットにある夏物の衣類だけ」「本棚の上段だけ」など、「今日はここだけ」という場所を決めておき少しずついらないものを捨てます。
そうすることで、必要以上に部屋を散らかすことなく処分を進められます。また、毎日少しずつやることで物を捨てる習慣ができるでしょう。
捨てることは良いことと認識する
「捨てること=悪いこと」という考え方をいったんなくしましょう。物が捨てられない人は捨てることに罪悪感を覚えている場合が多く、なかなか行動に移せません。
捨てずに使い続けられれば、それがベストでしょう。しかし、便利だろうと思って買った物がそうではなかった、なんてこともありますよね。
物が増えていくと自宅の場所を占有し、居住スペースがどんどん狭くなってしまいます。捨てることに罪悪感を持ちすぎず、不要な物は処分するようにしましょう。
思い出の品は物ではなくデータで残す
大切な思い出は、物だけでなく心にも残っているものです。思い出の品を写真やデジタルデータとして残し、実物を処分するという手段も検討してみてはいかがでしょうか。
すべての思い出を物に残しておくには限界があります。また、デジタルデータであれば気が向いたときに簡単に振り返ることができるのも嬉しいポイントと言えます。
捨てずに物を手放す方法
「捨てるのはもったいない」「いただきものだから」「罪悪感がある」という理由から、なかなか物を捨てられないという方もいるでしょう。
その場合は、捨てるのではなく譲ったり、リサイクルに出すなど別の方法を試してみてはいかがでしょうか。
- オークションやフリマアプリに出品する
- 親戚や友人・知人に譲る
- 業者に買い取ってもらう
- 回収サービスを利用する
- 寄付する
- 供養する
オークションやフリマアプリに出品する
オークションやフリマアプリに出品し、次の持ち主を探してみるというのはいかがでしょうか。自分では必要ないものでも、ほかの人からすると価値があり、値段が付く場合もあります。
オークションやフリマアプリを利用する際に梱包や連絡のやり取りなど発生するので、それが面倒な方は別の方法を行うのがいいでしょう。
親戚や友人・知人に譲る
フリマアプリやオークションは他人とのやり取りになるので、知らない人と連絡を取ることに抵抗がある方は親戚や友人・知人に譲るという方法があります。
トラブル防止のために、受け渡し方や品物の状態などは事前に共有して認識に相違がないようにしましょう。また、相手の意思を尊重することも大切です。相手が必要としていないなら無理に譲るのはやめましょう。
業者に買い取ってもらう
まだ使えるものならリユースショップに買い取ってもらうのもいいでしょう。オークションやフリマアプリに出品するより、まとめて物を手放せるので一気に物を減らすことができます。
また、物によっては臨時収入になることもあるでしょう。業者によっては買取可能なアイテムや、ルールが設けられていることもありますので、事前に確認するのがいいでしょう。
回収サービスを利用する
衣料品メーカーによっては自社商品を対象に服の回収サービスを行っています。回収された服は古着として再度販売されたり、回収した服の素材を使用し別の形に作り直したり、被災地や難民キャンプに寄付されるなど、有効活用されています。
店舗によっては回収サービスを利用することでポイントが付与されるなど嬉しいメリットもあります。
寄付する
不用品を寄付できるサービスもあります。団体を通じて発展途上国に届けてくれるので不用品を通じて社会貢献することが可能。
物によっては新品でないと寄付ができない場合もありますので、寄付対象品を調べてからサービスを利用するのがいいでしょう。
また、中には詐欺をしている団体がいる場合もありますので、事前にどういう団体なのかしっかり調べることも大切です。
供養する
故人の写真やぬいぐるみ、人形など、捨てるのに抵抗がある物は供養して手放すというのがいいでしょう。近くのお寺や神社でお焚き上げを引き受けているなら、そこで供養してもらうことができます。
お寺や神社によってはお焚き上げが有料だったり、個数によって料金が変動することもありますので事前に確認しておきましょう。
物を捨てられない人はトランクルームを活用
どうしても家の物が捨てられない、減らせないという人は思い切ってトランクルームを利用するのもいいでしょう。
捨てられない思い出の品やコレクションはもちろん、シーズンを過ぎた季節家電や洋服、レジャーアイテムなどもまとめて預けておけるので、物を捨てることなく家の中をスッキリさせることが可能です。
また、捨てるかどうか迷う物を一時的にトランクルームに預けて、本当に必要か見極めることもできるでしょう。
とくに屋内型トランクルームであれば、セキュリティが充実しているため安全な環境で保管することができ、いざ必要な時にはすぐに取り出すことができるのでおすすめです。
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家に物を増やさないコツ
いらないものを捨てて部屋をきれいにしたら、これ以上物を増やさないようにしたいものですよね。ここでは物を増やさず部屋をきれいに保つためのコツを紹介します。
家に物を増やさないコツ
- 買う前に必要かよく考える
- 収納場所や収納グッズを増やさない
- ひとつ増えたらひとつ捨てる
- レンタルを活用する
- ストックを買いすぎない
- 電子版を購入する
買う前に必要かよく考える
買う前にその商品が本当に必要かよく考えるようにしてください。買い物の際は、家にあるものでも代用できるか考えるようにします。
そうすることで、同じようなものが部屋に増えることを防げます。とくに衣類をよく買う方は、似た色や柄が増えてしまいがちなので気を付けましょう。
また、セールをしていると安い値段につられて購入したくなるもの。そんなときは「定価でも買いたい」と思えるかが購入のポイントです。
「定価だと買わないな」と思ったものは、商品ではなく価格に魅力を感じている状態です。そのような商品は、買ってもいずれ使わなくなるでしょう。
そして買うときに最も大切なのは「迷っているうちは買わない」ということです。
購入に迷ったときは、とりあえず買うのではなく、一週間待ってみましょう。本当に必要なもの以外は、時間が経つと案外忘れてしまうものです。
収納場所や収納グッズを増やさない
これ以上ものを増やさないためにも、収納場所や収納グッズを増やさないことも大切です。
収納する場所がなくなったからといって、棚やボックスを増やしてしまうと結果的にものが増えてしまいます。また、どんどんスペースが圧迫されることにより部屋に息苦しさを感じることも。
今以上に収納場所を増やさず、入らなくなりそうだったらいらないものを捨てるようにしましょう。「服はクローゼットひとつ分だけ」「CDは棚の一角だけ」など、自分の考える最低限のスペースで収納できるようになることが理想です。
ひとつ増えたらひとつ捨てる
新しい物をひとつ買ったら、持っている物をひとつ手放す習慣をつけましょう。これには、1つ買ったら1つ手放す「ワンインワンアウト」という手法がおすすめ。
たとえば、靴を1足買ったらすでに持っている靴を1足捨てるなどして、物を増やさない工夫をしてみるとよいでしょう。
当たり前ですが、次々と新しい物を買えば、物は増える一方です。とくに洋服や趣味のグッズなどは増えやすいので、定量を決めて管理しておきたいですね。
あえて収納サイズをコンパクトに抑え、物理的に物を多く持てないようにするという方法もおすすめ。一定量を超えて持つことがないよう、自分なりにルールを決めておきましょう。
レンタルを活用する
レンタルを使用することで、家に物を増やさず必要な物を必要なときに利用することができます。
クリスマスツリーなどのシーズンアイテムのほかに、カメラやキャンプ用品、服やドレスなどもレンタルサービスとして利用することが可能。
一時的にしか使わないことが考えらえるものは買うよりレンタルすることで、家に物が増えることを予防できます。
ストックを買いすぎない
トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの日用品は、ある程度ストックしておくのが理想でしょう。しかし、必要以上に買いだめしてしまうと部屋のスペースを圧迫してしまいます。
日用品は必要最低限の量をキープする、またはなくなりそうになったら買い足すという考え方にすると部屋に物があふれるのを防げます。
電子版を購入する
新聞や本、漫画などは生活スペースを圧迫しやすいアイテム。数が増えると重量も増し、処分するのも一苦労。
紙で読むことにこだわりがないのなら電子版にすることで、たくさん購入しても部屋のスペースを圧迫せずに所有することができます。
スマートフォンやタブレットにデータを入れておけるので、いつでもどこでも読みたいときに読めるというメリットもあります。
まとめ
家の中に物があふれかえっていると、部屋の見栄えが悪くなるだけでなく気分も落ち込んでしまいます。
まずは目についたスペースから物を捨て、少しずつ不要なものを減らしていきましょう。ものを増やさないために、普段の買い物からよく考えて購入することも大切です。
どうしても物が増えてしまう場合はトランクルームの利用を検討してみてください。
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