2020/12/22
サーフボードの収納方法・保管のコツを紹介!置き場に悩む方は必見
サーフボードの収納方法に、悩んでいませんか? サーフボードはとにかくデカくて、かさばるのが困りもの!
大きいぶん重量もありますので、お部屋の片隅に放っておくわけにはいきません。 とはいえ屋外に保管するのは、劣化や盗難が心配...。
そこで今回は、サーフボードの収納方法、お手入れや保管のコツをご紹介!
記事の最後には、サーフボードのおすすめ収納方法としてトランクルーム活用もご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください!
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サーフボードの収納方法
サーフィンは男女問わず人気がありますが、サーフボードの収納に悩んでいるサーファーは多いです。
ボードにもさまざまな種類がありますが、小さいものでも全長160cm以上。
ロングサイズだと、全長が最大270cmにも及びます。
サーフボードは風通しが良く、直射日光が当たらない場所に保管するのが基本です。
盗難防止やメンテナンスのしやすさの面でも、自宅内で保管するのが理想的なのですが、サーフボードはとにかくかさばるのが難点!
お部屋の中に入れると、サーフボードでいっぱいになってしまう人も多いのでは?
サーフィンがどんなに好きな人でも、これでは生活がしにくくなってしまいます。
サーフボードの圧迫感をなくして、お部屋のなかで素敵に収納する方法をご紹介していきます。
サーフボードラックで整理する
サーフボードの理想的な収納方法は、専用のサーフボードラックを設置することです。
サーフボードラックは収納力抜群で、複数のサーフボードをスマートに、飾って収納できる優れもの。
アメカジ風のカリフォルニアスタイルの雰囲気を作るのに、もってこいの収納家具です。
サーフボードラックには移動が可能な縦置き型の他、壁などに固定設置をする横置き型や、壁に直接取り付けるアームラック型の3種類があります。
縦置き型
複数枚のサーフボードを省スペースですっきり収納したい方におすすめなのが、縦置き型です。サーフボードをアームに立てかけて収納する方法で、出し入れしやすいのもポイント。
スキー板やスノーボードなども立てかけられるため、一年を通してシーズンスポーツを楽しみたい方にも最適な収納方法です。
縦置き型のアーム付きラックは、壁にネジで固定するタイプもあれば、独立したスタンドタイプもあります。賃貸マンションにお住まいの方や壁などに穴を開けたくない方は、スタンドタイプがおすすめです。アームの数で収納できるサーフボードが決まるため、今後もサーフボードを増やしたい方は、少し余裕が出るタイプを購入しましょう。
簡易的な構造をしていることから、DIYで自作することもできます。所有しているサーフボードのデザインに合うものが見つからないときは、思い切って手作りしてみるのはいかがでしょうか。
注意点は、天井が低い部屋ではノーズをぶつけてしまう危険があることです。サーフボードを持ち上げて収納できる高さがあるか、事前に確認しておきましょう。
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横置き型
メンテナンスやリペアがしやすいことを優先するなら、横置き型はいかがでしょうか。アームの上にサーフボードを寝かせて収納する方法で、そのままの状態でお手入れすることができます。
横に寝かせて段になったアームで棚のように収納するため、ロングタイプのサーフボードでもノーズを天井にぶつけることがありません。ただし、横置きする分のスペースが必要です。
横置き型専用のラックは壁にネジで固定する必要のあるタイプもありますが、独立型も多く販売されています。丈夫な金属製の他にデザイン性の高いウッド素材など幅広く取り扱われています。部屋のインテリアに合わせてお好みのデザインを選べます。
また、アームの角度も商品ごとに異なります。床に対して平行となっているタイプや、斜めに角度がついたタイプもあり、サーフボードのデザインを楽しみたい方は斜めタイプのアームがおすすめです。
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アームラック型
1枚のサーフボードを大事にしたい方や、すっきり収納させたい方は、アームラック型がおすすめです。壁に専用のアームを取り付けて保管する方法で、スタンドなど余計なフレームが省かれている分、スペースを広く活用することができます。
壁に貼り付けるように収納するため、サーフボードの絵柄がよく見えます。インテリアの一部として飾りたいなら、断然アームラック型によるすっきり収納がおすすめです。
若干出し入れが難しくなりますが、壁の高い位置に飾るとおしゃれ度がアップします。低い位置に飾るよりもスペースを効率良く利用できるメリットもあります。
注意点は、アームを直接壁に取り付けるため、穴が開いてしまうことです。最近は壁に穴を開けずに棚やアームなどを取り付けられる便利グッズが販売されているため、賃貸マンションにお住まいの方はそのようなアイテムを活用してみてはいかがでしょうか。
壁に穴を開ける問題さえ解決できれば、取り付けるアームはサーフボード専用のもの以外でも利用可能です。額縁やファッションアイテムをかけるためのアームでも、サーフボードの重さに耐えられるものであれば流用できます。
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玄関土間に収納スペースを作る
お部屋の居住スペースをできるだけ広く確保したい場合は、玄関土間を活用しましょう。
サーファーの中でも、玄関土間はサーフボードの収納に人気がある場所。
天井も高くて大きい収納スペースが確保できるため、DIYで収納場所を自作するのにも向いています。
生活の邪魔にもなりにくいので、家族にも気兼ねなくサーフボードが置けて便利。
玄関を開けたときの見た目のインパクトも強いので、お客さんにも自慢のディスプレイになりそうです。
見せる収納でインテリアに活用する
サーフィンはいわゆる、「カッコイイ」スポーツです。
サーフィンに使うサーフボードも、やっぱり見た目がカッコイイアイテム。
大胆にリビングなどの居住空間に取り入れて、インテリアのワンポイントも兼ねてディスプレイ収納をしましょう。
ポイントはお手持ちのサーフボードの色と、お部屋の全体的なカラーをそろえて、統一感を出すこと。
サーフィンは「夏のスポーツ」というイメージが強いので、海の青や太陽のオレンジ、砂浜の白などのマリン系の色がおすすめです。
お部屋の中がグッと明るくなるので、サーフボードの圧迫感がやわらぎますよ。
壁紙などの変更が無理な賃貸マンションでも、クッションのカラーをそろえるくらいなら簡単ですし、費用もそれほどかかりません。
夏っぽいポスターや、スポットライトなども活用して、サーフボードで映画のワンシーンのようなお部屋を作りましょう。
ボードロッカーを利用する
収納場所として、サーフショップのボードロッカーを利用するという方法もあります。
利用方法は施設にもよりますが、会員になって利用料金を支払うとサーフショップでサーフボードやウエットスーツを預かってもらえます。
お金はかかるものの、身軽に海に通えるのでサーフィンに行きやすくなります。
ロングボードを持って移動するのが大変、家に収納場所がないという方は利用を検討してみるのがおすすめです。
長持ちさせるお手入れ・保管のコツ
波の負荷を受けるサーフボードは、想像以上にダメージを受けています。また、海水にもさらされているため、いくら丁寧に作られていてもお手入れをしなければ簡単に破損してしまうことがあります。
少しでも長くお気に入りのサーフボードでサーフィンを楽しめるよう、サーフボードを長持ちさせるお手入れと保管のコツを知っておきましょう。
水で洗い流す
家や車が塩害にあうように、サーフボードも海水の塩分にふれたままでは傷んでしまいます。たとえば海水によって変色し、お気に入りのデザインが台無しになることも。
砂浜を持ち歩いているうちについた砂粒も、表面に擦り傷をつける原因となります。海水で十分に洗い流したと思っていても、風で舞った砂が付着しているため、必ず真水で洗い流しましょう。
洗い流すときのポイントは、お湯を使わないことです。温度によってはサーフボードのフォームやガラスクロスに負担をかけます。2リットルサイズのペットボトルで2本程度、真水を用意しておきましょう。
フィンも手入れをする
フィンが取り外せるタイプのサーフボードは、面倒でも一度取り外してからお手入れをしましょう。
フィンの接続部分に海水や砂が入り込み、傷やサビの原因となるためです。取り外してしっかり洗い流すことで、ネジの根元がサビついて取り外せなくなることも防げます。
また、安全のためにもフィンは毎回必ず外してお手入れをしましょう。つけたままお手入れをしていると、ふとした拍子にフィンで手を傷つける危険があります。
お手入れ後にフィンをつけた状態で保管する方は、ネジ締めをしっかりと行ってください。仮止めのつもりで軽く締めていると、持ち運びの振動で外れたり、根本からフィンが折れたり曲がったりして危険です。場合によってはサーフボード本体に穴を開けることもあるため、ネジ締めは最後までしっかりと行いましょう。
傷があればリペアする
サーフボードの主な素材は、ポリウレタンや発泡スチロールです。樹脂などで表面を仕上げるためある程度の丈夫さを持っていますが、小さな傷がきっかけで折れてしまうことがあります。
そのため、傷を見つけたら小さなものであっても必ずリペアすることをおすすめします。真水で洗い流した後やタオルで水気をふき取っているときに、目視で隅々まで傷の有無を確認してください。
ごく小さな傷でリペアの必要性が判断し難いときは、爪で軽く擦ってみましょう。引っ掛かりを感じるようであれば、リペアが必要です。放置しておくと小さな傷から海水が入り込む可能性があります。一見すると傷がなくとも、サーフボード表面に黄ばみがある場合は、どこかの傷から海水が入り込んでいます。
小さな傷はリペアテープを使用し、気になる点がある場合は専門ショップでプロに相談してみましょう。
ワックスを塗り替える
お手入れのときに、ワックスを一度はがすと細かな傷に気づきやすくなります。毎回はがして傷を確認する必要はありませんが、1~2か月間隔でワックスをはがし、傷の有無を確認することをおすすめします。
ワックスを塗るときは、サーフボード用のスタンド(『ワックススタンド』の名で売られているもの)を活用すると、地面に置いてサーフボードが傷つくリスクを避けられます。
ベースワックスを塗り、仕上げにトップコートを重ね塗りします。ベースワックスはオールシーズンのものが多く販売されていますが、トップコートはシーズンごとに異なる種類を塗ります。
保管時はケースを使い分ける
サーフボードのケースは、ハードケースとニットケースの2種類あります。
お手入れ後に長期保管をする場合は、ニットケースで保管するのがおすすめです。ハードケースは頑丈にできている代わりに通気性が悪く、保管しているときに熱がこもりやすいというデメリットがあります。
高温になりやすい環境で保管すると、ハードケース内の熱も上がり、サーフボードが傷みやすくなってしまいます。
その点、ニットケースだと、通気性がいいのでサーフボードの長期保管に向いています。
やってはいけないサーフボードの収納・保管方法
サーフボードは意外とデリケート。収納・保管方法を間違えると劣化がすすみ、あっという間に使い物にならなくなってしまいます。
とくに気を付けたいのが熱と直射日光。車内や屋外にサーフボードを放置していると、変色や変形のリスクがあります。
屋外の物置に保管するのはNG
EPSのサーフボードに使われているエポキシ樹脂の耐熱温度は約70度です。70度以上になると、エポキシ樹脂に「剥離」と呼ばれる現象が起きます。
基本的に家庭用の物置は十分な耐熱・遮熱がされていません。物置内の温度は外気温に左右されやすく、夏場は高温になりやすい状態です。
熱に弱いサーフボードの保管には向いていないので、屋外の物置に保管するのは避けましょう。
車内に入れたまま保管するのはNG
サーフィンに好適な夏の季節は、密閉した車内の温度は摂氏60度以上まで上がる可能性があります。
車を使ってサーフボードを運ぶ場合、「面倒だから、入れっぱなしにしておこう」なんて考えてはいけません。
熱による剥離が起きてしまい、お気に入りのサーフボードを使えなくなってしまいます。
熱に加えてもうひとつ、気を付けなければいけないのは直射日光。
直射日光が当たるところに置いておくと、紫外線の影響でサーフボードが変色してしまいます。
車は窓ガラスが多く、直射日光が当たりやすい環境なので要注意です。
やむを得ず車内に一時的に保管する場合は、ニットケースに入れる、車用のサンシェードを使う、車の窓を少しだけ開けるなど対策をしてください。
サーフィンの休憩時に海辺などの日陰がないところで過ごす際は、サーフボードにタオルなどをかぶせる、ケースに入れるなどして直射日光を避けましょう。
屋外に野ざらしで放置するのはNG
サーフボードの収納方法で最もやってはいけないのは、家の外壁などに立てかけて、そのまま置いておくことです。
レンタル用のサーフボードはよく屋外に立てかけられていますが、ひとつのサーフボードを長く使いたいのであれば、真似をするべきではありません。
立てかけただけのサーフボードは風にあおられて倒れてしまうと、簡単に壊れてしまいます。
また、屋外に野ざらしで放置すると、直射日光にさらされてボードの変形の原因になるだけでなく、ボードが黄色く変色してしまう可能性があります。
一時的に仮置きする場合はケースに入れるか、ブルーシートなどを巻くなどの配慮が必要です。
サーフボードの収納・保管に困ったらトランクルームへ
サーフボードを複数所有している、賃貸マンションに住んでいるという方は収納スペースの確保にお悩みなのではないでしょうか。
自宅での収納場所に困ったときは、収納用のスペースを借りる方法があります。たとえばトランクルームを活用すれば、広く清潔な場所で保管することが可能です。
- 敷地内に駐車場スペースあり
- 24時間いつでも利用可能
- 安心のセキュリティ完備
- 定期清掃でいつでも清潔
サーフボードを預けるなら上記が特徴の屋内型トランクルームがおすすめです。
▼サーフボードの収納にピッタリなトランクルームなら・・・
まとめ
サーフィンは大人から子供まで気軽に楽しめますが、どんなスポーツにも危険は付き物。サーフボードはスポーツの道具であるとともに、危険から身を守るアイテムです。
安全にサーフィンを楽しむにはサーフボードを極力劣化させないことが大事。今回ご紹介したお手入れや保管のコツを参考に、サーフボードを長く愛用できるようにしましょう。
もっと知りたい!
続けてお読みください