2020/12/22
かさばる釣り道具の賢い収納術|自宅収納のポイントやスペース不足の解決策を紹介!
かさばりがちな釣り道具の収納にお困りの方は多いのでは?
こちらの記事では、釣り道具を自宅で収納するポイントや、収納スペース不足の解決策としてトランクルームの活用法を解説しています。
収納前のメンテナンス方法や持ち運びに便利なアイテムもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
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釣り道具の自宅収納術!見せる収納がオススメ
釣り道具は「釣り竿」などの大きなものから、「ルアー」などの小さいものまでさまざまです。
これらの多彩な道具を一緒くたに収納してしまうと、必要な道具を探す際におもちゃ箱をひっくり返したような状態になってしまいます。
そのため、自宅に釣り道具を収納する際には「見やすく取り出しやすいこと」を意識する必要があります。
また、釣りの方法や魚の種類によっても扱う道具が違うため、道具が増えて多くのスペースを取ってしまいがちです。
扱いやすくスッキリと収納するためには、「面積当たりの収納力」を高めることも重要になります。
では、「見やすく取り出しやすいこと」と「面積当たりの収納力を高めること」を踏まえて、釣り道具の自宅収納のコツを確認していきましょう。
- DIYで壁掛け収納を自作
- 釣り竿の収納はロッドスタンドや収納ラックを活用
DIYで壁掛け収納を自作
釣り道具の収納方法としてオススメしたいのが、部屋の壁を使った「見せる収納」です。
壁に収納棚や有孔ボードを取り付けることで、面積当たりの収納力を高めつつ取り出しやすい収納を実現することができます。
アパートやマンションなどの賃貸物件で壁に傷をつけられない場合でも、ホームセンターなどで購入できるアイテムを使えばDIYで壁面収納を作成可能です。
たとえば、2×4材と呼ばれる木材と専用のアジャスターを使って壁に簡易的な柱を作り、その上から棚や有孔ボードを打ち付ければ、ルアーなどの小物類をフックで吊るしたり、釣り竿を壁に掛けて保管することができます。
釣り竿の収納はロッドスタンドや収納ラックを活用
壁掛け収納が難しい場合には、ロッドスタンドや収納ラックの活用がオススメです。
釣り道具のなかでもかさばりやすいアイテムが釣り竿。壁に立てかけて保管していると曲がってしまったり、衝撃が加わったときに折れてしまう恐れがあります。
ロッドスタンドを使えば壁沿いにすっきりと保管することができ、釣り竿を垂直に保てるので劣化を防ぐことができます。
収納ラックは設置面積に対して収納力が高く、小物類やリールなどを保管するのに適しています。
棚板を調節できるラックなら必要に応じて高さを変えることができ、サイズによってはボックスやバッグなどをしまっておくこともできます。
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釣具を収納・保管する際の注意点
釣具は自宅で適切に保管しないと劣化や破損の原因になります。釣具を適切に収納・保管しできるように、注意点を確認しましょう。
- 高温になる場所を避けて保管する
- 釣り竿の穂先を立てかけない
- 海釣り後は塩分を洗い流す
- 温度差が激しい場所に置かない
- 直射日光が当たらない場所に保管する
高温になる場所を避けて保管する
高温の環境に釣り竿を置いておくとブランク(竿の芯)が反ったり、グリップが変形する恐れがあります。
とくに、車に釣り竿を収納している方は要注意。夏場の車内は高温になりやすいので、積みっぱなしだと釣り竿の劣化が進んでしまいます。
車と同じく、屋外の物置も熱がこもりやすいので釣り竿を収納するのは避けたほうがいいでしょう。
また、ワームも高温の場所においておくと熱で、やわらかくなってしまうことがあります。
釣り竿の穂先を立てかけない
穂先を立てかけておくとロッドの反りの原因になります。
そのまま長期保管してしまうと、ロッドが反った状態でクセがついてしまいます。
玄関の傘立てに釣り竿を入れている場合、ロッドが固定されていないため穂先が壁にもたれかかってしまう可能性があります。
なるべくロッドスタンドを使用するなど、竿が固定されるような収納をするのが推奨されます。
海釣り後は塩分を洗い流す
海釣りをした後はリールに塩分が残っている状態になります。
そのままにしておくと塩分が結晶化してリールが巻けなくなる場合があるので、海釣り後は必ず真水で洗浄しましょう。
リールはほとんど水洗いできますが、製品によっては水洗い不可のものもあります。
洗浄する場合は事前に水洗い可能かどうか確認してから行いましょう。
水洗いできないリールはタオルを水に濡らし、しっかり水気を絞ってからリールを拭き取ってください。
温度差が激しい場所に置かない
温度変化によってリール内部のオイルが揮発する、または固まってしまう場合があります。
気温が急激に上がりやすい夏場の車内や、冷え込みやすい場所はリールの保管場所として適しているとは言えません。
直射日光が当たらない場所に保管する
ライン(釣り糸)を直射日光の当たる場所に保管しておくと、紫外線の影響でダメージを受けてしまいます。
とくに、ナイロンラインは紫外線の影響を受けやすく、強度が低下する原因となります。
自宅に釣具の収納スペースがないときはトランクルームで解決!
自宅で釣り道具を収納しておけるのがベストですが、十分なスペースを確保できない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
とくに、マンションやアパートなどの賃貸物件にお住いの場合、収納スペースが足りない、あるいは自由にDIYを行うことができないといったケースが少なくありません。
そのような方にオススメしたいのが、トランクルームの活用です。
トランクルームを活用することで、自宅の生活スペースを奪われることなく、釣り道具を保管しておくことができます。
では、釣り道具の収納場所としてトランクルームを選ぶ際のポイントを確認していきましょう。
- 24時間365日荷物の出し入れが可能
- 収納スペースのサイズを選べる
- 自宅からアクセスしやすいか
24時間365日荷物の出し入れが可能
2つめは、荷物の出し入れに24時間365日対応していること。
いざ釣りに出かけようと思ったときに荷物を取り出すことができなければ、釣り道具の収納場所として非常に不便です。
24時間365日取り出し可能であれば、いつでも自由に釣り道具を取り出すことができます。
とくに、深夜から早朝にかけて釣りに出かけることが多い場合には、24時間取り出し可能という条件はマストだと言えるでしょう。
収納スペースのサイズを選べる
トランクルームに釣り道具を収納する場合、収納スペースのサイズを選べるかどうかも重要です。
保有している釣り道具の数や種類は人それぞれ。自分が持っている釣り道具の数に合った部屋サイズを選択できない場合、スペースを持て余したり、釣り道具を収納しきれなかったりといったことが考えられます。
そういった事態を防ぐためにも、さまざまなサイズから選択できて、事前に内覧することができるトランクルームを探してみることをオススメします。
また、少し広めの部屋を契約して釣り道具専用の趣味部屋として使用するのもいいでしょう。
自宅からアクセスしやすい場所にある
4つめは、自宅からアクセスしやすい立地です。
自宅とトランクルームが遠いと、釣り道具を取りに行くこと自体が大きな手間になってしまいます。
反対に、自宅からアクセスしやすいトランクルームであれば、釣りの行き帰りに気軽に立ち寄って荷物を出し入れすることが可能です。
釣り道具は収納前のメンテナンスも重要!
釣り道具の収納は、ただ漠然と片付けておけばよいわけではありません。
釣り道具を使った後は、きちんとお手入れ・メンテナンスをしてから収納しましょう。
収納前のメンテナンスを怠ってしまうと異臭につながり、生活に支障をきたしたり、近所迷惑になったりすることもあります。
また、釣り道具自体の劣化を早めてしまい、錆つきや欠損につながる恐れもあります。
とくに湿気や紫外線は釣り道具を劣化させる原因です。シーズンオフで長期保管する場合は風通しのよい場所で光にあてずに保管しましょう。
収納ボックスなどを活用して、機能性の高い収納を実現することもお忘れなく。
釣り道具を収納する際の主なメンテナンスは以下の通りです。
- 細かい部分の汚れも落とす
- 塩抜きをする
- しっかり乾燥させる
- 防錆処理をする
次は、釣り道具別に収納前のメンテナンス方法の一例をご紹介します。
釣り竿(ロッド)のメンテナンス方法
釣り竿(ロッド)のメンテナンスは、水洗い、もしくは水を絞ったタオルで竿全体の汚れやゴミ、そして海水の塩分を落としていきます。
ガイドや持ち手などの細かな部分も、使い古しの歯ブラシやタワシを使ってしっかりと汚れ・ゴミを落としましょう。
インターラインロッド(インナーガイド)は水分や塩分、砂などが竿の内部に残りやすいので、ぬるま湯に浸けて置くなどしてしっかりと洗浄・塩抜きすることをオススメします。
ゴミや汚れ、塩分を落とすことができたら、竿全体にシリコンスプレーを塗布していきます。
シリコンスプレーを直接吹きかけるか、乾いたタオルに吹き付けてから伸ばすように拭きあげます。金属部分には防錆潤滑スプレーを吹きかけて、乾拭きしておきましょう。
メンテナンス時は誤って釣り竿を折ってしまいやすいシチュエーションです。丁寧な扱いを心がけましょう。
リールのメンテナンス方法
リールのメンテナンスをする際は、布や歯ブラシなどを使って汚れを落としていきましょう。
ネジの部分やパーツの隙間など、細かな部分までしっかりと汚れを落としていきます。
次に、真水でリールを洗い流していきますが、リールの内部まで水に浸ってしまうと潤滑剤に影響を与えてしまう恐れがあります。
ドラグノブを締めて、リール内部に水が入らないようにしてから流水で全体を洗い流していきます。
流水に当てながらラインの塩抜きを行い、ハンドルやラインローラーもしっかりと汚れを落としましょう。
一通り洗い終えたら、乾いたタオルで乾拭きし、シリコンスプレーを吹き付けます。
リールは多くの部品が組み合わさった精密機械ですので、数回に一回は注油することをオススメします。
ルアーのメンテナンス方法
ルアーやウキなどの海水に浸かる小物類全般も、使用後に洗浄・メンテナンスしておくことで長持ちさせることができます。
とくに、ルアーは海水によりフックがサビてしまう場合があり、そのままにしておくと釣果にも影響します。
ルアーをメンテナンスする際は、まずバケツなどに水をためてルアーを洗います。
洗浄後はルアーを吊り下げて陰干しします。
ルアーが乾いたら、フックにサビがないかチェックします。サビている場合は、交換しましょう。
持ち運びに便利!釣具の収納アイテム5選
釣り道具は狙う魚や釣り場に応じて使い分けることが多々あるため、釣り道具を持ち運ぶ際には「収納力」と「使い勝手」を考慮する必要があります。
自身のスタイルに合った収納アイテムで必要な道具を速やかに取り出すことができれば、集中して釣りを楽しむことができ、釣果アップにもつながります。
次は、釣り道具の持ち運びに便利な収納アイテムを5種類ご紹介していきます。
- バッカン
- タックルボックス(タックルバッグ)
- バックパック
- ショルダーバッグ
- 汎用ケース・小物ケース
バッカン
「バッカン」は、防水性が高い素材でできており、磯釣りなどにオススメです。
傷や衝撃に強い点もメリットであり、バッグや釣り道具の扱いに慣れていない初心者にはとくにオススメのバッグです。
ただし、道具の種類によって細かく分類して収納するのには不向きなので、後述する小物ケースや汎用ケースと組み合わせて使用するとよいでしょう。
タックルボックス(タックルバッグ)
収納力と頑丈さを兼ね備えたアイテムが、タックルボックス(タックルバッグ)。
さまざまなサイズがありますが、なかでも大型のタックルバッグは収納力が高く、使用する釣り道具をまとめて収納できるメリットがあります。
サイズにもよりますが、作業台や荷物立てとして利用できる点も嬉しいポイントです。
ただし、大型のタックルバッグは収納力が高い反面で整理がしにくく、必要以上に重くなって使いにくくなることも考えられます。
「持ち運び」と「中から道具を取り出す」ことを考えると、大型過ぎるのも考えものです。
中型以下の手頃なサイズのタックルバッグも販売されていますので、自分に合ったサイズを選ぶのがポイントです。
また、タックルバックの中身は後述するケースなども活用して整理すると使いやすさがアップします。
バックパック
「バックパック」は、背中に背負えるタイプのバッグです。背負っての移動になるので、両手が自由に使える点が大きなメリットです。
渓流釣りのように、釣り道具を持ち歩いて釣りを行うスタイルに最適です。ただし、収納力の点ではバッカンに劣ります。
ショルダーバッグ
「ショルダーバッグ」は、肩ベルトをかけて使用するタイプのバッグです。
コンパクトサイズで場所をとらず、バックパックと同様に持ち歩いて釣りを行うスタイルに適しています。
ただし、大量の釣り道具を持ち運ぶのには適していないので、別のバッグを併用しつつ必要なものだけ収納して持ち歩くスタイルが良いでしょう。
汎用ケース・小物ケース
大型の収納ケースに細かい釣り道具をそのまま収納してしまうと、取り出しにくかったり、ケガにつながったりする恐れがあります。
そこで役立つのが、「汎用ケース」や「小物ケース」です。
汎用ケースや小物ケースは、針や錘、あるいはルアーなどの細かい釣り道具の整理に欠かせない収納グッズです。
区切りを自由に変えることができるケースもあり、道具の分け方に困っている初心者でも区分収納が可能です。
また、いざ不要になったら別の利用法に転用しやすい点もメリットのひとつです。
ルアーの収納・保管方法
釣りを趣味にしているとどんどんルアーが増えていき、収納・保管に困りますよね。
こちらでは、ルアーの収納・保管に役立つケースを2点ご紹介します。
ルアーを自宅に保管・収納するならレターケースを活用
手紙などを分類するための引き出し式のレターケースはルアーの収納として活用できます。
引き出しの高さがあるものを選ぶとビッグベイトと呼ばれる大きなルアーも収納可能。
レターケースを同じメーカーで揃えるとケースを重ねられるのでので省スペースにたくさんのルアーを収納できます。
引き出し部分が透明なので、どこに何がしまってあるか探しやすいのもポイント。
レターケースなら針やウキ、重りなどルアー以外の小物も収納できるので一か所に釣り道具をまとめておけます。
持ち運びを考えるならリバーシブルケース
ルアーケースにはリバーシブルケースという両面が収納として使えるケースがあります。
ケースの両面に収納があるので1つのケースにたくさんのルアーを入れておくことができます。
仕切りもついているため、ケースの中でルアーのフック同士が絡まることもありません。
釣りをするときに、スムーズにルアーを取り出すことができます。
リールの収納・保管方法
リールは湿気や衝撃に弱いので、それを考慮して収納・保管するのが重要です。
続いては、リールの収納に使えるアイテムを2点ご紹介します。
リールスタンド
自宅でリールを保管するならリールスタンドを活用するのがいいでしょう。
リールスタンドを使うとリール同士を接触させずに収納・保管できるので衝撃による破損の心配もないでしょう。
また、釣行後やリールを洗った後は、リールを乾燥させる必要があります。
その場合もリールスタンドにリールをかけておけば、収納しながら乾燥させるということも可能。
ほこりの付着が気になる方はリールスタンドではなくケースを活用するのがいいでしょう。
リールケース
リールケースにはソフトケース、セミハードケース、ハードケースと3種類ありますが、自宅で保管するならハードケースを使用するのがおすすめ。
ハードケースは外部からの衝撃に強いので、リールを保護してくれます。
持ち運びを考えている場合、ハードケースだと重いのでソフトケースまたはセミハードケースのほうが軽くて扱いやすいです。
ケースによって大きさに差があるので、持っているリールが入るサイズかどうか、台数はいくつ入れられるかなど確認しておくのがいいでしょう。
持ち運び用なら、ケースの内部に衝撃を和らげるクッション性の高い素材が使われているかどうかもおさえておく必要があります。
まとめ
釣り道具は何よりも数が多いのが厄介なポイントであり、収納の際にはいかにごちゃごちゃしない、見せる収納を実現できるかが重要なポイントです。
不要な道具を増やさないためにも、在庫管理しやすい収納を実現してください。とくにシーズンオフになると、釣り道具の保管場所に苦労する人も少なくありません。
自宅内で保管することが難しいのであれば、レンタルスペースを活用することをオススメします。
キーピットのトランクルームなら24時間出し入れ可能で、朝手ぶらで出かけて倉庫から道具を出して釣りに行き、メンテナンスをしてからそのまま倉庫に収納する使い方もできます。
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