2025/08/28
冷蔵庫の上の収納どうしてる?デッドスペースの賢い収納アイデアと熱・地震対策を解説!
キッチンまわりをスッキリと整理整頓するため、冷蔵庫の上のスペースを収納に使えないかと考えたことがある方も多いのではないでしょうか。
また、冷蔵庫の上に電子レンジやオーブントースターなどをすでに設置しているというご家庭も少なくありません。
一方で、
「冷蔵庫の上に物を置くとどうなるの?」
「冷蔵庫の上を収納場所として活用するポイントは?」
「冷蔵庫上を収納にする際の安全対策は?」
といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こちらの記事では、冷蔵庫の上を収納に使う場合の注意点やポイント、収納アイデアをご紹介します。収納に関するお悩み解決に役立つサービスも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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冷蔵庫の上は収納に使える?知っておくべき3つの注意点
冷蔵庫の上は便利なスペースに見えますが、収納場所として活用する前に、必ず知っておくべき3つの注意点があります。
これらを知らずに物を置いてしまうと、思わぬトラブルにつながる可能性があるため、最初に確認しておきましょう。
知っておくべき3つの注意点
- 冷蔵庫の放熱が妨げられてしまう可能性
- 地震による落下リスクに注意
- 冷蔵庫上のスペースは衛生面の課題も
冷蔵庫の放熱が妨げられてしまう可能性
多くの冷蔵庫は、本体の側面や背面、そして天面から熱を放出することで内部を冷やしています。これを「放熱」と呼びます。
冷蔵庫の上に物をぎっしりと置くと、放熱が妨げられて冷却効率が低下してしまう恐れがあります。冷却効率が落ちると、冷蔵庫は庫内を冷やすためにより多くのエネルギーを使おうとします。
その結果、
- 電気代が余計にかかってしまう
- 冷蔵庫本体に負担がかかり、寿命を縮める原因になる
といったデメリットが生じるのです。
そのため、安全に活用するためには、冷蔵庫の放熱スペースを必ず確保することが大前提となります。多くのメーカーでは、天面に5cm~10cm以上の空間を空けることを推奨しています。
地震による落下リスクに注意
日本は地震が多い国です。冷蔵庫の上のような高い場所に置いた物が、地震の揺れで落下する危険性は常に考えておかなければなりません。
とくに、重い物や陶器・ガラスなどの割れ物を冷蔵庫の上に置くのは非常に危険です。
地震によって頭上から物が落ちてくれば大怪我につながりますし、避難経路を塞いでしまう可能性もあります。冷蔵庫の上の収納を考える際は、「もし地震が来たらどうなるか?」を意識し、置く物を慎重に選ぶ必要があります。
冷蔵庫上のスペースは衛生面の課題も
キッチンは、調理中の油が蒸気と共に舞う「油煙(ゆえん)」が発生しやすい場所です。また、暖かい空気は上に行く性質があるため、ホコリも冷蔵庫の上に溜まりやすくなります。
この油煙とホコリが混ざり合うと、ベタベタとした頑固な汚れになり、掃除も一苦労です。このような場所に食品ストックや食器などを直接置くと、不衛生な状態になってしまいます。
もしも冷蔵庫の上に物を収納する際は、フタ付きのケースに入れるなど、衛生面への配慮が欠かせません。
冷蔵庫の上に置いてもよい物・置くべきではない物

注意点を踏まえ、冷蔵庫の上を収納スペースとして利用する場合は、「置いてもよい物」と「置かない物」を明確に区別することが大切です。
冷蔵庫の上に置いてもOKな物
冷蔵庫の上に置く物は、以下の3つの条件を満たす物に限定しましょう。
- 軽いこと
(ラップ、アルミホイル、キッチンペーパーのストックなど) - 熱に強く、変質しにくいこと
(プラスチック製のタッパー、お弁当箱、水筒など) - 使用頻度が低いこと
(普段使いしない製菓道具、季節の飾り物など)
万が一落下しても安全で、冷蔵庫の熱の影響を受けにくく、かつ日常的に出し入れする必要がない物が適切です。
条件付きで置いてもOKな物
冷蔵庫の上に電子レンジやオーブントースター、炊飯器などを置いているご家庭は多いですが、これは条件付きでOKと考えましょう。必ず以下の2点を確認してください。
- 冷蔵庫の天板が「耐熱・耐荷重仕様」であること
冷蔵庫によっては、天板に物を置くことを想定していないモデルもあります。
取扱説明書でご自宅の冷蔵庫の仕様を確認し、電子レンジの重さに耐えられるか必ずチェックしましょう。 - 必要な放熱スペースが確保できること
冷蔵庫だけでなく、電子レンジやオーブントースター自体も熱を発します。
それぞれの製品が必要とする放熱スペース(左右・背面・上部)を、取扱説明書で確認し、十分に確保できる場合のみ設置してください。
これらの条件を満たせない場合は、火災や故障の原因となるため冷蔵庫の上に置くのは絶対にやめましょう。
冷蔵庫の上に置くべきではない物
一方で、以下のような物は危険性が高いため、冷蔵庫の上に置くべきではありません。
- 重い物(例:土鍋、お米のストック、飲料ケース、調理家電など)
万が一落下した際に非常に危険であり、物によっては冷蔵庫の耐荷重を超える可能性も。 - 液体(例:調味料のビン、食用油、花瓶など)
落下時に破損・飛散する可能性があり、怪我や漏電のリスクがある。 - 熱に弱い物(例:食品、薬品、観葉植物など)
冷蔵庫の熱で品質が劣化したり、変形したりする恐れがある。 - 貴重品(例:現金、通帳、壊れやすい思い出の品)
紛失や熱・落下による破損の恐れがある。
冷蔵庫の上の収納アイデア5選
注意点を踏まえた上で、冷蔵庫の上をおしゃれで機能的な収納スペースに変える5つの具体的なアイデアをご紹介します。
ご自宅のキッチンに合わせて、最適な方法を見つけてみてください。
冷蔵庫の上の収納アイデア5選
- 突っ張り棚・ラックで放熱と収納を両立
- ファイルボックスですっきり隠す収納
- 中身が見えるカゴ・バスケットで見せる収納
- 100均グッズを活用した収納術
- DIYでオリジナル収納棚を作る
突っ張り棚・ラックで放熱と収納を両立
冷蔵庫の上に直接物を置かず、突っ張り棚やスチールラックを設置する方法です。冷蔵庫の天面との間に空間ができるため、放熱を妨げることなく収納力を確保することができます。
ファイルボックスですっきり隠す収納
ごちゃごちゃしがちな小物は、ファイルボックスにまとめて収納すると、生活感を隠して見た目を統一できます。
中身が見えないためすっきりとした印象で、色や素材を揃えるとおしゃれ度がアップ。ファイルにラベリングをしておくと、何が入っているか一目で分かり、取り出す際に便利です。
中身が見えるカゴ・バスケットで見せる収納
ラタンやワイヤーなど、ナチュラルな素材のカゴやバスケットを使えば、温かみのある「見せる収納」が完成。通気性が良く、中身を把握しやすいのが特徴で、軽いキッチンクロスや布巾などの収納に向いています。
100均グッズを活用した収納術
手軽に冷蔵庫上の収納にチャレンジしたいという方には、100円ショップのアイテムを活用した収納がおすすめです。以下は100均グッズの活用例です。参考にしてみてください。
- プラスチック製のカゴ
軽いストック品の収納に。 - ブックエンド
平置きしたお盆やトレーを立てて収納するのに便利。 - ワイヤーネット
側面に設置して小物を吊るす収納に。
DIYでオリジナル収納棚を作るアイデア
サイズが合うラックが見つからない場合は、DIYでオリジナルの収納棚を作るのもひとつの手です。
ホームセンターでカットしてもらった木材を使って簡単な棚を作ったり、すのこを組み合わせてラック風にしたりと、アイデア次第で自分だけの収納が作れます。
ただし、強度や安定性を十分に確保し、安全に配慮して作成・設置しましょう。
冷蔵庫の上の地震対策と熱対策

冷蔵庫上の収納アイデアを実践する際は、必ず安全対策をセットで行いましょう。ここでは、簡単にできる地震対策と熱対策をご紹介します。安心して過ごせるキッチンづくりのために、必ず実践してください。
冷蔵庫の上の地震対策と熱対策
- 突っ張り棒や耐震マットで落下を防ぐ
- 収納グッズの底に滑り止めシートを敷く
- 「ラック」や「すのこ」で放熱スペースをしっかり確保
突っ張り棒や耐震マットで落下を防ぐ
地震による物の落下を防ぐには、以下のようなグッズの使用が効果的です。
- 突っ張り棒
ラックや棚を設置した場合、天井との間に突っ張り棒を設置すると安定感が増します。 - 耐震マット・ジェル
収納ボックスやカゴの底に貼るだけで、揺れによるズレや落下を大幅に軽減できます。透明で目立たないタイプがおすすめです。
収納グッズの底に滑り止めシートを敷く
耐震マットを貼りにくい場合は、滑り止めシートを敷くのも有効です。100円ショップなどでも手軽に購入でき、冷蔵庫の上に置いたカゴやボックスが滑りにくくなります。食器棚などでも活用できる便利なアイテムです。
「ラック」や「すのこ」で放熱スペースをしっかり確保
繰り返しになりますが、熱対策は冷蔵庫の性能を維持するために不可欠です。
- ラックの活用
冷蔵庫天面との間にラックで物理的な空間を作り、空気の通り道を確保します。 - すのこの活用
ラックを置くスペースがない場合でも、すのこを一枚敷くだけで、熱がこもるのを防ぐ効果があります。
また、冷蔵庫本体が壁に近すぎないかも確認し、側面や背面にも適切な放熱スペースがあるかチェックしましょう。
安全に収納スペースを確保するならトランクルーム

すでにお伝えした通り、冷蔵庫の上のスペースに物を置く際は注意すべき点があるほか、置ける物の種類も限られます。
また、冷蔵庫の上を収納スペースとして活用せざるを得ない状況は、そもそも「物の量」に対して「収納スペース」が足りていない可能性があります。
そこでおすすめしたいのが、トランクルームの活用です。トランクルームとは、自宅以外の場所に収納スペースをレンタルできるサービスのこと。
トランクルームには屋内型・屋外型・宅配型の3つのタイプがありますが、なかでもおすすめしたいのが屋内型トランクルームです。
次は、屋内型トランクルームを活用することのメリットについて見ていきましょう。
屋内型トランクルームがおすすめの理由
- 収納スペース不足を解消
- 必要なときにいつでも取り出せる
- 衛生面に配慮された保管環境
収納スペース不足を解消
トランクルームを活用することで、収納に困るアイテムをまとめて預けておくことが可能です。
たとえば、ホットプレートやカセットコンロ、製菓道具といった使用頻度が少ない調理家電、来客用の大皿やグラスといった食器類、防災用の備蓄品など、「すぐには使わないけれど必要な物」を預けておくことで、キッチン周りをスッキリと整理整頓することができます。
もちろん、キッチン関連以外の荷物を預けておくことも可能です。季節家電やレジャーアイテム、衣替えした洋服などを預けておけば、自宅の収納スペースをより使いやすく、有効活用することができるでしょう。
必要なときにいつでも取り出せる
屋内型トランクルームの多くは、24時間365日、いつでも自由に荷物を預けたり取り出したりすることが可能です。そのため、預けておいた調理家電や食器類などが急に必要になった際も、すぐに取り出すことができます。
衛生面に配慮された保管環境
多くの屋内型トランクルームでは、温度や湿度を一定に保つために空調設備が稼働しているほか、定期的な清掃によって清潔な環境が保たれています。
カビやホコリが発生しにくい環境ですので、食器類や調理器具といった衛生面が気になるアイテムも安心して預けておくことができるでしょう。
「冷蔵庫の上の収納」に関するQ&A
ここでは、冷蔵庫の上の収納に関するよくある質問とその回答を整理していきましょう。
冷蔵庫の上に物を置いても大丈夫?
冷蔵庫の上に物を置くと、冷蔵庫の放熱が妨げられてしまう可能性や、地震の際に物が落下してしまう可能性があるため、慎重な判断が必要です。
冷蔵庫の上に電子レンジや炊飯器を置いていい?
取扱説明書を確認したうえで、冷蔵庫が耐熱・耐荷重仕様であり、なおかつ放熱スペースを確保できる場合には、冷蔵庫の上に電子レンジや炊飯器などを置ける可能性があります。
冷蔵庫の上のスペースを有効活用するには?
冷蔵庫上のスペースを活用するには、突っ張り棚・ラックを使って放熱と収納を両立する方法が有効です。
ファイルボックスやカゴ・バスケットを使ったり、DIYでスペースに合わせた棚を作成したりするのもおすすめです。
まとめ
今回は、冷蔵庫の上の収納について、注意点や具体的なアイデア、そして収納の課題を根本的に解決する方法を解説しました。
冷蔵庫の上は、放熱の妨げになってしまう可能性があるほか、地震等による落下のリスクも付きまといます。収納スペースとして活用する場合には、熱対策・地震対策も合わせて実施することが大切です。
また、冷蔵庫の上に物を収納するのではなく、トランクルームを活用して整理整頓するのも一策です。
トランクルームであれば、キッチン周りのアイテムに限らず、置き場所に困る物を安全かつ衛生的な環境で保管しておくことができます。
収納に関するお悩みを抱えている方は、トランクルームの活用も選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
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