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クローゼットに入らない服の収納アイデアや頼れるサービスをご紹介

クローゼットに入らない服

「クローゼットが服でいっぱいで、もう入らない!」

そんなとき、つい「収納家具を買い足して解決しようか...」と考えてしまいますよね。

しかし、その前に一度立ち止まってみてください。やみくもに家具を増やしてしまうと、かえって部屋が狭くなったり、結局うまく使いこなせなかったりすることも少なくありません。

この記事では、まず今あるクローゼットの収納力をアップさせる収納術を徹底解説します。その上で、クローゼット以外の収納が必要な場合に便利な収納家具や「第2のクローゼット」という解決策をご紹介

この記事を読み終える頃には、ご自身の部屋と服の量にあった最適な収納方法が明確になっているはずです。

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クローゼットに入らない服の収納術

まずは、クローゼット内部の収納術にスポットをあててご紹介します。

【アイテム別】省スペースに収納するたたみ方

たたんで収納されている服

すぐに始められるのが、たたみ方の見直しです。アイテム別にコンパクトに収まる方法をマスターしましょう。

Tシャツ・カットソーにおすすめ「立てるたたみ方」

まず、基本となる「立てるたたみ方」をご紹介します。服を重ねて収納すると、引き出しの上部にデッドスペースが生まれがちです 。また、服の量が少ないと引き出しの中で山が崩れてしまい、空間を効率よく使えません。

「立てる収納」は、引き出しの深さ(高さ)にあわせて服をたためるため、スペースを無駄なく活用できます。服を立てて並べることで、本棚に本を立てるように、空間を隙間なく埋めることも可能です。

▼たたみ方の手順
(1)背中側を上にして広げ、中央に向かって両サイドを折る。このとき、たたんだ後の横幅が同じになるように意識します。
(2)袖がはみ出たらTシャツの上に重ねるように折りたたみましょう。
(3)最後に裾のほうから、三つ折りか四つ折りにします。(引き出しの深さにあわせる)

詳しくは以下の記事をご覧ください。

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ニット・パーカーがコンパクトになるたたみ方

かさばりやすい厚手のニットやパーカーも、少しの工夫でコンパクトに収納できます 。

▼たたみ方の手順
(1)背中側を上にして広げます。フードがある場合は部分を三角形になるように広げてフードの縫い目部分に向かって折りたたんでください。
(2)中央に向かって両サイドと袖を折りたたみます。袖同士を重ねないのがポイントです。
(3)裾に向かって半分に折りたたむ、またはくるくると巻けばOKです。厚手のものは、無理に小さくせず、ゆとりを持たせるのがポイントです 。

以下の記事で写真付きで解説しているので参考にしてみてください。

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シワを防ぎ、探しやすくなるパンツ・デニム類のたたみ方

パンツやデニムはそのままたたむと、股の部分が出っ張り、かさばりやすくなってしまいます。たたむ場合は以下のように、たたみ方を一工夫するといいでしょう。

▼たたみ方の手順
(1)脚の部分を重ねて半分に折ります。
(2)股の出っ張った部分を内側に折り込み、長方形にします。
(3)三つ折りにして収納場所へしまいます。

以下の記事で写真付きで解説しているので確認してみてください。

【ジーンズ(デニム)の収納・保管方法】ハンガーのかけ方やたたみ方を紹介
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クローゼットの縦と奥を使いこなす空間活用術

たたみ方をマスターしたら、次はクローゼットのどこに収めるかを考えましょう。空間をうまく活用するには、「縦」と「奥」の攻略が鍵になります。

【縦の空間】突っ張り棒と吊り下げ収納でハンガー下の空間を活用

クローゼットの中をよく見渡してみてください。ジャケットやシャツなど、丈の短い服を掛けたハンガーパイプの下に、ぽっかりと空いたデッドスペースがありませんか?

「高さはあるけれど使い道のない大きな空間」を「2つの小さな空間」に分割して活用してみてはどうでしょうか。

(1)突っ張り棒で「かける場所」を増やす
ハンガー下の空間に突っ張り棒を使ってもう一本パイプを渡せば、そこは「第2のハンガーゾーン」に生まれ変わります。
上段にはシャツやジャケット、新設した下段にはスカートや半分に折ったパンツをかける、といった使い分けが可能です。
これにより、今まで1本のハンガーパイプに詰め込んでいた服を分散でき、あふれていた服に新たな定位置を作ってあげられます。

(2)吊り下げ収納で「たたんだ服の置き場所」を作る
ハンガーパイプに吊るすだけで、簡単に「縦方向の棚」を増設できるのが吊り下げ収納です。たたんで収納したいけれど、引き出しにはもう入らない服の避難場所として最適です。
型崩れさせたくないニットや、引き出しの中で迷子になりがちなTシャツ、帽子やバッグなどの小物の置き場所としても活躍します。

【奥の空間】キャスター付きラックでデッドスペースを活用

奥行きのあるクローゼットで陥りがちなのが、手が届きにくい「奥の空間」を有効活用できず、「手前の空間」だけで服をやりくりしてしまうことです。

その結果、手前だけがパンパンになり、「もうクローゼットに入らない」という状態を引き起こしてしまいます。

この問題を解決する鍵は、一度入れたら取り出しにくいデッドスペースになりがちな奥の空間を、計画的に使える「二軍の収納スペース」へと変えることにあります 。

そのための鉄則が、「手前=よく着る服」「奥=たまに着る服・季節外の服」というように、使用頻度で場所を明確に分けることです。

このルールを機能させるために大きな効果を発揮するのが、キャスター付きのラックやワゴンです。

オフシーズンの服を入れた収納ケースなどをラックに乗せて奥に収納すれば、衣替えのときなども手前の服をすべて出す必要がなく、ラックごとスムーズに引き出せます。

これにより、今まで使いこなせなかった奥の空間が、取り出し可能な有効スペースとして生まれ変わるでしょう。

収納力アップが期待できる便利アイテム6選

収納アイテムを見直すことで、クローゼットのスペースをさらに捻出できる可能性もあります。ここでは、収納力アップが期待できるアイテムをご紹介します。

薄型のハンガーに統一してかける場所を捻出

ハンガーにかける収納のイメージ

まず最初に見直すべきアイテムがハンガーです。パンパンのハンガーゾーンも、アイテム次第でスリム化できます。

厚みのある木製・プラスチック製ハンガーを薄型のものに統一するだけで、同じスペースにかけられる服の量が増やせる可能性があります。

薄型のハンガーに買い替えるなら、肩のラインが緩やかなアーチ状になっているものを選ぶと、ニットなどをかけても跡がつきにくく安心です。

起毛素材やラバー加工がされた「滑らない」タイプなら、襟ぐりが広い服やデリケートな素材のブラウスがずり落ちるストレスもなくなります。

かさばるボトムスをすっきり解決するスラックスハンガー

パンツやスラックスのたたみ方を工夫しても収納問題を解決できない場合は、スラックスハンガーを活用してみてはいかがでしょうか。

1本のハンガーに複数本のパンツをまとめて掛けられるため、ハンガーゾーンの省スペース化に効果的です 。また、バーに掛けるだけなので、たたむ手間が省け、シワになりにくいのも大きなメリットです。

スラックスハンガーを購入するなら、ハンガー部分が左右に開くタイプや、一本ずつ引き出せるスイングタイプを選ぶと、着たいパンツだけをスムーズに取り出せて便利です 。キャスター付きでクローゼット下のスペースに入れられるタイプもあります。

バッグを省スペースに収納できる連結式バッグハンガー

バッグは重ねて収納することが難しく、省スペースでの収納が難しいアイテムです。しかし、連結式のハンガーを使えば、そんなお悩みも解決できます。

連結式バッグハンガーは、フックを連結させて縦の空間を有効活用し、複数のバッグを吊るして収納できます。

それぞれのバッグが潰れないため、大切なバッグの型崩れを防ぎながらきれいに収納できます 。クローゼットのポールや、ドアフックに掛けて使うのもおすすめです。

連結式バッグハンガーを使うなら、使用頻度の高いバッグを取り出しやすい手前(下)に、低いものを奥(上)に掛けると、より使いやすくなります。

扉裏を新たな収納スペースに変えるドアハンガー(ドアフック)

見過ごされがちですが、クローゼットの扉の裏側も貴重な収納スペースです。

クローゼットの扉の裏にドアハンガーを引っ掛けるだけで、便利な収納スペースにすることができます 。翌日に着る予定のスーツや制服の一時置き場にしたり、ベルトや帽子、使用頻度の高いバッグなどを掛けたりするのに最適です。

「ちょい掛け」の場所ができることで、部屋が散らかるのを防ぐ効果も期待できます。

ドアフックを購入するなら、フックが複数ついた連結タイプやロングタイプを選ぶと収納力がアップします 。購入前には、ご自宅のドアの厚みと、ドア上部の隙間のサイズを必ず確認しましょう。

コートのかさを劇的に減らす!吊るせる衣類圧縮袋

冬物の厚手のコートは、クローゼットの中で、かなり場所を取るアイテムですよね。オフシーズンにはクローゼットの中で邪魔になりがちです。

冬物のアイテムをコンパクトに収納するなら、吊るせる衣類圧縮袋がおすすめです 。これはハンガーに掛けたまま衣類を圧縮できる画期的なアイテムです。

掃除機で空気を抜けば、厚手の衣類のかさを1/2~1/3程度にまで圧縮でき、ハンガーゾーンに新たに服をかけるかけるスペースを捻出できるでしょう。

※服によっては圧縮すると劣化してしまう可能性があるため、使用する際はご注意ください。また、シーズンオフの数ヶ月間の保管に限定して使用するのがおすすめです。

クローゼットの枕棚をうまく活用できる取っ手付き収納ケース

クローゼット上部の「枕棚」と呼ばれるスペースは絶好の収納場所ですが、高くて奥の物が取り出しにくく、デッドスペースになりがちです。

取っ手付き収納ケースは、ケースの前面に取っ手が付いていることで、高い場所でも楽に引き出すことができます。オフシーズンのニットや帽子、使用頻度の低い小物などを入れておけば、脚立を使わなくても安全に出し入れが可能です。

布製の軽いタイプなら、万が一落としても安全です。中身が分かるように、ラベルを貼っておくとさらに便利になります。

生活スペースに新たな収納場所を作る

クローゼットが使えないからと諦めるのではなく、生活空間の一部を機能的でおしゃれな収納スペースに変えるという解決策もあります。

とくにハンガーラックやラダーラックは、賃貸住宅でも取り入れやすい代表的なアイテムです。

手軽に収納場所を拡張するならハンガーラック

手軽に取り入れられるのがハンガーラックです 。ただし、ただ置くだけでは雑然とした印象になりがちです 。おしゃれな「見せる収納」として成立させるには、以下の3つのルールを意識しましょう 。

  • かける服を厳選する
    今シーズンよく着る「一軍のお気に入り」だけに絞り込みましょう。
  • 見た目を整える
    ハンガーの種類を統一し、服の色や丈の長さを揃えて掛けると洗練された雰囲気になります。
  • 詰め込みすぎない
    服と服の間に少し隙間ができる「7割収納」を心がけることで、見た目に余裕が生まれ、服も取り出しやすくなります。

狭いスペースにも設置しやすいラダーラック

壁に立てかけるだけで使えるラダーラックは圧迫感がなく、隙間などの狭いスペースにも設置しやすい優れものです。

デニムやパンツ類をたたんでかけたり、ストールやベルト、翌日に着るコーディネートを一時的にかけておくスペースとして最適です。

スリムでおしゃれなだけでなく、室内での移動も簡単なので模様替えもしやすいでしょう。S字フックを組み合わせれば、帽子や小さなバッグなども収納できます。

突っ張り式ラックで壁一面を見せるクローゼットに

「収納量は欲しい、でも壁は傷つけたくない」という賃貸住宅の悩みを解決するのが、床と天井で固定する突っ張り式のラックです。

棚板やハンガーポールを自由に組み合わせられるものが多く、壁一面に自分好みのクローゼットを作ることができます。

オープンシェルフやチェストをたたんだ服の収納場所に

Tシャツやニットなどの「たたむ服」の収納が必要な場合は、以下のアイテムがおすすめです 。

  • オープンシェルフ
    アパレルショップのように、きれいにたたんだ衣類を色別に並べると、それ自体がインテリアになります。中身を見せたくないものは、デザインを揃えた収納ボックスやバスケットに入れて収めれば、統一感が出てスッキリします。
  • チェスト(引き出し)
    下着や靴下、部屋着など、生活感が出てしまい「隠したい」衣類の収納に最適です。天板の上は、アクセサリーやお気に入りの小物を飾るディスプレイスペースとしても活用できます。

自宅以外の場所に「第2のクローゼット」を設ける

屋内型トランクルームのイメージ

ここまでご紹介した方法を試しても、どうしても服が収まりきらないことも出てくるでしょう。

そんなときは、自宅だけで解決しようとせず、自宅以外の場所に新しい収納場所を作るという解決策を検討してみてはいかがでしょうか。

「第2のクローゼット」として収納問題を解決してくれるのがトランクルームというサービスです。トランクルームを活用すると、自宅以外の場所に収納スペースをレンタルできます。

たとえば、冠婚葬祭用のドレス、シーズンオフのコートやスキーウェアなど、使用頻度は低いけれど場所を取る服をお持ちではないでしょうか?これらを思い切ってトランクルームに預けることで、自宅の収納スペースに劇的なゆとりが生まれます。

服の収納場所として活用するなら、屋内型トランクルームか宅配型トランクルームがおすすめです。

続いては、第2のクローゼットとしてトランクルームの活用を検討している方のために、屋内型と宅配型それぞれの特徴をご紹介します。

とにかくスペースが必要なら屋内型トランクルーム

屋内型トランクルームは、ビルの一棟またはワンフロアが収納スペースになっているサービスです。0.5帖から6帖以上など、幅広いサイズのスペースが用意されているので、服の量に応じて必要な広さを選ぶことができます

たとえば、以下の写真の5.3帖のトランクルームの場合、ハンガーラック1個に収納ケース8個を置いても、まだまだゆとりがあります。

5.3帖のトランクルームの収納例

服をなるべく手放さずに取っておきたい方や、これからも服が増えそうな方は、屋内型トランクルームで広めのスペースをレンタルしておくのがおすすめです。

ちなみに、屋内型トランクルームのほとんどが24時間いつでも利用できるので、預けている服が急に必要になったとしても、すぐに取りに行けるのがポイントです。

ご自宅の近くの店舗を利用すれば、まさに第2のクローゼットとして便利に使えるでしょう。

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1箱程度なら宅配型トランクルーム

段ボールに服をしまっている人

宅配型トランクルームは、その名の通り、宅配業者を介して利用するトランクルームです 。自宅にいながら荷物を預けたり、取り出したりすることができます

規定のボックス1箱から利用可能で、預ける量によっては屋内型トランクルームよりリーズナブルに利用できるのがポイントです。

段ボール1箱程度など、少量の服の置き場所に困っている方は、宅配型トランクルームで十分かもしれません。

まとめ

この記事では多くの解決策をご紹介しましたが、一度にすべてを実践する必要はありません。完璧を目指すと、かえって疲れてしまいます。

まずは「この週末は、Tシャツの引き出し1段だけ片付けてみる」というように、ごく小さな目標から始めてみてください 。ひとつの成功体験が、次のステップへの自信とモチベーションにつながります。

あなたのペースで、楽しみながら、快適で使いやすいクローゼットを育てていきましょう。服の量によっては、今回ご紹介したトランクルームを活用することも検討してみてください。

もっと知りたい!
続けてお読みください

衣類の収納・保管にトランクルームを活用!役立つ理由や衣類を整理するコツを紹介!

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