2024/06/26
【パーカーの収納】たたみ方やハンガーのかけ方を写真付きで紹介!
秋冬はもちろん、素材によっては冷房・紫外線対策にも使えるなどシーズンを通して便利なパーカーですが、ものによっては収納時にかさばりやすいという難点があります。
パーカーは、基本的にたたんで収納するものなのですが、たたみ方を工夫しないと分厚くなったり、シワになったりするなどして扱いにくいですよね。
こちらの記事では、パーカーの収納におすすめのたたみ方を3パターンご紹介!そのほかにも収納方法別におすすめの収納アイテムも掲載しています。パーカーの収納にお困りの方は参考にしてみてください。
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パーカーの収納方法はたたむ?ハンガーにかける?
パーカーは、基本的にたたんで収納するのが理想です。
秋冬などに着られるパーカーの生地は9~13オンスが一般的です。9オンス以上だと分厚い生地に分類されるのですが、生地が厚くなるほど重みも増していきます。生地が重いパーカーをハンガーにかけて収納すると、生地が伸びやすくなり、型崩れの原因になってしまいます。
例外として、ナイロン製など生地に伸縮性がない素材のパーカーであれば、ハンガーにかけて収納しても大丈夫です。
パーカーのたたみ方
続いては、パーカーのたたみ方を3パターンご紹介します。
【厚みを抑える】かさばらないたたみ方
パーカーの背中側を上にして広げます。
次に、フード部分を手前に倒し、三角形になるように広げます(以下の画像の黄色の枠をご参照ください)。
三角形の角の部分を持ち、フードの縫い目部分に向かって折りたたんでください。
フードがこのような形になっていれば、大丈夫です。
続いては身頃をたたんでいきます。片方の身頃を半分に折りたたみます。このとき、袖はたたんだ身頃の上に置いておきましょう。
もう一方の身頃も同じようにたたんでいきます。
そしたらパーカーの首回りをもって、裾に向かって半分に折りたためばOKです。
このたたみ方は、左右の袖同士を重ねないところがポイントです。袖同士を重ねるたたみ方と比較するとこの通り、大きな違いがあります。
左が今回お伝えしたたたみ方をしたもので、右が左右の袖同士を重ねてたたんだものです。左右の袖同士を重ねることでボリュームが出ているのがわかりますよね。
パーカーをかさばらないようにたたみたいという方は、このたたみ方を取り入れてみてください。フードもきれいにたたむので、シワ対策にもなります。
【持ち運びしやすい】コンパクトなたたみ方
まずは、パーカーを表にして広げます。
左右の袖を身頃の上に置きます。
そしたらフードの幅にあわせて、身頃部分を中央にむかってたたんでいきます。
身頃の3分の1をフード側に向かって折りたたみます。
さらにもう1度、身頃部分を折りたたみます。
最後はフードの中に折りたたんだ身頃部分をしまえばOKです。
このたたみ方は、最初に紹介した「かさばらないたたみ方」よりシワになりやすいので長期保管用には向いていません。
シワにならないナイロン製のパーカーや、持ち歩き用に取り入れるのがおすすめです。フード部分に身頃をしまうたたみ方になるので、カバンの中でパーカーが広がることもないでしょう。
【見せる収納に】自立するたたみ方
まずはパーカーの表側を上にして広げます。
そしたら左右の袖を身頃の上に置きます。
フードの幅にあわせて身頃を中央に向かって折りたたみます。
次は、フードの3分の1を折りたたみます。
さらにもう一度、フードを折りたたみます。
丸まったフードを軸にして、身頃部分もくるくると丸めていきます。
たたみ終わった状態がこちらです。丸めたフードが軸になるので、パーカーを立てて保管できるようになります。
こちらは、かごなどに入れて見せる収納をする方におすすめのたたみ方です。
パーカーのハンガーへのかけ方
パーカーをハンガーにかける際のポイントは2つあります。
まず1つ目がハンガーのかけ方です。ハンガーにかけた状態だと生地の重みで肩の部分が伸びやすくなります。以下の写真のようにパーカーの左右の袖を肩にかけて、生地の重みが肩に集中しないようにしましょう。
ハンガーにかける収納をする際の2つ目のポイントは、厚みのあるハンガーを使用することです。
スリムハンガーのほうが省スペースに収納できるというメリットはありますが、細身のデザインだと生地の重みが肩に集中しやすく、ハンガーの跡がつきやすくなります。型崩れを防ぐために、ハンガー選びにもこだわりましょう。
パーカーの収納方法
パーカーをクローゼットで収納する場合と見せる収納をする場合にわけて、それぞれおすすめの収納アイテムをご紹介します。
クローゼットで収納する場合
クローゼットを有効活用しようと、圧縮袋でコンパクトにパーカーを収納したいと思う方がいらっしゃるかもしれませんが、圧縮袋は避けたほうがベターです。
圧縮袋だと、状態によってはパーカーにシワがつきやすくなります。なるべくきれいな状態で収納したいという方は次に紹介するアイテムを取り入れてみてください。
収納ケース
パーカーの長期保管におすすめなのが収納ケースです。引き出し式の収納ケースや、ふたがついているものなら、ほこり対策ができてきれいな状態で保管しやすくなります。
収納ケースを使う際のポイントは、パーカーを重ねないことです。重ねて収納すると、どこにどのパーカーがあるのか探しにくくなります。探している間に、きれいにたたんだパーカーがぐちゃぐちゃになってしまうことも。
写真のように立てて収納すると、収納ケースを見ただけで、どこに何のパーカーをしまったか一目瞭然です。
オフシーズンではなく、日常的に着るパーカーを収納するなら収納ケースとあわせてブックスタンドを併用するのがおすすめ。出し入れする際にたたんだパーカーが崩れにくくなります。
収納ホルダー
クローゼットでシーズン中のパーカーを収納するなら収納ホルダーを使いましょう。
収納ホルダーは、吊り下げ式収納とも呼ばれるのですが各段ごとにたたんだ服をしまえる作りになっています。
ふたや引き出しはついていないため、クローゼットを開けたらすぐにパーカーが手に取れるようになっており、着たい服をパッと選ぶことができます。
見せる収納をする場合
クローゼットなどの収納場所がない方は、見せる収納を取り入れましょう。見せる収納に便利なアイテムはかごやラックです。
かご
見せる収納としておすすめなのが、かごです。かごは、スチール製や布製など、さまざまな素材・デザインのものがあるので、部屋の雰囲気にあったものを取り入れられます。
かごに収納する際は、前述した「自立するたたみ方」を取り入れるのがおすすめ。立てて収納すれば取り出しやすいうえに、ハンガーから外す手間がないのですぐに着ることができます。
ラック
部屋にラックを置ける余裕がある方は、アパレルショップのようなラックを使った見せる収納を取り入れてみてはいかがでしょうか。
クローゼットや押入れだと扉が閉まった状態のため通気性に課題があります。しかし、ラックならオープンタイプの収納のため、通気性抜群!湿気がこもりにくいので服の大敵であるカビやダニが発生しにくい状態でパーカーを収納しておくことができます。
ラックを使うなら配置を工夫して上段にパーカーなどのトップス、下段にボトムを並べるとラックを見ながら全身のコーディネートを考えやすくなります。
パーカーの収納場所がないときはトランクルームを活用!
トランクルームとは、自宅以外の場所に収納スペースをレンタルできるサービスです。トランクルームには屋外型、屋内型、宅配型の3タイプあるのですが、パーカーなどの服を預けるなら屋内型トランクルームがおすすめです。
屋内型トランクルームなら、自宅と同じような環境で保管できるほか、自分の好きなタイミングで利用できるので利便性が抜群です。続いては、屋内型トランクルームがパーカーをはじめとした服の収納保管場所としておすすめの理由をご紹介します。
屋内型トランクルームがおすすめの理由
- 荷物が増えても収納場所を確保できる
- 24時間365日いつでも使えて便利
- 大事な服を預けやすい清潔な環境
- 無料運搬サービスで持ち込みがラク
荷物が増えても収納場所を確保できる
トランクルームを活用することでパーカーをはじめとした服の収納スペースを確保できます。以下は5.3帖のトランクルームですが、収納ケース7個分の服を預けても余裕があるぐらい広々としたスペースになっています。
トランクルームのサイズは0.5帖~6帖など幅広く用意されているので必要なサイズを選択することができます。今後、所有する服の量が増えたり、家族が増えたときは広めの収納スペースに変えるなども可能なので、収納場所が不足することはないでしょう。
契約したトランクルーム内であれば収納アイテムの持ち込みができるので、自宅のクローゼットのようにハンガーにかける収納をすることも可能です。
広めのトランクルームなら服だけでなくレジャーアイテムなども預けられ、自宅を広々と使うことができます。
24時間365日いつでも使えて便利
屋内型トランクルームの施設の多くが24時間365日いつでも使うことができます。カギさえあれば自由に出入りできるので、第2のクローゼットのような感覚で使えて便利です。
急な天候の変化があっても、すぐに必要な服を取り出せるので「服がなくて困った」ということもないでしょう。
時間や休日などに左右されずに利用できるので、衣替えの際はクリーニング帰りや、コインランドリー帰りに、きれいになった服をそのままトランクルームに預けにいくといった使い方も可能です。
大事な服を預けやすい清潔な環境
運営会社によっては、トランクルーム内の清掃が定期的に行われています。清潔な環境がキープされているので、大事な服を預ける際も安心です。
無料運搬サービスで持ち込みがラク
運営会社によっては、荷物の無料運搬サービスを実施しています。このサービスを利用すれば、マイカーや免許がない方でも気軽にトランクルームの利用を始められます。
「自力でたくさんの荷物を運ぶのが大変」という方は、こうしたサービスを実施しているトランクルームを活用するといいでしょう。
※無料運搬サービスの利用には条件がある場合があります。
パーカーの収納に関するお困りを解決
最後にパーカーの収納に関するお困りごととその解決策をご紹介します。
シワをつけたくない
着用や洗濯によってパーカーにシワができてしまうと見栄えが悪くなり、着用しにくくなりますよね。なるべくシワをつけたくない方は以下の点に気を付けてみてください。
- 洗濯ネットに入れて洗濯する
- 洗濯ネットはジャストサイズのものを使う
- 脱水時間を短めにする
- アイロンをかけてからたたむ
洗濯するときに使うネットは、どんなネットでもいいわけではありません。洗濯ネットのサイズが大きすぎると洗濯時にネットの中でパーカーが動いてシワがつきやすくなります。洗濯ネット内でパーカーが動かないようにジャストサイズのものを使用しましょう。
もしも、シワがついてしまった場合はシワ取りスプレーや衣類スチーマーを使うとシワが取れやすくなります。
毛玉を防ぎたい
パーカーを愛用していると気になるのが、毛玉の発生です。毛玉ができるとダメージ感が気になり、着用しにくくなりますよね。毛玉の発生を抑えるなら、洗濯時・着用後・収納時に以下の点に注意してみてください。
- 着用したら休ませる(連続して着ない)
- 収納量を減らして服同士の摩擦を減らす
- ブラッシングをして繊維の絡まりを防ぐ
- 裏返してネットに入れて洗う
毛玉ができる原因は生地同士の摩擦です。お気に入りの1着だと着用頻度が増えますが、連続して着るとその分、摩擦が増えて毛玉ができやすくなります。1日着用したら数日間は着ないなど、パーカーを休ませるようにしましょう。
「いつ着たかなんて、いちいち覚えていられない」という方は、収納ケースへのしまい方を工夫してみてはどうでしょうか。着用したパーカーをしまう際に収納ケースの手前ではなく、奥に入れるようにしましょう。そうすると、着用頻度が多いパーカーが奥へ、着用頻度が少ないパーカーが手前に来るので、同じパーカーばかり着るということを解消できます。
このほかにも、クローゼットや押入れなどの収納量を減らすのも摩擦を減らすには有効です。摩擦は着用時だけでなく収納時にも発生するので服同士が接触しないように収納量を減らしてみてはいかがでしょうか。
生乾きを防ぎたい
生乾きは完全に乾いていない状態なのでニオイが気になったり、カビが発生しやすくなったりしてしまいます。万が一、カビが発生してしまうとそのパーカーだけでなく、同じ場所に収納している他の服にもカビが繁殖する恐れがあります。しっかり乾かしてから収納するようにしましょう。
パーカーはフードと身頃が重なってしまうので、他の服と比べて生乾きになりやすいです。フード部分をしっかり乾かすなら、風通しをよくするのがポイント。パーカー専用ハンガーを使用するなどしてフード部分を立てて、生地を乾きやすくしましょう。
まとめ
今回はパーカーの収納方法をご紹介しました。パーカーは衣類の中でも生地が厚く、収納時にかさばりやすいアイテムです。なるべくコンパクトに収納したいという方はこの記事に掲載しているたたみ方を取り入れてみてください。
そもそも収納場所が足りないという方はトランクルームを活用してみてはいかがでしょうか。パーカーをはじめとした服の量が多いと、クローゼットなどの限られたスペースに収納するには限界がありますよね。
トランクルームなら荷物の量に合わせて収納スペースを選べるので収納場所に困ることもなくなるでしょう。
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