2025/03/27
取扱説明書の収納アイデアやスッキリ片付く整理・分類方法を紹介
家電製品や家具などの購入時についてくる取扱説明書。増え続ける取扱説明書をどこに、どのように収納するか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
取扱説明書は頻繁には使わないものの、必要なときにすぐに見つからないと困りますよね。
こちらの記事では、必要な取扱説明書をすぐに見つけられるようにするための整理方法や収納アイデアを解説!さらに、収納場所に困ったときの便利なサービスも掲載しています。
整理・収納しきれない取扱説明書にお困りの方は最後までご覧ください。
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取扱説明書の整理・分類方法

まずは、たまりがちな取扱説明書を上手に整理する方法をご紹介します。
取扱説明書の整理・分類方法
- 取扱説明書を残すもの・捨てるものに整理
- 残すと決めた取扱説明書を分類する
- 取扱説明書の収納場所を決める
取扱説明書を残すもの・捨てるものに整理
まずは、取扱説明書をスッキリ収納するための基本的な整理方法をご紹介します。「残すもの」と「捨てるもの」に分けるところから始めましょう。
残しておく取扱説明書
以下は一例ですが、こちらを参考に残しておく取扱説明書を検討しましょう。
- 現在使用している家電や家具の説明書
なかでも、とくに操作が難しい家電や修理やメンテナンスが必要な製品の説明書は手元に置いておきましょう。 - 保証書がセットになっているもの
取扱説明書と保証書がセットになっている場合は残しておきましょう。 - 組み立てが必要な家具の説明書
再度、分解・組み立てが必要になる可能性がある場合は残しておくと安心です。 - いずれ売るのを考えている製品
箱や取扱説明書といった製品の付属品は残しておくと査定額がアップする可能性があります。
捨ててもいい取扱説明書
以下に該当する取扱説明書は思い切って処分しても問題ないでしょう。
- すでに処分した製品の説明書
持っていても使う機会がないので手放しましょう。 - 簡単な操作だけの製品
電気ケトルやシンプルな照明器具など、とくに説明書を見なくても操作できるものは不要だと判断してもいいでしょう。 - PDF版があるもの
メーカーの公式サイトで取扱説明書をダウンロードできる場合は、紙の説明書を処分してデータで管理するのがおすすめです。 - 保証期間が終了した製品
取扱説明書と保証書がセットになっている場合、保証期間が終了すると保証書の効力もなくなるので捨てても構いません。
上記で挙げた「PDF版があるもの」について1点補足があります。たとえPDF版があっても保証書が取扱説明書と一体化しているなら、保証期間中は取扱説明書を捨てずに残しておきましょう。
残すと決めた取扱説明書を分類する
残す取扱説明書を決めたら、次に分類作業を行います。分類のポイントは「使いたいときに、すぐに見つけられる」ことです。たとえば、以下のような分類の仕方が考えられます。
- 家電の種類ごとに分類(例:キッチン家電、掃除家電など)
- 使用する場所ごとに分類(例:リビング、キッチン、寝室で使う製品ごと)
- 使う人で分類(例:自分が使うもの、親が使うものなど)
- メーカー別に分類(例:Panasonic、SHARP、SONYなど)
ただし、上記は一例なので自分が一番探しやすい方法で分類してみてください。取扱説明書の量が多くなければ分類せずに1か所にまとめるという方法でも問題ありません。
取扱説明書の収納場所を決める
取扱説明書の分類が終わったら、収納場所を決めましょう。
収納場所を選ぶ際のポイントは「必要なときにすぐ取り出せること」。頻繁に使う取扱説明書はリビングなど身近な場所に、めったに使わないものはクローゼットや押入れなど別の場所に収納・保管するといったように使用頻度でわけるのがおすすめです。
取扱説明書の収納アイデア
続いては、取扱説明書をスッキリ収納するためのアイデアをご紹介します。収納する取扱説明書の量や収納スペースに合わせて、最適な方法を選んでみてください。取扱説明書の収納アイデア
- 個別フォルダーを使ってファイリング
- 量が少ないならクリアファイルまたは書類ケースへ
- 量が多いなら取扱説明書ファイルを活用
- デッドスペース活用ならウォールポケット
- ペーパーレス化するという手も
個別フォルダーを使ってファイリング

量が多い場合は取扱説明書を分類ごとに個別フォルダーにはさんでファイルボックスに立てて収納しましょう。このときに、中身がわかるように個別フォルダーにラベルを貼っておけば探したいときに一目瞭然です。
ラベルの名前の付け方に困ったら「残すと決めた取扱説明書を分類する」で挙げた分類項目ごとに名前をつけるのがいいですよ。たとえば、家電の種類ごとに分類するなら「キッチン家電」「掃除家電」とラベルの名前をつけましょう。ラベルプリンターがない方は直接ファイルに分類名を書き込んでもOKです。
今後、保証期間が過ぎたら取扱説明書を処分しようと思っている方は取扱説明書に保証期間を記載してファイリングしておくのがおすすめ。処分するタイミングが管理しやすくなり、取扱説明書がいつの間にかたまってしまうのを防げます。
個別フォルダーに入れるだけなら、いちいち穴をあけてとじるといった手間がないので今後も続けやすいのが魅力です。今後、取扱説明書が増えたときは個別フォルダーにポンと入れるだけでOKです。
量が少ないならクリアファイルまたは書類ケースへ
取扱説明書の量が少ない場合は、クリアファイルや書類ケースで十分対応できます。
1つのファイルにまとめて入れるだけなので、簡単に収納できます。クリアファイルにはラベルを貼り、取扱説明書を分類して収納しておくと必要なときに探しやすくなりますよ。
量が多いなら取扱説明書ファイルを活用
大量の取扱説明書を収納したい場合は、専用の「取扱説明書ファイル」を活用するのもおすすめです。
厚みのある取扱説明書でも収納しやすいようにファイルにマチがついているのがポイント。また、取扱説明書といっしょにCDも収納できるようにCD用のミニポケットもついており、付属品の紛失防止にもなります。
デッドスペース活用ならウォールポケット
ウォールポケットを使えば、デッドスペースになっている壁を上手に活用して取扱説明書を収納できます。
ポケットごとに取扱説明書を分類して収納すれば、すぐに取り出せて便利です。頻繁に使う取扱説明書の収納に向いています。
また、ウォールポケットは100円均一ショップでも購入でき、気軽に取り入れられるのもポイント。自分にどんな収納方法があっているのか、実際にやってみないとわからないですよね。100円均一ショップで購入できるなら、失敗しても損失感が少なくて済みます。
ペーパーレス化するという手も
取扱説明書の量が多い場合は、「Adobe Scan」や「CamScanner」といったアプリでスキャンしてデータ化して保存するというペーパーレス化も考えられます。
スキャンしたデータはGoogle Driveなどのクラウドストレージに保存しておくと、スマホやパソコンからいつでもアクセスできて便利ですよ。
紙で保管収納する書類が減るため、収納スペースを大幅に節約できるのがペーパーレス化のメリットです。また、長期保管により「紙が劣化して読めない」という困った状況も回避できるでしょう。
データ化する場合は、必要なデータがすぐに見つけられるよう、フォルダ分けやファイル名の工夫を忘れずに。
スキャンしてデータ化するのが大変な方は「トリセツ」というアプリを活用してみてください。製品の型番を入力するだけで、いつでも取扱説明書を参照することができます。ただし、このアプリは全ての取扱説明書を網羅しているわけではないので、利用する際は事前にホームページなどを確認してみてください。
取扱説明書の収納にお困りならトランクルームを活用
取扱説明書はもちろん、それ以外の書類もたくさんあって自宅に収納保管しておくスペースがないという場合はトランクルームを活用するのもひとつの手です。
トランクルームとは自宅以外の場所に収納スペースを借りることができるサービスです。こちらでは取扱説明書といった書類の収納・保管におすすめのトランクルームを2つご紹介します。
取扱説明書以外も預けられる屋内型トランクルーム

屋内型トランクルームは、ビルの一棟またはワンフロアが収納スペースになっているのが特徴です。
収納スペースが建物内にあるため、自宅と同じような環境で預けたい荷物を保管できる点は安心です。運営会社にもよりますが、24時間365日利用可能な施設が多く、必要なときに必要な荷物をすぐに取り出せるという柔軟な使い方ができる点も魅力です。
また、屋内型トランクルームは収納スペースのサイズが0.5帖~6帖以上と豊富に用意されています。広めの収納スペースを借りると取扱説明書のような書類だけでなくシーズン家電や毛布、衣替えした服など、かさばりやすい荷物をまとめて預けることも可能です。
自宅の収納が少ない方は屋内型トランクルームを借りると収納のお悩みが解決できるでしょう。
注意点としては、近隣のトランクルームを借りないと気軽に利用するのが難しい点です。荷物を預けたり、取り出したりするには現地まで行かなくてはいけません。クローゼット代わりに利用しようとお考えの方は、通いやすいところに屋内型トランクルームがあるかチェックしてみてください。
トランクルームを探す際はGoogleMapで「中目黒(お住まいの地名) トランクルーム」などで検索するとお近くのトランクルームを見つけられるので試してみてください。
自宅にいながら利用できる宅配型トランクルーム

宅配型トランクルームは、自宅にいながら荷物を預けたり、取り寄せたりできるサービスです。「わざわざトランクルームまで行くのは面倒」「忙しくてトランクルームまで行く時間がない」という方におすすめです。
サービスを提供している業者にもよりますが、段ボール1箱から利用することが可能です。頻繁に使わない取扱説明書を段ボールにまとめて預けておけば、家の中をスッキリさせることができるでしょう。
注意点としては、荷物を取り寄せるのに時間がかかる点です。荷物の取り寄せは配達業者を介して行われるので、すぐに手元に必要な荷物を用意するのは難しいでしょう。必要になる日から逆算して荷物を取り寄せるなど計画的な利用を心がけましょう。
まとめ
たまりがちな取扱説明書を上手に収納するには、まずは「残すもの」と「捨てるもの」を整理し、分類して収納場所を決めることが重要です。収納アイデアを工夫するだけでなく、ペーパーレス化を進めれば、さらに効率的に片付けられます。
そもそも収納場所が足りない、ペーパーレス化は難しいという場合は、トランクルームの利用を検討してみてはいかがでしょうか?
トランクルームなら今の住まいのまま、収納スペースを拡張することができます。取扱説明書をはじめとした収納の問題をきっと解決できるはずです!
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