物が多い部屋の片付けはトランクルームを活用！活用例やおすすめをご紹介

物が多すぎて、片付けたくても片付けられないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

片付けずに、どんどん物をためこんでしまうと「汚部屋」と言われる状態になってしまい、生活にも悪影響を及ぼします。

そこで、今回は物が多くて困っている方に向けてトランクルームの活用をご紹介。

物を片付けるのにトランクルームが役立つ理由と、荷物別に預けるのが向いているトランクルームをご紹介しますので、物を片付けたいと思っている方は最後まで読んでみてください。

物が多い部屋で生活することの悪影響

まずは、物が多いことによる悪影響を確認していきましょう。

物が多い部屋で生活するのは、時間、お金、健康などさまざまなことにデメリットがあります。

探し物に時間がかかる

物が多すぎて収納場所が決まっていないと、どこに何があるのか把握できず探し物をする時間が増えてしまいます。

探し物をしている時間が1日10分だとして、1ヶ月で5時間、1年間では2日以上探し物をしている計算に。

探し物で時間を奪われてしまうと、予定通り家を出ることができず遅刻して周囲に迷惑をかけてしまう可能性も。

時間に余裕を持って生活することができないので、イライラしたり、焦ってしまうなど精神面にも良くない影響が出てしまうでしょう。

無駄な出費が増える

物が多いと、何を所有しているのか把握しにくくなってしまいます。

家にある物が把握できないと持っている物と同じ物を買ってしまうという失敗もしやすく、出費がかさんでしまうでしょう。

お金が無駄になるだけでなく、家に無駄なものが増えてしまい、部屋が散らかる原因にもなります。

片付けをして物を整理整頓し、自分が何を所有しているのかきちんと把握する必要があります。

疲れがたまりやすくなる

物が多い部屋で生活していると無意識のうちに受け取る情報量が多くなります。

情報量が多いと、脳でうまく情報が処理しきれず疲れやすくなったり、やる気が出にくくなってしまいます。

家で過ごしていても「なんだか疲れが抜けない」という方は、部屋にある物を減らしてスッキリとした空間にすると、その状態を解消できるかもしれません。

生活スペースが制限される

物が多いと生活スペースが物に奪われてしまい、部屋が狭くなってしまいます。

部屋が狭くなると収納グッズを置く場所を確保できないので、物がいつまでも整理収納できない状態に。

また、移動する際に物につまずいて転倒し、ケガをしてしまうこともあるでしょう。自宅なのに落ち着いて過ごすことが難しくなります。

カビが繁殖しやすくなる

物が多い部屋は片付いた部屋に比べ、通気性が悪くなっています。

通気性が悪いと温度・湿度がともに高くなりやすいのでカビが生えやすい状態になります。

とくに、布製品や紙類はカビが生えやすいので、適切な環境で収納・保管されていないと、いつの間にかカビが繁殖し、使い物にならなくなってしまいます。

また、カビが生えているのに気づかず、そのまま放置していると周辺の壁紙や床などにカビが広がってしまうことも。

賃貸にお住まいの場合、経年劣化によるものではない壁紙や床の汚れ・シミなどの修繕費用は入居者が負担することになり、痛い出費になってしまうでしょう。

また、カビはアレルギー症状を発症する原因のひとつでもあります。重症化すると肺炎を引き起こす場合もあり、危険です。

参考：ダイキン「カビとダニによるアレルギー。その原因が空気中に漂っている!?」

だらしないと思われる

部屋に物が多く、散らかっている状態だと来客として訪れた親戚や友人などに、だらしない人という印象を与えます。

呼ばれる側としても、片付いていない部屋でくつろぐのは難しいでしょう。

「また遊びに行きたい」という気持ちにはならず、いつの間にか疎遠になってしまうことも。

今後も関係性を築いていきたいなら、来客を気持ちよく迎えられる環境を整えておきたいですね。

片付けられないときにトランクルームが役立つ理由

トランクルームは収納スペースをレンタルできるサービスです。

物が多くて片付けができない方は、トランクルームを活用することで自宅から物を減らすことができ、片付けやすくなるでしょう。

続いては、トランクルームが役立つ理由をご紹介します。

不要な物を預けておける

利用するトランクルームによっては、収納スペースのサイズが豊富に用意されているので、預けたい荷物の量にあわせて必要なサイズをレンタルできます。

処分に困る物の保管場所にできるほか、季節家電やレジャー用品など一時的にしか使わないものをトランクルームに預けておくことができます。

不要な物をトランクルームに預けることで自宅に空きスペースが生まれるので、普段使っているものを使いやすい場所に整理・収納しやすくなるでしょう。

家に置いておく物を減らすことで、どこに何があるか把握しやすくなり、探し物に時間がかからなくなったり、同じものを購入してしまうのを防げるというメリットも。

また、自宅をスッキリと片付けられるので生活スペースが広がるのはもちろん、見た目もスッキリし、居心地のいい空間に変えられます。物につまずいて転倒することも防げるので自宅で安心して過ごせるでしょう。

来客を迎える準備がしやすい

来客があると事前にわかっていれば、自宅にある邪魔な物をトランクルームに移動するだけで、一時的にスッキリと片付いた状態にすることができます。

物を減らすことで隅々まで掃除をすることができるので、親戚や友人などを気持ちよく出迎える準備がしやすいでしょう。

トランクルームによっては24時間365日、荷物の出し入れが自由にできるので、急な来客でも慌てずに自宅を片付けることができます。

また、普段からトランクルームに不要な物を預けておけば自宅の収納スペースに余裕が生まれ、来客用の寝具、スリッパ、タオルなどを自宅に置いておくことも可能。

荷物の片付けにおすすめのトランクルーム

トランクルームには屋内型トランクルーム、屋外型トランクルーム、宅配型トランクルームの3種類があります。

それぞれどんな特徴があり、どのような荷物を預けるのに向いているのかご紹介します。利用する際の参考にしてみてください。

劣化しやすい荷物を預けるなら屋内型トランクルーム

屋内型トランクルームは、建物の一棟またはワンフロアが収納スペースになっているタイプです。

収納スペースが屋内にあるので、自宅と同じような環境で荷物を保管しておくことができます。

スペースも豊富に用意されているので以下のような物を預けるのに向いています。

屋内型トランクルームの多くは24時間365日いつでも荷物の出し入れができます。

また、運営会社によっては、セキュリティ対策も万全。警備会社との連携、防犯カメラの設置、カギが建物と収納スペースの二重にかけられているなど、盗難に対する抑止力も高くなっています。

大事にコレクションしているものや、趣味の道具など、家や車に置いておくと盗難が心配な物の保管場所としても活用できます。

＼荷物の保管におすすめのトランクルーム／

大きな荷物を預けるなら屋外型トランクルーム

屋外型トランクルームは、敷地内に設置されたコンテナやガレージを収納スペースとしてレンタルできるサービスです。

施設によってはコンテナまで車で乗り付けることができるので、重いものや大きいものを収納しやすくなっています。

以下のような物の収納に向いています。

季節によっては、収納スペース内が寒さで冷え込んだり、暑さがこもったりするので、温度・湿度の変化で劣化しやすい物を収納するのには向いていません。

屋内型トランクルームと同様に24時間365日利用できる施設がほとんどなので、深夜・早朝問わず利用しやすいでしょう。

移動手段がない方は宅配型トランクルーム

宅配型トランクルームは、預けたい荷物を段ボールにつめて業者に荷物の保管・取り出しをしてもらうサービスです。

運営会社が指定する段ボールに入るサイズの荷物であれば預けることが可能です。そのため、以下のような物の収納に向いています。

屋内型トランクルーム、屋外型トランクルームとの最大の違いは、自宅にいながら利用できるという点。そのため、荷物を梱包することはできてもトランクルームまでの移動手段がない、家を空けられないという方におすすめです。

ただし、業者を介して荷物の取り出しをする必要があるので、急に必要になった物があってもすぐに手元に用意するのは難しいでしょう。

まとめ

今回は、物が多いことによる悪影響と、物の片付けに役立つトランクルームをご紹介しました。

これまで物をため込んでいた方は、いきなり物を捨てるのは難しいでしょう。

捨てるのではなくトランクルームに物を移動しながら、自分のペースで断捨離や片付け、整理整頓を行い、自宅を少しずつ快適な環境にしていくのはいかがでしょうか。

今回ご紹介した内容を参考にトランクルームの活用を検討してみてください。