2021/12/22
身辺整理を行う方法は?身の回りの整理に役立つサービスもご紹介!
「断捨離」や「ミニマリスト」という言葉が一般的になった昨今、所有物や人間関係などを見直し、身辺整理に取り組む方も多いのではないでしょうか。
一方、「身辺整理をしてすっきりしたい」と考えているものの、何から手を付けるべきか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、身辺整理の方法や注意点、身辺整理の際に役立つサービスをご紹介します。
身辺整理に取り組もうと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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身辺整理とは?
身辺整理とは、「身の回りの物・事を整理整頓すること」を指します。
整理する対象は「所有物」や「財産」だけでなく、「人間関係」も含まれます。
身辺整理は、以下のようなタイミングで行われるのが一般的です。
- 引っ越し
- 退職・転職
- 終活
- 同棲の始まりや終わり
上記のような人生の岐路に立たされたとき、すっきりとした状態で新たな生活を送るために、身辺整理をする人が少なくありません。
身辺整理の前にノートを作ってみよう!
身辺整理をする前に、ノートを作ることをおすすめします。何を書いていくのか説明していきましょう。
整理するものを分別する
最初にすべきなのは、身辺整理するものを分別していくということです。ものがたくさん溢れていると、何を片付けてよいのか分からなくなります。所持しているものを、一覧化して分かりやすくしましょう。
必要なもの、捨てるもの、また残しておくものと種類に分けて、ノートに記載していきます。家の中のものは、頭の中に入っていると思いがちですが、ノートに書き出していくと、実際に何を所有しているのか一目瞭然です。
ノートに分別することができれば、優先順位をつけていくと良いでしょう。何が本当に必要なもので、絶対に残しておきたいものは何なのかが可視化されるので、おすすめです。
整理した後のことを書く
ノートには、整理した後のことも書き出していきます。捨てなかったものについて、今後どのようにするのかを記載しておくのです。例えば、車は誰かにあげるのか、または相続するのかという形です。
エンディングノートとも呼ばれていますが、自分の情報をまとめたノートがあると、第三者が整理の仕方を把握できるようになります。エンディングノートの形式を取るのであれば、書店やインターネットで購入して書き残していくことができます。
実際のノートでなくても、パソコンやスマホに書き残す方法でも良いでしょう。いずれにしても、何かに整理の仕方を書き残していると、病気や転勤だけでなく、万が一のことがあっても身内などの第三者が自分の考えた通りに整理ができます。
身辺整理の方法と注意点
身辺整理をする方法と、注意すると良いポイントを解説します。
大きな不用品は先に業者へ依頼
大きな家具や家電があれば、スペースを取るので、早目に処理を行いましょう。家具や家電が少ないのであれば、各自治体のルールに沿って処分できます。処分の対象になる不用品が多くなっていくと、自治体のごみ回収では対応できないこともあります。またまだ使える新しい家具や家電であれば、リサイクルショップに売るという方法もあるでしょう。
大きな家具や家電があると、問題になるのは、搬出をしたり処分をしたりするのが難しいということです。自分たちで、運び出したり、トラックに載せたりするのは難しいことがあります。特に、2階以上から運び出すとなると、自分たちでは作業できないでしょう。
もし大量の不用品があるのであれば、不用品回収サービスや生前整理サービスを利用すると良いでしょう。不用品の仕分けや搬出、処分まで業者に任せることができるので、手間がかかりません。不用品の量に合わせて、どのように処分するか決定していきましょう。
思い出の品の残しすぎに注意
別の注意したい点は、思い出の品の残しすぎです。これまでの人生で、多くの思い出の品がたくさんありますが、全て残しておくと膨大な量になってしまいます。全ての品を取っておくと、結局身辺整理が進みません。何を残しておきたいのか、ノートに書き出しておくと、重要な思い出の品を見極めることができるでしょう。
思い出の品がないのも、寂しいと感じることもあるでしょう。数ある思い出の品から、これは残しておきたいものをピックアップしておきます。後悔もなく、しっかりと身辺整理をするために、ノートに書き出すという手順を踏みましょう。
ノートに書き出すだけでも、整理しても良い思い出の品と、絶対の残しておきたいものを見極めやすくなります。思い出の品の中には、万が一の時に遺影に使ってほしい写真などもあるでしょう。必要なものまで捨ててしまわないように、よく思い出の品を見極めることが大切です。
人間関係の整理は慎重に
身辺整理をするものの中に、人間関係も含まれます。しかし人間関係に関しては、無理をして整理する必要はありません。修復ができる関係については修復し、決別した方がよい関係については身辺整理を機に、整理してしまうのも良いでしょう。
人間関係をどこまで整理するかは、誰と連絡を取っているのかを基準にできます。自分がストレスになってしまう人や、一緒にいたくない知人との関係は、身辺整理の際に整理してしまうのも良いでしょう。それよりも、本当に大切な友人との時間を大切にします。
最近は、デジタル機器でつながっている知人もいます。スマホやSNSだけでつながっている知人には、名前を見たくない人もいるかもしれません。もしそうなら、アドレス帳から削除したり、SNSのつながりも切ったりと、距離を置く方法を考えましょう。
年賀状を送るのをやめるのも、1つの整理となります。今まで年賀状を出していた方に、年賀状を出すのをやめる場合には、ご挨拶状を出すことが必要な場合もあるでしょう。場合によっては、ご挨拶状を送られるのが失礼だと感じる方もおられるので、相手に合わせて対応の仕方を選ぶのが重要です。
もちろん身辺整理をすることには、人間関係を断捨離するだけにとどまりません。身も心も入れ替えるついでに、久しぶりに親友に連絡をしてみるのも良いでしょう。思い出の品を見て思い出した昔の親友と、連絡を取ってみるのはいかがでしょうか?
デジタル品の整理も忘れずに
パソコンやスマホの中に入っている、デジタルデータも身辺整理の対象となります。重要なデータがあるのであれば、消去しておくと良いでしょう。SNSやクラウド上のデータは本人以外も管理できるようにしておきます。
連絡先などは、仕事の連絡もない人であれば、悪用される前に消去しておきます。その他の連絡先を残すのであれば、第三者が管理できるように、エンディングノートにパスワードなどを書き出しておきましょう。
身辺整理にトランクルームを活用!
身辺整理を進めるなかで、処分するべきか迷う物や、そうしても捨てることができない物も出てくるかもしれません。そのような場合は、トランクルームを活用してみるのも一つの方法です。
トランクルームとは、収納スペースをレンタルできるサービスのこと。次は、身辺整理の際にトランクルームを活用するメリットをご紹介します。
処分に迷う荷物の一時保管場所として活用
捨てるべきか残すべきか、すぐに判断することができない品をトランクルームに預けることで、生活スペースを犠牲にすることなく、じっくりと必要・不必要かを見極めることができます。
期間を決めてトランクルームに預けておき、使用する機会がなかった物や預けていたことすら忘れていたような物は処分する、といった具合に身辺整理を進めることができるでしょう。
荷物の量にあわせて部屋サイズを選択可能
部屋サイズが豊富に用意されている点も、トランクルームのメリットと言えます。
トランクルームには、ロッカーサイズの小さな部屋から、6帖以上の大きな部屋までさまざまなサイズがあります。
預けたい荷物に応じてサイズを選択することができ、身辺整理が進んだら小さな部屋に入れ替えるといった使い方も可能です。
いつでも利用可能
トランクルームには、24時間365日利用可能なところもあります。
そのため、時間に余裕があるときに少しずつ身辺整理を進めることができ、急遽預けている荷物が必要になった場合もすぐに取り出すことができます。
まとめ
今回は、身辺整理の方法や注意点、トランクルームが身辺整理の際に役立つ理由をご紹介しました。
身の回りを整理してすっきりしたいという方は、今回ご紹介した情報も参考に身辺整理に取り組んでみてはいかがでしょうか。
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