2021/10/20
印象を左右する!店舗の収納アイデアをご紹介!
お店の印象はさまざまな要素によって決まりますが、なかでも重要な要素のひとつとして店舗のレイアウトを挙げることができます。
しかし、
「収納スペースが足りなくて思うようなレイアウトを実現できない」
「店舗内に物が溢れていて雑多な印象になっている」
といったお悩みを抱えているお店もあるのではないでしょうか。
この記事では、店舗の収納アイデアをご紹介。収納スペースが足りない場合の解決策についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
Outline 読みたい項目からご覧いただけます。
店舗収納の基本とは?
まずは、店舗のレイアウトや収納における基本的な考え方について見ていきましょう。
店舗レイアウトの考え方
店舗のレイアウトを考える際は、まず顧客やスタッフの動線を考えましょう。顧客にとってもスタッフにとっても移動しやすい動線は、サービスの向上や在庫の補充速度アップにつながります。
スタッフの利点として、入口やレジ周辺が見やすければ、作業中でも入店や会計にすぐ気づくことができ、売り上げの機会を逃すことがありません。ゲスト(顧客)側の目線で見ると、店内をスムーズに見て回れる動線は圧迫感を感じることなく商品を見ることができるため、居心地良く感じます。
店舗収納の基本
スペースの少ない店舗でやってしまいがちなのが、在庫をとにかく置けるスペースへ無理やり押し込むというものです。毎日の目まぐるしい業務の中では仕方ない面もありますが、スピーディな商品補充・正確な在庫管理のためには、避けるべき行為です。
まずは以下の手順に沿って、収納スペースを分けることから始めましょう。
- 使用する場所(店頭・バックヤード)ごとに分ける
- 収納できる場所の確認(レジ周辺・店内・バックヤード)
- 収納場所に合わせてこまかく分ける
- 商品ごとにまとめる
可能な限り、店頭とバックヤードで使用する場所ごとに分けましょう。次に各収納スペースの広さに合わせ、在庫をこまかく分けます。余裕のある場合は、さらにこまかく分けて整理整頓すると、作業スピードが向上します。在庫管理が効率良く行われると、スタッフの集中力アップにもつながります。
店舗収納のポイントは?
品数・備品数の多い店舗でも、清潔感を演出できれば顧客に好印象を持ってもらえます。雑多なイメージを持たせないためには、店舗収納を見直しましょう。
前項目では基本的な在庫の収納方法について解説しましたが、この項目では、より踏み込んで『バックヤードに置ききれない在庫や備品をいかに収納するか』をご紹介します。
また、気を抜いてしまいがちなレジ周辺など、スタッフの目にしか入らないと思うような場所でも、ふとした拍子に顧客の目に入ることがあります。そのような場所の収納にも、十分注意してください。
見せる収納・見せない収納を使い分ける
在庫や備品の中には、見せても構わないもの・見えると困るものの2種類が存在します。
たとえば、在庫管理表や包装紙の予備などは、できれば隠しておきたいものに分類されます。見せられるもの・見せられないものに分けられる備品や在庫は、以下のような手順で、適切な収納場所に配置しましょう。
- 見せるもの・見せないものを分ける
- 見せるものは店舗デザインの一部に取り込む
- 見せないものは使う頻度の高さで分ける
- 使う頻度の低いものを奥へ収納する
たとえばワインバーの場合、重ねて収納できないワイングラスはスペースを大きく取るアイテムですが、天井から専用器具でぶら下げると、おしゃれな演出の一部となります。代わりに壁面や棚の収納スペースを広く利用できるため、無理なく収納力をアップさせることができます。
ワイングラスの例は、飲食店以外にも活用できる方法です。プレゼント包装依頼の多い雑貨店の場合、同じく壁面や天井にリボンや包装紙を収納するスペースを作ると、壁面を華やかに演出しながら収納できるでしょう。
このように、見せるものは店舗デザインの一部に取り込むことで、雰囲気を損なうことなく、効率良く収納できるようになります。
見せるべきではないものは、使う頻度の高い順に取り出しやすい場所へ収納しましょう。スタッフの作業効率を考え、配置を決めていきます。
デッドスペースの活用
見せたくない収納は、デッドスペースの活用がおすすめです。
たとえば飲食店であれば、客席の中に収納する方法があります。ボックス型ベンチの客席の場合、座面を持ち上げると収納スペースが用意されているタイプも多いのではないでしょうか。あまり活用されることのない座面下の収納スペースに、見せられない備品等を収納することで、無駄なくスペースを活用でき、店舗イメージを壊さずに済みます。
客席のほかには、たとえば以下のような収納スペースがあげられます。
- 天井から吊り下げ式の棚を作る
- 壁に棚を作る
- 鏡の裏を活用する
- 商品棚の下(台座など)を活用する
棚など見られそうで困る場合は、布やケースを利用して統一感を演出しつつ、上手に隠しましょう。商品棚の下も、布で隠すことで収納スペースになります。デッドスペースも多少の手間を加えることで、十分な収納スペースを作ることができます。
収納スペース不足にトランクルームが活躍!
工夫を凝らしても、在庫や備品の量が多くて店舗内に収納しきれない場合もあるのではないでしょうか。
そのような場合は、無理に店舗内に収納しようとせず、トランクルームを活用してみてはいかがでしょうか。
トランクルームとは、月額制で収納スペースをレンタルできるサービスのこと。なかでも、屋内型トランクルームと呼ばれるタイプは、店舗収納の課題解決に適しています。
次は、店舗の収納問題解決に屋内型トランクルームが役立つ理由を見ていきましょう。
店舗スペースを有効活用できる
店舗のバックヤードでは、今すぐ使わない備品がスペースを圧迫しているケースは少なくありません。
たとえば、販促用のPOP用品やタペストリー、イベント出店用の看板などの備品は、平常時に店舗に置いておく必要性はありません。
そうした備品をトランクルームに預けておくことで、空いたスペースを有効活用することができるでしょう。
安心の保管環境
セキュリティ面に力を入れているトランクルームも多く、入退館の管理はもちろん、防犯カメラの設置や警備会社との提携など、盗難リスクにも配慮されています。
必要なときにいつでも取り出し可能
多くの屋内型トランクルームは、24時間365日いつでも利用することが可能です。
そのため、預けていた備品が急遽必要になった場合でも、すぐに取り出すことができるでしょう。もちろん、開店前や閉店前に備品の補充や入れ替えに立ち寄ることも可能です。
そのため、第2のバックヤードのような感覚で利用することができるでしょう。
まとめ
今回は、店舗収納の基本や収納のポイント、そして収納スペース不足の解決に役立つトランクルームについてご紹介しました。
備品や在庫をスッキリと整理・収納することで、従業員の作業効率が向上するだけでなく、お客様にも好印象を与えることができます。
今回ご紹介した情報も参考に、店舗収納の改善に着手してみてはいかがでしょうか。
もっと知りたい!
続けてお読みください