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階段下収納の徹底活用ガイド!整理のコツや収納アイデア、片付かない場合の根本的な解決策を紹介!

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2階建て(3階建て)の戸建て住宅や、メゾネットタイプのマンションでは、階段下の物置スペース、いわゆる「階段下収納」が備わっていることがあります。

自宅に階段下収納がある方の中には、
「階段下収納をはじめ、スペースはあるはずなのに自宅内にモノが溢れている」
「階段下収納に何を置けばいいのかわからない」
「階段下収納の使い勝手が悪く、結局あまり利用していない」

といったお悩みを抱えている方もいらっしゃるかもしれません。

そこでこの記事では、階段下収納を最大限に活用するための基本的な考え方から、具体的な収納アイディア、階段下の収納スペースで活躍する棚やグッズなどを徹底解説。さらに、収納術だけでは解決しない収納問題への根本的な解決策もご紹介します。

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階段下収納が「使いにくい」と感じる原因

自宅に階段下収納があるものの、「使いにくい」と感じている方は多いのでは?なかには、上手な活用方法を見出せず、使っていないという方もいらっしゃるかもしれません。

ではなぜ、階段下収納は使いにくいと感じやすいのか、その原因について見ていきましょう。

原因1.階段下ならではの独特な「形状」

階段下収納はその構造上、天井が斜めになっている場合がほとんどです。また、一般的なクローゼットと異なり、「間口は狭いのに奥行きだけが異常にある」というアンバランスな形状になりがちなのも特徴です。

そのため、市販の収納棚やケースがぴったり収まらず、中途半端な隙間、いわゆるデッドスペースが生まれやすいのが最大の難点です。

原因2.光が届かない「暗さ」

階段下収納の多くは、窓がなく、照明も設置されていないことが大半です。

光が届かない暗い空間では、奥に何があるか視認しにくくなります。結果として、奥のスペースが活用されなくなったり、掃除が行き届かなくなったりするのです。

原因3.収納ルールが決まっていない「とりあえず置き」

前述したように階段下収納は形状が複雑で暗いため、「どう使っていいか分からない」と、とりあえずモノを詰め込んでしまいがちです。明確な収納ルール(何をどこに置くか)が決まっていなければ、スペースはあっという間に「とりあえず置き場」と化し、モノが雪崩のように積み上がってしまいます。

階段下収納を使いこなす3つのポイント

使いにくいと思われがちな階段下収納ですが、次の3つのポイントを意識することで、使い勝手を改善することが可能です。

  • 「手前」「中間」「奥」で役割を決めるゾーニング
  • 「キャスター付きアイテム」で奥の荷物も楽々取り出し
  • 「明るさ確保」で視認性アップ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

「手前」「中間」「奥」で役割を決めるゾーニング

階段下収納を有効活用するために、収納空間を「手前・中間・奥」の3つのエリアに分ける「ゾーニング(区分け)」から始めましょう。

それぞれのエリアに使用頻度を割り当て、置くモノを明確に決めます。

たとえば、もっともモノを取り出しやすい手前のエリアには、掃除機や日用品のストックなど、毎日あるいは週に数回程度使うモノを収納するのがおすすめです。

次に、中間エリアには工具類や薬箱など、毎日は使わないけれど、定期的に出番が訪れる荷物をおいておくのがセオリー。

そして奥のエリアには、年に1回あるいは数年に1回ほどしか使わないモノをしまっておくのがおすすめです。たとえば、季節家電やイベント・行事用の飾り付け、アルバムなどの思い出の品などが該当します。

「キャスター付きアイテム」で奥の荷物も楽々取り出し

階段下などの奥行きがある収納スペースの最大の課題は、「奥にしまったモノが取り出せない」ことです。これを解決するのがキャスター(車輪)付きのアイテムです。

奥行きにぴったり合うキャスター付きの台車や、キャスター付きのワゴン(ラック)を活用することで、奥にしまった荷物もスムーズに取り出すことが可能になり、階段下収納の利便性がぐっと高まります。

「明るさ確保」で視認性アップ

階段下の「暗さ」も、工夫次第で解消できます。

もっとも簡単なのは、工事不要の「電池式センサーライト」や「充電式LEDライト」を設置すること。扉を開けた時や人が入った時だけ自動で点灯するため、非常に便利です。

また、階段下に設置する収納グッズ(棚、ケース、ボックス)の色を「白」や「アイボリー」などの明るい色で統一するのも効果的。暗い空間でも光を反射し、中身を視認しやすくする視覚効果が期待できます。

階段下収納の活用アイデア7選

階段下収納の活用アイデア

次は、より具体的な階段下収納の活用アイディアをご紹介します。

アイデア1.パントリー(食品ストック庫)

キッチンやダイニングの近くにある階段下収納なら、パントリー(食品庫)として最適です。先述したポイントを踏まえ、手前にすぐ使う調味料や飲料、奥に缶詰や乾麺などの備蓄品をゾーニングして収納しましょう。

アイデア2.日用品のストック場所

階段下の収納スペースは、かさばる日用品のストック場所としても優秀です。

トイレットペーパーやティッシュ、洗剤の詰め替えなど、パッケージのサイズがバラバラなモノも、キャスター付きラックにまとめればスッキリと管理できます。

アイデア3.外出・帰宅時に便利なファミリークローク

玄関に近い階段下であれば、コートやアウターをかけるクロークにするのも良いでしょう。突っ張り棒やハンガーラックを設置し、出かける直前に上着を取り出したり、帰宅してすぐに上着をかけられる動線を作れます。

アイデア4.コードレス掃除機やロボット掃除機の基地

コードレス掃除機の充電スタンドや、扉が付いていないタイプの階段下収納ならお掃除ロボットの基地(ホーム)として活用するのもおすすめです。あらかじめコンセントが設置されているか、延長コードで確保できるか確認しましょう。

アイデア5.子どもの遊び場・秘密基地

あえて収納せず、「空間」として活用するのも一策です。天井が低い「おこもり感」は、子どもにとって絶好の遊び場になります。小さな机やクッションを置き、絵本を並べれば、立派な「秘密基地」の完成です。

アイデア6.本棚や書斎、ワークスペース

傾斜した壁面に沿って可動棚を設置すれば、大量の本を収納できるライブラリーになります。ある程度スペースに余裕があるなら、デスクを設置してコンパクトな書斎やワークスペースとしても活用できます。

アイデア7.防災グッズや備蓄品の保管場所

階段下の収納スペースを防災グッズや非常用持ち出し袋の置き場所としても活用するのもおすすめ。また、缶詰やレトルト食品などの非常食や備蓄水などは、日常使いするものではないものの、災害時の生活を守るためには必須です。

災害時に速やかに取り出す必要がある防災グッズや非常用持ち出し袋は、手前のスペースに設置しておきましょう。

階段下収納の使い勝手を高める便利グッズ

階段下収納の便利グッズ

特有の形状を持つ階段下収納を攻略するには、空間に合わせた「階段下 収納 棚」や便利グッズの選定が鍵を握ります。

奥行きを活かす「キャスター付きラック(ワゴン)」

すでに触れたとおり、階段下収納の奥行きを活かすにはキャスター付きのラックやワゴンは必須アイテムです。奥行きに合わせたサイズを選び、取っ手をつければ、奥のモノも簡単に引き出せる「可動式の棚」が完成します。

高さが変えられる「可動棚・ユニットシェルフ」

天井が斜めに下がっていく空間では、高さが固定された棚はデッドスペースを生みやすくなります。階段下収納では、棚板の高さを自由に変えられる「可動棚」や、パーツを組み合わせて高さを調整できる「ユニットシェルフ(スチールラックなど)」が活躍します。

ごちゃつき隠しに「ファイルボックス・収納ケース」

細かいモノや日用品のストックは、そのまま棚に置くと雑然として見えます。

ファイルボックスや同色・同規格の収納ケースにラベリングして収めることで、見た目がスッキリし、「どこに何があるのか」がわかりやすくなります。

スペースに合った棚をDIY!「2x4材&専用パーツ」

市販品で合うサイズがない場合、DIYで傾斜に合わせた棚を自作するのも一つの手段です。

2x4(ツーバイフォー)材と専用パーツ(例:ディアウォール、ラブリコなど)を使えば、壁や天井を傷つけずに柱を立て、好きな高さに棚板を設置できます。

「突っ張り棒」や「S字フック」でお手軽DIY

手軽に収納力をアップさせたいなら、100円ショップのアイテムを使ったお手軽DIYもおすすめ。

  • 突っ張り棒:わずかな隙間に突っ張り棒を渡し、スプレーボトルを引っ掛けたり、S字フックで小物を吊り下げたりできます。
  • S字フック:ハンガーラックや棚の側面に設置し、バッグや掃除用具を「吊るす収納」に。
  • ワイヤーネット:壁面に設置し、フックやカゴを組み合わせて「見せる収納」に。

階段下収納が片付かない場合はトランクルームを活用

ここまで紹介した階段下の収納アイデアや便利グッズの活用術は、「今あるモノを、いかに効率よく収めるか」というテクニックです。しかし、そもそも「収納スペースの容量(キャパシティ)」を「所有しているモノの量」が超えていたら、どんなに工夫してもすっきりと片付くことはありません。

「モノが多すぎる」という根本原因に対する解決策は、収納テクニックではなく「モノの置き場所」を見直すことです。そこで有効なのが、「トランクルーム(レンタル収納スペース)」の活用です。

トランクルームとは、収納スペースをレンタルしたり、段ボールなどに詰めた荷物を預けたりできるサービスのこと。

トランクルームを活用することで、階段下収納に収まりきらない荷物を預けておいたり、普段使わない荷物を預けて自宅の収納スペースに余裕を持たせたりすることができます。

では、トランクルーム活用のメリットについて詳しく見ていきましょう。

階段下に収まりきらない荷物を収納可能

トランクルームには、さまざまなサイズの収納スペースが用意されています。

預けたいモノの量に応じてサイズを選べるので、階段下に収まらない荷物をまとめて預けておくことができます。

たとえば、衣替えした洋服や、頻繁に着用しない衣類、来客用の寝具など、日常的に取り出さない荷物を預ければ、「階段下の収納スペースが狭くてモノが収まりきらない」といった状況を解決できます。

とくに、屋内型と呼ばれるトランクルームであれば24時間365日荷物を預けたり取り出したりすることができるので、第2のクローゼット感覚で活用できるでしょう。

階段下収納の使い勝手がアップ

トランクルームに荷物を預け、階段下収納のスペースに余裕ができれば、使い勝手も向上します。

階段下の収納スペース内にモノがぎゅうぎゅうに詰め込まれた状態では、奥の荷物を取り出しにくかったり、どこに取り出したいモノがあるか分かりにくかったりします。

トランクルームを活用して階段下の収納スペースに程よい余裕ができれば、モノを出し入れしやすく、整理整頓された状態をキープすることができるでしょう。

快適な保管環境でカビや劣化を防止

階段下の収納スペースは、定期的に荷物の出し入れやお掃除をしていないと、ホコリがたまってしまいがち。また、スペース内にぎっしりとモノを詰め込んでいると、空気が循環しにくく、湿気がこもってカビが繁殖したり、害虫が発生しやすくなる可能性があります。

一方、空調設備が整った屋内型のトランクルームなら、カビや湿気、害虫から大切な衣類や思い出の品を守ることができるでしょう。

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まとめ

今回は、階段下の収納スペースに焦点を当て、収納のポイントやアイデア、便利グッズなどを紹介しました。

使いづらいと思われがちな階段下収納も、ちょっとしたコツや工夫、便利アイテムを利用することで、使いやすい収納スペースに生まれ変わります。また、トランクルームを活用することで、階段下に収まりきらない荷物を預けたり、階段下収納の使い勝手を高めたりすることができます。

階段下収納を有効活用したいと考えている方は、今回ご紹介した収納アイデアや便利グッズ、そしてトランクルームの活用を検討してみてはいかがでしょうか。

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