2026/01/22
カウンターキッチン下の収納を完全攻略!デッドスペースをおしゃれに活用するアイデアと選び方のコツ

家族のコミュニケーションを円滑にしてくれる対面式のカウンターキッチン(キッチンカウンター)。
しかし、カウンターキッチンの下部スペースを有効活用できていないという方は多いのではないでしょうか。
モノが集まりやすいキッチン・ダイニングをスッキリと整理整頓するには、デッドスペースになりやすいカウンターキッチン下のスペースの活用が有効です。
この記事では、カウンターキッチン下を有効活用するための収納術を解説します。家具の選び方はもちろん、DIYアイデアや、どうしてもモノが溢れてしまう場合の解決策まで網羅しました。ぜひ参考にしてください。
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なぜカウンター下の収納は難しい?失敗しないための基本ステップ
「とりあえず適当な棚を設置すれば片付くだろう」と考えるのは、少し危険です。カウンター下収納で失敗しないためには、まずこの場所特有の「難しさ」を理解し、計画を立てることが重要です。
最大のネックは「奥行き」の浅さ
カウンター下の収納を難しくしている最大の要因は、その奥行きの浅さにあります。
一般的な対面キッチンのカウンター下(ダイニング側)は奥行きが浅く、カラーボックスやチェストを置くと、カウンターから飛び出してしまうケースが少なくありません。
カウンター下から家具が飛び出てしまうと、ダイニングの動線を妨げたり、圧迫感を与えて部屋が狭く見えたりする原因になります。「薄型」に特化した収納アイテム選びが必須条件です。
収納するモノを決める
家具を探す前に、「カウンターキッチンの下に何を置きたいか」を具体的にリストアップしましょう。奥行きが浅い場所には、「大きくかさばるモノ」よりも、「頻繁に使う細々したモノ」を収納するのが適しています。
たとえば、カウンターキッチン下の収納したいアイテムとしては以下を挙げることができます。
【カウンター下におすすめの収納アイテム例】
- 文房具・印鑑
- 書類・郵便物
- 常備薬・サプリメント
- 日用品のストック
- グラス・マグカップ
- 本・雑誌
「見せる」か「隠す」かスタイルを決める
何を収納するか決まったら、次は収納のスタイルを決めましょう。大きく分けて2つの方向性があります。
- 1. 隠す収納(扉付き):
生活感を出したくない方向け。ごちゃごちゃした小物やストック品をすっきり隠せます。ホコリが入りにくいのもメリットです。 - 2. 見せる収納(オープンラック):
取り出しやすさを重視する方や、ディスプレイを楽しみたい方向け。圧迫感が少なく、空間に抜け感が出ます。
【スタイル別】カウンターキッチン下のおしゃれな収納アイデア実例

次は、ご自宅のインテリアやライフスタイルに合わせて選べる、カウンターキッチン下の具体的な収納アイデアをご紹介します。
【隠す収納】薄型キャビネット・チェストですっきり
リビング・ダイニングをモデルルームのようにすっきり見せたい場合は、引き戸タイプの薄型キャビネットがおすすめです。
開き戸(手前に開くタイプ)や引き出しタイプは、開閉時にスペースを必要とするため、ダイニングテーブルがすぐ近くにあると椅子と干渉して使いづらいことがあります。その点、引き戸なら手前のスペースを気にせず開閉でき、動線を確保できます。
【見せる収納】オープンシェルフ・カラーボックス活用
「ワンアクションでモノを取り出したい」「お気に入りの雑貨を飾りたい」という場合は、オープンシェルフが最適です。
ただし、ただモノを並べるだけでは散らかった印象になりがちです。おしゃれに見せるコツは、「カゴ」や「ボックス」を統一することです。
ラタンバスケットやファイルボックスを並べて、その中に細々したものを放り込む形式にすれば、見た目は整いつつ、使い勝手も良い収納になります。
【DIY・簡易収納】突っ張り棒・ワゴン・ディアウォール
賃貸住宅にお住まいの方や、コストを抑えたい方にはDIYや簡易グッズの活用がおすすめです。
- 薄型ワゴンを活用:
キャスター付きの薄型ワゴンなら、必要な時だけテーブルの横に引き出し、使わない時はカウンター下に格納できます。 - ディアウォール・ラブリコ:
床と天井を突っ張って柱を作るDIYパーツを使えば、壁を傷つけずに棚を設置できます。奥行きをミリ単位で調整できるため、カウンター下にシンデレラフィットする棚が作れます。 - 突っ張り棒で簡易棚:
軽いモノ(キッチンペーパーやランチョンマットなど)なら、突っ張り棒2本とワイヤーネット、あるいは突っ張り棚だけで簡易的な収納スペースが作れます。
カウンター下収納家具の選び方
デザインだけで選んでしまうと、「設置してみたら隙間ができた」「使いにくい」といった失敗につながります。カウンター下に設置する収納家具の購入前に必ず確認すべき3つのポイントを押さえましょう。
1. サイズ計測は「幅木(はばき)」まで考慮する
サイズ計測で最も失敗が多いのが、壁と床の境目にある「幅木(はばき)」の存在を忘れてしまうことです。
幅木の厚み分だけ家具が壁から浮いてしまうと、不安定になるだけでなく、隙間にホコリが溜まります。
家具の背面下部が幅木カット加工されているものを選ぶと、壁にぴったり設置できます。
2. 部屋の雰囲気や他の家具のテイストに合わせる
カウンター下はリビング・ダイニングスペースのなかでも存在感があるため、部屋の印象を大きく左右します。そのため、カウンターキッチン下に収納家具を設置する場合には、既存のインテリアと調和させることが大切です。
たとえば、ナチュラル、北欧風の部屋であれば、フローリングの色味と合わせた木目調の家具、インダストリアルやモダンな雰囲気が好みなら、ダークカラーやアイアン素材の家具を選ぶのもおすすめです。
3. 機能性(コンセント穴・耐震機能)をチェック
意外と見落としがちなのが配線です。Wi-Fiルーターやスマホの充電ステーションとして使いたい場合は、背面にコードを通す穴(配線穴)があるかを確認しましょう。
また、地震対策として、固定可能かどうかもチェックしておくことをおすすめします。
「天井突っ張り機能」が付いているものを選ぶと安全性が高まります。突っ張りアジャスターなどで設置場所に固定できると安心です。
どうしても収納が足りない!キッチン・ダイニングを広く保つ「第3の選択肢」
カウンターキッチン下の収納を整えても、「まだモノが溢れている」「入りきらない」というケースもあるでしょう。じつは、収納家具を増やすことだけが正解ではありません。
カウンター下に入りきらない「季節モノ・思い出の品」
カウンター下の収納容量には、奥行きの関係上、物理的な限界があります。そこに、使用頻度の低い以下のようなモノを詰め込もうとしていませんか?
- めったに使わないホットプレートや大鍋
- 大量の食品ストックや飲料
- 季節外れの飾り物やお子様の作品
- 昔のアルバムや書類
これらを無理にカウンター下に押し込むと、本当に使いたい「毎日の小物」が取り出しにくくなり、結果としてダイニングテーブルがまた散らかる原因(リバウンド)になってしまいます。
トランクルーム活用で「使うモノだけ」を置く快適な暮らし
キッチン・ダイニング周りを常に広々と快適に保つためには、「今、頻繁に使うモノ」だけを近くに置き、それ以外を外部へ預けるという選択肢も非常に有効です。
とくに近年注目を集めているのが、トランクルームの活用です。
トランクルームとは、自宅以外の場所に収納スペースをレンタルできるサービスのこと。
なかでも、屋内型と呼ばれるタイプのトランクルームは、24時間いつでも荷物を預けたり取り出したりすることができるので、第2のクローゼットやパントリー感覚で利用することができます。
たとえば、ホットプレートや大鍋などの使用頻度が少ない調理道具や、来客用の大皿やグラスといった食器類、防災用の備蓄品など、「すぐには使わないけれど必要な物」を預けておくことで、キッチン・ダイニング周りをスッキリと整理整頓することができます。
また、多くの屋内型トランクルームでは、空調設備が稼働しているほか、定期的な清掃によって清潔な環境が保たれているため、食器類や調理器具といった衛生面が気になるアイテムも安心して預けておくことができるでしょう。
カウンターキッチン下の収納に関するQ&A(FAQ)
カウンターキッチン下の収納に関するよくある質問とその回答について改めて整理していきましょう。
Q1. カウンター下の家具選びで失敗しないための、最大のポイントは何ですか?
A. 最大のポイントは「奥行き」の浅さを考慮することです。家具が飛び出すと動線の妨げや圧迫感の原因となるため、「薄型」に特化した収納アイテムを選ぶことが必須条件です。また、設置の際は壁と床の境目にある「幅木(はばき)」の厚みを考慮し、家具の背面下部が「幅木カット加工」されているものを選ぶと、壁にぴったりと設置できます。
Q2. カウンター下のスペースには、何を収納するのがおすすめですか?
A. 奥行きが浅いため、かさばるモノよりも「頻繁に使う細々したモノ」の収納が適しています。 たとえば、文房具や書類・郵便物、常備薬やサプリメント、グラス・マグカップなどがおすすめです。
Q3. ダイニングテーブルがすぐ近くにある場合、どんな収納家具が適していますか?
A. 「引き戸タイプ」の薄型キャビネットがおすすめです。 開き戸(手前に開くタイプ)や引き出しタイプは、開閉時に手前のスペースが必要になるため、椅子やテーブルと干渉して使いづらくなることがあります。引き戸であれば手前のスペースを気にせず開閉でき、動線を確保しながら生活感を出さずに収納することが可能です。
Q4. 賃貸住宅やコストを抑えたい場合におすすめの収納方法は?
A. DIYや簡易グッズの活用が有効です。 例えば、キャスター付きの「薄型ワゴン」なら必要な時だけ引き出して使えますし、床と天井を突っ張る「ディアウォール」などのパーツを使えば、壁を傷つけずに奥行きがぴったり合う棚を作れます。また、軽いものであれば「突っ張り棒」や「突っ張り棚」を使って簡易的な収納スペースを作ることも可能です。
Q5. モノが収まりきらない場合はどうすればよい?
A. 無理に詰め込まず、使用頻度の低いモノを「外部(トランクルームなど)」に預けることを検討してください。 カウンター下の容量には限界があるため、めったに使わないホットプレート、大鍋、季節外れの飾り物などを詰め込むと、日常使いの小物が取り出しにくくなり散らかる原因になります。屋内型トランクルームなどのサービスを活用し、今頻繁に使うモノだけをキッチン周りに残すことで、快適な空間を保つことができます。
まとめ
今回は、カウンターキッチン下の収納術や棚選びのポイント、どうしてもキッチン・ダイニング周りが片付かない場合の解決策まで解説しました。
カウンターキッチン下は、上手に活用することで整理・収納の強い味方となってくれます。また、カウンターキッチン下に収まりきらないモノは、トランクルームに預けることで、キッチン周りをスッキリとした利便性の高い空間にキープすることができます。
今回ご紹介した情報も参考に、カウンターキッチン下の収納アイデアやトランクルーム活用を実践してみてはいかがでしょうか。
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